FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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ローマ守護チーム その三

 皆さんこんにちは、ノンケ(姉)です。一言から溢れる脅威臭よ……

 前回はローマの長城をぶち壊す為の策を練り……まさかの令呪の使い方が発覚しました。曰く、邪ンヌがサーヴァント初心者だったために出た意見だったそうで。藤丸君ももっとニュービー的な回答してホラホラ。

 

>かくてスーパースパイ、シュヴァリエ・デオンは旅立つ事と相成った……と、ここで会議は終わるはずだったのだが、ここでとある提案がダ・ヴィンチから出た。

 

『どうせコレだけリソースを豪快に使うんだから、更に大盤振る舞いと行かないかい?』

「む? どういう事だ、魔術師よ」

『ふふん。言ったろう? 我らには一騎当千のサーヴァントが付いてる。その力は、天にすら及ぶのだよ』

 

>その視線が向いたのは……会議に一切口を出さずとても静かに佇んでいたメドゥーサ。

 

 天にまで力が届く……メドゥーサさん……あ、成程ですね(瞬間理解)

 

「……あの、なんでしょうか」

『本造院君ならわかるんじゃないかい? 私のやりたい事、君はもうオルレアンで似たような事をやってたからね』

 

>そう言われ……少しばかり思考すれば、容易にその答えに辿り着くことが出来た。その記憶はある意味、鮮烈に貴方の頭脳に焼き付いている。メドゥーサの大活躍と共に。

 

>>成程! メドゥーサさんに運んで貰うのか!

>>成程! 俺がメドゥーサさんと一緒に囮を!

 

 違う違う違うそうじゃ、そうじゃない(緊急停止) というか余計な所を思い出してはいけない(戒め) 選択肢は当然上なんだよなぁ……毎度毎度素っ頓狂な選択肢を入れないで欲しいのはワガママでしょうか(疑問)

 

『そう、メドゥーサのペガサスなら彼を素早く連合の首都まで運べる。より長く調べる事も出来るんじゃないかな』

 

>長く調べる事が出来るなら、その分有用な情報は増えるかもしれない。コレは良案だ。後はメドゥーサが承知してくれるかだが。

 

>>メドゥーサ、頼めるかな?

>>貴女が嫌じゃなければだけれど。

 

 無理に言う事を聞かせるのはマスターの屑だからね、ちゃんとお願いしないといけません。プリーズ(インテグラ並感) それは威圧してるだろ! ちゃんとヨツンヴァインになってお願いをするんだよ!

 

「分かりました。とはいえ余り乗り心地は保証できませんが、それでも構わないのであればですが」

「文句なんてないよ。私が運んで貰う側だからね」

 

>方針は決まった。藤丸達が戻り次第デオンを乗せてメドゥーサは出発。出来得る限りの情報をかき集めたらすぐさまローマに取って返す、という事になった。作戦の内容を確認した後、思わず、といった様子でネロが溜息を一つつく。

 

「ううむ……何という贅沢な策であろうなぁ。天馬の力を借り、凄まじい実力者を斥候として送るとは」

 

 そう考えてみれば、サーヴァントを態々使って情報収集だけするっていうのは確かに贅沢とか言う問題を遥かに超えている気がします。でもええやん、気に入ったわ。こういう豪快に過ぎる策略狂おしいほど好き。七章も好き。

 

「うむ! こんな一手が打てるとは、正に余のローマには追い風が吹いている! この調子でガリア遠征も勝利! 勝利! 勝利! である!」

 

>>粉砕! 玉砕! 大喝采!

>>勝利し続ければ、安泰じゃ。

 

 お前は何処の社長だよ、何処の桃太郎卿なんだよ!(半ギレ) いよいよもって選択肢君がプレイヤーに牙を剥いてきましたが……こんなチンピラ顔が卿を名乗ったら殺されそうなので上だよね(自明の理)

 

「……そう上手く行くとは決まっていないのですが」

「まぁまぁ、良いではないですか。お二人共、楽しそうですし。今のこの空気に水を差すのは無粋、というものですよ」

「その心配を杞憂に終わらせる為、マスターの期待に応える為にも、頑張るよ」

 

>楽しそうなネロと貴方を見つめ、微妙な表情のメドゥーサ、微笑む香子、苦笑いのデオン。この何とも奇妙な空間は、そろそろで解散でも良いんじゃないか、というダ・ヴィンチの言葉がかかるまで続いた。

 

 普通に楽しそうだと思った(KONAMI) 失敗の可能性ばかりを考えてたら上手く行くものも上手く行かないからね、成功しか見ないのも多少は……良くないと思うんですけど(うわぁ! 急に冷静になるな!)

 

>――解散後。暫くは自由行動と言われた。と言っても何処へ行ったものか……と思ったので、貴方は通りがかりの兵士に尋ねてみた。物凄い怯えた様子でその兵士はとある三つの候補を示してくれた。

 

>>練兵場に行ってみる。

>>書庫に行ってみる。

>>適当に散歩してみる。

 

 おっとここで行動選択肢、三か所も示してくれちゃってぇ、そんなに探索して欲しいのかよ?(挑発) いいぜ、お前がそんなにこのローマ帝国を探索して欲しいっていうなら、先ずは(ry

 まぁ全人類の基本はパルプンテだと伝説の勇者『ああああ』も言っているので、ここはパルプンテ……ならぬ完全ランダムな散歩でOK牧場(死語)

 

>城内を適当にぶらつくことにした。何が起きても臨機応変に対応できる……というのは建前、本当は考えるのが面倒くさくなっただけだった。

 

 ホモ君が建前を覚えている……!(感涙) まるでサルが道具の使い方を覚えた時の様な感動に近いものがありますねコレは……いや待ってください、そういう言い方をするのはサルに失礼ではないかと(分析)

 

>そうして歩いて行った先、貴方の眼に入ったのは……香子、とローマ軍の兵士らしき二人組だった。声でもかけようと近寄った貴方は、香子が少し困った様子である事に気が付いた。

 

「お願いします! 我々、美しいご婦人を連れてくるように頼まれているのですよ!」

「この哀れな兵士二人を助けると思って、なにとぞ!」

「あ、あの! えっと、それは……!」

 

 なんか香子さんがナンパされてるんですがそれは。イタリア人というのは情熱的と言われてますけど、この時代からの話だったのかたまげたなぁ……

 

「お願いします! 居てくれるだけでも構わないので! 座っているだけで良いので!」

「貴方の様な華は、いらっしゃるだけでも我らの士気は高まるのです! なにとぞ!」

「はわわわわわ!?」

 

>スゴイ勢いで誘われている。その勢いに圧されているのか、香子は言葉を返す事も満足に出来ていないようだ。これは、どうしたものか。

 

>>(比較的穏便に)助ける。

>>(物理的に)助ける。

 

 容赦なんて要らねぇんだよ!(リミッター解除) 香子さんみたいなお淑やかな女の人を囲んで連れていくとか実際犯罪行為、ローマ兵死すべし慈悲は無い。イヤー! イヤー! イヤー!

 

>流石に放っておくわけにもいかない。何時もは出来るだけ怖く見えないようにおどけた口調で振舞っているのだが、こういう場合はそれをする必要も無いだろう……と、脳髄から溢れる熱に任せ、歩き出した。

 

>>おい、アンタら。それくらいにしておいて貰えねぇか。

>>他人の連れに手ぇだすたぁ、随分躾がなっちゃいねぇなぁ。

 

 完全にチンピラになってませんかホモ君!? というかその見かけでそのセリフは完全にその筋の人にしか見えない……見えなくない? とはいえ似合いそうなセリフを選ぶのはプレイヤーの心得ですし(選択肢下)

 

「マスター……ひゅぃっ!?」

「え? ご婦人のお連れ……おひぃっ!?」

「お前どうした……ぬぉっ!?」

 

>何時も普通に歩いているのを、ちょっとだらしなく、ガラが悪い感じで歩くだけでこれである。何時も『お前は人一倍礼儀正しく振舞わないと危ない』と言われていたのは伊達では無いのだ。

 

「え、ええええええと……ご婦人! 我々はこれで!」

「申し訳ありませんでしたお止めしてしまって失礼しまーす!」

 

 一発で退散してて草不可避。ホモ君ってタッパもあって割とガッチリしてるから、その怖い顔と合わさってちょっと……コレは間違いなく極道の鉄砲玉言われても言い訳不可能ですわ。

 

「え、えっと、マスター? あの……」

 

>>香子さん大丈夫だった?

>>いやー、上手くいって良かった。

 

 一発で戻ってて草ぁ! お前マジで張りぼてじゃねぇかぁ!

 

「……マスター?」

 

>香子が怪訝な表情で此方を見ている。少しばかり怖かったのは間違いないだろうが、そんな顔で見なくても良いじゃないかと思ったが……しかし香子が無事に助けられたのだから良いだろう。

 

「えっと……あ、いえ。なんでもありません。ありがとうございました」

 

 そりゃあ秒速であんだけ豹変したらビックリするのも多少はね?

 次回は香子さんとの行動回になるかもしれませんねぇ! と言った所で今回はここまでになりますが……次回は特別編になります。ルーブルでのジークさんとの戦闘シーンがあまりにも勿体ないので、ちょっとした編集版として次回、公開しようと思います(先行入力) 嘲笑するご準備をなさっていただければ幸いです。ご視聴、ありがとうございました。




次回はジークフリートさんの戦闘回、別名没プロットの有効活用です。生暖かい目で見て頂ければ幸いです。それが終わったらアンケートの奴書けますね(気さくな予想)
あ、アンケートはこの話で区切りました。皆さま、投票ありがとナス!

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