FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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作戦開始 その一

 皆さんこんにちは。ノンケ(新星バスターゴリラ)です。最近悟ったんですけど、サーヴァント縛りでやってると数足りない……足りなくない?

 前回は、香子さんがナンパされました。アァン!? なにしてる訳? コレは許されぬものですわ……という事で怒りのヤクザムーヴかましてやりました。やったぜ(大勝利) これは執行対象ですねぇ……(PHYCOPASS並感)

 

>――立香達が玉座の間へ帰ってきたのは、デオン、メドゥーサの連合ローマへのスパイ作戦を決定したその翌日。無事に召喚サークルを設置した、という報告があった、その半日程後の事だった。

 

「マスター藤丸。及びそのサーヴァントのマシュ・キリエライトとジャンヌ・オルタナティブ、そしてレオニダス。無事帰還しました。ネロ陛下」

「うむ! 良くぞ戻った!」

 

 藤丸君ご帰還です。こっちが状況を一歩前進させたように見えるでしょう? 実はキッチリと補給の供給を行ってた藤丸君の方が普通に活躍してるんですよね。戦は戦う前に勝負が決まる、補給はその第一歩ってそれ一。

 

「凄かったぞ、火山に沢山のゴーストが居て……でも。それだけの数のゴーストが居るって事はヤバい霊地なんだってさ! 確保して正解だったって!」

『これで、ここでの活動は万全になったと言えるよ。ただ、活動が万全になっても課題は残っているみたいだけどね。デオン卿とメドゥーサさんの活躍に期待、なのかな?』

 

 活躍して貰わないとこっちも普通に全滅するというか。戦争は下準備の段階からもう始まってる!(功名戦ガキ) あのクソッたれの三重長城を崩壊させる為にも、先ずは情報戦から制して行くんだよ上等だろ。

 

『とはいえ、潜入しているデオン卿とは通信も出来ないし』

「寧ろ、直接的な援護は僕が間者だと特定される要因になるから」

『直接的な一手は避けるべきだろう。だからまず僕らがやるべきは……そっちが出来るだけ敵地で動きやすい様にする為の間接的支援、陽動だろうね』

 

>問題は、その陽動をどうやって行うかだが。その為の絶好の機会は、もう既に目の前に来て居る。

 

「――ガリア遠征の、その理由が増えた形になるな」

「それはガリアでの戦いに目を向けさせて、デオンさんから目を逸らさせる、という事でしょうか、ネロ陛下」

「うむ。元からガリアでの勝利は華々しく各方面へ喧伝するつもりではあった。その報がより派手に、かつ豪快な物になれば、我らに味方する者も増えるかもしれん。一石二鳥であるな!」

 

 男は黙って足し算だけ覚えておく、コレ常識。どんな事も押して押してただ只管に押し続けて解決するんだよ。とりあえず戦果を全部足し算しろよこの野郎 あぁ!? あくしろよ!(功名餓鬼)

 

「……ガリアでの戦いに目を向けさせる、と言っても、どうすれば良いのでしょう」

「マシュ殿、難しく考える必要性はありません! 要するに、我々がガリアで戦っているというのが相手に伝わればいい! ならば我々のやる事は変わらず、全力でガリアの戦線にて暴れまわる事!」

「はっ! いいじゃない。そういう分かりやすいの、好みよ?」

 

 私は邪ンヌのそういう歪んだ笑顔が凄い好きですよ本当に。こういう時、本当に良い笑顔しますよね。全てに対して反逆するっていう意思が明確に見て取れます。私は負けない(反逆の狼煙)

 

「良し、方針は固まったな。藤丸達の小休止の後、ガリア遠征、及び連合ローマ首都への間諜作戦を開始する事としよう。暫くしたら伝令を寄こす故、それまで支度を整えて待つが良い」

 

>――ならば、その間に此方でも動きを詰めるべきだろう。玉座の間から退室した後、貴方達は、立香達の小休止と作戦会議を兼ね、立香の私室に集まっていた。

 

「重要なのは、どの情報を優先的に狙うか、だね」

「デオンさんが潜入できる時間は限られていますからね」

「最優先は、取り敢えず長城に付いてだとは思う。問題は、その次だ。もし長城についての情報を獲得するのが難しいと判断した場合、その代わり、次善の一手が必要だろう」

 

 二の矢は実際大事、リンゴの狩人もそう言ってる。外しちまったら? ああ……その時もまた、腕の見せ所だ(狩人並感)

 

「候補は?」

「その裏切り者、とやらの情報じゃない? ソイツを見つけ出して炙り出すってのは案外楽しそうな気がするし……えぇ、実に」

「連合ローマを統べる頂点! 相手の行動を推測する為にその辺りの情報も必要かと!」

『各地の戦力状況というのも役立つ気はするけど』

 

>意見は幾つか出たが……それを二つに絞ったのは、立香のとある意見だった。

 

「やっぱり、敵の懐で一番探りやすい情報が良いと思う。情報が取れなかった時は、多分作戦が失敗して危ない時だろうし、簡単に奪えて、相当に重要な……やっぱり人名とかが良いんじゃないかな」

 

 藤丸君の知能が光る光る(ご満悦) ホモ君が完全に脳筋だからね、相方が知能派じゃないとどうしようもないね。あ、ホモ君についてはもう諦めました。だって変に中途半端に頭良くなっても役に立たないし……

 

>>レフ・ライノールについて。

>>連合ローマの首魁について。

 

さて、と言った所で選択肢のお時間ですが……下についてはネロちゃま自身で乗り越える事だと思うので(試練の時)やっぱり上だよね。

 

「――了解した。レフ・ライノールに付いて。この特異点に居るかどうかだけでも必ず探りだして来るよ」

『よろしくお願いしたい。とはいえ、最優先は』

「長城に付いて、だね。分かっているさ。全力を賭して挑むとも」

 

 必ず探し出してくれ(殺意の語録放棄) この殺意に意味など無い、理由など無い。ただFGOプレイヤーとしてプレイをし始めた時点で、、レフをレ/フするのは運命であり宿命であり必然なんだよね、ハハァ(殺意の笑み)

 

「――と、もう時間が来たみたいだね」

 

>そう言って、デオンが立ち上がる。その視線は、部屋の入口に来ていた兵士に向けられていた。伝令の兵士だろう。

 

「では、僕らは先んじて出発させてもらおう……メドゥーサ」

「分かりました……あ、そう言えば。私はどのように合流すればいいのでしょう。そのままあの子に跨って、合流してしまっていいのでしょうか」

 

>>いや、万が一デオンの事がバレてもマズいから、徒歩で。

>>寧ろ空から降ってきてガリアの地を蹂躙してくれ。

 

 スパイ行為が目立ったらマズいだルルォ!? ここは当然選択肢上だよね(即決) でもメドゥーサさんの空中強襲なら見てみたいかも(ドゴォ)

 

「了解しました。少し合流には時間がかかると思いますが……」

 

>それなら、最悪先にローマに戻っても構わない。と貴方は告げる。万が一にも入れ違いになってしまったらそれこそ目も当てられない、と。

 

「いえ、それではマズいかと。それでは私の魔力が、恐らくもたないと……思います。あの子を出した後なので、魔力の消費も、それなりですし」

「えっ、それってメドゥーサさんが消えるって事!? 大変だ! 令呪切るか!?」

『令呪はそんなポンポンポンポン切って良い物じゃないから! 藤丸君はその辺り教育しないとね! マシュと一緒に!』

 

 マシュちゃんが「先輩と一緒にお勉強楽しそうです!」って顔してるのと逆に藤丸君がこの世の終わりが来たみたいな表情してるのがクソワロタ。若干嬉しそうにしてる辺りマシュと一緒に勉強というのは嬉しいようですが、それ以上に勉強が嫌いなんでしょうね(類推)

 

「……一応、時間を延ばす手も、無いでは無いですが……」

『おや、そんなウルトラCがあるとは……一体どんな手だい?』

 

>若干、言い難そうな顔をした後……メドゥーサは口を開いた。

 

「私は、一応()()()です。それを生かせば、時間を延ばす事も出来る、かもしれませんが……しかしながら」

『あーうん。成程……』

 

 因みにコレの設定の所為か、血の代わりに……とかいう理由でメドゥーサさんは薄い本で引っ張りだこになって居ます。しかも型月の設定上それでも間違いないのがタチ悪いんだよなぁ……

 

『それは……うーん』

「いえ、土台不可能だとは思うので言わなかったのですから。ですので、私はそちらに直接合流するのが一番宜しい、と思うのです」

 

>吸血。血を吸う。サーヴァントから血を吸う意味があるとは思えないので当然、活き血という事になる。そういう事なら、と貴方は自分の腕をメドゥーサさんの前に差し出した。

 

 えっ、ホモ君、ちょっと待ってください。これって、もしかして、もしかするかもしれませんよ(嫌な予感)

 

「……なんです?」

 

>>さぁ、僕の血を吸いなよ!

>>さぁ、僕の血をお食べよメドゥーサさん!

 

 言ったアアアアアア!? メドゥーサさんの結構柔らかい部分を思いっきりジューシーな肉で殴りつけて言ったぁああああ!?

 

 と、行った所で今回はここまでです。ご視聴、ありがとうございました。

 




ホモ君にはサーヴァントの事が分からない……

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