FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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女王と筋肉 その三

 皆さんこんにちは、ノンケ(餡子ヒロイン)です。

 前回はスパさんと交流、ブーディカさんと交流、今は出会い厨の様に交流……! そしてその最中にネロちゃまが離脱。どうやら偏頭痛が悪くなっている様です。理由はまぁお察しで。

 

「――まぁ、ネロ公もあんな風になっちゃう位には、現状は最悪って事なんだよね。それこそ戦力は連合首都侵攻した時の半分くらい。ローマの将も全然居なくなちゃって……」

 

>残っているのは自分達の様な客将位、とブーディカは言葉を締めくくった。

 

「だから、ネロ公がアレだけ推して来るアンタ達には期待してるのよ」

『いやぁ、期待だなんてそんな……はははは、それ程でもあるというか』

「ドクター、あまり調子に乗った発言は止めた方が宜しいかと。お里が知れます」

『マシュちゃんちょっと塩過ぎない反応!? 僕なんかした!?』

 

 いや、マシュちゃんの対応が正しいかもしれません……今、ブーディカさんが凄い良い笑顔してたんですよ、ゲン=チを得たぞと言わんばかり。ジェダイかな? シスかもしれない(スターウォーズ)

 

「ふーん、凄い自信だね魔術師殿?」

『え?』

「じゃあ期待できるかどうかを確認する為にも、少し腕試しとかしちゃってもいいかな」

 

 ほらぁ! 面倒な事になるぅ^~ほんへでもあったブーディカさんの腕試しパートだ馬鹿野郎! 確かスパルタクス兄貴とのコンビで襲い掛かって来るんですよねクォレハ……ほらぁ早速バトルパート出ちゃ……ったぁ!

 

『え? え? え? え? あの、女王様?』

「もう女王様じゃないよー。ゴメンねー。じゃ、スパルタクス呼んでくるから、準備しててねー? ガチで行くから覚悟してねー」

 

>ロマニが止める暇も無く、ブーディカはさっさと天幕の外に出て行ってしまった。通信先のロマニが黙り込み、投影されている映像に視線が集中する。

 

>>……まぁ、頑張りましょうか。

>>発言には気を付けよう!

 

 ゆうさくは申し訳ないがNG(選択肢上) 迂闊な一言は地獄を見るので本当に気を付けましょう。私も選択肢次第で大打撃を皆様に被らせてしまったので……(ルーブルを参照じゃ!)

 

「お待たせしました!」

 

>――結局、全員が準備を整えて、野営地の中心に出てきたのは、五分ほど後の事だった。その間はずっとオルタがロマニをチクチクとやっていた。

 

「ん、やる気に満ちてるねー。コレだったら本当に期待できそうかなぁ」

「反逆者達よ、共に汗を流し、互いの志を磨き合おうではないか!」

「スパルタクスも、よろしくお願いするってさ。私も全力を出してやるから、下手打って死なないよーに」

 

 ……それは良いんですけど、なんか周りに兵士がいっぱい居てスゴイ騒いでるんですけれども。何なんでしょうかコレは。というか飲んでる奴迄いるじゃねぇか!?

 

「あ、あのブーディカさん。此方の人達は……」

「あー、周りの兵士はねぇ。ネロ公がちょっとしたイベントだって、集めちゃって。まぁ要するに気晴らしに来てるだけ。にぎやかしだから気にしないで」

「こんな、観衆の中で戦うなんて……あわわわわ」

 

>香子が目を回しているのも当然と言えた。物凄い熱気だ。嫌なタイプではない、正に喝采と呼ぶのが相応しい感じだが……それ故に、逆に緊張してしまう。香子の肩をそっと抱いて支えつつ、肩を回して準備を整える。

 

「見世物って訳? じゃあ事故で焼いちゃっても文句言えないわねぇ?」

「オルタ殿! 彼らは味方です! あまり事故を起こさぬように!」

「なんか見世物にされるっていうのが気に入らないのよ!」

 

 まぁ、邪ンヌはそうでしょうね。マシュとかレオニダス王は『まぁそういうのもええやろ』タイプだし香子さんは『断るの無理でしゅ……』ってタイプだし。なんていうか絶対に場に流されないぞっていうタイプは邪ンヌだけな気が……心がつよい(確信)

 

「うぅむ! その余りにも気高い志! 黒き聖女よ、君の反逆の志、私が受け止めようではないか! 来るがいい!」

「――あぁ? 今なんて言った? 聖女?」

 

 あっ(戦慄)

 

「えっと……オルタ?」

「マスタァちゃぁあん? あの筋肉達磨は私が相手するから、構わないわよねぇ?」

「あ、はい。お好きにどうぞ」

 

>立香が勢いに圧され、オルタがスパルタクスを真っ向から相手取る事になった。凄まじい迫力だった。遠目で見ていた香子が、ちょっと涙目になって居た。

 

「えっと、マシュ、レオニダス。オルタのサポートしてあげて」

「わ、分かりました」

「彼女を変に御そうとするより、突撃させた方が成果を上げられるとは思いますので、私はコレで良いかと!」

 

 セイバーオルタちゃんに突撃女と呼ばしめただけあって、突撃して暴れる能力は突出しては居ます。ただその最中脇を突かれたりしようもんなら崩れる! 崩れる!(突撃戦術特有の弱点) マシュとレオニダス王でしっかりとカバーしていきたいです。

 それにこうやって死なない練習試合的に、サーヴァントと戦う機会はそうそうありません。サーヴァントと戦うのは経験値的にもうま味なので、頑張っていきましょう。

 

>話し合いの結果、オルタを中心として藤丸のチームが前線をはり、貴方と香子が援護を担当する事になった。

 

 といっても今回ホモ君チームは二人欠場なので、援護しかできないんですよね(確定した真実) なのでここは藤丸君に気張って貰う必要があります。経験値を積むチャンスではありますね。藤丸君(の経験値)も美味しそうやな……

 

「康友、援護は任せるぞ」

 

>>それは香子さんに言ってやってくれ。

>>分かった、二人で頑張ってみるよ。

 

 選択肢次第でホモ君が動くのか、置物になるかが決まる選択肢の様ですが……当然マスターの出来る鉄砲玉、ホモ君に置物になって頂くのは論外なのでホラ、見てないでこっち来て(鬼の全力)

 

「頼むぜ。っし、全力で行かして貰います!」

「いいよぉ、私とスパルタクスのコンビ、破れるもんならやって見な!」

 

 という事で戦闘開始。VSブーディカ、スパルタクス戦です。実は何気にセプテムでは強敵だと思うこのコンビ、ほんへでも言ってた通り割と噛み合ったチームで真っ向からは攻略しにくいんですよね……しかし押し通る(脳筋の鑑)

 

「オラァ筋肉達磨ぁ! 焼き尽くしてやるわよぉ!」

 

 さぁ開始直後にオルタが突進! マシュとレオニダスが一歩遅れて出発。これは……何の合図も無しの開幕突進じゃな?(滝汗) オルタちゃんちょっと暴れすぎぃ!

 

「おぉ! 反逆者よ! 汝の胸の内にある焔、解き放つが良い!」

「やかましい、言われなくてもやってやるわよこの達磨ァアアア!」

「お、オルタさん落ち着いて!」

 

 多分無理です(先見の明) まぁ感情に任せての全力攻撃は彼女の得意とする所なんでここは水を差さず好きに暴れて貰いましょうか。さぁそんなオルタが黒い炎を纏って、旗でスパルさんを連打! 連打! 連打ぁ!

 

「もっとだ! まだ足りん! さらに解き放て!」

「笑ってんじゃあ、ないわよぉおおおお!」

 

 スパさんが兎に角耐えて居ますが、この隙を見逃すブーディカさんではありません。既にオルタちゃんの弱点を見抜いて側面に。しかし回り込んだ側はマシュちゃんがカバーしてます。コレはブリテン対決! ……とか思ったら速攻でレオニダス王がマシュちゃんのカバーに入りました。コレは抜けませんねぇ!

 

「良い動きだ!」

「オルタさんの邪魔はさせません!」

「……確かに、私がそっちの子の側に回り込んだのは、あわよくば側面から崩す為だけどさぁ……本命はそっちじゃないんだよね」

 

 ひょ?(HG)

 

「――先に言っておくよ? スパルタクスの本領は、耐えきってから。そっちの子に削り切れると良いね」

「……っ! 式部殿! オルタ殿に援護を回してください!」

 

 あっ、ふーん……(察し) これ、どういう意味かといいますと、スパさんの特性に理由があるんですが。えぇっと、スパさんて一言で言えば、カウンタータイプなんですよ。攻撃耐えきってから一気に反撃する、レオニダス王と同タイプです。

 とはいえね! オルタちゃんの攻撃性能もずば抜けているので、まぁ行けるでしょう!

 

「はっ、耐え抜く!? こんな滅多打ちにされて、もうフラフラなんじゃあ」

「……良い、痛みだ。もっとだ」

「っ!?」

 

>オルタの連撃に晒され続けていたスパルタクスが、いっそ不気味なほどやさしい微笑みを浮かべ……一歩、前に踏み出した。

 

「さぁ、もっと! もっと! 打ちこんでくるがいぃ!

 

 ……駄目みたいですね。

 と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




アポクリファのあの耐久力はびびりました(小並感)

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