FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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女王と筋肉 その四

 皆さんこんにちは、ノンケ(大ハマグリ)です。取る方では無く取られる方です。

 さて前回はスパさんとブーディカさんと模擬戦を開始しました。我が家の誇る最高の攻撃戦力オルタとスパさんの殴り合い、将としてのブーディカさんの才覚、そう言った部分が気になるところさんです。

 

「――コイツ……なんなの?」

「ハハハハハ! 叛逆者よ! 汝のその反抗の志を更に燃え上がらせたまえ! 際限なき圧制者、否、世界にすら抗う、心の底からの咆哮を!」

 

>異様な光景だった。オルタの旗の連撃は、余りにも容赦の無い物だった。一応、模擬戦であるという事で、本当に最小限だけの手加減しかしていない、というのに。どれだけ殴っても、全くダメージを負った様子もなく……寧ろ、更に押し込んで来る!

 

 おおブッダよ! 微笑みながらズンズンとオルタに押し込んでいくスパさんのなんと変質者染みた事か!(困惑) しかし全くそう言った意図は無いという。スパさんは硬派だなぁ!(現実逃避)

 

「オルタさん、私も……!」

「おぉっと、残念ながらそうはさせないよ?」

 

 そしてその異様な光景にコレはヤバいと察したマシュちゃん、なれどブーディカさんがその間にあっ、待ってくださいよ~(気さくな妨害)

 

「……っ!」

「スパルタクスは一対一じゃそう負けないからね。それに……どうやらそこの、オルタちゃんだっけ。その子にご執心みたいだし、悪いけど行かせないよ~」

 

 剣一本でマシュちゃんを牽制するその迫力、流石に勝利の女王は伊達じゃありませんねぇ! 一応特異点二つ熟して、マシュちゃんも勝負度胸は付いている筈なんですが。それでもなんていうか、この攻撃的な笑顔に気圧されるというか。あれ? この二人どっちも笑顔怖くない?

 

「ぬぅ、オルタ殿!」

「だからダメだって!」

 

 レオニダス王の攻撃をキャンセルだ。シールドバッシュをシールドバッシュで止めるとはなんともオサレ。これはKBTIT先生もご満悦で卍解~

 

「……流石にブリタニアに名高い勝利の女王、容易くは参りませんか」

「十万の戦力差を覆したレオニダス王の守りは抜けないけど……でも、攻めるのは得手っていう訳ではないと思うんだよね」

 

 言外に『アンタのアタックじゃ私じゃ崩せないよ』と言っていくスタイル。ブーディカさんって忘れられがちですけど立派な戦闘民族ケルトなんですよね。あの兄貴の親戚筋って事なんですよ皆さん。何なら兄貴がご先祖様の可能性あるんですよブーディカさん。

 

「まぁ、邪魔はしないであげて……って言っても、流石にもう一人は無理かなぁ」

 

 とはいえ香子さんの遠距離援護迄凌ぎ切れる訳ないだろ! いい加減にしろ!(一転集中援護) オルタ―ッ! 俺のサーヴァントの援護だぜ! 受け取ってくれえええええ!(クソデカシーザー)

 

「っち、余計な事を……! 感謝はしないわよハゲ!」

「ふむ……圧制者でも無く、反逆者でもない、この痛みは……おぉ! それもまた良しである! さぁ、もっと全力を以て私に打ち込むがいい!」

 

 香子さんがちょっと泣きかけています。余り威圧しないであげて(気遣い) 本人は威圧してるつもり欠片も無いと思うんですけど、攻撃を喰らってなおにこやかな微笑みを浮かべるスパさんは迫力と不気味さに満ち溢れてるんですよ!

 

「う、うぅ……通じている気がしません」

 

>香子が威圧されて、若干弱っている。こういった狂気染みた相手と戦うのは初めてだからか、気持ちで負けかけている。ならば……

 

>>香子さん、大丈夫だ。君の仕事をすればいい。

>>――大丈夫だ。俺が傍に居るから、落ち着いて行こう。

 

 おいィ? お前らは下以外の選択肢見えるか?

 

>雷電が額に走る。それが一つに集まって……角を作り出す。自らの体に流れるその血を目覚めさせ、緊張する香子に寄り添って、その体を支えた。

 

「マスター……」

 

>瞳を覗き込んで、大丈夫だ、と告げる。彼女の不安を言葉で解きほぐす事など、そんな器用なことが出来ないなら。せめて近くに居る事がマスターの仕事だ。

 

 お前中々色男してんな(半笑い) ハゲにそんなカッコつけムーヴが似合うとおもっとんのかこのサルゥ! 自分でやらせたんやろがい!(ガチビンタ) 本当に申し訳ないんですわぁ!

 

「……すみません。模擬戦だというのに、気圧されてしまって……もう大丈夫です!」

 

 しかしこんなチンピラハゲの色男(大爆笑)ムーヴでも勇気づけられてくれる香子さんは本当に優しいなぁ! お兄さんは心配です(真剣)

 

「そこぉ! 援護するなら援護しなさい! ラブコメやってサボってるんじゃない! 燃やされたいの!」

「本当にごめんなさい!」

 

 本当に、申し訳ない(平謝り) 文句も出ない程に正論で草も生えない。口は悪いんですけど、邪ンヌって割とちゃんと正論いうイメージ。で、なんかのタガが外れると邪ンヌなんか屁でもない狂気ムーヴかますのが本家……アレ? オルタとは?

 

「はははっ! 反逆者よ! その炎を向けるべきは共に戦う友軍ではないぞ! 今は私に叩き付けるがいい、明日の圧制者への反抗につなげる為にも!」

「喧しい! 上等よ、そんだけ言うならお望み通り立てなくしてやるから覚悟しろ!」

 

 さぁ反撃開始! オルタがガンガン攻める、香子さんの援護が足とか顔面とか、喰らったら思わず動きを止めざるを得ない所に突き刺さる! でも手加減してるとは言え顔面に当たってもスパさんは動きを止めないっていう……全く困ったもんじゃい!(半泣き)

 一応足に当たれば、ちょっと膝を屈するくらいはするので、その間にオルタも反撃できては居るんですが、可笑しいな、スパさん硬すぎませんかね。

 

「っ! もうタフとかいう次元じゃない……!」

「ハハハハハ! どうした! もう直ぐ! もうすぐ我が反逆はその身に届くぞ!」

 

 因みに個人的な意見ですが、邪ンヌって権力者ムーヴが全く出来ないイメージがあります。オルレアンのアレだって圧制者、というより正に復讐者、そして基本的に誰彼構わず真っ向から喰らいつく反骨なので、そりゃあスパさんの圧制者判定も余裕で潜り抜けても不思議じゃないんですよね。

 とか言ってたらスパさんがさらにオルタに迫ってます! マズいですよ! ちょ、香子さん援護援護ダメだ止まらねぇ!

 

「く、このぉ……っ!」

「ハハハハハハ! 更にだ! 反骨するその芯の全てを! 曝け出すがいい!」

「喧しいぃ! 上から物言ってんじゃあ、無い!」

 

 っと、邪ンヌが一歩下がって……ここですね。香子さん! 全力で援護頼みます!

 

「オルタ様! 合わせてください、隙を作ります!」

「――っち! しくじったら承知しないわよ、作家女!」

 

 さぁ香子さんの攻撃が、再び足に直撃! 完全に体勢を崩し、地面にスパさんが膝を付きました。今がチャンスと邪ンヌ突撃、というより旗ごとぶつかりつつ、下に潜り込むタックル擬きというか……そこからスパさんをLIFT UP(ネイティブ)

 

「おぉっ!?」

「そんなに、やって欲しければ……徹底的にやってやる。その舐めた態度、後悔してももう遅いわ! 吹っ飛べこの筋肉達磨ぁ!」

 

 そしてリフトアップからの突き上げで筋肉のスパさんが宙を舞うぅ! やっぱりオルタの筋力A+は伊達じゃない……薄い本でも間違ってモノを握りつぶすとか普通にやりそう(小並感)、とか考えた事があるのは僕だけじゃない(断定系)

 

「凄まじい重力への反逆! おぉ何と見事!」

「――それだけじゃ終わらないわよ、ジェントルメン?」

「ぬぅ?!」

 

 しかし宙へと吹っ飛ばすだけでは終わらず、なんと旗を地面に立て、それを足場にスパさんのさらに上に、おぉ~良い位置取りだぜぇ?(ご満悦)

 

「私の靴でも舐めて、地面に這いつくばれ!

 

 あぁ^~ストンプの音~!(ソプラノ) ジャンヌの強烈な踏みつけが、派手にスパさんを地面にスマッシュ! というかオルタの鎧ってハイヒールですよね、それで踏みつけって痛いどころの騒ぎじゃない(冷静)

 で、その叩き付けられた張本人のスパさんは……? 流石にそろそろダメージ喰らっててほしい所さんですが……?

 

「……お、おぉ……叛逆の火、灯れり……」

 

 まだ動いてるゥウウウウウ!? 嘘やろ……気絶もしないで立ち上がるとかこの人やっぱりおかしい(ド直球)

 

 と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




でも邪ンヌの薄い本は読む(鉄の意思)

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