FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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攻勢前夜 その二

 皆さんこんにちは、ノンケ(キャスター金ぴか)です。最近は此処に乗っける鯖の皆さまが、今までの鯖と被らないように必死や……

 前回はネロちゃまが皆を鼓舞しました。あと藤丸君がマシュちゃんの彼氏面していましたね。お前やっぱり共犯者って呼ばれる資質あるよ、後方彼氏面っていう最大の素質が居るからね、共犯者になるのには……それは違うよ!(自己否定)

 

>――ブーディカが鼻歌交じりに作り上げたブリタニア料理、その量は正に豪勢の一言だった。シンプルだが食欲をそそる味付けに、マスター、サーヴァント問わずに舌鼓を打ちながら……夜を迎えた。

 

「いやー、良い食べっぷりで良かった。作った甲斐があったよ」

「ありがとうございました、ブーディカさん。大変美味でした!」

「むぐ……はぐ……」

 

 邪ンヌが何も考えずに飯食ってるの可愛い……可愛くない? 明らかに若干不満顔で匙でちょこっとずつズズッと飲んでるんですよ。なんていうか小動物的というか、邪竜の魔女なのにね(微笑み)

 

「本当にな! 食べた食べた!」

「いやー、男の子だねぇ。そっちのマスターの子二人が一番食べてたよ」

 

>>いやぁ、大満足です!

>>まだだ……まだ寄こせバルバトス!

 

 最終決戦かな? まだまだ時期が早すぎる発言なのでここは当然選択肢上で。所でブーディカさんのブリタニア料理ってどんな感じなんでしょうね。当然投稿者は全く分かりません(無知) 誰か有識者兄貴求む。

 

>腹が膨れて、体も温まってきた……というより、若干火照っている気すらする。貴方は外に熱を冷ましに行く事にし、ゆっくりと立ち上がった。

 

「マスター? 何方へ?」

 

>隣に座っていた香子に用件を伝えて、貴方は天幕の入り口をくぐって外に出て行く。見回せば、似たような天幕に灯りが灯り、そこから笑い声が聞こえて来る。軍事用の天幕さえなければ、何処か平和な光景にも見える。

 

 そういえば、あの中にネロちゃまの天幕があるんでしょうか。実はブーディカさんの天幕に居なかったんですよね陛下。もしかして、あの天幕の中で一人寂しく……これはお慰めしに行くしかありませんね(下衆顔)

 とか思ったら……あ、今普通に入れ替わりにブーディカさんの天幕に入っていくのが見えてしまった……コレで完全にホモ君がボッチに。あぁ^~センチメンタルぅ^~(号泣)

 

>天に瞬く星。その中心にて輝く円環。自分の見た空とは少し違う、特異点の空。自分の時代では残っていないであろう、そんな……そう考えると、ふと、何とも言えない寂寥感が胸に宿ったのを感じ……

 

 おっと、ここでまさかのセンチメンタルモード? ほんへの藤丸君は滅多に見せなかった弱った感じというか、まぁホモ君はあくまでアバター主人公だからね、藤丸君に劣るのも多少はね?

 

>――同時に、胸の底より湧き上がるマグマの様な激情を、感じた。

 

 ん?(前兆)

 

>自分の故郷を奪い、世界を奪った……母を、父を。祖父を。友を。彼らの顔が頭を過るその度に、熱と、そして体の芯を焼き切るかのような痺れが走り……暗い、感情が胸の内を満たしていく。

 

 お、おやぁ? どうしたのかなホモ君? いきなり不穏、ちょっと精神異常与えちゃったかな?(大慌て) さっきまで「ごはんおいしー」とか言ってたのにいきなり「二度とこの世界に居られないようにしてやる」みたいなダーク♂サイド堕ちしてるんですけどなんか地雷踏んじゃいました?

 

>この感情に任せて暴れればもっと、容赦なく敵を屠る事も出来るのだろうか。今手元にバットは無いが……この拳で思い切り殴りつける方が、もっと手軽に、痛みを刻み込めるだろうか……そんな風に自らの手を見つめ……

 

「――叛逆者よ。汝の手綱を手放してはならない」

 

>後ろからかかったその声で、はっとその思考から浮上した。

 

 こ、この頼りがいのある、反逆者特有のバリトンボイスは……! アポクリファンだったら先ず聞き間違えようがありません!

 

>後ろを振り返る。天に輝く輪の外れ、狂気を司る月を背にその筋肉(マッスル)は立っていた。余りにも雄大に、そして、堂々と。揺らがぬ微笑みを浮かべて。

 

「汝の手綱を、狂乱に委ねてはならない。己の反逆は、己の中にある抗うという意思で立ち上がり、成し遂げねばならぬのだ。狂走するだけでは、君の反逆は決して成し得ないのだ。若き反逆者よ」

 

>そう言って、彼……スパルタクスはその体に見合わぬ程に優しい手つきで、貴方の肩にそっと手を置いて。逆立っていた精神が少しずつ、落ち着いていくのが分かった。

 

 す、スパさんがメンタルカウンセリングをしている……! 間違いありません、これはセプテムスパさんではありません、SINスパさんだ! このスパさん、異聞帯のOSを先取りしてインストールしてる、なんてことを……(賞賛) いや、サーヴァントにOSとか無いと思いますけど(冷静)

 

「君が立ち向かうべき圧制、君が行うべき叛逆、それは君自身の物なのだ。決して、反逆に君の身を使うのではない」

 

>低く、静かな言葉には、確かに狂気が宿っていたが……しかし、確かな信念も感じ取れるのである。自らの底にあるそれを、自分で極限まで信じているからこそ、理解できずとも貴方の心に沁み込んで来る。

 

「月に惑わされ圧制者の血に酔うのも、それに釣られた、上位たる圧制者の狂乱に乗せられるのも、違うのだ。気を確と保ち、圧制に立ち向かえ。反逆者よ」

 

 スパさんて本当にバーサーカー? キャスターとかその辺りとかじゃないんですか? プレイヤーが「??????」ってなってる事しか言ってませんけど、でもなんか確信をもって真相を突いている気がします。カルデアの分析なんて要らねぇんだよ!(無礼)

 

>彼の言葉に、頭に集まっていた何かが、ゆっくりと沈んて行くのを自覚していた。頭がゆっくりと冷えて、怒りの代わりに、穏やかな寂寥感が浮かんでくる。そんな貴方を見て彼は歯を見せて笑う。

 

「――死者を悼む心、理不尽を打ち破る心、苦難にあえて立ち向かう強き心、それこそ明日の圧制を打ち破る反逆に繋がるのだ。友よ」

 

>>スパルタクスさん……

>>スパルタクスの兄貴……!

 

 漢の風格がやはりヤバイ(シンパシー) この人が初登場では化け物呼ばわりされるとかこれマジ? コレは不敬ですね間違いない……ニトさんも、こっち来て一緒に鏡出してホラ(激怒) 呼び方もさんだとか生ぬるい事言ってられません、兄貴って呼ぶんだよ三六〇度(全世界配信)

 

「では友よ、強く叛逆を行う為にも……」

 

>何か感極まっていた貴方の腕に、突如としてガチャリ、という音が響く。ん? と思って手を見下ろすと……凄いゴツイ、木の枷がしっかりと嵌まっていた。もう一度、ん? と思って今度はスパルタクスに視線を向けた。

 

「先ずは小さな圧制から砕いて行こうではないか! その積み重ねが、何者にも屈さぬ強い反逆を生むのだから! さぁ、その枷を圧制者だと思って! 一思いに、グッと、グッと砕いてしまおう!

 

 ファッ!? スパさん!? バレンタインの先取りはマズいですよ!? えっ、ちょ、マジで外れないんですけどこれは……マジで粉砕しなけりゃならん感じですか? ち、チクショウこんなの素のステータスで粉砕できる訳ないだろ! いい加減にしろ!

 チート臭いですけど、鬼種の魔発動じゃい!

 

>何が起こっているのか分からないが、とりあえずコレを外せばいいのだろうか。困惑しつつも取り敢えず額に熱を集め……頭の芯に痺れるような、感覚。それを感じた瞬間に……バシンと背中に衝撃が走った。

 

「狂乱に身を任せない! 己の意思で力に反逆し! 力を御して! 振るうのだ!」

 

 スパさんのニコニコ枷ぶち壊し教室!? なんなんですか!? 急になんか、この、ナニコレ!? 俺なにかしましたか!?

 

>何が何なのか分からない。何が悪いのかも分からず……暫く枷を外そうと四苦八苦しながら動き……五分後、漸く一つ目が外れ。

 

「見事だ……では、()()()()()()()!」

 

>間髪入れず更に足に枷が嵌まった。呆然とスパルタクスを見ると、グッと親指を立てて返され……結局、その枷破壊は、夜が明けて、戻ってこない貴方を心配した香子が、その様子を見つけてくれるまで続き……終わった後、貴方は床に崩れ落ち、泥のように眠った。

 

 ……えぇ?(困惑)

 えっと、えっと……スパルタクス兄貴はやっぱりバーサーカーなんやなって。と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




先走って投降しちまったぞ……! コレは腹切り案件。

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