FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

124 / 271
デオンの潜入作戦 その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(テルモピュライ)です。多分間違いなく被ってますが文言が被ってなけりゃもう被ってないとカウントしたいです。あれよ、セプテムとカルデアの差みたいなもんですよ。

 前回は、ブーディカさんのご飯に舌鼓を打って、ちょっとセンチメンタルになりましてでもってマスターが暴力は良いぞォ……ジョージィ……となって、そんな凶暴な若者が先人の言葉で更生する人生の流れが……え? 違う? そう……(無関心)

 

>――目の前に広がる、異常な光景。ここはローマであるというのに、本来中国に存在しているであろう広大な建築物が、堂々と立っているのである。こうして、上からではなく下から見つめて居れば、その凄まじい威容に気圧されていたかもしれない。

 

 っと、画面暗転してたのが戻って? これは……ホモ君の視点ではありませんね。空中を飛んでいるこれは……ペガサスの背中ですね。という事は?

 

「デオン、恐らく魔力の温存を考えると、ここが限界です」

「分かった……どこか、林の中だとか、出来るだけ目立たないように下りてくれ」

「了解しました。先ほど歩哨らしい影を見かけたので、そこから離れた場所の……あそこの崖の下辺りで良いでしょうか」

 

>その崖の感じからしてバレはしないだろう、と判断したデオンが首を縦に振る。了承を得て、白い天馬が日の光に紛れ、ゆっくりとペガサスが下降する。

 

 お前ら歓声を上げろ! 皆お待ちかねのデオン君ちゃん視点じゃあ! FGORPGではスパイ作戦を敢行するデオン君ちゃんにもスポットライトを当ててくれるようです。お前初めてかここ(視点変更)は? なあ? ハイ!(プレイヤーその時意外に素直)

 

「……では、ここからは」

「分かっている。僕一人で何とかなるさ。君こそ途中で見つかって撃墜、なんて事にならない様に気を付けて」

「流石にそれは無いと思いたいですが……」

 

>そのやり取りを最後に地面に降り立ったペガサスから降り立ったデオン。それを見届けてから、ペガサスはゆっくりと浮上し、そして……暫くしてから天の彼方へと光になって消えていった。

 

「さて、ここからだな……先ずはさっきのメドゥーサの情報を生かしていこうかな」

 

 っと、デオン君ちゃんを操作可能になりましたね。で、どんな感じで……うっわステータスがホモ君と全然桁違いですね。当然ですけど。それで何をすればいいというのか、私は理解に苦しむねっと……

 取り敢えず、ミッションとしては表示されているんですが……歩哨を発見する事、だそうです。メドゥーサさんが見かけたって言ってましたけど。それを見つけろと。

 

「あまり時間はかけていられないな……素早く行こう」

 

 さて、デオン君ちゃんの操作感ですが……ヤバい、これ知った後にホモ君に戻れる気がせんのですけどそれは。めっちゃ、こう、凄い滑らかに動くんですけど。こんなんRPGとちゃうやん……

動きが無双シリーズのそれなんよ(発見) 車で言うとどれくらいだ? ホモ君が軽自動車、デオン君ちゃんがランボルギーニです……サラマンダーより(ry

 

「――あれ、かな」

 

 お陰であっと言う間に発見できました。規則正しく動いてるなぁ……よーし、じゃあその規則正しい感じをぶち壊してやるぜ(マジキチスマイル) まぁ出来ませんけどね(即鎮火)

 

「さて……彼らから鎧を拝借しなければいけない訳だけど」

 

 コレってスネークミッションですからね。そりゃあ大暴れしたら全部ぶち壊しになっちゃうっていう。いきなり殺意全開にするとか馬鹿じゃねぇの(自嘲) それは置いておいて……スネークしつつ一人確保して成り代わるというそれなりの難易度のをクリアしないといけないっていう。早く脱がせろよ(ホモはせっかち)

 

>>隠れつつ、誰かが逸れるのを待つ。

>>……全滅させれば目撃者は存在しないか。

 

 おぉっと?(困惑) サーヴァントってマスターに影響を受けるって言いますよね、主に藤丸君と師匠みたいな、そんな関係というか。もしやデオン君ちゃんもそんな風に影響を受けている可能性が……?

 だったら下の選択肢選ぶんだよ、あくしろよ。

 

「……あまり力押し、というのは得手としてるって訳じゃないけど」

 

>あまりのんびりしている時間は無い。出来るだけ早めにパパッと、仕事を終わらせて情報を回収する必要がある。魔力の制限というその範疇で治めるには……力技も併用していく必要がある。

 

「仕方ない。エレガントではないけど、まぁエレガントなやり方にこだわる様な趣味も無いし……ささっと片付けるとしようか」

 

 ふういんが とけられた! さぁ辻斬りデオン君ちゃんの始動です。皆で楽しく称えましょう。清楚系のデオン君ちゃんが、血の気の多いチンピラ系ホモマスターに召喚されたお陰で、この通り!

 

「――良し、ここら辺に敵は居ないな! いったん撤退するぞ!」

「前回のネロ陛下の皇帝陛下の皆様への反抗作戦、あの様な事態を引き起こさぬためにも我々が僅かながらでもお役に立たねば」

 

 皆凄い張り切ってんねぇ! 連合の皆様、凄い意気軒高やねぇ! いやぁ皇帝の皆皆様もお喜びになってると思いますよ! いやぁ皇帝の皆さまにちゃんと報告出来たら仕事を褒めて貰えるんやろうなぁ……まぁ、そのチャンスはないんですけどね(暗黒微笑)

 背後から襲い掛かり、先ずは最後尾の無防備な背中を一突きで忍殺。声すら上げられないねぇ!?

 

「なっ!? うしろっ……!?」

「お、応戦を!」

 

 スローウィなんだよねぇ! 反応がさぁ!

 ハイという事で始まりました超局地的RTA、デオン君ちゃん使用によるローマ兵歩哨部隊壊滅RTA。開始は最初の兵士を忍殺した所からタイマースタートです。先ずは貫いた敵兵を盾にしたまま、その前に居た兵士も串刺しにします。オラッ! 忍殺ッ!

 

「ぎゃっ……?!」

「速い!?」

 

 ここで懐に飛び込んでしまえばもう後は此方のペースです。サーヴァントのデオン君ちゃんと敵兵のスペック差は歴然としているので、もう後は暴れまわれば勝ちです。

 ここで僅かでもタイムを縮める為に下手な小細工をしようとするとダメージを負って余計にロスしてしまうので、脳死で暴れまわった方が良いと思います(小並感) カスが(小細工なんて)効かねぇんだよ!

 

「――こ、ん……な」

 

 最期に隊長さんの喉を貫いて終了。記録は……二十七秒ですね。コンマ以下のは小数点切り上げで考えています。まずまずのタイムになったのではないかと。

 

「……連合の首都からそれなりに離れていてよかった。そうじゃなければ、こんな力業は誤魔化し切れない。とはいえ、一応首尾よく行ったかな」

 

 えー、皆さん。「あれ? おかしいな、俺達はデオン君ちゃんのスパイ大作戦を見ていた筈だったんだけど……なんでFGO隻狼を見ているんだろう」と思っているかもしれません。安心してください、ここからですよ。

 

「さて、連合の首都に忍び込む……いや、潜り込む為の怪しまれないような素振り……となれば。ちょっと狂信者入ってる、くらいが良いかな。狂人っていうのは変に疑うだけ無駄と見逃される事も多いし……」

 

さぁ画面ではデオン君ちゃんが鎧に着替えつつプランを練って居ますが……残念な事にその光景を直接見ることは出来ません。紳士淑女の皆様、残念だったなぁ!? このゲームは全年齢対象なんだよぉ!

 

「良し、こんな感じかな……さて」

 

>兵士から剥ぎ取った鎧を装備しつつ、巨大な壁に視線を向けるデオン。暫くあの壁を見つめた後、瞳をゆっくりと閉じて……そのしなやかな体が、僅かに、骨太に、しっかりとした体格に()()()()()()

 

 そんなこと言っている間にデオン君ちゃん潜入のお得意が出ました。オルレアンでも我々カルデアを脅かした自己暗示ですね。超強烈な暗示によって野獣先輩BB並に変幻自在に自らを変質させることが出来ます。

 

「……僕は、皇帝陛下たちに全てを捧げることが出来る、狂信的な兵士。良し」

 

 さて、それで自らを変質させたデオン君ちゃんですが……しかしながらその一手、連合ローマが設立直後に到達している!(列海王並感) まぁそのお陰で逆に溶け込みやすくなってるんですけどね、初見さん。

 

「……上手く行くといいけど」

 

 こうして、デオン君ちゃんの潜入作戦は開始、という事で。

 今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。

 




ちょっと試験的にサーヴァント操作視点。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。