FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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ガリア戦役 その二

 皆様こんにちは、ノンケ(妹の方)です。兄がアレだと大変だねポルクスちゃん……だからこそ一緒に居て?(兄妹英霊過激派)

 さぁ場面は前回ラストのいざ出陣、といった所から切り替わって、いよいよガリア決戦。因みに画面上、DEBUの姿は見えておりません。まぁこんな最前線にいる訳ないしね。しょうがないね。

 

>視線の先には無数の兵士。ガリアを占領する連合ローマの勢力。僅かにも乱れず此方に向けて進撃して来る動きは、最早空恐ろしさすら感じさせる。

 

「凄い数ですね……」

「アレだけの兵士を用いるとは、余程の将と見えます! コレは油断なりませんな!」

「もしかして、いきなり征服王と再戦、って事もあるかもしれない」

 

 いやそんなん悪夢やんけ……(戦慄) 素直にDEBUさん来てください。いや、DEBUもセットで来いという事ではないので。

 

「そうなれば、敵の勇将を討ち取る機ではあるが……ブーディカ、そろそろか」

「うん。ぶつかった後だと抜け出す機会が無いかもしれないからね。早めに」

「良し……藤丸! そろそろ余達も動くぞ、着いて参れ!」

「分かりました! 康友、あんまり無茶すんなよ」

 

>>そりゃあお前、お互い様だろ。

>>無茶してなんぼだろ、男ってのは。

 

 漢らしく行こうじゃねぇか!(選択肢下) このゲーム選択肢によって性格も変わりますが、いつも真面な選択肢だと戦闘系マスター君は育ってくれないので、多少はね? ニッコリしてる香子さんは気にしない事にします。貝になりたいね(防御力極振り)

 

「否定はしないが、程々にしろよ? 良し、じゃあマシュ。オルタ。レオニダス。行こうか」

「はいっ」

「はいはい。ま、精々働かせていただきますわ。あくまで人理の為に、ね?」

「それとローマ軍を助ける為でもありますな!」

 

 全てはチャンス! ちゃんと勝って戻ってきーやー……とまぁ、これで藤丸君のチームは無事離脱した訳ですが。ここからは正直消化試合になります。確かに数こそ多い敵ですが、それもカルデアメンバーがDEBUさんに勝つまでですので。

 稀に幸運判定がバグルグルしている(連続攻撃)DEBUさんが居ますが、それはRTA兄貴姉貴ですら泣かされたのでもう事故だよ事故、ハハハ(強がり)

 

「――さて、こっからが腕の見せ所かな。スパルタクス!」

「圧制者の走狗たちよ、我が手によって、砕け散るがいい!」

「ってもう始めっから全開か……まぁいいや! 全員、構え! 奴らを抑えるよ!」

 

 さて、FGORPG初の、大規模な軍対軍の大戦が開始です。良く見ろ、アポクリファを見てもこんな面白い光景は見られんぞ?(規模の違い)

 

「マスター!」

 

>香子の声に応え、バットを正眼に構えて前を向く。キャスターである彼女を襲わせないようにする、何時もの壁役だ。

 

「前線には赴かず、ここで大人しくしていてくださいね?」

 

>……実際の所、無茶をしないように役割でここに縛り付けられた、ともいう。因みにコレはダ・ヴィンチからの提案である。曰く、『君は唯行くな、と言うよりは何か役割を任せていた方が動かないだろう』との事である。

 

 ダ・ヴィンチちゃんにめっちゃ行動読まれた挙句、早速釘を刺されて草も生えない。フン、ザコカ(煽り) 

 

『いやー凄いなー敵の戦力此方の約1,5倍! コレで野戦するとか軍師としては自殺行為としか言えないけど、でもサーヴァントが居ればそんなのも覆せる可能性があるっていうあたり英霊ってものの理不尽さを感じるよ!』

 

>>じゃあダ・ヴィンチちゃんも理不尽な所見せてくれるかい?

>>理不尽を踏破してこそ人類神話は生まれるのだ!(テスラポイント+1)

 

 何だこの選択肢!?(困惑) ご丁寧に色まで違うんですが、テスラポイントとは? これ取り続けてると雷電博士っぽくなるんですか? いや、ワンチャンエレナママに叱って貰えるなら……カァッ、気持ちわりぃ、何だオメェ……!(自己嫌悪) 当然選択肢は上じゃぁ!

 

『ふふん、それは何時か君だけのダ・ヴィンチちゃんになった時に、ね? ……という事で、今は軍師として、私も仕事をしようかな。式部、此方から見て一時の方向、早速敵さんが大攻勢を仕掛けて来てる。援護を』

「わ、分かりました!」

 

 ダ・ヴィンチちゃんが凄い的確に指示を下してる……軍師してる……やだ、解釈一致してる……嬉しい……(限界民) そしてその指示を受けて香子さんが活躍するのは何よりも気持ちがいい!(ド直球)

 まぁ前線で敵を引き受けてくださっている皆様が居てこその活躍なんですけど。で、その前線のブーディカさん達はと言えば……

 

「ひゅう、遠距離攻撃が出来る味方が居ると気が楽になるね。でもって……」

「ハハハハハハ! 圧制者の走狗たちよ! 誠意をもって汝らを討ち果たそう! 我が反逆の志の名の元に!」

「また突出してるし! 仕方ない全員! スパルタクスを援護するよ! どうせなら派手に暴れて目を引き付けてやろうじゃない!」

 

 あ ー も う め ち ゃ く ち ゃ だ よ……やっぱりスパルタクスはバーサーカー! とはいえブーディカさんの言う通り目を引き付ける役目は上手い事果たせているし、ママエアロ。ホモ君の役目は香子さんの護衛ですし、流石に今回は死ぬ要素も無いでしょう。という事で。

 

~カ……ットォ!~

 

「――お味方、順調に敵の攻勢を凌いでいます。敵将の姿も無く、どうやら相手は後方にて趨勢を見ているのではないか、とブーディカ様が」

「そう、ですか……ご苦労様でした」

 

>戦い始めてからしばし。ダ・ヴィンチの指示によって見事に援護もハマり、貴方達は連合ローマを足止めする事に成功していた。

 

 やる事なさ過ぎたのでね。ほならねという事で。時間が来るまで香子さんの周りうろちょろしてただけなので凄い平和な時間が過ぎているだけだったんですよね、そんな時間を映すなんて無駄無駄……無駄なんだ、どっちみち。あ、暇な時間に香子さんの体を舐め回すようになんて見て居ませんよ?

 

『んー、まぁ今の所問題はないかな? まぁ強いて問題があるとすれば……藤丸君達の方が遅れたらちょっと数で押し潰されかねないっていう可能性が残っている位』

「全方位から敵が迫って来てますからね」

 

>香子の言う通りではある。今の所、自分達の居る場所に敵は来ていないが、それはローマ軍が、ブーディカが、奮戦してくれているからに過ぎない。それが何時まで持つかも定かではない以上、立香達の動きにかかっているのは確かだ。

 

「藤丸様の方は?」

『此方が衝突したのを見て、向こうも動き出したけど、向こうさんがあらかじめ配置した兵隊たちにぶつかってるね。まぁ気付かれたって訳でもないし、数は多くないから、素早く蹴散らしてイケてるってさ』

「そうですか……このまま上手く行けば宜しいのですが」

 

 うーん香子さんそれはフラグなんですわぁ。やったか=やってないって意味になっちゃうこんな世の中じゃ(自己矛盾) 良くないゾ~コレ……(嵐の予感) おっと、ここで選択肢先輩! 良し、ここでホモ君が同調して警戒心を上げてくれれば……

 

>>大丈夫だよ。立香達を信じよう。

>>不安ならば、我が前に出て一働きしようではないか

 

 がっ、ダメ……ッ! いや、望みの選択肢が無いわけでは無い、無いがそれを選ぶと無駄死に……だが、それでいい! いや良くない(誤った反語) ちゃんとホモ君には生きていただかないとゲームが終わるゥ!

 当然選択肢上を選ばざるを得ないんですよね。視聴者さん(落胆)

 

「そう、ですね。悲観的になって居ても、相手は待ってくれる訳でもございません。ならば信じて、我々は出来る事をするべき、ですね」

 

 そうだね! やる事をやるしかないよね! よーしガンバルゾー! ガンバルゾ―! 尚上手く行くとは全く思えない模様。ゲームに置いてフラグ発言は絶対に何かのトリガーになる。ハッキリ分かんだね。

 

>――しかし、そんな香子の思いは、最悪の形で的中する事となってしまう。ただし、問題が起きたのは立香達の方ではなく……貴方達の方ではあったが。

 

『じゃあその為にも……いや、ちょっと待ってくれ、急速に接近してくる反応がある。このスピードは……少なくとも徒歩じゃない!』

「――うわぁああああああっ!?」

 

>響いたのは絶叫。思わず振り向いた先に……巨大な土煙が立ち登って、自軍の兵士が宙を舞っているのが見える。何事か、そう思った瞬間だった。貴方の目の前に、男が一人、自軍の列を突き崩して現れたのは。

 

『サーヴァント反応が()()! で、目の前のは……見ての通り、先日戦ったバーサーカー二騎の片割れだよ!』

 

 あ……あぁ……(悟飯並感) 伯父上、お久しぶりです……まぁそりゃああんな濃厚なフラグ立ててたらなぁ!? しかし落ち着け、カルデアのマスターは狼狽えないッ! 最悪、イスカンダルが援軍に来てる事だって考えてたんです、伯父上だったらまだマシってもの。それに伯父上が来たなら、間違いなく彼は反応すると思うので。

 

「っ! させません!」

 

>そのまま此方へと踏み込もうとしたバーサーカーの顔面に、黒い輝きが直撃する。それがダメージになって居るかどうかは分からないが、しかし確実にバーサーカーの動きは僅かに停止し……その一瞬で、彼は此方へと駆け戻っていた。

 

「おぉっ! ここに居たか、圧制者よ……!」

「ッ!?」

 

 スパさぁん! 流石だよスパさぁん! カッコいいよぉ! マジで弾丸みたく飛んで来たのは恐怖映像だけど、やっぱりスパさんはヒーローだな! じゃ、俺ギャラ貰って帰るから……お前味方に全部任せるとか常識ねぇのかよ。

 

オォォォオオオオッ! 圧制者よぉお! 我が愛をッ! 受け取りたまえッッ!

URAAAAAAAAAAAァアアアアアアアッッ!

 

>振るわれる剛腕に、相対するもまた剛腕。灰の巨人と狂気の皇帝が真正面から向き合って手四つに組み合ったッッッ! 地面は互いの圧でひび割れ、大気は闘気の競り合いで歪む、正に原初の闘争ッ!

 

 あっ、スクショ(失敗) しまった、余りにも絵になる光景にスクショできんというのにしてしまいそうに……しかし録画は出来ているので私は一向に構わんッッ! いやーしかし凄いですねーこの筋肉祭り。脈動が……セクシー……エロいっ!(筋肉美)

 

「今だァアアアアアア! 突撃ィいイイイイ!」

「WRYYYYYYYYYYYYィィィイイイイイイ!」

「猪突猛進、猪突猛進!」

「これより我ら、修羅に入る!」

 

 ……はい、現実逃避は止めます。伯父上が突き崩してくれやがった穴から、テンションMAXの連合ローマ兵共がぞろぞろと此方へ……本陣強襲の首狩り戦術、まさかのやり返してくれやがりました。おのれ孔明! コレも貴様の入れ知恵か! またチャートが滅茶苦茶になってる……

 

「ど、どうしましょう! このままじゃ……っ!」

『此方の戦線は内側から食い破られかねないね』

 

>ただ一撃、サーヴァントという痛打でもって齎された混乱。貴方達は、この状況に対処する事を強いられることとなった。未だ、藤丸達が大将を打ち倒したという報告は、届いてこなかった。

 

 

 

 と言った感じで、前回の最後に続くわけですね!

 ……はぁああああああ(クソデカ溜息) 今回は此処までです! 次回は……どうにか状況を打開したいと思います。はい。

 




テスラポイントがたまると初回アーチャー枠が必ず雷電博士になりますが、その代わりに主人公が慎重な行動をド忘れするのでお勧めは出来ません(走者並みの感想)

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