FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは。ノンケ(ゴールデンライダー)です。こっちにも霊衣欲しい……欲しくない?(金時党)
前回ですが……えー、まぁ伯父上というイレギュラーが現れたのですから、とばかりにイレギュラーのお代わりが。まさかのネロちゃまと決着を付けんと、したかは分かりませんが征服王のご登場です。ふざけんな!(声だけ迫真)
「っ!」
「……どうやら薔薇の皇帝は居らんようだな。となれば別動隊か? ふむ、やはり坊主の献策の通り、先ず別動隊を捕捉しておけばな……全く、気乗りせん策だ!」
やれやれ、とでも言いたげなご様子ですけど、そう言いたいのは此方なんだお(怒りの語尾変化) まさか隊の最重要戦力と目される征服王が、こうも簡単に前線に現れたのだから。此方の士気はがた落ちしかねないという物。うんこ野郎だうんこ野郎!(不敬極まりない煽り)
「――イスカンダルっ! 覚悟!」
「ん?」
>そんなイスカンダルに向けて、真っ先に飛び掛かったのはブーディカ。構え、真下に向けられた切っ先がその頭蓋を狙い……しかし、同じく征服王が掲げた長剣の腹で、あっけなく防がれてしまう。
「良い覇気だ! ブリテンの勝利の女王、ブーディカ!」
「っち……悪いけどアンタの好き勝手にはさせない! 付き合ってもらうよ!」
はぇ~ブーディカ母さんが凛々しい。というか、人妻未亡人属性に惑わされて薄い本の印象ばかり頭にないかお前ら、忘れるなよ? この人は青セイバーが収める前の、更なる混沌に包まれたブリテンを生き抜いたお方ぞ? 紛れもない大英霊ぞ?
>構えたブーディカの傍らに、二頭の馬とチャリオットが現出する。恐らくは彼女の宝具であろうそれに軽やかに飛び乗ってイスカンダルと向き合った。
「ふはははははっ! 面白い、余と駆け比べか?」
「まさか受けない、とは言わないよね」
「受けぬ、と言っても容赦はせぬであろう? ならば……付き合おうではないか!」
>そう言って、イスカンダルも自分のチャリオットの手綱を取った。両者のチャリオッツの大きさには差があるが、ブーディカに臆した様子は見られない。
ちょっと征服王の戦車がご立派ぁ! 過ぎるんですよね……大きさ的には多分象とヒョウくらいには大きさに差があります。そりゃあZeroにてコンクリートを破壊、蹂躙して移動するくらいの破壊力も出るよなぁ……
「二人共、私が居ない間、戦線を支えて置いて!」
「で、ですが」
「此奴の機動力で好き勝手されたら、間違いなく私たちの戦線が持たなくなる! 抑えられるのは……私だけなんだ! 頼むよ!」
>そう言い残し香子の静止を振り切ってブーディカのチャリオットが走り始める。それも……真っ向から、イスカンダルの巨大な戦車に向けて。
へぇっ!?
「ほう?」
「行くぞ、征服王……っ!」
待ってブーディカさん! その戦車と貴方の戦車との間には隔絶し難い破壊力の差があるの! 止めて止して落ち着いて! 持ち味を生かせ!(届かぬ思い)
>それに応えるように、猛牛たちが雄叫びを上げ、征服王の疾走が始まる。余りにもゆっくりと、しかし確実に蹂躙踏破するという意思を以て! そこに立ち向かうブーディカの背中が、余りにもか細く見えてしまう。
「ふふ、余の戦車と力比べとは! 存外と、お上品な戦いは好まぬか!」
「――誰がそんなモンスターマシンと真っ向勝負するか!」
>だがブーディカの突撃は……突撃に非ず! 貴方の目の前で突如として、ブーディカがイスカンダルの頭の上を飛び越えて見せた。しかも、チャリオット諸共に……逆さまになって!
「おぉっ!?」
「流石に小回りはこっちの方が効くでしょう! やぁあああああっ!」
さ、逆さまになったチャリオットから、再度ブーディカさんが奇襲を! 落下速度に任せて突くぅ……とかスタイリッシュ過ぎでは? は? 惚れてキレそう(矛盾する精神)
「ぬぅっ!」
「――浅いかっ!」
>浅く切り裂いたのは、イスカンダルの頬。外したか、そう思った直後に、ブーディカは何と巨大な戦車の上にそのまま着地、堂々と立ち上がってその剣を振り上げ、征服王と切り結ぶ。
「フハハハハッ! なんとも豪胆であるな! ブリテンの女王!」
「その首、貰うよ征服王!」
なんなのブーディカさん、なんで敵のチャリオットの上で敵と切り結んでるの? チャリオットの上で片足滑らせて回避するとかスタイリッシュが過ぎるよ? あれなの? 凛々しさをプレイヤーに見せつけないと気が済まないの? あまりカッコいい姿を見せつけるなよ……? 好きになるぞ?(藍染隊長)
「――マスター! 見惚れてる場合では!」
>はっ、と。上空の激闘から貴方は意識を戻す。そうだ。自分達の仕事は戦線の維持だ。周りを見回せば、必死に戦う味方のローマ兵達。まだ、敵は此方を崩せてはいない。自分達が立て直さねば。
自分のサーヴァントに言われるまで味方のピンチから目を背けていた糞みたいなマスターが居るらしい……というか俺だった。
>>ありがとう香子さん!
>>……ブーディカさんを信じよう!
お礼は実際重要、選択肢は上として、さて、ここからは耐久戦ですかね。藤丸君がお仕事を終えるまで気合入れて……バトれ。鬼種の魔は切ってないので、継続して大暴れしてやりましょう。
とはいえさっきと違って周辺全方向から敵が迫ってくるので、そこまで脳筋大暴れしてると袋叩きにされかねません。慎重に行きましょう。
「マスター、私が足止めしますのでその間に!」
とはいえ、雑兵相手なら凄いアドを発揮できるキャスター、式部さんが一緒な訳で。そうそう簡単には負けませんよ。おらっ! 何処から来ても香子さんの陰陽術は突破できまい!
「くっ、おかしな術を使う……っ!」
「数だ、数で押せ!」
かずぅ? アァン? 最近だらしねぇな? そんな情けない奴らに負けたら空手の稽古確定なんだよなぁ……通常訓練がグラウンド114514週の迫真空手とか受講したくないですね。
「「「「「「「ゥォオオオオオオオオオ! 数だ! 数だぁアアアアア!」」」」」」」
まって♡ 予想の十倍近く雪崩れ込んで来たんですがそれが……何なのこれ、ノリがボーボボのそれだよ。思わず顔がビュティさんになっちゃう! もうそこまで行ったら顔面崩壊では?
とはいえ香子さんの援護は相変わらず続いているので無茶をせず、落ち着いて処理をしていけばいやゴメンやっぱ不安だわ。難易度が序盤のそれじゃないんですがそれは。
「あわわわわわっ!? と、取り敢えず足元を」
「「「「どわああああああっ!?」」」」
「物凄い引っかかっていらっしゃる!? え、えっと……マスター、どうぞ」
コントやってんじゃねぇんだぞ(憤怒の大罪) こっちは真剣にお前らをシバキ倒そうって努力してるのによぉ……舐めてるとぶちのめすのヒューマンオラァ! 行けホモ君! アイアンバットだ! 全員ザクロみたく仕上げてやる!
「がっ!」
「ごんっ!」
「イスカンダル大王ばんざぁあああああああい!?」
スッゴイ個性強い兵士君居ない? なんなの? イスカンダルに扇動されたからテンション振り切って個性発現させちゃったの? 雄英行って?
まぁ、取り敢えずは現状凌げているので問題は、ない……かなぁ。ちょっと数が多いので処理が大変ってだけで。それも、落ち着いてプレイして居れば大丈夫です。何か致命的なガバが無い限り。ふ、勝ったな。
という事で、ここからは数を減らすだけなので……
あー……めんどくせぇ! 数をプチプチ減らすだけとか完全に作業で見所さんもないからどうしようもないんですよ! まぁ倒される兵士君の中に個性的な悲鳴を上げて倒れた奴も居ましたけど、そんなん映す為に全部使うとか編集魂が許さへんし……
「――マスター、どうやら敵の攻勢、収まりそうです」
>視線の先、多くの敵が此方へと視線を向けているが……不気味なほど静まり返って動きを止めている。
まぁ、終わりまで即カットですよね。因みにドロップは……ありませんでした。英雄の証の一つや二つ寄こせオラァン!? 二十数体仕留めたんだぞこっちは!
「いいのかいイスカンダル、指揮を執らなくて……兵を無駄に失うばかりだよ!」
「……」
>そして、イスカンダルとブーディカも何時しか両者動きを止め、膠着状態に入っていた。両者ともに、手傷らしい手傷を負っている様子もなく。しかしその周りには戦いの余波なのか、抉れた地面や、崩れた岩が転がっている。
「それとも音に聞こえた征服王、そこまで兵を率いる才はない、とでも?」
「――兵を無駄に失う、というのは全くお主の言う通りよ、勝利の女王。余としても、この様な作戦は取りたくなかったのだがな……サーヴァントというのは、厄介な面も持ち合わせておるわ」
「何?」
いやぁブーディカさんも煽りよる……で、どうして私の方向を見ていらっしゃるのでしょうかイスカンダル王は。何か私に御用なのでしょうか。
「頃合いよ……異界の魔術師! カリギュラに宝具を使わせろ!」
「――なっ!?」
えっ? なんで急に空に稲光を……?
「……ぬぅ、ウウウウウウン! 『
は?
>>前に逃げる
>>防御する
>>今持てる全力で庇う
えっ?
>>前に逃げる
>>防御する
>>今持てる全力で庇う
まって、反射で一番下選んじゃったけど待って良かったコレ。ねぇ、お兄さんワカラナイの。許し亭許して(懇願) ホモ君が真っすぐ香子さんの所に……
「きゃっ」
だ、抱き締めたっ! 情熱的に! 胸元に抱いたっ! そして月の光を背に! し、しかし……これは、待ってモロに食らわない? あの、サーヴァントにも通じる精神攻撃を一身に浴びるとか、まって、ちょっと、ホモ君ストップ!
>一瞬。間に合った。直後……敵味方、あらゆる者を巻き込んで、狂気の光は解き放たれた。
……こ、今回はここまでです。
オイマテ、カリギュラに宝具を使わせるって……この状況下でとか。次回マジで阿鼻叫喚な気しかしません……お兄さん助けて!
投稿遅れてしまって、本当に申し訳ございません……!