FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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ローマの進撃 その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(トリ)です。この一言で分かるってもうミニチュア化され過ぎじゃないだろうか円卓の騎士。

 前回ですが、ホモ君が洗脳されました。えっ?! チンピラハゲが対魔忍を!? んな訳ないでしょ(正論) 途中、私の内なる悪魔が囁いて悪の道に走りましたが、結果として上手い感じになったのでノーカウントです(粗製) トラウマ? そんなもん藤丸君だって沢山背負って来てるでしょ(適当)

 

「ったく、何やってんだ相棒……らしくない暴れ方して!」

「あの、凄い音がしましたけどやっさんは大丈夫なんですか?」

「相棒は頑丈だから大丈夫だよ」

 

>荒れ狂う貴方に一撃を叩き込んだのは、カルデアもう一人のマスター、藤丸立香! そしてブーディカと睨み合っていたイスカンダルの背後を取り、その首筋に剣を突き付けたのは紅い皇帝。ネロ・クラウディウス。

 

「――ううむ、カエサルの奴め。随分と楽しみながら逝ったようだな。全く羨ましい」

「また随分と好き勝手やってくれたものだな……覚悟は出来ているのだろうな!」

 

 いやぁナイスタイミング藤丸君! それにしても頭突きとは、なんとも豪快だとは思いま……待って? HPの減りがエゲツナいんですけど? ア ア イ ッ ! !(遅れてきた悲鳴) もうちょっと手加減して? 因みに藤丸君の一発で体力一割持っていかれました。酷い。

 

>頭突きの衝撃が、頭の中を真っ白に染めた。たたらを踏みながら崩れ落ち……体を香子に抱き留めて貰ってしまう。一気に押し寄せる頭の痛みと疲労、そして吐き気で、身を預ける以外は無い。

 

「しかしなんという……此方も相当な激戦だった模様ですね」

「予想と全然違う顔が二人も居るんだけど。あのDEBU一人じゃ物足りなかったから私が焼いて良いかしら?」

 

>バーサーカーを包囲するのは、レオニダスとオルタ。オルタに至っては本当に焔のサークルで相手を包囲している。許可を求めようとしているが、その前に既に行動は完了していた。

 

 オルタちゃんが兄貴みたいな事してる……オルシュートの姉貴! ペッシ役はマシュか藤丸君かな? 随分可愛げのあるマンモーニだなぁ……

 しかしピンチの限界寸前に現れて敵の動きを牽制するとか、流石主人公チーム。良い登場の仕方してくれるじゃあないですか全く……誇らしくないの? 誇って? 誇れ。お前たちのカッコ良さを誇るんだよ!

 

「どうする。今、ここでお前たちを討ち取ってやってもよいのだぞ」

「というか、ここまでやったんだ。無事に逃げられると思わない方が良い」

「フハハハハ! 良き殺気ではないか、薔薇の皇帝、勝利の女王! 余も、ここでお主達と雌雄を決する事が出来るのであれば、万々歳という物だが……しかし」

 

>前後に一級のサーヴァントが居る状況で、臆するどころか、征服王は尚も堂々と笑っていた。既に趨勢が決まった状況だというのに。

 

 お? 余裕やな征服王。こっちは七、そっちは二、戦力に差があり過ぎる……やっちゃおうか、やっちゃいましょうよ! 二人の英霊を一から調教するなんて久々だから、楽しみっすよ(舌なめずり)

 

「済まぬが、召喚された身故。それも出来ぬ。悪いが、通して貰うぞ」

 

 ひえっ(一転弱体) お顔が怖いのじゃ……ボイスが凄いイケボになってる……やだ良い低さ……孕んじゃう……(ホモの遺伝子)

 

「だが、現実的に不可能じゃないか? 人数的には不利というしかないこの状況で」

「――若いマスターよ。今現状、余とお主らの間にはそれ程の差があると?」

 

>立香の言葉は正しい。連合ローマの兵は著しく減少。一騎当千のサーヴァントの数も、現状は此方が上回っている。先ず間違いなく、こっちが有利と言える。だがしかし……それでもイスカンダルは不敵な笑顔を崩さない。

 

「違うのか?」

「んん、いや間違っては居ないぞ? ただし……()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という意味だがな」

 

 あ、全員が凍った。ネロちゃまが見た事無い表情してる。ビューティ先輩みたいな表情してる。それでもくぁいいとかさては反則やな?

 

>――冗談か? そう全員が思ったのだろうか。しかし。イスカンダルの表情が、それを本気で言っている事を告げていた。そしてその中で口を開いたのは、貴方を手の中に抱えながら、イスカンダルを睨む香子だった。

 

「……それは一体、どのような」

「見せてやりたいのは山々だが……それは我が宿敵、ダレイオスの奴めに真っ先に見せてやりたいからな。という事で、ここは特に手札も見せずに撤退させてもらおうか。丁度手本は……そこの髪の薄い若造が見せてくれたからな」

 

>その直後、掛け声の一つすらなくイスカンダルが鞭を打つ。完全に不意を打たれた形になったネロとブーディカの間から、あっと言う間に抜け出してしまった。

 

 ファッ!? い、今のはホモ君の不意打ち行動!?(解説者並感) こういう小技を素早く習得するあたりはやっぱり英雄やな……サーヴァントは成長しないって言いますけどアレって次に召喚されるまでの話で、顕界してる間は普通にガンガン成長しますからねホント。

 

「しまっ!?」

「ふははははは! 一度勢いに乗ってしまえば此方のものよ! さらばだ、また何れ決着を付けようではないか益荒男共よ!」

 

>イスカンダルの駆ける先、そこには三人のサーヴァントに囲まれたカリギュラ。それを回収しようというのか、真っすぐにチャリオットを走らせる。それに気が付いてオルタとレオニダスは速攻で下がったが……スパルタクスだけは、違う。

 

「――ハハハハハハ! 逃がす訳には行かぬなぁ圧制者よ!」

「ぬぉっ!?」

 

>何と、動かなかった。彼はチャリオットの進む先に堂々と立ち塞がった。

 

 皆さん、勘違いしちゃいけません。仁王立ちだと思ってませんか? そんな甘いもんじゃございませんよこの人。そのチャリオットに向けて突撃してるんだよ。真っ向から突っ込んでるんだよマシで。本当に苦難の道程しか選んでないんですよこの人。流石スパさんだよ……誰も真似できねぇよ……

 

我が愛を受け取るがいぃぃぃイイイイ!

「うぉおおおおおおおっ!?」

 

>――鈍い音がした。まるで漫画の様にスパルタクスは宙を舞い……イスカンダルは若干冷や汗すら掻いていた。初めて、彼の顔から余裕という物が消えていた。

 

 す、スパさーん!? 良い感じに空を舞っておられる! まるで某水を被ると女になっちゃう系漫画の如く……あぁ……(落胆) やられたなぁこりゃ……(分析) 

 え? やられたのかって? 今、邪ンヌの目の前でぬぼっと起き上がって旗でシバかれてますよバシバシ。なんか可愛くない? ギャグからシリアス迄、何でもござれの万能マッスルマンのスパさんを皆さんよろしくお願いします。

 

「……なんとまぁ。サーヴァントには色々居るものであるなぁ……」

「ネロォ……っ!」

「おう、済まんがお主の姪に構っている暇はない。離脱するぞ」

 

>しかし、度肝を抜かれて尚、見事にバーサーカーを回収し、その動きを冷静に制するあたり、実に手際は良い。その背中を追いかけようとするスパルタクスを、近寄っていたブーディカが抑え込んだ。

 

「ぬぅぅうううううう、圧制者よ! わが愛から目を背けてくれるな! 抱擁を受けとるのだ!」

「いやアンタ一回跳ねられたんだから諦めなよ……いやスゴイ、力、強いっ……!」

 

 スパさん凄い叛逆バイタルで草。にっこりとしながら立ち上がる暇も惜しいとばかりに地面這って追いかけようとしてるのがホント草。そしてブーディカさんが若干力負けしてるのが重ねて草。信じらんねぇ! こんな(拘束)緩いんかよ!

 

「ふははは、余を追いかけるのは構わんが……その方の兵士たちを放っておいて構わぬのかな、薔薇の皇帝よ」

 

>貴方が周りを見回せば、未だ苦しんでいる者、苦しみに耐えかねて気絶している者。連合ローマ、ネロの兵、双方入り乱れて倒れ伏している。

 

「……いや、そうはいかぬ。今は我が兵の救護を優先させてもらおう……余の民を見捨ててまで戦う必要もない」

 

 ネロちゃまは、ここら辺でDEBU……いや、もう倒されちゃったし伏せる必要もないですね。えー、ここで藤丸君が戦っていた相手は、ブルータスで有名なカエサル……の、太っていた時期というか。クラスはセイバーです。

 で、その辺りで色々自分の皇帝としての在り方を見直す訳なんですけれど、そのイベントはまぁホモ君には見せて貰えなかったという事で。ばかぁ!(無念の意)

 

「という訳だ。逃げるというのであれば、余達も無理には追わぬ」

「ほう……そうか、そうか。成程なぁ。ならばその言葉に甘えさせてもらうとしようか。ではな! 次に相まみえる時こそ、雌雄を決そうではないか!」

「――当然。ダレイオス殿が復活した暁には、再戦を! 必ずや余達が勝つ!」

「言うではないか、全く、次が楽しみになって来た!」

 

>そう言った征服王は……敗北した側の表情とはとても思えぬ程に、自信に満ち溢れた笑顔を浮かべ。そして……一瞬、カルデアのメンバーを見回してから、チャリオットを走らせ、地平の向こうへと消えていった。

 

 そして、漸く……漸く、此方をかき乱すだけかき乱してくださった征服王のご帰還となります。難易度の乱高下がもう嫌……コレでまだデカい決戦の一つ目だって言うんだからホント、こっから先はもうい、逝~くぅ~逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝く(死の運命)

 ……お゛ぉおおおおおおごお゛ぉおおおおおぉ……(唸り声)

 

「……勝った、の?」

「ここを支配していた僭称皇帝、カエサルは討ち取った。間違いなく、勝ちである」

「カエサル……カエサル!? カエサルって、あの!?」

「うむ。それ程の男とて、黒幕ではないとの事だ。あのイスカンダルが一人の将として動いているのといい、此度の戦は余程の相手が敵に回っているのであろうな」

 

>そうネロは言うが……此方の兵士も向こうの兵士も、多く地面に倒れ伏し、無事な者の方が少ない。勝利というには、余りにも苦しい状況であることは間違いなかった。

 

 はっ、しまった、ついレインボーダディーに(癖) 現状、相打ちって言われても納得しそうなのは間違いない。いきなりこんな消耗しちゃって……なぁ(迫真) どうすんだよなぁ、どう誠意見せてくれんだよお前(難易度上昇に憤るホモ)

 と言った所で、今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




ドーやって攻略しようかなあのチート宝具……(見通し無し)

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