FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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ローマの進撃 その三

 皆様こんにちは、ノンケ(バナナ鬼)です。海外だとマジでこの呼ばれ方してるとかマジ……? 実態はそんな可愛いもんじゃないんですが。水着? そりゃあ重ねるまで引き続けましたよ。

 前回はホモ君がダウン。デジャビュ。謎デバフ……謎バフ……? 分からない、何も分からない。分かったのは多分それが明らかに厄ネタという事だけ。どうしてエンジョイプレイをしているのに苦行せにゃならんのか。

 

【天神の呪】:先祖代々受け継がれてきた異能の力。例え我らが■■■■ようとも■■消えず。忘れてはいけない。■■から生まれた存在こそ■■■■なのであるから。

 

 前回出現したこの謎スキルですが、千代ちゃんとそっくりの名前ですが、どうやら効果は全然違うらしく、そもそもパッシブスキル系の様です。

 

 ・鬼種の魔の上昇量をブースト&精神異常耐性を大ダウン

 

 えー、詳しく確認してみるとこんな感じですね。要するに洗脳やら狂気煽るスキルとかにクッソ雑魚ナメクジになります。その代わりに鬼種の魔ちゃんが完全合体合金太いシーチキンになります。コレは対魔忍ですねぇ……チンピラハゲの対魔忍とか全くもって需要なさそう(事実)

 さて、このスキルが目覚めた事でフィジカルは更につよつよになりましたが、マタ・ハリさんが相手になろうもんなら……クゥーン(屈服) この特異点、より気を付けないと。

 

>――テントの入り口から光が差している。体を起こしてみると、向かいのベッドで香子が寝ているのが見えた。声をかけようと立ち上がる。そこで初めて、自分が大分回復している事が分かった。

 

 親友のヘッドバッドで体力一割減、精神デバフ掛けられてたのを一日寝て回復するとかポケモンか何か?(困惑) 一日は行動不能を覚悟していたんですが。やどりぎのタネかドレパンを積んでいたのかもしれない。誰に何時打ちこんだんですかね……

 

>周りは、酷く静かだ。どうやら大分早めに起きた様で……テントの入り口から外に出れば、まだ日も昇ったばかりのように見える。寝直してもいいのだが、何となくそんな気にはなれない。

 

>>カルデアに連絡を取る。

>>近くをのんびり散歩してみる。

 

 そして選択肢ですか……ここは、やっぱりランダムエンカウントを狙って散歩でもしましょうか。上を選んで状況確認してもいいんですけど、男は黙ってパルプンテ一択。自爆したらご愛嬌。

 

>……ゆっくりと考えたい事もある。貴方は、近くをうろつく事にした。日の光に頭皮をギラつかせながら、無人の野営地の中を歩きだした。

 

 唐突にハゲネタを挟むな(一敗) 清閑な野営地の真ん中でピカリと光るハゲとかギャグ以外の何物でも無いんだよなぁ……

 

『ここから想像できるのは、君が何か化け物だとか、そう言う類の物ではないというのはまず間違いないという事だ。そこは安心して欲しい。君は、きちんと人間だよ』

 

>そう、ロマニは言っていたが……本当にそうなのか。自分は普通の人間なのか。別に自分が人間でなかったとしても、それでショックを受ける訳ではないが……ただ、それが原因で他の皆に迷惑をかけるのであれば、話は違う。

 

 しかしホモ君はいたってシリアス。そりゃあ誰だって自分が原因で誰かが傷ついたりするのは嫌やねんな……

 

>アレを、香子は自分が狂気を煽られたから、あの様な状態になった……と言っていたがしかし。本当にそれだけだろうか。あの時、外からではなく、あの衝動は自分の内から湧き上がっていた。

 

『       滅ぶべし      』

 

>煽られたのは間違いない。だがそれが起こしたのは、自分の中に潜む、自分の知らない何か……心当たりなど一つしかないだろう。

 

 おっ、そうだな(プレイヤー並の理解感)

 

>覚えている。香子が自分を止めようとしたあの時。自分は誰を砕こうとしていたのか。あのバットは、誰に向けられていたのか。アレをもし振り下ろして居たら……想像すらしたくない。

 

『えっ?』

 

>あの無防備な顔に、無骨な金属バットを振り下ろして、何度も、何度も、何度も何度も何度も……そこまで想像して、貴方は頭を抱えてしまった。

 

 やめてくれよ……(共感性) その光景想像したら本当に泣きそうになったゾ……これ無理ゾ……死ゾ……(心はガラス) まてよ、今の内にホモ君を消しておけば香子さんから危機が去る……?(悪魔のひらめき)

 それは兎も角、ホモ君の精神に確実にダメージが入ってるヤバいヤバい。あ、ちょっと待ってもうデバフ入ってない!? もうそんなにテンションがた落ちする!?

 

「――叛逆(おはよう)」

 

 はっ……そ、その重厚な意思に満ちたボイスはッッ!

 

>その時だった。後ろから声をかけられたのは。ハッと振り返ればそこに立っていたのは灰色の筋肉と……あまりにも優しい笑顔だった。

 

「調子はどうかね若き叛逆者よ」

 

 スパさぁん! 既にSINと同レベルの理知を有してるカッコいいスパさぁん! この人はもー、欲しい時に来てくださる! 素敵! 抱いて! こんなホモチンピラハゲで良ければ!(他人を生贄に捧げる人間の屑) 頼む、ホモ君に道を示してくれ……!

 

「……ふむ、惑う顔をしているな。どうしたのかね。叛逆に惑う心は天敵。心を乱さず真っ直ぐに圧制者への拳を叩きつけねば圧制者は打ち倒せないぞ」

 

 真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす、右ストレートでぶっ飛ばす(単純思考) 

 

>分かりやすかったのだろう、一発で見抜かれてしまう。当然だろう。自分も今の顔色がとてもいいとは、お世辞にも思えない。貴方はゆっくりと口を開いて……しかし、話したかったはずの事は、言葉にならず、ただパクパクと口を開け閉めするだけに終わった。

 

>>……すみません、言葉にならなくて。

>>クソ、脳味噌の皺迄ツルツルになってんのか俺は……

 

 流石にこの状況で下のネタ選択肢を選ばせるほど鬼畜じゃないんだよなぁ……おおっと手が滑った(故意)

 

「ははは、ナイス叛逆ジョーク」

 

>空気を明るくしたくて、もはや空回りしてもいいや位の覚悟でジョークを飛ばしてみるが……寧ろ気を使って貰って。余計に気まずくなってしまったまである。今頭を占拠しているのはしくじったという一言だけだ。

 

 まぁホモ君の所為というより私の所為なんですけれども。本当に申し訳ないと思って居る……だが私は謝らない。(品性が)糞だぁ……!(自己嫌悪) 俺はこの実況の中で何回品性の最低限を更新するんですかね。

 

>あまりにも気まずすぎる。ここは素直に謝ろう、申し訳ないと。そう思って口を開こうとしたが、その前にスパルタクスが口を開いた。

 

「……若き叛逆者よ。私は、君の悩みに答えを出す事は出来ない」

 

>厳かな声だった。諭す様な声だった。ハッとして、貴方はスパルタクスの方を向いた。何時も笑っている彼だが、今は微笑みを浮かべたその眼の奥に、鋭い光を宿している様に見えた。

 

 メトメガアウ―(瞬間のミステリー) スパさん綺麗なおめめしてますね。

 そ れ は 兎 も 角。スパさんが物凄い真剣。声もマジトーンなんですよね。

 

「君は、何故だ、と思っているだろう。それが如何様な意味であろうと……私が言えるのは一つだけ。手綱を渡さぬように振舞うしかない。律するにせよ、開放するにせよ、それは君次第だ」

 

>悩みの内容など一言も言っていない。しかしながらスパルタクスはそれが分かっているとしか思えないような一言を。英霊としての目利きか。それとも。

 

「汝が行うのは()()()()()()だ。それは己で成し遂げるしかない。そうでなくては、何時か君の凶拳は、汝の友を、仲間を穿つ事となる」

 

 自らへ叛逆ってなんだよ(なんだよ)と思うかもしれませんけど、今回ばかりは案外当て嵌まっているのが、こう……いややっぱりおかしいですね。お前ジキル&ハイドか何かなの?

 

>――傍から見れば意味不明の言葉の羅列かもしれない。それでも今の貴方には、その意味が何となく分かった気がした。突き放された様な言い方ではあったが、しかしそのアドバイスは、間違っていない気がした。

 

>>――今は、未だ答えは出ないけど。

>>ちょっとずつ、向き合っていきます。

 

 こういう一つで二つの選択肢、好きだよ(容赦無用) まぁ賛否両論あるとは思いますけど、私は好き(強固) あ、選択肢は上で。

 

「今はそれでもいい。急ぐ必要は無いのだ。君の人生は長く続き、自らを確と保つ限りはその向き合うと決めた覚悟は何者にも汚される事は無いのだから……ゆっくりと。落ち着いて」

 

>そう言い残し、スパルタクスは笑顔のまま立ち去って行った。その背中が、いつも以上に大きく見えたのは……きっと目の錯覚ではないと思った。スパルタクスという英雄の偉大さがその背に宿っているのだと思った。

 

 か、カッコいい……抱いてッ! あ、ヤバい自分で言っておいて物凄い気持ち悪いなこの発言。スパさんが真顔になるか、無言で圧制者認定するレベル。

 

>ふと……自分の掌を太陽に掲げてみる。透けて見える血は……人間の色、赤い色。それがきっと大丈夫だという証拠にはならないが……それでも、何となく元気が出てくる気がした。

 

 と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




漢の対魔忍ッて需要あるんですかね。

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