FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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ローマの進撃 その四

 皆さんこんにちは、ノンケ(鬼の副長)です。因みに現代の新撰組フリークもドッコイ位の狂気なんですよね……こんなんで勝っても嬉しかないやい! 漢なら堂々腕っぷしで勝負せんかい! なお死ぬ模様。

 前回は主人公がヘラり、絶望し、スパさんが元気づけて……くれませんでした。えっ? くれなかったんですか? 当たり前だよなぁ!?(半ギレ) 曰く、君の悩みは君にしか解決できないんだとの事です。ド正論で草も枯れる。

 

「――皇帝陛下!」

「ネロ様! ご帰還を信じて待っておりました! お帰りなさい!」

「やっぱりネロ陛下じゃないとなぁ!」

 

>貴方達の脇から、歓声が上がる。かかる、というより浴びせかけてぶつけるかのような勢いで歓声が上がる。若干骨にまで響く程の大きさは、文字通り皇帝ネロへの絶大なる支持を表していた。

 

 さて、そんなホモ君は……今何やってるんですかねコレは。パレード、にしてはちょっと地味というか。ネロちゃまだったらこんな地味さムーア! 我慢できぬ! ってなるでしょうし。

 

「凄いですね先輩。流石ネロ陛下です。こうして凱旋するだけでこんなに歓声が」

 

>貴方の後に、他のメンバーが目を覚ました後、ネロはこうして、奪い返したガリアの各土地を巡りながら首都への凱旋を開始した。そして、その間に立ち寄った町全てがこうなのである。

 

「本当だなぁ……ちょっと耳きーんてするけど」

「は、はい。ちょっときーんてしますね」

 

 流石ぐだマシュ、ヴォーいい格好だぜぇ? 似合ってるじゃね(おうお前らいちゃついとんちゃうぞ) っと建前と本音が逆転してしまいました。いけないいけない……うーんぐだマシュ過激派でぐだメルテロリストでぐだむさ特攻隊の俺としては公平を保たねばならないというのに……

 というかこれ、要するに各地を巡って凱旋してるだけ? はえ~スッゴイネロちゃま人気。やっぱり頑張り屋のキレイな王様とか誰でも支持するんやなって(なお後)

 

「マスター、お加減の方、大丈夫ですか?」

 

>香子は、そんな中でも貴方の事をずっと気遣っていた。ロマニ曰く、本当はもう一日安静した方が良いらしいのだが、流石にメドゥーサの魔力が持たない、というのと、貴方がもう大丈夫だと言い張ったからこうしているが、彼女としては不安らしい。

 

「そんなに心配しなくても大丈夫でしょうに。ソイツ、そんなに軟な面じゃないわよ」

「実際に戦ったオルタ殿が言うと説得力がありますな」

「あら? サーヴァントは記憶は持ち越さないから、何も覚えていないけど?」

 

 何とぼけてんだよ(憤怒) 都合の良い言い訳してくれるじゃねぇの……実際そこまで軟じゃないですけどね、このチンピラハゲは。精神的に脆いかどうかは分かりませんけど。

 

「そう言う訳にもいきませんよ。確かにマスターは逞しい方ではありますけど、それでも私達と違い、人間なのですから」

「アンタよりは頑丈そうに見えるけど?」

「……そ、その」

 

 うーん否定しきれないのが。寧ろ耐久面だけなら香子さんの三倍近くはありそうですよね彼。それは見た目だけなのでは? ボブは訝しんだ。とはいえ一応この実況の主人公君ですから、お慈悲^~かけてやるよ?(体調管理)

 で、そうするにあたって目下の問題はあの謎デバフなんですよねぇ。ノーマルなFGOなら兎も角RPGではアレ致命的な弱点になりかねないというか……

 

「まぁその辺りは、別の日にでも議論すれば宜しいかと。今は町の人々の声に応えるとしましょう。それも将としての役割という物」

「っは、お上品ねぇ正規の英霊サマって奴は。私らに向けられてる声なんてないからそんなの気にしなくても良いじゃない。返した所で気づきもしないんだから」

 

>オルタの言う通りではあった。歓声の殆どは皇帝ネロへの物であり、他に聞こえるのもブーディカやスパルタクスの名前が僅かにあるばかり。そのブーディカやスパルタクスはガリアへ攻めてくる敵への備えとして残り、ここには居ない。

 

『まぁあまり目立たない方が僕らとしても都合が良いけどね』

『その分、レフ・ライノールを探しやすくなる』

 

 問題はそれだけでは無く。

 連合ローマには間違いなくレ/フが居るのですが、その片鱗すら見えていないというのは非常に不気味……SOUTEIの中でEasy Easy!(ルー大柴風)とは参りません。

 

「今の所、我々を直接叩こうとも、そもそも姿を見せようともしてないですが」

『余程の余裕の表れなのか、そもそもネロ皇帝諸共始末すれば良いと思って居るのか、はたまたその両方か……一番最後だったらありがたいんだけど』

「その可能性は低いと思っておいた方が宜しいかと!」

 

 あ、それ一番最後なんですよ(ネタバレ) ぶっちゃけあの似非ソロ……おっとげふんげふん。レ/フはこっちをバリッバリに舐め腐って下さってます。なんだその偉そうな……すわわっ!(あざ笑う目)

 まぁこの特異点では正直レ/フは戦力としては気にしてません。獲物としてなら……狩りてぇなぁ、狩りましょうよもう(欲望の発露)

 

『だよねー……』

『ま、だからこそ目立たない様に、我々は向こうを叩き潰す準備を粛々と進めるのさ。何事も地道な積み重ねが、重要だよん』

 

>その一歩は、既にガリア解放で成し遂げた訳だが。ダ・ヴィンチの言う言葉に倣うならここでその成果に酔っている場合ではないという事で。

 

「地道な積み重ね……戦力を集めること」

『野良サーヴァントの探索がそれに当たるね。オルレアンの時の様に、ここにも人理の危機に呼ばれたサーヴァントが居るかもしれない』

 

 ガリア攻略した後にこの会話って事は……サーヴァントが三騎、来るぞ遊馬! そのサーヴァント、来月から(味方になってくれる可能性が低い)なんですよ……ガ―ンだな。出鼻をくじかれたって奴だ。

 

『……まぁ、その為にこうして凱旋している間にも、ネロ皇帝にも協力して貰って情報を集めてるんだけど』

「芳しくありませんね……」

 

>マシュが落ち込むのも仕方ない。ネロが民たちに、連合ローマ以外に変わりはないかという風に聞いているのだが……出てくるのはまぁ、関係のなさそうな田畑の異常やら、害獣の事ばかり。それらにも対策を打つのは大切なのだが。

 

「ネロ様にとって重要でも……」

「私達にとっては重要と言えるかは、些か」

 

 因みにこの後、七章ではこのレベルの情報が物凄い貴重になってくる可能性があるのでちゃんと気を付けましょうね(三敗) ちゃんと町の人からの信頼得ないとフラグ立たないとかおったまげだったゾ……

 

「とはいえ、地道に聞き込みを続けていくしかありません。幸いここは大きな町なので何か有力な情報を得られるかもしれません。手分けして聞いてみましょう」

 

>聞き込もう、聞き込もう。そう言う流れになった。貴方は当然香子と組んで動く事になった。因みにオルタはそっこうでレオニダスとペアにされた。その理由は……まぁ、推して知るべしである。

 

 うーんこの保護者に任せられた感じ。完全に手のかかる娘の扱い。

 それはどうでもいいとして。さて、町をうろついて情報収集です。町の探索をやるのは初めてかもしれませんね。まぁ特異点の性質上、町の探索パートが訪れる機会は……ナオキです。

 

「さて、マスター。何方へ向かいましょうか」

 

>>町中をうろついてみる。

>>路地裏を見回ってみる。

>>郊外を探し回ってみる。

 

 うーん三択……取り合えず真ん中は却下で。ワンチャン路地裏に野良シャドウサーヴァントとか普通に居たりするゲームなんで……お前たちのゲーム、イベントが豊富過ぎないか?(SOUGO)

 しかし郊外と町中、どっちも可能性は十分ありそうでこれもう分かんねぇな……良し、うろつくっていうランダム性が気に入ったから町中で(ギャンブラー)

 

>>町中をうろついてみる。

>>路地裏を見回ってみる。

>>郊外を探し回ってみる。

 

「分かりました。何かいい情報が聞けると良いのですが……」

 

 それは私の運に掛かってますね。まぁ? 私の剛運なら? キッチリ情報を抜くくらい大したことは無いというか? 因みにガチャは基本的に星五礼装当ててますし?(理想の王政偏り民) 有能な礼装なんですけど……ね。

 

>――取り敢えず、適当に聞きまわってみたが……どうにも振るわない。そもそもネロ皇帝が来て完全にハッピーになってしまっているので、殆どネロ帝の自慢話しか聞こえてこないのである。

 

「……ネロ様の事に付いて、詳しくなってしまいましたね」

 

>>うん……

>>ネロ様サイコー。私ローマ人

 

 おっとローマネタだ拾わなきゃ……(使命感)

 

「マスターしっかり!?」

「おいおい当然の事言って喜んでんじゃねぇよ! まぁだけど、アイツに聞かせてやりたいセリフではあるな……ったく、可笑しなことに嵌ってネロ様の凱旋にも立ち会わねぇとか。ローマの風上にも置けねぇ奴だ」

 

 お前さぁ……ローマ市民なのに日本語のコトワザ使うんじゃないよ……ちょこちょここういうのが挟まって来るんですけど、コレって素で書いたのかネタで書いたのか分からないからお前おかしいだろそれよォ! コラァ!?(豹変)

 まぁそれは兎も角(うわ急) コレは……情報でしょうか。

 

「可笑しな事?」

「そうですよ。ソイツは漁師なんですがね、どうやらどっかの島まで出向く為だけに最近は船出してて……そこに居る女に入れ込んでるって話らしいですけど。大層な、それこそ神ですら見惚れるような美人だって言うんですがね」

「美人、ですか」

「えぇ。ソイツに骨抜きにされて、形相まで変わっちまったんですよその漁師」

 

>――香子に視線を送る。香子が頷いた。ここまで来て、漸くそれらしい情報が入って来た。本当にサーヴァントかは分からないが、しかし形相が変わる程に入れ込む、というのは。話を聞いてみるだけの価値はあるのではないか。

 

「その方は、今何方に?」

「この街の外れに住んでますよ。本当に変な奴ですよねぇ……こんな所から態々漁に出て行ってるんですから。そもそも、前まで漁なんてやってなかったのに」

 

 ……成程。形相が変わる位の()()かぁ。あれ……これアイツらかなこれ……?(名推理) クソガキが……(直球な言い方)

 と言った所で今回は此処までとなります。次回はお話を聞きに行ってみます。正直オチは見えていますけどね。ご視聴、ありがとうございました。

 




当然、ね。妹さん連れて挨拶に伺わないと……(使命感)

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