FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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猫と和解せよ その二

 皆さんこんにちは、ノンケ(良妻キャット)です。カルデアキッチンで一番信頼できるのがキャットだという人。私と石破ラブラブ天驚拳。エミヤだという人。私とフュージョン。頼光ママだという人、私とシンクロ召喚。ブーディカだという人。もはや言葉はいらない。

 前回は、キャットと燃えつきろ!! 熱戦・烈戦・超激戦!! した訳ですが、唐突にお昼寝タイムに入ったキャットの暴挙により戦闘は中断。何という事でしょう……(見所さん不足に嘆く投稿者)

 

「……どうする?」

「こ、コレが女神ステンノ……なのか? ちょっと余のイメージと違い過ぎるような」

「んな訳ないでしょう何処が私と姉妹なんですかコレが」

 

>メドゥーサが呆れとやるせない怒りの混ざったような声で言う。目の前の狐娘は完全に岩場の上で丸くなってスヤスヤ寝息を立てており、最早砂浜に集った面々の間には闘争の雰囲気が存在しない。

 

「冗談だ。しかし、連合ローマの刺客でも無いとなると……お主らの言っていた野良の」

『えぇ。我々が探し求めていた……念、願の……仲間に……っ!』

『ハーイシャッチョサーン深呼吸ヨ~無理ダメダメ、リラックスリラックス~』

 

 ダ・ヴィンチちゃんはどうして日本の闇にそんなに詳しいの? 好奇心旺盛系の外国人なの? ところでダ・ヴィンチちゃんってものすっごいセクシー……エロいっ(本音を拘束解放波)のになんでウス=異本が少ないのでしょうか……おかしくありませんか?

 

『はーい、ダ・ヴィンチちゃんだよー。ちょっとロマニがグロッキーだから暫し離脱するから、その狐の処遇は君達に任せるよん。よろぴく』

「あ、うん。了解しました」

 

>どうやら、ロマニの常識的な頭脳ではこのカオスすぎる状況は理解しきれなかったようである。気持ちは分からないでもない。という事で。貴方は黙って立香の肩をポンポンと叩いた。

 

「ん?」

 

>>じゃ、総督殿。判断任せた。

>>立香。さっきの分も漢見せてくれや。

 

 いや速攻で擦り付けにいってて草も生えない。あ、お前さ立香さ、さっきバッ、シバキ逢ってた時にさ、中々入って来なかったよな?(言い掛かり) そうだよ(自己同調) という事で立香君君に任せるぜ! あ、一応建前の方の理由言っておこうかな

 

「おまっ……!? て、テメェ!」

「確かに。やっさんの言う通り、この場を仕切るのは立場上、総督の任を受けている先輩が一番適任ですね」

 

>純粋なマシュの援護が、無意識に立香を追い詰める。それを見て、貴方はニンマリと笑った。正直、これを計算してやって無かったと言えば嘘になる。ここまでキッチリ嵌まるとは思って居なかったが。

 

 ホモ君が悪い子になってる……まぁ別に問題は無いか(無慈悲) そもそも彼がそう言う所で嵌められると想定してないのが悪い、そんなんじゃ甘いよ(挑発) もっと想定を厳しくしてホラホラ。

 

>という事で、取り敢えず貴方はサーヴァント戦の疲れを癒そうと、そっと輪から外れようと動く……というかコッソリダッシュで逃げ出す。。そもそも頭を使うのは、立香より圧倒的に苦手なのだから、コレも分担という物である。

 

「――おい、逃げるな総督補佐

 

>だが、まるで地獄の底より響いて来るような声と共に……立夏の腕が貴方の腰に絡みつく。思わずしてうげ、という声が腹の底から漏れる。この男、貴方が逃げ出そうとしている意図を速攻で見抜き、そのずば抜けた反射神経をフル活用して食いついてきたのだ。

 

 ひえっ(素)

 

「そもそもお前が相手したんだろうが、コイツは……っ! その行く末を決めるのであれば寧ろお前が何とかするべきじゃねぇかというか俺が総督として命ずるお前が決めろこの野郎ちゃんと考えてなァッ!」

 

>その表情たるや、迫力だけならあの漁師の表情にも匹敵する程。瞳孔は完全に開き切っている上に、口から何か、良く分からない物が漏れ出してしまっている始末だ。完全に恐怖である。

 

 ブチ切れ極限藤丸センパイBB(素材提供)……じゃなくて。何だこの鬼さん!?(直喩) 藤丸君完全に顔面崩壊してますけど大丈夫? 大丈夫じゃない……そう……結構……怒り方極まってんじゃん。

 

>マズイ。このままの流れで行くとこの謎サーヴァントの面倒を見る事になるかもしれない。別に、彼女が気に入らないとか、そう言う事ではなくただ単純にぜっっっっっったいに面倒なのが目に見えている。責任から逃げるな、と貴方は絶叫を上げた。

 

「先輩! 面倒だからと言って他の人に任せては駄目ですよ」

 

>真面目なマシュの援護が入る。それに泣き笑いの様な顔を浮かべる立香に、コレは勝ったと、貴方は確信染みたモノを得た。勝利だと。

 

 ホモ君全力で拒否してて草。キャットも慣れれば可愛いマスコットみたいなもんやで? ちょっと言語中枢シェイクしたみたいな発言が多いだけで……それがイマイチっすね(容赦ゼロ)

 というか良い様にマシュちゃんを利用するとか、これは窓際行ってもらう案件。どうにか天罰を下せない物か……(オリキャラに容赦のない投稿主の鑑)

 

「――ふーぅん? なぁるほど?」

 

>その瞬間だった。貴方とジャンヌ・オルタの視線が交わる。明らかに目が嗤っていた。笑っていた、ではない。嗤っていた。凄まじく良い事を思いついた時の様な、そんな表情をしていた。嫌な予感がする、逃げなければ――

 

「ねぇシールダー。私はマスターの言ってる事も、間違いは無いと思うけど」

「ですが……」

「確かに、自分で決断して行動するのは正しい事だと思うわ。えぇ、私もマスターがそうできるようになれば頼もしいのは間違いない……うんうん、けどね?」

 

 おい何やってんだ~?(いい笑顔) ちょっとアツいんじゃない(割り込み)こんな所でー? 聞いてんかおい、兄ちゃん……?

 

「やっぱり、適正のある誰かに任せるっていうのも正しいと思うのよ」

「――はっ」

 

>はっ、ではない。と叫びたかった、純真なマシュの心に付け込んでこのオルタ。その表情は自分で名乗っていた通り、正に魔女というのが相応しい。やられた。完全に。

 

「成程、先輩はやっさんに任せるのが正しいと思って、信頼して任せようと!」

「そうそう……フフフッ、だからここはマスターの采配に従うのも、悪くないんじゃないかって、私、ンフフッ、思うんだけど……?」

 

 わぁ楽し気な笑い声が漏れ出てるや……なんだオルタ嬉しそうじゃねぇかよ、そりゃあこと嫌がらせとなると彼女の本領ですからね。テンションも乗って然りですよ。バレンタイン? アレはポンの面が出ちゃっただけだから……(援護)

 

「――オルタ、サンキュー……っ!」

 

>立香が嗤っている。オルタが嗤っている。マシュがキラキラした目で此方を見ている。もう完全に逃げられる流れじゃない。完全に……自分が行かざるを得ない。もうこの状況は覆す事は厳しい。

 

「ま、マスター……」

「してやられましたね。どうします?」

 

>>俺に……もう選択肢は無い……

>>くははは……残酷な事だ。

 

 何と言う事でしょう。ほんへではマシュちゃんと共に人理修復を成し遂げたカルデアのかっこいいマスターさんと、ウス=異本で引っ張りだことの評判高い、ザ・ツンデレヒロイン、ジャンヌ・オルタに挟まれて嵌められました。主人公とヒロインの必殺サンドはどうだ? 最高です!(断定)

 

>諦めて、貴方はゆっくりと腰を上げた。目標は、目の前の狐娘。仕方ない、もう逃げられないのなら……覚悟は決まった。引き受けてやろうではないか。キワモノに慣れるのもきっとこの世界を救うのに役立つ……と、強く信じて。

 

>>起きちゃくれないか、ミス・フォックス

>>めーざーめーよー、めーざーめーよー

 

CV:謎のありがたい石像。バレンタインボイス物凄い好き。文句ないほど友人で好き。もっとカルナと絡んで。具体的にはサンタカルナと絡んで。

 

「……ん、んん?」

 

>割と大きな声で呼びかけた所為か、素直に狐娘はその眼を開いた。モフモフの手で目元を擦る姿など、正に獣そのものでありちょっと愛らしいかな、とか考えて……開いた目と視線が交差する。

 

「……」

 

>>おはよう。可愛いフォックス。

>>ハーイ……ジョージィ……

>>お早うお嬢さん。早速だが、君は圧制者かね?

 

 さぁて、こういうのはファーストコンタクトが一番だからね。ビシッと真面な選択肢を何だこの選択肢!? ネタに全力を費やしてやがる……こんなネタ選択肢、俺を惑わすつもりか……っ! うっ、右手が、僕の右手が暴走を……!(選択肢真ん中)

 

「うむ、騙されんぞ。フォックスは騙す者故。騙し騙されは狐狗狸(こくり)の夫婦。野生のリビドーは雷の如く暴走するのだな」

 

>相変わらず物凄い話題が脱線しているうえ、全く何を言っているか分からないが……取り合えず更なるコミュケーションを取らねば、と思った矢先だった。

 

「という事で同級生のよしみである。キャットがお主に力を貸そう」

 

 えっ……いや。話が早すぎる(困惑)

 

「えっ」

「一応キャットもタマモ故。同じ()()()()は見過ごしておけぬ。哀しい涙はキャットには不要。玉ねぎを切って流す涙は女の甲斐性。甲斐性気立ての極まるキャットは……ご主人を助けようではないか。これからよろしく頼むぞ、ご主人」

 

>そう言って貴方の差し出した手に、ポンと獣の手が置かれた。俗にいう、お手の姿勢という奴である。

 

「……これは、和解した、って事で良いのか?」

 

 それは全くもって私にもわからぬ……

 と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




キャットってまだるっこしいやり取り要らずで仲間になってくれそう(偏見)

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