FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆様こんにちは、ノンケ(クィリヌス)です。五章は余りにもカッコ良すぎんじゃ。
前回ですが、いよいよステンノ様に遭遇し、精神耐性クソ雑魚ホモ君があっと言う間に篭絡……される前に若干凶暴化してんじゃねぇ! という事で話を聞くのは藤丸君で、ホモ君は役立たずと相成りました。馬鹿じゃねぇの……
「結論だけど、力を貸す事は不可能です。先ほども申し上げたように私、戦うなんて出来ない体ですから」
>そう、ステンノは堂々と言い切った。立香がメドゥーサをちらりと見る。その、物凄い申し訳なさそうな顔を見るに、どうやら真実らしいのだが……それより心配なのはメドゥーサである。顔色は兎も角、表情は申し訳なさでしわくちゃになってしまっている。
しわしわメドゥーサ(涙) ホントお姉さんが凄いお方だと大変ですね。でも容赦なくお姉さんは圧を掛ける。その分は……ギャラ(魔力)ドスんで……すぐ終わるから(真っ赤な嘘)
「確かに、私の眼から見ても彼女に戦う能力があるとは思えませんな」
「……それは、筋肉的にでしょうか」
「それも当然! それに、戦う方というのはある種、戦う為の物腰を身に着けている物なのですが、この方にはそれがある様には見えません。寧ろ守られるのに慣れている、と言った感じではないでしょうか!」
>レオニダスの言葉に、クスクスとステンノは笑う。
「えぇ。私はかつて、恐ろしい番人に守護されていたので……それはもう大きな」
「え゛っ」
さり気にディスられてますね……でも皆さん。大きなお姉さんって、正直性癖ランキングの中では大分上位に位置するレベルだと思うんですけど、そう思いません? 持ち味を生かせ!(要約:可愛いのも良いけどメドゥーサさんには美人さんという表現が一番似合いますよ)
「じゃあ、戦わないにしろ、なんか……そう、その謎能力で敵を全員骨抜きとか」
「私を兵器か何かと勘違いしていないかしら。それは
>若干不満げにそう言ったステンノに、立香は冗談だ、と返し……一つ、大きく……諦めを多分に含んだ……溜息を一つついた。
「勧誘は失敗って事か。残念ながら」
「えぇ。またのお越しをお待ちしておりますわね? お客様?」
両者の間に……見えるっ! 電! バチバチと光るエゲツナイ迫力! この中で陣に守られているとかいう情けないホモ君よ、主人公としてもうちょっとしゃっきりしろ殺されてぇかお前(半ギレ)
「むぅ……我らとしても、女神の加勢ありと喧伝できれば意気を上げられたのだが」
「神に頼った軍とか止めてくれない? 私が燃やしたくなるから」
>仕方ない、全員が雰囲気のままに踵を返そうとした時だった……そこに狙いを絞ったかのようにステンノが言葉を開く。
「――その代わり、になるかどうか分からないけど……提案があるの」
おっと。この先、危険があるぞ。だから、引き返せ(ダークソウル並感) あからさまにミミック(罠)なのである。ステンノ様ってホント女神だよね……(反語)
>……その後しばらく、ステンノが語って曰く。
「――海岸沿いの洞窟の奥に、宝物を、ね」
「えぇ。
>そういって笑うステンノ。しかし立香の表情は若干険しく……純粋にそれを信じている顔ではない。先ほどのやり取りでこの女神の本性、というか、人間性というかが、なんとなく分かってきた故にであるが……
その性質を最大限に生かして来る小悪マンステンノちゃんだからね、女の子やぞ(半ギレ) それもちょっと、ズレてるかな……女神様やぞ(絶ギレ)
「悪いが、信じられると思うか?」
「あら、酷い言いぐさ。其方の方が可笑しくなったのは、私の所為ではないのだけど」
「それにしたって、教えてくれたって……」
「ふふ、簡単にタネが分かってしまっては面白くないでしょう? それに、思考を停止した人間ほど、始末の悪い物は無いのだから。それに、多少は申し訳ないと思ったからこその、お詫びとしての贈り物のつもりなのよ?」
>余計に険しくなる立香の表情……が、どうにも締まり切らない。確かに悪女というかそう言った感じの雰囲気なのは間違いないのだが、その背後の妹に自分の肩を揉ませながら座る、という。奇妙過ぎるのだ、この光景が。
メドゥーサさんが小さく『ごめんなさい、上姉さまが本当にごめんなさい』とBGMの様に断続的に呟き続けてるのが笑っちゃうんですよね(必死の訴えを笑う人間の屑) でも気持ちは分かるよ……(掌返ししても変わらぬ人間の屑)
「――もし、それを取りに行ったら。俺達の力になる話、もう一回くらいは聞いてくれるかな? 女神様」
「あら? 図々しいのね、贈り物を貰って、その上で話まで聞けって?」
「それが本当に贈り物だと信じられたらいいんだけどな……絶対なんかあるだろ?」
>そう言って頭を掻く立香に、ステンノは面白そうな物を見る視線を送っている。特に何も言わず否定も肯定もしないのだから、明らかに嫌な予感しかしない。
「疑うばかりもちょっと無粋じゃない?」
「アンタが露骨過ぎるんだよ……で? どうなんだ? もう一回話を聞いてくれるなら、なんなら俺一人で行って来てもいいぞ?」
ファッ!? ウーン……(絶望) そんなマスター単騎とかいけませんよお客様! あーお客様いけませんお客様! あーっ! あーっ!
「マスター!? 何を……」
>マシュの悲鳴が上がる。当然だ。マスター単騎で行動する等、正気の沙汰ではない。
「……何となくだが、そうした方がウケが良いんじゃないかって思うんだよ。この人相手ならな。まぁ、こっから先勝ち抜くにはリスクを負う場面も出てくる。今のうちに慣れておくのも手じゃないかって」
はぇ~……めっちゃステンノ様の性格を把握してらっしゃる(感嘆) ステンノ様はヴリ様とも違う、人の苦労を見て飯を食うタイプなんですよ。なんだったら失敗する方を望むタイプです。
「そんな事は一言も言ってないけれど?」
「舐めんなよ。あんまり人の表情とか読むのは得意じゃないけど、そこ迄露骨に楽しそうにしてたら分かるに決まってんだろ」
>――そう言われたステンノは……変わらずに笑っていた。ただし、少しばかり笑顔に深みが増した気がする。
「そう思うのであれば、貴方一人で行ってみれば?」
「とことん言質は掴ませない、ね。分かった……取り合えず」
『いやダメだからね?』
>と、ここまでガッツリ盛り上がっていたのを、速攻でダ・ヴィンチが制した。そりゃあ当然というかなんというか……マスター一人で特攻など、誰が許すというのだろうか。
ここに来ての凄い冷静な意見で草も生えない。まぁ、幾らそれが合っていたとしてもマスターが全力でひとりでカチコミに行くとか許可できませんよ猿渡さん! それでマスター君死んだら人理修復壊るる^~
「ダメですか」
『ダメ。そんなリスク負う位なら素直に帰ってくれ。その神様の戯れに付き合う余裕は此方には無い。協力関係が築けないんだから、ここは撤退一択だよ』
>ダ・ヴィンチの言う事も尤もだ。だが……人間一人程度、あっさりと狂気に落とし込むその神としての力、このまま放っておくのは惜しいというのも、確かだろう。
でもあんまりほんへ通りでも面白くないからね、ここはステンノ様と神祖のスーパー信仰大戦に持ち込むのも悪くない。長城も合わさってセプテムが滅茶苦茶になりますが良いんだよお前人理修復だぞ(意味不明)
「ご褒美を上げる、というのは本気のつもりなのだけれど」
『それがリスクを負って迄手に入れる褒美かどうかも分からないし。申し訳ないけど今回の提案は無かった事に……』
「――ご主人、湘南に吹く一陣の風となるは今だ! 進軍のドラを鳴らせ!」
>そんな貴方にキャットはそう言葉をかけた。言葉の意味は……今回は何となくわかった。要するに、自分達が洞窟に行こうと言っているのだろう。
『いや、だからリスクをしょい込むのはちょっと許可できないって』
「そこな女神は悪役至極、されど一応ゴッデス、存外褒美はゴージャス、ゴールデン猫缶は期待できぬが……虎穴is宝庫だワン!」
>そう言って、キャットは貴方に視線を向けてくる……さっきは、しっかりと一発貰ってしまってこのザマだ。神様相手とはいえ、悔しいものは悔しい。なら、一矢位報いたいと思っても、良いじゃないかと貴方は思った。
漢なら、背負わにゃいかん時はどない辛くても背負わにゃいかんぞ!(後押しする見所欲しさの人間の屑)
>>キャットと香子さんと、行ってみる。それならいいだろう。
>>俺が一人で行こう。
>ダ・ヴィンチと、目が合う。ややあって……ダ・ヴィンチが、大きく息を吐いた。
『……悔しそうな顔しちゃって。ここで止めたら、私が悪役だね。宜しい、サーヴァントをちゃんと連れていくなら、そのやる気と合わせてギリギリ許可の範囲だ。ただし、無茶はしない事。ダメだと思ったら速攻で帰ってくること。良いね?』
――と言った所で、今回はここまで。
次回はやられっぱなしのホモ君のリベンジマッチ。セプテムで良いところなしのホモ君は果たして、見所さんを作る事が出来るのでしょうか。それでは、(次回)ご覧ください。
神様っぽい理不尽さ出すのが難しくて狂いそう……!