FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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愛憎の洞 その三

 皆様こんにちは、ノンケ(カ エ サ ル の 妻)です。貴女、ここに召喚されてたんですね……さてはレ/フやな(瞬間湯沸かし器)

 前回はいよいよ奥に突入。結果としてボーナス敵キャラに遭遇いたしました。因みに能力的には普通に強いレベルのサーヴァントな上に宝具も凶悪です。ぶっちゃけAクラスの宝具です。何だったらセイバーさんとどっこいです。

 

>暴れ狂い、焔をまき散らし、洞窟の幅を削って広げるその破壊力、とてもシャドウサーヴァントのそれとは思えない程のそれに、貴方達は完全に顔面を青くして……訂正、キャット以外がである。

 

「まるでオーブン! 寧ろピザ焼き窯! シキブのミルクでチーズを作るのだな」

「えっ!?」

『言ってる場合じゃない! 全員散開! アレに一網打尽にされるのだけは防がないとマズいよ!』

 

>その言葉で、先ず香子を抱えて貴方が走り出す。それを援護するようにキャットが未だ暴れ狂う大蛇に飛び掛かった。

 

「蛇対獣、ハブ対マングース! 何時も勝つのはマングース! つまりキャットの勝利イベントなのである!」

 

 実はアレって勝率ははっきりしないという事実。マングース有利とのデータは何処から湧いて出たのか……まぁ取り敢えずキャットにあの大蛇は任せて、こっちは対謎のシャドウサーヴァントに炎神全開(神降ろし)

 

>その間に、貴方と香子は、その一瞬でなんとか本体の前に走り込む事に成功した。その影……声と体格から見て女性と思われるサーヴァントは、歯をむき出しにして此方を睨みつけている。

 

「許さない……連合ローマッ……絶対に!」

 

 いやストレートに怖い(半泣き) 顔が完全に般若です。目力先輩が土下座して自らエンコするレベル。助けてトッチャマ……

 

「っ……マスター、この方もう」

 

>貴方は頷いて応える。完全に錯乱して、此方が何者なのかも分からない。というより全ての目の前にいる存在を敵対者と認識してしまうようだ。正規のサーヴァントだったのかはたまた、こうやって呼ばれてしまったのか、何れにせよ……放っておくには忍びない。

 

>>俺たちで討ち取って、終わらせよう。

>>――もう苦しまなくても大丈夫だ。

 

 堕ちた英霊の介錯をするのも……カルデアのマスターの仕事の……内や。もう旦那も満足して逝った。一緒に後を追わせてやるよ(ド鬼畜外道)

 

「――はいっ!」

 

 さぁ、戦闘開始。敵クラスはアサシン、そしてこちらはキャスター……はっ、さては消化試合だな?(確信) とか思うかと思いますが、ほんへでも弱点クラス突いてドッコイ位な感じなんで、油断せずしっかり指揮していきましょう。

 

「一気に行きます!」

 

 という事で先行攻撃じゃ。先行技は基本的に絶対有利ってそれ一。故にこそファイアローは何時まで経っても絶対に許されないのである。もうアイツ一人で良いんじゃないかな案件が多すぎる。

 さぁ速攻のバスター攻撃で一気に主導権を……

 

「――甘いっ!」

 

 えっ、待って墨汁ビームが謎の光によって迎撃されたんですがそれは……主導権は、掴めましたか? 何の機会も、掴めませんでしたぁああああっ……! まさかのファラオ闘方で迎撃するとか、ホントにシャドウサーヴァントですかこの人?

 

「そんなっ!?」

「ひれ伏しなさい、我が前に……許しを乞うのです、あのお方に!」

 

 イソイデフセロー(^q^)(撤退行動) あ、危なすぎる。あまりにも凄まじい輝き具合!一歩遅れてたら輝きに包まれてクレオパトラ様に服従して……え? 死? あ、そうなんだ。で? それが何か問題?(震え声) 

 

「ま、全く何も無い所から光が溢れて……っ! マルタ様の様な攻撃でしょうか」

 

 因みに此方のファラオ闘法、高貴な方である程強力な出力を発揮できる謎技なんですけど、発生が早く、遠距離もこなせる強力な技となっております。さっき見た通り此方の攻撃を迎撃するだけの性能もあるっていう……さては割と万能だな?

 でもってこっちは動きの遅いキャスタークラスっていう。あれ? さては此方が不利かもしかしなくても……? はえー(諦観) となれば。

 

「……ど、どうしましょう。躱されるとか、防がれるだとかは良くありますけど、謎のオーラで迎撃されるなんて、初めてです!」

 

>>あれ、突破できそう?

>>一撃で抜けぬのであれば千撃を打ちこむのだ! インストラクション!

 

 センセイ! そんなにぶち込んだら香子さんの方が魔力が持たなくなるのは自明リーズンなのである!? センセイ方式は体力を消耗しすぎるんですよ……もうちょっとご容赦をしてください。

 

「少しばかり厳しいです……そもそも、生前からそこまで陰陽術が得意という訳でも無いので……申し訳ありません」

 

 やはり正面突破は不可能みたいですね。うーんさて困りました。どうやらこっちの遠距離攻撃に合わせてファラオ闘法で迎撃する、と言ったプログラムが組まれている様です。接近戦に活を見出すしかないと……キャット蛇の迎撃に回しとるやんけぇ!? コレは無能マスターですねぇ……

 

「そこですっ!」

「っきゃあ!?」

 

 そして一切間髪入れず此方に攻撃。回避には成功したけど、このクレオパトラ、隙がねぇ! 容赦ねぇ! 呑気に話す暇もねぇ! こんな敵嫌過ぎるんだよなぁ……イベントに出たい(敗北主義者)

 

「キャット様の、出力なら……キャット様はっ!」

「ハブ酒の密造にはキャットの肉球で適度に叩いて肉を解すのが重要なのだな! 血抜きはワイルドにである!」

 

 あーこっちも白熱している様子! 叩いてるというより引っ掻いてますしなんだったら口から炎というかビーム吐き出して薙ぎ払ってますし、蛇は蛇で炎纏ってどこもかしこも吹っ飛んで大暴れしてマシュし……あれ? 某怪獣王作品かな?

 

「……無理そうですね……なんとか私で頑張るしかないみたいですっ!?」

 

>取り合えず、香子の動き慣れてない足では機敏に動くのは不可能だ。貴方は速攻で彼女を抱え上げる。咄嗟に持ち上げやすい姫抱きを選択したのは事故の様なものだが、そこは許して欲しかった。

 

「ママママママママ!? スッ!? タッタッ!?」

 

>>ちょっと顔面が男臭いが、我慢してくれな!

>>悪いが飛ばすぜお姫様! 舌ぁ噛むなよぉ!

 

 さて取り敢えず下の選択肢以外は無視するとして(恋愛脳) 流石ホモ君、飛ばすぜお姫様とはくっせぇなお前……(誉め言葉) とはいえその強面ですしそのくらいクサイ表現じゃないと乙女はキュンとしてくれない可能性が微レ存……? 酷い縛りだなァ(直球)

 

「お姫様ぁあわわわわわわわっ!?」

 

 反応が可愛すぎる。コレは許されない(絶ギレ) 脳の中がパンパンになるまでやるからな(図書館充実) 何で現界ブチ切れおじさんになってるかって? 逆に皆さん……ならないんですか? この状況で(真顔)

 

>混乱している香子を他所に、貴方は思考する。このまま香子を抱えたまま逃げるのはそう難しくは無いが……しかし、体力的には何時までもそう出来る訳がない。しっかり抱えて居れば香子の心配はしなくても大丈夫なのだ。ならその分思考を回せば……

 

>>――キャットに合流するしかないか?

>>――待てよ、そもそもこの状態……

 

 っとそれは今は置いておいて……ここで行動の二択。一つはキャットに合流する案、もう一つは……お姫様抱っこを継続してくれるんですか!? じゃあ、下ですよね? 効率とか考えて『合流が堅実なのでは?』とか思った奴は窓際行って……思考れ(シコれ)。効率よりも何よりも、愛じゃよ、愛!

 

「ど、どうしましょう! わ、私っ……ふえ、どっ、どうなされました、マスター」

 

>貴方は香子に一旦落ち着くように言ってから、自分の考えを話した。この状態でなくては先ず出来ないだろう大博打。それに……香子は一も二も無く頷いた。

 

「……分かりました、何とかやってみます」

 

 どうやらホモ君には一発逆転の秘策がある模様。漸くセプテムでマスターっぽい仕事をする時が来たのでしょうか。そもそも更にナオキになるのか……そもそもナオキになるってなんだよお前メタモンか何か? どっちかと言えば……ビリリダマみたいな面してんなお前な。

 

 と、脱線してしまいましたが、今回はここまで。

 次回は対アサシン戦後半、となると思います。所でこれ勝てた所で何の情報が頂けるのかが全く不明なんですけど……首都の位置は抜けてますし。もしかして骨折り損とかあるんでしょうか。

 そうならないように祈りつつ。ご視聴、ありがとうございました。

 




クレオパトラさんのアレって割と反則的な攻撃だと、書いててふと思いました。まる

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