FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(象さん)です。声が誓殺さんだった時の私の電の走り抜けるような衝撃。課金。爆死……ふふ、S〇X!(暴走する欲望) 止めないか!
前回は、パトちゃんとの殴り合い……とはならず、ファラオ闘法対分からない陰陽術との殴り合い(一方的な虐待)を繰り広げました。ぶっちゃけダメージレート向こうの方が上ですよね。ポーズ取るだけで範囲攻撃とか効率良すぎませんかね。
「――いい加減に、ひれ伏しなさい愚か者!」
「あわわわっ!?」
>シャドウサーヴァントの猛攻が続いている。ポーズ一つで槍で穿ったかのように穴を開け、大槌で叩いたかのように粉砕する破壊力もあるが、しかし恐るべきはその連射力。シャドウサーヴァントとは思えぬ程に機敏なポーズを連続するだけで攻撃が飛んで来る。
「ど、どうしましょうマスター……作戦実行するにしても、余りにも、隙が……」
>>無理にでも仕掛けるか……? ダメだ危険すぎる……!
>>持久戦になるが、気長に待つしかないか。
ホモ君ってお顔的にそう言う方面の持久力高そう(適当) ってそう言う問題ではありません。持久戦というのはひで並の固さとBB劇場のKMR並みの有能補給が無いと成立しないんですよね。どっちも持ってないホモ君には荷が重すぎる戦術です。
「……いえ、多少は無理を通してでも。わ、私が……大丈夫です、一回、二回位」
>それはもう自殺行為とかいうレベルではない。全力で止める事にしたが……下手な言葉は逆効果になるかもしれない。ここは慎重に言葉を選ばねば。
>>無茶はやめてくれ! 大切な貴女を失う訳には行かない!
>>無茶はやめてくれ! そうしたら貴方の代わりに俺が突っ込む!
おいぃ? お前らには上の選択肢以外が見えたか? 俺達のログには何も存在しないな。こんな選択肢でちゃったら、ねぇ? もっというタイミング他にあるとは思いますけど、まぁ出て来ちゃったもんは。下の選択肢はいい加減学習してどうぞ(半ギレ)
「……ふえ?」
>香子の目がまん丸に見開かれる。どうにか説得できたかどうか、それを判断する前に、再び相手の謎光線が飛んで来て判断する事は出来なかった。
「大切、大切……えっ?」
良い顔をなさってる(愉悦) 若い燕に熱い告白(誤解)される気持ちはどうだ? お姫様だっこされながら! 感想を述べよ! いや、感想も述べられない位赤くなっちゃってるね♥ カワイイね♥ 結婚しろ(恫喝)
「……はっ! え、えっとじゃあ、わたすぃ、ち、ちがう、わたしゅ、待ってくださいお願いします! あの、わ、私が戦わなきゃ、d、どぉ、すれば」
>凄い噛みまくってたが、作戦を決行するにしても、という事だろう。確かにそれは問題ではあるのだが……さて、どうするべきか。
>>……逃げるしかないだろう。
>>俺が囮になる。その間に頼むよ。
さてジッサイオタッシャ案件なのは事実。つまり、コレは……囮作戦じゃな? ホモ君にはいつも通り死にに行ってもらうとしよう。頑張れホモ君。当然囮は……サーヴァント以外が行く。
「……マスター? 何をおっしゃっているのですか?」
>怖い。お顔が怖すぎる。ちょっとちびりそうになったが必死に堪えて、貴方は落ち着いて言葉を紡ぐ。持久戦では勝ち目は無いのであれば、いっそ相手を一点に集めて一気に破壊する、というのが良いのではないかと。
「だから? マスターが? 行くと? ダメです。良いですかマスター。どんな状況であれ、マスターというモノはですね……」
>ダメだそうである。そして続く声が何時もの香子のトーンで無いのでヒェッとなってしまった。思わず泣きたくなってしまった。もう限界だ。
ホモ君が泣いています。綺麗な涙を流しています。でも逃げるな、お前が生贄になるんだよ! 諦めるな! 積極的に囮になりに行け~? 積極的に囮になりに行くのは漢ポイント高いですよ。そのポイントで何が買えるんですかね……?
>しかしそこはググっと堪え、そうでもしなければ隙を見つけられない、と根気強く説得しようとして……ふと向こうを見やる。キャットとあの巨大な大蛇が未だ激闘を繰り広げている訳なのだが。若干、そこに違和感を感じた。
>>(……随分自分勝手に暴れてるような。援護一つもしない)
>>(本体とは別行動取ってるにしても、自由過ぎないか?)
幾らなんでも自由過ぎる(言い掛かり)
「……分かりましたか。マスター……マスター? 聞いていますか?」
>――貴方の頭の中に、先程の案へと繋げる為の、もう一つ案が浮かぶ。一の矢、二の矢を以て、あの怪物を攻略する道筋が、いよいよ見えた。細い道筋を。辿る様に。その為に貴方は……向かう方向を変えた。
「あのマスター? どうしてキャット様の方向を見ていらっしゃるんですか?」
>その目標は、先程から此方とは違い、凄まじい破壊音と衝突音が繰り返し飛んで来るキャットと大蛇の激突現場。それを見て……香子の顔色が青ざめる。囮になるだとかそんなチャチな物ではないような、とんでもない愚行を犯そうとしているのを悟ったのだろう。
香子さん……大変申し訳ありません。ケジメ、付けさせてもらいます……(突撃開始)
「まっ、あっ」
>容赦なく、躊躇いなく、貴方は真っすぐにキャットと大蛇の殴り合いに向かって走り出す。その視線が、大蛇の噛み付きを顎を抑えて凌ぐ、キャットと絡まって……貴方は吼える。策へのピースをハメる為に。
>>キャットォオオオオ! こっちに巻き込め!
ちょ、ホモ君! オ゛ロ゛レ゛ロ゛ル゛ラ゛ァ゛!(意訳:待ってくださいオナシャス! 何でもしますから!)
「――んははははっ! 良かろう! 整理され過ぎてもノーファニー! 状況はもんじゃであってこそ大チャンス! ご主人の威光にキャットは躍るのみだ!」
>瞬間、するりと噛みつきから獲物に逃れられ、バチリと空を噛む大蛇の顎。其処を踏み台に、弾丸の如く飛びだしたキャット。当然ながら、大蛇は此方に向けて……弾丸の如く飛んで来る。
「えぇぇぇぇぇぇええええええ!?」
「なっ!?」
>貴方はこれを待っていたのだ。躱す事に労は無い。だが……避けた自分の後ろに位置している、シャドウサーヴァントはどうだろう。
こ、この野郎……やりやがったっ! マジで容赦ゼロッ! クレオパトラに隙を作らせるために、無理矢理に場を変える為の一手をッ! 自分の神獣に牙剥かれるとかクレオパトラさん涙目でしかない。
「っ、きゃあっ……!?」
>大蛇の突撃に、洞窟が揺れる。シャドウサーヴァントに直撃こそしなかったが、しかしマトモに反撃できている様子もない。そして……彼女が、その大蛇を御そうとする素振りも無かった。
>>やっぱり……操れないのか、あの蛇!
>>間違いない、あの二体は不仲なんだ!
下選択肢はまぁ放っておくとして……まぁ、ホモ君のお察しの通りというか。あの蛇さんは、別にクレオパトラさんに制御されてる訳でもなく、野放しで暴れさせてるだけなんで半ば暴走してるようなもんですよ。
ほんへでも、実際宝具を使うとパトラさんが自分でダメージを喰らうデメリットが存在します。いい細かさしてんね(棒読み)
「くっ……!? 待って、止まって……っ!?」
「どうしたスネーク? 怖いのカ? CQCぶち込んでキャットを潰せぬとはやはりお主は案山子であるな?」
>何とかシャドウサーヴァントがその動きを御そうとするが、やはり彼女の声を聴く様子もない。大蛇は、挑発しながら仕掛けるキャットを追って大暴れしながら、彼女自身を巻き込むのみだ……今、この時香子と貴方から、彼女のマークは離れた。
「……っ……っ……っマスター。後でお話があります」
まぁお見事にパトラさんをハメた代償はある訳ですけど……なぁ(迫真) どうすんだよなぁ、どう誠意見せてくれんだよ、お前のなぁ、なぁ、到底弁償できるような事じゃねぇんだよなぁ!? ホモ野郎がよ……
「――でも、今は。御身を危険に晒して得たこの機会。逃す訳には参りません!」
>香子がその手に筆を携え、文字を綴りだす……香子の攻撃は、あの謎のオーラで迎撃されてしまう。であれば……形無き、呪詛であればどうだろうか。暴力では防ぎ様無き、言の葉であれば、どうであろうか。
>>令呪を持って命ずる! 宝具を開放せよ! 紫式部!
おーここで二画目の令呪を切っていくゥ! 最初で温存して居なかったらここで使えなかったので最初で温存しておく必要があった訳ですね(RTA風)
「限りあれば 薄墨衣 浅けれど 涙ぞ袖を 淵となしける」
>紡がれるは詩の力。言の葉一つで相手を呪う、詩を扱わせたならば紫式部の真骨頂。万人に届き、凌ぐことも出来ぬ、そんな……詩歌宝具!
「――源氏物語・葵・物の怪」
(注)ほんへでは無敵貫通は付いておりません。呪殺なんて回避のしようも無いんだろうから必中くらいは付けてくれよなー頼むよー……(切実) まぁでもそうでなくても十分に強いは強いんですけど、可愛いサーヴァントには無限に強くなって欲しいやんか。
>……しん、と洞窟が静まり返る。大蛇すら、その動きを止め……さらさらと虚空に溶け消えていっていた。それは、決着の印。
「――あぁ、カエサル、様……」
>先ほどまでの力強い恩讐の念は、見る影もなくしぼみ、力無く、体は震えている。招かれた滅びの概念は……確実に、そのシャドウサーヴァントの力を奪い去り。その膝を、大地へと落させた。
――と言った所で、今回はここまで。
ご視聴、ありがとうございました。
道連れ巻き込みは策の基本ってじっちゃが言ってた!
因みにパトラさんはエジプトの滅びを招いた方で、その方に滅びの運命を招く香子さんの宝具って……哀しいね、バーニィ。