FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(銀の腕)です。執事衣装が似合い過ぎで元に戻せない不具合。元衣装もカッコいいんですけど、バトグラから立ち絵まで完璧に敏腕執事なのが悪いのじゃ……
前回は、クレオパトラ様にカエサル様から「すまんな……」とお声をかけて頂いて昇天……する直前に重要な情報を頂きました。どうやら孔明=エルメロイ二世は唯イスカンダルヒャッハーしている訳ではない模様です。流石二世! 信じてたぜ!(ホビーアニメ特有の掌返し)
「――それで? 私からの
「一応本気で協力する気はあったってわけだ。女神様」
「えぇ。私が力を貸せるのはここまでよ。後は貴方達で切り開いて頂戴な」
>ステンノは、一体何処迄見通していたのだろうか。曰く、この島に住まう彼女の監視役として寄こされたクレオパトラ。彼女をここに送り込んだ軍師……孔明の暗躍。それらをプレゼントと彼女は呼んでいたのだろうか。
「……まぁ、アレだ。助かったのは事実だよ」
「そう? それなら良かったわ」
「若干つまらなそうにしてるのはなんでなんだよ……全く」
女神様は失敗して敗退する方を望んでいたからね。しょうがないね。つまりホモ君囮作戦をやっていた方が女神様受けは良かった……?
『まぁ、女神様の協力を一度でも得られただけでも十分だよ。それに、僕らにとってとても重要な情報だったからね。危険を冒すだけの価値は、まぁあったと思う』
>>つ、つまり俺は許された訳か。
>>神は私を許したもうた……
おっ、オルタも今居るんですけどそこで神の名を出すという事は……もう選んでくれって言ってるようなものですね。
『あっ、本造院君は全力で説教確定してるから』
「私の前で神の名を出すなんていい度胸してるわね。焼かれたいのかしら?」
「そのお説教は先輩も参加するそうですよ?」
>許されていなかった。なんだったら処刑人が増えた。助けを求めようと周りを見回したが……頼りになる騎士は今はスパイ活動中である。貴方は詰んだことをそっと悟った。そして泣いた。
ゴッホみてぇだなお前……(泣き方) 全く似合ってないからやめた方が良いよ(冷徹) 寧ろもっと男泣きするぐらいでIKEA。もっと「ウ゛ゥ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!! ウ゛ゥ゛ゥ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛!!! ウ゛ァ゛ァ゛……(慟哭)」みたいに泣いて(お願い)
「ふぅむ。其方も色々大変だったのだな……余も一緒に行くべきだったか?」
「いえ……皇帝陛下も一緒に居たら、もっと、その、大変に、なってたと思うので……」
>皇帝陛下を死なせたらマズイ事態になるのは察しが付く。恐らく香子の心臓とか胃袋はもっと悲鳴を上げていた可能性も無きにしも有らずである。ただ、もしそんなカオスになっていれば自分のお説教は無くなっていたというそんな……そんな希望を、見た。
そんなことは無いんやで。君は大人しくお説教四天王+死刑執行人にこってり絞られるんだよ。カルデアに帰るまで震えて眠るんだな……
>そんなどうでもいい希望は、まあいい。重要な事は一つだ。
『まぁ、何はともあれ。ここへ来た意義はあった。ローマへ戻って、ここで得た情報を生かした作戦を立てるべきだろう』
「うむ。敵の軍師に接触するとすれば……あの騎士殿になんとか頼まねばならん」
>そう。この情報を伝える為にも、デオンと早急に接触するべきではあるが、彼が戻ってくるのはまだ先の話。となれば、此方から向こうへと、何とか接触するべきなのだが……と、そこ迄貴方は考えて、ふともう一つどうにかしなければならない事を思い出す。
えっ? 他に何かありましたっけ? ってそう言えば、こっちのメンバー一人たりないねぇ……?
「あ、あの姉さま、私何時までこうして居れば……」
「私が許可するまでに決まってるでしょ? 黙って椅子の役割を果たしなさい」
「はいぃ……だから怒らないでくださいィ……」
>メドゥーサだ。完全に姉の椅子代わりになっていて、自然な光景だったので流していたのだが……普通に考えれば異常だ。
そうなんですよね。今の所、頼りになるメドゥーサさんは椅子になってるんですよ。目が死んでいるかもしれない(ギャグマンガ日和並感) うーん、余りにもぴったりと当て嵌まり過ぎている所為で違和感なさ過ぎて忘れていたという……モノローグとプレイヤーの意見が一致する貴重な光景。
「何かしら?」
>見て居たら若干威圧されビビらされてしまった。凄い反応が冷たい。自分が何かしただろうか。何だったら被害者な面まであるのだが……色々、こう、哀しくなってしまう。
「……ふん」
ステンノ様がホモ君に対して物凄い辛辣なの笑う。さっきから君困難ばっかりやね。片方は愛の鞭だろいい加減にしろ! 愛の鞭にもいい加減というのはあると思うんですけどそれは……
「あ、あの上姉さま。そのくらいで……」
「あら? メドゥーサ? 今、口答えか何かした?」
「いいえしておりません椅子の任務を全うします」
>――このままメドゥーサを椅子代わりにされているというのは流石にちょっと看過できない。かといって……一応、彼女らは姉妹である訳である。そんな彼女達を引き離すのはどうなのだろう。積もる話もまだまだあるのではないか。
まぁ、この二人は色々複雑ですからねぇ。こうして扱いはちょっとアレですけど姉妹の絆は本物ですし、こっち(カルデア)戻って来いよぉいいからぁなぁ!? とはそう簡単には言えないですよね……そんな剣幕で言うのはどんな時でも厳しいと思う。
>もしかしたら、ステンノの態度も、久しぶりに会った妹に対する照れ隠しだったりするのかもしれない。そう考えたりすると……引き離し、難かったり……
「……あのー」
「私が良いと言うまで……よ? 二度言わせる気かしらメドゥーサ?」
「もう言ってます上姉さま! そして怖いです!」
>……案外そうでもないかもしれない。もしかしたら、今すぐにでも救出した方が良いのかもしれない。何方も言い切れないのが、どうにも困る。英霊という特殊な立場と、現状目の間に広がっていく光景を加味して……
>>取り合えず、一旦メドゥーサさんを開放していただけませんかね……
>>――もうちょっとだけ、そっとしておこう
さぁ、皆さま。ここで究極の選択のお時間でございます。姉妹百合の間に挟まるガイアになるか、それともそっと放置する紳士になるか……でもその百合、百合は百合でもどす黒い黒百合だとおもうんですけこ(名推理)
まぁここで助けないと下手するとメドゥーサさん離脱でセプテム攻略とかいう無駄な縛りを加えてしまうかもしれないので、ここは割り込みます(ガッ、ガイアッッッッッ!)
「あら? 解放とは可笑しな言い方じゃない? 私達は姉妹の絆を深めているだけなのだけど……?」
「マスター、大丈夫です。貴方迄巻き込まれては……」
「――それとも。サーヴァントとして召喚した事で、この子を自分のモノ、だと勘違いしているとか……だとすれば、随分と傲慢ね」
>メドゥーサの髪を撫で、笑いながら言うステンノに、そんなつもりはない、と貴方が返した……丁度その時だった。ステンノの表情から突如として笑顔が消える。そして見つめるのは海岸沿い。其処に何者かが立っているのが貴方にも見えた。
ん?(疑問形) あっ(直感EX) っすゥゥゥウウウウウ……(精神汚染)そう言えば、この島のラストバトルはあの方でしたね。うーんサーヴァントと二連戦とは随分と疲(れる)ぅ……
「――どうやら、招かれざる客のご登場の様ね」
「えっ?」
>その人影は、一気呵成に此方へと走り出す。夕暮れの色に滲む影はだんだんと濃くなりそして……その雄叫びも、より濃く聞こえてくる。その後ろには、何隻かの此方の船とは、別の船の姿。
「――ネェェェェェェエエエエエエエエロォォオオオオオオオオオオオオオ!」
「こっ、この声は……まさか!」
『連合ローマ!? ど、どうしてここに居る事が……いや待てよ、クレオパトラさんは確か、連合ローマが召喚したサーヴァント……消滅すればそりゃあ位置も割れるか!?』
ちょ、前回あんなに綺麗な消滅の仕方をしてお帰りになったパトラさんを敵感知用のビーコン呼ばわりするのは流石にNG。そんなんだから君英霊に『お前うさん臭くない?』とか『軟弱な声してんなお前な』とか言われるんだぞ(辛辣)
「消耗したと見て取ったってか!? はっ、悪いが康友と違ってこっちはまだ元気いっぱいだぞ! マシュ! レオニダス! オルタ! 戦闘準備!」
「了解しました!」
「本造院殿達の分まで、張りきらせていただきましょう!」
「良いわよ……綺麗に焼き尽くしてあげる」
お、という事はホモ君はもう休んで良いんですか!? まぁホモ君は頑張ってたしね、流石にこれ以上働かせる鬼畜なんてそうは居らんやろ、勝ったなガハハ。風呂入ってきますねー(フラグ)
「……ふーん」
>何か言う暇もなく、立香は走っていった。加勢したいのは山々だが、既に疲労している自分が態々向かっても、下手を打てば足手まといになる可能性も十二分にある。となれば出しゃばる幕でもないと、貴方はそっと地面に腰を下ろし……
「――メドゥーサ? 何をやっているの? 私の島へのお客様よ。対応なさいな」
「えっ?」
「そこの貴方もよ……丁度いいわ? 見せてごらんなさいな、必要だというのなら。メドゥーサと一緒に戦って。モノとして扱っていないのなら、その姿を見れば分かるでしょ」
>えっ、と思わず声が漏れた。
誰に向かって口利いとんねん……(
この女神様はホンマ……仕方ありません。次回、しっかりとサーヴァントとマスターとしての絆、見せつけるとしましょう。ご視聴、ありがとうございました。
伯父上は添えるだけ。
ステンノ様が不機嫌な理由:ステンノ様の能力・権能は魅了、最初にホモ君がそれにあてられたのは確か。だがその結果は魅了とは程遠い『怒り』の発露。何となく自分の思う結果とは違う反応をされ若干拗ねているというか、そんな感じ。理由は全く分かっていないのが余計に感情を加速させている。