FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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特異点F その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(冬木一の若奥様)です。

 前回はレイシフトまでのイベントをほぼ垂れ流し(大嘘)でお送りしましたが、今回はがっつりFGORPG、プレイしてイきますよ~イクイク。

 さて前回の冬木へのレイシフト直後からプレイ再開ですが……周辺確認、ヨシ! 誰も居ませんね。安定のボッチスタートです。はーつっかえ! まぁ主人公君は高確率で逸れるので仕方ないといえばそうですが。仕方ないのでやりますやります。

 

>周りはまた炎の海。しかし先ほどとは違い、屋外の様だ。どうやら何処かの広場らしいが何故こんな所に自分は居るのか。貴方は理解できない。

 

 えっと、広場。初代の対バーサーカー戦の公園でしょうか。マップが確認できればいいんですけれど、そんなものは存在しない(甘えを許さない型月ゲームの鑑) ……あ、でもこの一枚絵、見覚えがあります。ここは……新都じゃな?(ほろーやりこみ勢)

 

>近くに居ない藤丸とマシュが心配だ。探しに行こうかと思ったが、それを許さないように、貴方の前に影が立つ。それは、貴方がおとぎ話の中でしか見た事の無かった、動く骸骨、という化け物だった。

>ストレス値が上昇しました。

 

 未知との遭遇での緊張ストレス上昇はやめちくり~(苦難) 鬼種の魔ケンカ慣れ持ちホモ君でも一般人なので、こんな普通のスケルトン相手でも油断しすぎると死にます。全力でぶっ潰しに行きましょう。

 

 なお見所さんは無かったのでカ……ットォ!(BRLY)します。だって予想以上にスケルトン君達が脆過ぎて。これマジ? 登場した時の禍々しいインパクトに比べて実力が貧弱すぎるだろ……(落胆)

 とはいえこんな雑魚エネミーでも経験値と素材は欲しいので地道にやりましょう。なお五人以上固まってたら逃げます。一対五だと一気に難易度が跳ね上がるので(三敗) ダークソウルみたいな難易度してんなお前な。

 

 さて、冬木での最終的な目標は黒セイバー撃破ですが、私の目標はもう一つあります。それは……英霊召喚! え? 出生の縛りから出来ないって自分で言ったろこの池沼? とっとと失踪しろ? しません(鋼の意思)

 実は召喚は出来ない、と言いましたが、それはこの冬木が終わってから。カルデアが稼働し始めてからの話です。この冬木でなら、自力で石を探し出して召喚が出来るのです。

 

 けど出生補正で発見率は通常より全然下がってますけどね、初見さん(諦め)

 そして探し出せたとしても三つが限界。一人しか召喚出来ません。でも一人も召喚出来ないよりはマシなので、僅かな可能性にかけて探索してみましょう。

 

~十倍速~

 

 何の成果も……得られませんでしたぁ!

 とりあえず新都エリアはガンガン探しましたが、全部空振りです。泣きたいです。やっぱり出生補正はクソ、はっきり分かんだね(憤怒)

 ただ泣き言吐いても仕方ないので、頑張って探索に精を出しましょう。

 

>貴方はショッピングモールを探索した。

>金属バットを発見した。

 

 おや、初めての成果ですが……どうやら石ではないようです。とはいえ武器はありがたい。ホモ君、ゲーム開始時の様子から武器を扱うのがお得意なようですので。拳でも普通にダメージは出せますけど(畏怖)

 

 とりあえず金属バットを装備し、探索を続けます。そういえば、最初の広場は特に調べてないですね。探索してみましょう。

 

>貴方は広場を探索した。

>――すると、上からキラキラと光る、七色の石が転げ落ちてきた。

 

 ヌッ(不意打ち) 嘘やろ……最初のエリアにあったんかい! これはとんだ灯台下暗しですね間違いない……しかし、良かった。低い可能性を引けたようです。これを獲得できれば。って、そう言えば数はいくつなんでしょう。

 

>聖召石を三つ手に入れた。

 

 Foo^~! 一気に三つとか気前がいいっすねぇ! あーこれで運命の鯖を召喚出来ちゃうヤバいヤバい……女の子になっちゃう!(意味不明) でも上から転がり落ちてきた、ってなんでしょう。街灯の上にでも乗っかってたんでしょうかね。

 

「――ふふ、かかりましたね」

 

>声が聞こえた。女の声だ。

 

 ファッ!? 

 えちょ、待って! 助けて!! 待ってください!! お願いします!!! ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!! (迫真大絶叫)

 

>ケンカでの経験が、前方に飛び込む事だけを意識させた。無様に倒れ込むように転がったが、その判断は正しかったようだった。先ほどまで、貴方が立っていたところには、一本の鎌が突き刺さっていた。

 

 帰↑ってこれたぁ〜 はっはっはっはっ! 生きてるぅ〜↑ 帰ってこれた〜! ホモ君の喧嘩師スキルに感謝……圧倒的感謝……っ!

 言ってる場合ではありませんね?(切り替え) 罠ですよ罠、ハーナキソ……そんなにホモ君に召喚させたくないのかFGORPG。しかも相手は恐らく……アニメ版FGOで、マシュたちが苦戦した、あの人でしょう。

 

「中々に生き汚い……まぁ、突然目の前に振ってきた宝石の類を、何の警戒もなしに拾いに行くような強欲者、生に執着するのも当たり前ですか」

 

 ハイ来ました。冬木徘徊中ボスの一人、ランサーメドゥーサさんです。ハルぺーとかいう不死切りの鎌持ちのやべー奴です。当然今のホモ君にとってはシャドウサーヴァントとはいえ脅威です。実力的にGOとひでくらいの差があります。

 

「ですが、少しは楽しめそうですので……存分に苦しめてから、殺してあげましょう」

 

 しかし彼女が居るというのに石像が一人もいません。間違えて全部壊しちゃったのかなメドゥーサちゃん(ホモ特有の保父面) だとしたらドジっ子メドゥーサちゃん可愛いで済むのですが、いや、済みませんね(自戒)

 兎も角ここからは死なないよう逃走しないと。鎌に斬られれば二度と傷は治りません。ネバーエンドデバフです。

 

>何者かは分からない。唯、このフードの女とマトモに戦えば、死ぬ。戦ってすらいなくても貴方は理解できた。相手は、それ程の圧倒的強者だと。

 

>>この辺りを逃げ回る。

>>橋の向こうへ逃げる。

 

 片方は単独逃走ルート、もう片方は合流ルートでしょうか。とはいえ向こうに合流して藤丸君にハルペーが当たった日にゃ目も当てられないのでナオキです。マシュちゃんに恨まれない為にも、上だよね(決断)

 なお一人ぼっちルートは修羅の道です。でもエンジョイプレイだし、こういうピンチで見所さんを生むのも多少はね?

 

 とはいえ、やる事は全力で回避し、祈るだけ。正直メドゥさんに見つかった時点で運勢は冷え切ってるのであとは上るだけだと信じたいです。当たらないでくれよなぁ、頼むよ~

 ふ、とはいえ回避に補正もついているホモ君をそう簡単に捉えられまい……

 

 おっぶぇ!? け、結構ギリギリじゃねぇかお前。幾ら回避に補正がついているとはいえシャドウサーヴァント相手、逃げ出すのも一苦労っすねコレはってあばばばば鎖が鎖がTKGWサマ逃げては逃げては駄目ですよ(二重人格) アカン患者が死ぬぅ!

 

 許し亭許して(絶望先生) 回避一択だというのにさっきからいつ当たっても可笑しくない気がします。メドゥさんは甚振るために当然手加減してくれていますが、何時豹変して昏睡レイプ並みのダーティプレイに入っちゃっ……たぁ! しても可笑しくないので気が気ではありません。

 

>貴方はひたすらに街を駆けずり回り、いつの間にか街を飛び出してしまって郊外まで来てしまっていた。目の前には、それなりに立派な屋敷が見える。

 

 おっこれは……この一枚絵、間違いありません、ホモ君は双子館に来たようです。新都側の奴ですね。確か、ここにもかつて使われた召喚陣が残っていたはず。この大ピンチと共に得た石を使って、サーヴァントを大発見! して逆転を狙いましょう。

 

「ふふ、逃がしはしませんよ?」

 

>声が聞こえた直後、貴方は思いっきり跳躍した、が、次に飛んできたのは鎌ではなく、鎖。自由にしなるそれを避けきれず、貴方は強く体を打たれ、宙を舞った。

 

 ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ア゛↑ アーイクッ……さ、サーヴァントの攻撃が直撃でホモ君のHPがマッハでヤバいです。逝き過ぎちゃうヤバいヤバい……あ、逆境発動しますねってそんな状況じゃないんだよなぁ……

 着地したのは、どうやら双子館の庭らしいですね。兎に角立ち上がって……あれ?

 

>打ち所が悪かったようで、体が思うように動かない。頭から血も垂れている。

 

>スタンの状態異常になった。

 

 ア゛ア゛ア゛ア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛(希望が絶たれた事への抗議) ホモ君動いて! 動け、動け、動け! 動け、動いてよ! 今動かなきゃ、何にもならないんだ! 実況が終っちゃ^~う!

 

「どうやら、鬼ごっこは終わりの様ですね……少しは楽しませてくれた事への礼です。貴方は優しく……苦しめて、殺して差し上げます」

 

 変わってねぇじゃねぇかお前の方針ぃ! あぁ、死神が近づいて来る……もうダメぽ。どうやら今回のエンジョイプレイは今回で幕を閉じるようです。皆さま、次回の実況を……

 

>その時、痺れて動かない手から、力が抜けて、三つの七色に輝く石が、そして懐から、一本の筆が転がり落ちる。その向かう先には……何か、文様が描かれているのが見えた。

 

「……っ!? 召喚陣! 貴方、それを承知でここにっ!」

 

 等と絶望してたらメドゥさんが動きを止めてくれました。召喚陣知ってたんすねぇ……勘違いで生まれたこの一瞬の隙、頼む、何か逆転の一手を閃いてくれホモ君……!

 

>貴方は、それを目の前の女が警戒している事に何とか気が付くことが出来た。まだ微妙に鈍い体を最大限動かして、召喚陣のそばに近寄る。頭から垂れる血は気にしていられない。貴方は、まだ生き残る事を諦めていなかった。

 

>>まだ、こんな所じゃ死ねないんだよぉぉぉお!

 

 ホモ君迫真の絶叫。そして……来ました来ました! 血と、聖召石! 召喚陣! 出来スギィ! な展開ですがこれくらいないと普通に死んでました(紙一重) そして、三つの輪っかが……虹回転!?

 

>放たれた光が収まった先。燃える炎に照らされて、雅な藤の服が、翻る。抜けるような白い肌と、全ての光を飲み込むような黒髪。この世の物とは思えぬ、艶姿。

 

「まさか本当に、サーヴァントを!」

「――サーヴァント、キャスター。紫式部と申します。文に親しみ、詞に焦がれ、ひとの想いに寄り添う女にて……ご無事でしょうか? マスター」

 

 運命に出会った所で、今回はここまでになります。ご視聴、ありがとうございました。

 




選ばれたのは、筆でした。

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