FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(トロイアミサイル)です。標的確認、方位角固定とかマジでミサイルのそれでは?
前回は、デオン君ちゃんの潜入作戦パート2前半。連合ローマの異質さを内部から調査し、その後は城壁をじっくりと舐め回す様に調査。結果として、どうやら何かしらの魔術機構が組み込まれている事を知りました。
「――やはり、全ての場所に、しっかりと刻み込まれて……いや刻み込まれているというよりこれは、組み込まれている、と考えた方が良いか。ここまで来ると」
>模様の様に刻み付けられた、術式。魔術に疎いデオンでも分かる程に、分かりやすい物がここまで大量に。城壁の強化の為なのか。それとも……結果として、八つの壁すべてにその文様はしっかりと刻まれていた事は間違いないようだった。
「有事の際に起動する仕掛けなのかな」
もし城壁の強化とかいったらもう俺はエルメロイを信じない(半ギレ) 大軍師の素質をフルに生かした城壁とかマジで抜ける気がしない訳なんですけど。そういうのはウルクでやってどうぞ(激怒)
>――そして。気が付いたのは、もう一つ。
「壁、そして塔にもか」
>魔術的な仕掛けは、何も一種類だけじゃない。壁面の物とは違う……何となく、東洋の物ではないかと思われるような術式が、八つの塔に施されている。
おっ、エルメロイじゃん(疑惑) さっき迄は許されたけど東洋系はちょっと許されませんねクォレハ……汝は孔明! 罪ありき! ビックリするほどの万能肌だからね。許されないのも多少はね?
「どんな効能なのかは分からないが……しかし、ラッキーな部分もあった」
>そして、発見した三つ目は……この城壁を修復する為の物なのだろうか。魔術の文様の刻まれた、石レンガを発見した事。どうやら、この城壁自体が複数の術式を刻まれたコレで構成されたもので、そして刻まれた術式は、レンガの中で完結していた。
「個別でも力を発揮できるタイプのものか」
>かつてはフランスの闇を駆け抜けたデオンだ。魔術への造詣も多少はある。使えない、分からない事も多いが……最低限の判断位は出来る。これが完成しているかしていないか、位の事であれば。
Fate世界だからね、深い所では魔術の一個や百個くらい跳梁跋扈してるでしょう。百個も飛び交ってたらもうオッパゲドン!(最終戦争)
そんな(クッソ汚い)裏を駆け抜けたデオン君ちゃんなら、そういう方面に関する知識は豊富っていう。どこ(細かい設定)触ってんでい! そう言うの嫌いじゃないし狂いそうな位好きだよ(大胆な告白はプレイヤーの特権)
「だとすれば……これがどんなものか分かれば……」
>取り合えず、塔の物は完全に詳細不明な以上は、調べられそうな壁の方の術式を調べるのは基本だろう。そう思い、デオンは片手にレンガを携え、城壁を後にした
さーて、この石レンガ、調教(調査)のし甲斐があるぜぇ? 従順になるまでやるからな。お前の効能を丸裸にしてや……仕立てあげてやんだよ(ミス) お前を丸裸にしたんだよ!(過去形)
「――さて、次に調査するべきは……」
>>最も広いエリア、市街。
>>最も厳重なエリア、王宮。
で、次ですが……当然ながら王宮なんて無視だよ無視! ハハハ(朗らか) こんな所で無茶するのはエンジョイ&エキサイティングを逸脱してダイハードなんだよなぁ。めっちゃ生き残れそう。でも死にかけそう(小並感)
「市街にも、何かしらあるかもしれない、か。このレンガを調べられそうな所も見つけたいし。うん。次は市街かな」
>そう言って、デオンは周りに広がる、広い都市の街並みを見回す。さっきの哨戒で、ある程度町の構造は把握できた。問題は、その把握しているエリアの、何処をどういう風に探索するかだが……
>>人気のない場所を優先的に調べる。
>>人気のある場所を優先的に調べる。
>>どちらも余さずに満遍なく調べる。
L知ってるよ(幼児化) こういう時って、下手に丸い選択肢を選ぶと大抵失敗するって事に。ゲームはエンジョイ&エキサイティング。お分かり?(使途並感) 忘れちゃダメだよ?
という事で、一番下は論外で。残るは二つですが……個人的にスパイ作戦はスネークしてこそエンジョイ勢だと思うので一番上で。
「派手に動く必要も無い。静かに行こう」
>この連合首都にも、人目の付かない場所はある。寧ろ、ああして機械的に動いている人民が多い故か、隙は予想以上に大きい。調べるだけならば決してへまをやらかす事も無いイージーモードだ。
正面ががら空きになってそう(⑨) さて、市街を探索開始しましょう。といってもうろうろと見回ってみるだけなので……
「――さて、色々見回ってみたが発見できたのは……ここくらいか」
>そこは裏路地、というには些かと広いエリアだった。しかも、壁の近くで、王宮からは割と離れている上に、周りの建物に人気は無い。余りにも出来過ぎていて、ここを隠れ家にするのはリスクが高いにしても……一時の避難場所とするにはうってつけだった。
スッゴイ狙い撃ちにされそう(小並感) というかめっちゃ不穏なポイントとして下手打ったら真っ先にガサ入れ来るでしょコレ。だからデオン君ちゃんも隠れ家としてはちょっとね、的な評価なんでしょうけれども。
「それにしても、ここまで都合の良い場所が見つかるとは。人民がああだからこそ、ここまでの道のりも普通に見つけられたと考えると……正に、連合ローマ首都ゆえの隙と言った所か。とはいえ……ああなるのも、仕方ない相手ではあるか」
>そして、デオンがこうして歩きまわって手に入れたのは、ここだけではない……人々の口から洩れる、とある単語。神祖。
「ローマにおける神祖……建国王にして、人の身で神の座に上った男、
そして隠れ家以外にも、結構いい情報を仕入れた模様。まぁ、そりゃあ連合ローマに居れば分かりますよね。この情報はほんへ的にもとても重要な情報なので、必ず持ち帰って貰わないと……そもそもコレが一番大切な情報なまである。
「――となれば、連合ローマ。その士気が落ちるとは思えないな。文字通り、神が自分の側に付いているんだ」
>正に熱狂的宗教国家。その熱気は、レコンキスタにも匹敵する……戦争ともなれば主導者の為に命を捧げる事厭わない、狂信者たちの集まり。こういう輩こそが、最も厄介というのを、デオンは良く知っている。
「大義に酔って、最早誰にも止められなくなる大津波……成程、それが連合ローマの形という事か。こうして忍び込まねば分からない部分だ。こうして来てみたのは……大きな収穫になったな」
大義に酔う(迫真) 人間ってすーぐ圧倒的に偉大な物に縋りついて暴走するー。これだから人間って……焼却しなきゃ(獣並感)
「……さて、収穫が多いに越した事もない。ここら辺で……実験してみるのも悪くないか、っと」
>そして、もう一つ。何かしらの収穫になりそうな物証を調べるチャンスでもある。人気のないこの場所でなら、多少は調べる事も出来るであろう。この……魔術的な措置が施された、石レンガを。
やるのか!? 今ここで! いやここ以外だったらやるタイミング無いやろがい! さあどんな効能をもっているのかこの謎レンガ。
「……どうやって起動すればいいのか」
>調べる、と言っても、デオンには全くコレの起動方法は分からない。取り敢えず、軽く力でも込めてみようか、とその石レンガを掴んでみると……少し、なにか吸い取られたような感覚があった。
「これは……」
光ってますねぇ! 石レンガ!(倒置法) スッゴイ起動方法がガバガバ過ぎない? というか魔術師じゃなくても使えるとか、これって、勲章ですよぉ……
「……起動できたのか。しかし、何か発生させている様な気配も無いし……」
>そう思って、よく見ようと持ち直そうとしたその時だった。手からレンガが転げ落ちてしまう。地面に落ちたそれを拾おうと視線を向けた……その瞬間。いやな予感がした。落ちたその瞬間に、文字が輝いて見え。咄嗟にデオンはその場から全力で飛びのいたのだ。
「っぁあっ!」
――ッドゥオウン!
へっ?
>轟音。爆風。真昼の空に煙が登る。サーヴァントとしての性能をフルで活かして居なければ、間違いなく巻き込まれていた……
しょ、衝撃で起爆する……で、壁が全部アレ製……お前城壁リアクティブアーマーかよぉ!? ば、馬鹿じゃねぇの……!?
と言った所で、今回は……ここまでの様です。画面が暗転してまいりました。果たして敵陣内で爆破工作(意図せず)してしまったデオン君ちゃんは無事に帰れるのか。不安でしかありません……頼むデオン君ちゃん、生きて戻って。
友人「……長城って言ったって所詮壁だろ?」
は?(半ギレ)
じゃあお前もっとやってやろうじゃねぇかお前よオォン!?
結果がコレです……