FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(鯨の聖女)です。イルカも確かに気になるんですけど、宝具の主力以外にも鯨っていう。バレンタインで大分体張ってましたけど、無理はしないで君、海じゃないと体がもたないのよ……
前回はメドゥーサさんを連れてお出かけしようかなー……とか呑気な事言ってたら超スピード!? その代わりメドゥーサさんの体に抱き着けて役得……そんな余裕ねぇ! でこうしてお出かけした目的が、離れた場所でどうやらお話がしたかった模様で。
「……単刀直入に聞きますが、マスター。
>――そう、問われ。貴方はそのハゲ頭をそっと掻く。どんな風な力なのか、どんな風に発動すればいいのか。そんな辺りの、大雑把な事は理解できているが……一応仮説の一つや二つは出てきているものの、確定した詳細の情報は何一つない。
「そうですか……何も分かっていない、と」
そう言って考え込むメドゥーサさん。うーん、何か知ってそうなのは意味深な発言をしていたキャットの方でしたがまさかのメドゥーサさんの方から問われるとは。
>どうしてそんな事を聞いたのか気になった貴方が尋ねると、メドゥーサは一瞬、そっと目を伏せて……ぽつぽつと話し出した。
「実は、上姉さまが私を椅子にしていた時に、聞いて来たんです。何故あのマスターは自分の魅了に掛からなかったのか……と。私から見たらかかっているようにしか見えなかったので、気のせいではないかと聞いたのですが」
>貴方は形ある島での思い出を思い返す。確かに魅了に掛かった覚えはなかった。何方かと言えば、物凄い勢いで腹の底から感情が爆発した……怒り、というのが一番近かったように感じる。
あー怒りの専門家が欲しい所さんです。そうじゃなければキャットじゃなくてオリジナルの方。こういうのに関してはオリジナルは結構造詣深そうですし……戦力的にはキャットは物凄く有り難いですけど。
「やはりそうなんですか。上姉さま曰く、そんな事が出来るなんて、通常の人間では先ず不可能。神霊か、それに類するものでなくては厳しい、と」
>神霊……その言葉を何回か咀嚼し……思わずえっと言葉を漏らす。
「その反応をしたかったのは私ですよ。一応上姉さまは神霊の中でも、格は上の方ですからね。下手な神霊相手では姉さま方の魅了は通ります。それがかかるでもなく、跳ね除けるでもなく、それを利用して感情を爆発させるというのは……」
いや? 魅了された男の方が ってなるのは薄い本じゃ基本の展開ですしおすし……メスガキって知ってますかメドゥーサさん。因みにステンノ様は大抵屈服させる側です。
「姉さま曰く、余程の神の血筋なのか、それとも……何か、強い感情を拠り所とした存在に連なる者が貴方なのか、と。何れにしても碌な存在じゃない、精々気を付ける様に、とも言われまして……そこからずっと、姉さまは不機嫌だったので、それ以上は」
>言い方があんまりではないか……とも思うが、しかし。実際、そう言う能力を持っている神様の言う事だ。無視はまぁ出来ない。
碌な存在じゃないとか散々な言われようでダイソウゲン。水タイプに致命的な一発叩きこめそう。というか私自身、そんな魅了特攻の神様の権能を、まるで同人染みた方法で突破する、というのはビビりましたけども。
>出ている仮説ではそう言った神霊に繋がる様な事は一切出て居なかった。流石に神霊という事だろうか、結構重要そうな情報が飛び出て来た。これは後でロマニに報告しないといけないだろう。
「確か、東洋のデーモンと類似した特徴をもっていた、でしたか。其方は私の専門ではないので、ある程度造詣が深いシキブの発言も無視は出来ませんが……それでも私としても姉さまの言う事です。一応は、お伝えするべきかと思いまして」
成程。ん? という事はメドゥーサさんを選んでなかったらこの超重要そうな情報を流して終わりになって居たという可能性が? ちょ、こう言う所だぞFGORPG。そう言う不意打ちはね、ダメですよ。ホント。
「しかし、デーモンにせよ神霊にせよ、全く由来も得体も知れないようなものを使っていたというのは……些か、不用心が過ぎるのでは?」
それはそう(同調) 今まで、まぁ便利だから使ってましたけど、だからってガンガン使っていい様な力ではないと思われますよね、鬼種の魔って(今更) 健康を気にするエンジョイプレイなら使うのを自重した方が良いのでしょうか……あぁん!? 何の問題ですか!? 寧ろDLCのコンテンツをエンジョイする為にも酷使して、どうぞ(非道) でもメドゥーサさんに言われちゃったし、一旦従った方が良いのかも(優柔不断センパイ)
「緊急事態故にというのもあるから致し方ない、というのもあるのでしょう。それでも、マスターのその奇妙な力については、慎重に考えるべきかと……将来が将来の私が言えた義理ではないかもしれませんが」
>そう言うメドゥーサの目は非常に真剣な物だ。
「……無視するもしないも、貴方次第ではありますけど」
>>心配してくれてありがとう。でも、きっと大丈夫だ、なんとかなる。
>>……危ないのは分かってる、けど俺だけリスクを負わないのは……不公平だからな。
ここは一旦メドゥーサさんの意見に従う……選択肢が存在しない……っ! 選択させるという意思なしっ……圧倒的不自由……っ! ど、どっちにしてもその意見は聞けないなって事じゃないですかヤダー!
ち、チクショウどっちを選べばまだマシだ……? ちゃんとお礼を言っている上の方が良いのか……
>>心配してくれてありがとう。でも、きっと大丈夫だ、なんとかなる。
>>危ないのは分かってる、けど俺だけリスクを負わないのは……不公平だからな。
……し、下の方がまだ、まだちゃんとメドゥーサさんを説得しようとする、確固たる意志を感じる気がする+810点。という事で下ぁ!
「不公平、私に血を吸わせた時も、言っていましたね」
>世界を救う、と言う難事の前だ。力を恐れ自分だけ何もしない、というのは圧倒的に不公平で、皆に対して誠意に欠ける。もし自分を破滅に追い込む力だとしても、皆も命を懸けているのだから、リスクは同等――
「ですが、そうして力を振るっていった先に、暴走……等という事態になれば?」
>――そう思って居た。そう思って居たのだが。
あれ、可笑しいね。コレって拠点フェイズ的なスチル回だとばかり思ってたんですけど(遅すぎる判断) どうして物凄いシリアスになって居るんですかね……?
>その一言に、思考が止まる。暴走。それに……覚えが無い訳ではない。香子を襲おうとしたあの時。自分は確かに暴走していた。スパルタクスに言われた、凶拳。
「暴走した力が我々に向かった時、貴方はどうするつもりなのですか。貴方がリスクを負わない事が、皆にとってのメリットにつながるとすれば……」
>貴方は、少し考えて……メドゥーサを見た。せっかくここに誰も居ないのだからと口を開く。こんな事を頼むのは心苦しいが……そうしたら、自分を石化させて、粉々に砕いて撒いてくれ、と。
はえっ(素)
「は?」
>貴方自身、できるだけこの正体不明の力を律して、向き合っていくつもりではある。しかしそれでもどうにもならない時が出てくるかもしれない。だったら、その時はその時で対処するしかないだろう。
「そ、それは……そうなったら潔く死を選ぶ、と? やめてください、私にその刃を取れと言うのですか」
>>本当に申し訳ないけども……
>>貴方が一番確実に、止めてくれそうだから。
ケジメ、付けさせてもらいます。メドゥーサの姐さん……だったら他人にやらせないで自分でケジメしろやオォオン!?
「私だって、人を殺すのが得意、と言う訳ではありません。顔見知りなら、多少は心も痛みます。それでも尚、私に頼むというのであれば……それは貴方の、独りよがりな」
>頼むしかない、と貴方は言葉を遮って告げる。もし、この力を使わなかったら、カルデアのメンバーにとりかえしのつかない事が起きるかもしれない。そうならない様に自分がリスクを負って戦うのはきっと当然の事だろうと、貴方は思う。
>>俺の事を考えず、軽く処理してくれればいい。そっちの方が気も楽だろう。
>>恩知らずのクソガキで、本当にゴメン。路傍の石を蹴っ飛ばす感じで、よろしく。
偽善者がよぉ……(罵倒) 分かる!? テメェで勝手に首括れって言ってんの! ねぇ!? 首括れって言ってんだYO! かーっ、ホンマ男ってこれだから嫌いよ! それはエゴだよ!
「……本当に恩知らずのクソガキであれば、気も楽だったんですが。貴方の言葉には理がキチンとあり、他人を思う気持ちもあります」
>大きなため息を一つ。メドゥーサが吐く。
「――頼まれる、訳ではありません。出来るだけ、その力は慎重に。基本的に使わない事を前提として動いてください。暴走などされたら、面倒この上ないですから。そう約束してくれるのであれば……一撃で、楽にして差し上げるのも、やぶさかではありません」
メドゥーサさん、こんなホモのエゴに付き合わせて本当にごめんなさい……僕を死刑にしてください……
>メドゥーサの瞳が、此方を射抜く。少し、怒っている様にも見える。本当にごめんと最後に一言謝って……その頭に、ゴツンとげんこつが落ちた。
「謝る前に、先ず気を付けてください。シキブも無茶をしないようにとアレだけ言付けているのですから。謝るだけならサルでも出来ますよ」
すいませんそのホモチンパンなんですよ……返事どころか横振りチンパンムーブしか出来ないんです……と、ホモ君が自殺幇助をメドゥーサさんにお願いした所で、今回はここまでとなります。ご視聴、ありがとうございました。
オルレアンより書く事が増えて凄いタイヘン……