FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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蘇れ嵐 その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(冬の妖精)です。シトナイちゃん常設にならねぇかなぁ。ならねぇかぁ……シトナイちゃんが普通にガチャに追加されてる異聞帯作るかぁ。

 前回は……まぁ、そこ迄語る事もありません。女神の忠告を、いや、ちょっと無理っすね、と言って跳ね除けた大馬鹿者が居ました。戦え……戦え……! KMNライダーGRSだって体がボロボロになるまで戦ったんだからさ! 老化かガチ死亡かの差はあるけど。

 

「……まぁ、話が終わったのは良いのですけど、どうしましょうか」

 

>ぶっちゃけ、今日一日丸々空いているので、まだまだ時間は全然ある。というか、朝早く出てきてしまった事が、完全に裏目に出てしまった形になる。貴方は頭を抱えた。自分の事なら自分でガツガツ決断すればいいが、こういう時は自分にはどうしようもない。

 

>>……王宮に戻るか。

>>いや、寧ろ暴走した時のシュミュレーションだ! メドゥーサさんに喧嘩売るぞ!

 

 うっわ下選びたい……サーヴァントというモノの力を圧倒的に味わって沈んで欲しい、欲しくない? ヤダもう叩かないで……って言うまで虐待させたい。同人誌で描かれる光景は所詮絵空事だぞって体に叩き込みたい。でもメドゥーサさんが嫌な気分になると思うのでやりません(マスターの鑑)

 

「そう、ですね。どうせ何をするにしてもここでは……いっそここら辺を駆け巡りますか?」

 

>それでもいい気はしたが……しかし、ふと思い出す。さっきの惨状を。一日アレに付き合うのは……恐らく、それこそ能力を発動しないともたないだろう。軽い気持ちでは使わないようにする、と言った手前、絶対にやらないので大人しくご遠慮するが。

 

「遠慮しておく? そうですか。まぁ、確かにあまりこの子を酷使するのも、可哀そうですからね。大人しく王宮に帰るとしましょうか」

 

 しょうがないね。あれ? コレってもしかして振出しに戻っただけでは……そこに気が付くとは、やはり天才か。天才じゃなくたって分かるよなあ? そうだよな?(指差し確認) ハハハハ!

 

>――という事で王宮に逆戻り。余りにも早い帰還。

 

「……それで、結局どうしましょうか。」

 

>>慣れてないなら、俺がエスコートさせてもらおうかな、なんて。

>>引き続き、メドゥーサさんに任せるよ。

>>……いっそ王宮に引き篭もるまであるか?

 

 また同じような選択肢が出てきたら次は別の選択肢を選ぶ、当たり前……何だこのオッサン!?(選択肢) そんな選択肢あるなら初めから出してくれよなー頼むよー。という事で折角だし俺は新しい選択肢を選ぶぜ!

 

「――その発想はありませんでしたね。しかし、良いのですか? 折角のローマ観光」

 

>観光をするのもいいかもしれないが、お家で過ごすのも悪くは無い。まぁ貴方としては外ではしゃぐ方が好きだが……メドゥーサは基本的に室内の方が好みな気がするので、そこは合わせる積りだ。

 

「構わない、ですか。でしたら良いのですけど……」

 

――後日、気になって上の選択肢を選んでみたんですが、ホモ君がローマ観光しつつパルクールやってました。お前マジで自分の好きな事しかやってないな(辛辣) でも後ろをちょっと呆れながら着いてきてくれるメドゥーサさんは可愛かったです。

 それは兎も角、ここに来たらメドゥーサさんが好きな読書タイムでしょうか。後ホモ君INTが足りな過ぎてチンパン一直線なのでここらで稼ぎたい所です(TRPG脳)

 

「それで、どうします?」

 

>>観光は王宮でも出来るってな。

>>他のサーヴァントと合流しに行こうか。

 

 しかしFGORPG、容赦せん!(図書館選択肢無し) お前hollow予習してないとか常識ないのかよ……(ギリガン並感) コレじゃあメドゥーサさんの絆稼げないんですけどアレですかね、大人しく拠点で稼げって事ですかね。だが俺はそれに従わない、意地でも好感度稼いでやるから、覚悟しろ先生ー?

 

「王宮巡りですか。現代で考えるなら確かにデートコースにも使えそうな道のりだとは思いますが……大丈夫ですか、マスター」

 

 何がとは言わんよな?(ニッコリ掌ドリル) 昨日アレだけ迷ってネロちゃまの案内受けてようやく戻って来れたチンパンジーが王宮巡りなんて出来るんですかね……? もうちょっと身の程を弁えて、どうぞ。その選択肢はお前が選んだんだろいい加減にしろ!

 

「……はぁ、何時も勢いで発言をしていては何時かしっぺ返しを喰らいますよ貴方……」

 

>仕方ない。目的も何もいらない。ただ彷徨うだけでも十分暇つぶしになるだろう。貴方はもう王宮巡りを諦めて、タダの散歩にする事を決めた。別に散歩は嫌いではないし……等と言い訳をしつつ。

 

「それは最早徘徊と言うのではないですか? マスター、如何にサーヴァントとはいえ、介護は些か骨が折れると思うのですが」

 

 扱いが老人で草も生えない。まぁ髪生えてないし概念的に老人なのかもしれない。概念老人とは一体……?(自問自答)

 

>そこでふと思い出す。自分が唯一、王宮で知っている場所はある……しかしそこは観光に向かうようなところではない。と、そこまで思い返し、気が付いた。彼は未だ復活していない。しかし、傍らのメドゥーサを見て、思う。

 

>>サーヴァントというのは、そう簡単に寝たきりになる存在じゃない筈だよね。

>>ダレイオスさんは治療を受けている様子だったけど……それでも起きてない。

 

 サーヴァントを普通の人間と比べてはいけない(戒め) ハガネみたいなボディと迫真空手部がチリに見えるようなパワーと、サラマンダーよりずっとはやい(やめないか!) というチート出力なんですよ。あれ? じゃあなんで復活してないんですかね……?

 

「えぇ、それはまぁ。マスターと言う楔がある限り、そう簡単には倒れず、崩れず、決して倒れない、そんな鉄壁の存在がサーヴァントです。それこそ、ゴキブリよりも生き汚いランサークラスも居ますし」

 

>凄い実感の籠った言葉が気になったが、とりあえずそこは気にせず……そうなのだ。サーヴァントと言うのは、霊核が致命的に傷ついて居れば即消滅するだろうし、如何に大きな傷を負ったとはいえ、消滅する程のダメージでさえなければ回復するのである。

 

 某ランサー兄貴かな?

「けど、それがどうかしたのですか?」

 

>問うメドゥーサに、返すのは、昨日の事。そして、傘下入りを承諾した時に説明されていた、ダレイオス三世の事。それを聞いて、メドゥーサが納得したようにその首を振る。

 

「成程。霊核を傷つけられて尚消滅せず、かと言って目覚める事も無い。言われてみれば奇妙ですね……」

 

 目覚めたり目覚めなかったりするのはソッチの趣味だけで十分なのよ。

 まぁそれは兎も角として、大ダメージを負っても回復出来るのがサーヴァントとしての強み。なのにそれが殺されているというのは確かに理由があるんでしょうが……もしやディルムッドさんとか、向こうにいらっしゃるんですかね……アレかな? セプテムでZEROコラボ迄回収するつもりなのかRPG……

 

>一度気になってしまうと、どうにも忘れる事は出来ない。それに昨晩あんな風なネロを見て、発破をかけた身としては、何かしてやりたいと思うのが人情である。幸いカルデアはサーヴァントには詳しいのだから、何かしら解決策も出るかもしれない。

 

「という事は、その彼に会いに行く、という事で宜しいでしょうか」

 

>正直観光でもなんでもないが、折角の自由な時間なのだ。慣れぬ観光で無為に時間を潰すよりは、圧倒的にマシというモノだろう。

 

「結局休んではいませんけど」

 

 休みなんて必要ねーんだよ! ホモ君(プレイヤーのおもちゃ)の基本は月月火水木金金で良いんだよ上等だろ。労基に怒られちゃう……労基もろとも燃え尽きてるから問題ありません。安心して過剰労働しましょう。

 

>――そんなやり取りを挟みながら、その部屋の前に辿り着く。扉を開けばその奥に、黒い巨体。見覚えのある姿に、メドゥーサが目を見開くのを尻目に、貴方はとある人物に連絡を取る。今日は、折角の休日なのだから趣味の時間に走るのだと告げていた……

 

『ふっふーん、えーっと、次の更新、次の更新はっと……んっ!? アレッ!? 通信用の礼装が起動してる……本造院君!? えっ、何!? 休養中に急用!?』

 

>我が家の、頼れるか頼れないか、微妙に分かりにくい医療班のトップにして、現カルデアのトップでもある、この男。ロマニ・アーキマンと。

 

 ――と言った所で、今回は此処まで。次回はロマニ活躍回となるのでしょうか。それとも何時もの通りマシュちゃんに「ドクター……」と言われて終わってしまうのか、次回のドクターの御活躍にご期待ください。

 ご視聴、ありがとうございました。

 




某グループとは一切関係ないタイトル。

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