FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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デオンの潜入作戦 その六

 皆さんこんにちは、ノンケ(五章詐欺セイバー)です。お前実装に何年かかってんだよお前よー……マジで待ってたぞ(宝具五)

 前回は、デオン君ちゃんに孔明先生が接触したんですが、都合よく、という訳ではなく寧ろタイミング的には悪い時に接触するという。これが原因で攻略失敗するとかないですよね……(震え声)

 

「――遠隔操作?」

「あぁ。当然そうできる様には作ってある。現代では不可能な大魔術もこの時代であれば十分に可能だ……そうなる様に、設計をさせられた」

 

>少し自嘲気味にそう言い捨てると……孔明は設計図を叩いて……少し歪んだ表情で笑った。何かしらの恨みがあるのだろうという事が、一発で分かる。

 

「全く、自爆前提の陣構成など、最早冗談にもならないふざけた指令だったが……此方を使い潰す積りの舐めた命令だ、折角だし丁寧に作ってやった。遠隔操作に一切の支障はない。間違いなく悪用可能だ」

 

 はえ―スッゴイ恨みを買ってるじゃん……めっちゃ「仕事しましたよ。ちょっと有能すぎて悪用されちゃったらごめんねぇ~~~~~~???????」的な悪意が滲み出てるじゃん……怖っ……

 

「――まぁ、それを悪用する為にもうちょっと機会を伺いたかったのだが」

「その起爆操作を行う場所は当然町中の適当な所にある訳も無い……手強い場所にあると?」

「王宮の内部、それもある程度入り組んだ場所にあるのだよ、デオン・ド・ボーモン卿。それも、他以上に監視の目も敷かれている場所だ」

 

 そりゃあ町中にそんな物設置してたら朝から晩まで起爆祭りになっちゃうし……そこまで連合ローマ市民馬鹿じゃないと思うんですけど(名推理) そもそも思考回路が存在しているのかという問題(燕返し)

 

「まぁ、それは今言っても後の祭り。問題は、そこに侵入できるか、という話だ」

 

>そう言って孔明が次に出したのは王宮の地図。相当に正確に描かれたその地図の中で、孔明が指示したのは……王宮の中でも、最もしっかりと守られているであろう場所、玉座だった。

 

「玉座に!?」

「これを起動するタイミングは、私達サーヴァントではなく、()()()()()()が握っている。そしてその男が常駐しているのは……ここだからな」

 

 指令室に核起爆のスイッチがある……普通だな!(ミリタリー並感) ここは合衆国でも連邦でも何でもないと思うんですけども。連合ローマとローマとの間で冷戦でも起こってるんですか? ないです(自嘲笑)

 

「――流石に玉座に直接侵入ともなると、下調べも準備も万全に必要になるか」

「辞めておいた方が良い。一人で侵入する等無謀の極みだぞ。何の為に私が協力していると思って居るんだ……準備が整い次第、何とか侵入できるように手引きをするからそれまで待っていてくれ」

「いや、余り待っていても魔力の方が持たない。令呪を用いて魔力を充填して漸く活動できている状態だからね、あまり余裕はないんだ。侵入は流石に出来ないと思う」

 

 そろそろ時間がない可能性もありますあります(食い気味) ここで無茶して消滅しちゃったら洒落にもならないですよ、折角の超強力セイバーが……

 

「魔力リソースの供給が出来ない状態で一人で乗り込んできているのか」

「僕らの陣営にそんな余裕は無いんでね」

「となれば、あまり時間をかける訳にもいかん……なんと言う縛りプレイだ。計画を変更せねばいかんか」

 

>そもそもデオンには時間制限があり、その時間制限内でどれだけ情報が持ち帰れるか……という作戦。あまり時間を取れない以上、敵陣営との協力はあまり見込めないのだ。

 

「分かった。限界が来たのなら一旦戻ってくれて構わん……その上で。此方に協力してくれれば」

「良いのかい?」

「此方にも思惑はある。それを押し通す為にもそれくらいは……まぁ、其方の都合に合わせる位はするさ……フゥ……」

 

 ため息がデカすぎる(心配) 二世本当にごめんなさい……何時か俺のカルデアでグレイと会わせてやるからな! 来ネストも合わせてやるからな!(下衆顔) 天国と地獄を同時に味わう? どうちゅる?(幼児退行)

 

「……分かった。そこまで融通されたんだ。出来る、とは言えないがやってみよう」

「そう言って貰えると、有り難い」

 

>そうやって疲れ切ったように椅子に背を預けた孔明……正直申し訳ないとは思いつつもしかし、確認しなければならないとデオンは言葉を続ける。

 

「休んでいるところ申し訳ないんだが、私は何をどうすればいいのかな」

「……あぁ、その辺りは今急いで、変更した作戦を伝えるよ。幾つか練ってあったプランを修正、統合してでっち上げたモノだが……まぁ、君の技量次第になるが、なんとかなるだろう」

 

 やったぜ(確信) 本当にご都合主義と思えるような感じで孔明を味方に出来ました。コレもホモ特有の豪運ってやつなんだよなぁ……いやぁーエンジョイプレイで完全勝利してホントすまん!

 

>――そうしてデオンは、しばし孔明の元に匿われる事になった。脱出する機を伺う為に……だったのだが。

 

「攻めて来る!?」

「あぁ。ローマ軍に動き在り。明日にでも大軍を伴って攻めてくる、との事だ」

 

>そう孔明から告げられたのは、まだ三日も経たぬとある昼の事だった。完全に想定外の事態である。持ち帰ると約束した情報はまだ届いていない。となれば、何故此方に進軍してくるのか。

 

 カルデア寂しがり屋だから……(君を連れ出す為に決まってるだろ!) 尚デオン君ちゃんに戻るお積りはまだ無い模様。

 

「恐らくは、君に接触する為ではないかな」

「僕に?」

「そうだ……令呪で魔力を充填し、時間制限付きで此方に来て居ると、確か君は言って居たな。それを知っているローマとしては、君を回収する為に軍隊を動かすぐらいはしても不思議ではない。何せ、彼らにとっては君の持ち帰るであろう情報が命綱にも等しい」

 

>考えてみれば当然の事だった。自分が孔明と協力しているのは向こうは知らない。独断専行だと、自分でも分かっていただろうに。

 

 あまりにもすれ違い宇宙。もうちょっと報連相して? しろ(豹変) 出来る訳ないだろこの状況で! 実際噛み合ってるからセーフみたいなところあるし、まぁゆるして。

 

「だが好都合ではある。相手が向かってくるというのであればそれを利用しない手は無いだろう。君は、向こうの使者と接触して……これを渡してくれ」

 

>そう言って、孔明はスラスラと何事かを紙に記すと、デオンにそれを手渡した。

 

「これは……君が説明した、作戦の写しか」

「簡単なものだがね。それでもしっかり伝わる様には書いたつもりだ。本来は準備ができ次第一旦戻って貰う積りだったのだが……臨機応変に行こう」

 

 作戦が思惑通りにいかないのは世の常だからね。しょうがないね。

 

「了解した。それで、結局上手くはいきそうなのか?」

「君の協力あってという、個人に頼った物にはなるが。一応仕上がった。向こうの出方次第で作戦の成功率も上下するが」

「随分と不安定だな……」

「本来は反抗出来ないような状況で、無い物ばかりで、それでも勝ち目を見出したのだから誉めて貰いたい位だよ。本当に、アイツは無茶を言う……」

 

>そう言う孔明は、しかし。余り迷惑そうにしているようにも見えない。そしてその口から洩れた、アイツ、という個人を指す言葉。

 

「君だけじゃないのか? 動いているのは」

「――あぁ。私がこうして連合ローマの獅子身中の虫をやっているのは、我が主の命でもあるからな」

 

 ……ふーん。我が主ですか。アンタがそう呼ぶ人間なんて一人しか思いつかないんですけど。所でこの孔明の眼の前にその方と劉備を置いてみたら、果たしてどっちに付く事になるのでしょうか(ライネス節)

 

「……歴代のローマ皇帝の誰かか? それとも」

「神祖でも無い。個人的な理由から、私は()()()以外には仕えない事にしていてね。それこそ、相当の例外でもない限り。まぁ、それは良いだろう」

 

>名前は、まあいい。デオンが気になるのは……その主の目的。

 

「その方は、何を望んでいる?」

「……嘗ての強敵との、尋常なる再戦を。我が主は、此度の召喚にてそれ以外を望んではいないとの事だ」

 

 ――と言った所で、画面暗転。

 デオン君ちゃんは無事孔明先生と接触。いよいよあの三重の壁を乗り越える時が来たのではないでしょうか……やり方? しらない(小並感) 藤丸君チームがデオン君ちゃんから情報を無事貰える事を祈りましょう。

 




今さっき迄寝てたゾ……投稿遅れて申し訳ナス……!

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