FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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嵐の覚醒 その三

 皆さんこんにちは、ノンケ(クリスマス婦長)です。間違えてこの方を召喚してたら大分展開も変わっていたと思いますけど……遠距離から回復できるとか。えっ? アンプルって回復手段でしょ?(震え声)

 前回は、ブーディカさんがワイルドモード発動で大暴れしました。シールドバッシュがワイルドとかいう風評被害……そして、その最中に漏れたイスカンダル王の声で、ダレイオス殿が復活しました。お前イスカンダル王の恋人か何か?

 

『す、凄い……大きいなぁ!』

「シキブ、大丈夫ですか?」

「な、何とか……ビックリしました」

「おー」

 

>四者四様の反応の中、起き上がった黒い巨人は、ちらりと入り口を見つめると、真っすぐに歩き出した。一歩一歩踏み出す度に僅かに洞窟が揺れるのだ。その存在感は正に大英傑のソレだ。

 

「あっ! だ、ダレイオス様が!」

「ええい、バーサーカーですかあの男……! ええい追いかけますよ!」

『因みにクラスはバーサーカーみたいだよ彼。こっちで測定した結果だけど』

「それを言う必要があるかないか、それは光と闇の果てしないバトルなのだな」

 

 酷いカオスですね……そしてそれを気にせずズンズンと進むダレイオス三世殿。ホモ君ちょっと追いかけて。そのまま放っておいてどっか行ったら折角治療したダレイオス殿が勝手にイスカンダルの所に突っ込んでいきかねませんし。おーい、待ってくれ。お前言うこと聞くっつったよなぁ!?(言い掛かり)

 

>貴方は、既に歩き出しているダレイオスの後に続いた。どこに向かおうとしているのか分からないが、しかしその前に、取り敢えずローマに戻って貰わねばならない。彼単騎で行動させてしまっては、それこそ一大事だ。

 

>>ダレイオスさん! ちょっと、ちょっと待って!

>>――ダレイオス殿! ネロ陛下が、貴方の帰参をお待ちしております!

 

 あんまり関係ないんですけど、私最近、機動戦士ガンダム0083を見ているんですよね。デラーズフリートの方が好きなんですよ。というか、連邦側がね、ちょっと……まぁそれとは関係ないんですけど、何となく下の選択肢を選びたくなってきました。

 

「……■■■■■」

 

>その言葉に、ダレイオスが振り向いた。貴方の言葉に、というよりはネロの名前に、と言った方が良いだろうか。貴方を見下ろすその眼には、込めようとも思って居ないのだろうに、自然にあふれ出てくる、『力』の様な何かが在った。

 

 実際こんな人にジッと見られたら(出ちゃいけない物を)流しますね……けどそれは恥ではない。あのダレイオス殿の前では皆そうなる定めなのだから……何だったら溶けるまである(BBB-B・B―BB並感)

 

>何を続けようか。互いに見つめる間……貴方がはじき出した答えは。

 

>>ネロ陛下からの伝言です! ご無事で何より、と!

>>ネロ陛下からの伝言です! 今度こそ存分に、と!

 

 おっ、どっちも大ウスォォ! バレたら斬首迄あるような皇帝からの伝言の詐称、お前もう生きて帰れねぇな?(睨み) されどそのワイルドな姿勢雄の誉れKI☆WA☆MA☆RE☆RI!!(ハイパァアムゥテェキィ!)

 

「――」

 

>口から出まかせ、そんな事は言っていない。とはいえ彼女自身がそう思って居るのはまず間違いないだろう。その言葉に、静かに彼は頷いて……バーサーカーとは思えぬ程優しい手で、貴方の肩を優しく叩いた。

 

 なんでFGORPGのバーサーカーは皆力強くて優しいのだろう……俺、これじゃあバーサーカー誰を呼んでいいのか、分からなくなっちまうよ(惑い)

 

「■■■■■■■■■!」

 

>ぐるりと、ダレイオスは再び洞窟の入り口を向き……口を開けて吠え立てる。しかし、先程の狂乱の叫びではなく、貴方にはそれが、凱旋を告げる雄叫びのようにも聞こえていた。

 

「――ま、マスターっ!」

『だから君はこれと決めたら突撃する癖をやめないか!』

「だからマスターには一度落ち着く癖をつけて頂く、という事で」

「坊主丸突撃なのだな!」

 

>そして、その咆哮を聞きつけたのか、集うカルデアメンバー達。ネロに最高の報告が出来る。貴方は、笑顔を浮かべながらローマへ帰ろう、と声をかけた――

 

 なおその笑顔は『金返さへんかったら……分かるよなぁ?』的な笑顔にしか見えない模様。ランダムとはいえどうしてこんな事になったのか。駄目じゃあ、お前みたいにイカれた(顔の)奴に聖杯はやれん!

 

>――ローマに英雄が帰還する。黒い巨人がローマの門をくぐった途端……爆発的な歓声が上がった。もはや悲鳴とも呼べるほどの、天にまで響くのは、彼のローマでの人気そのものだった。

 

「ダレイオス将軍! お帰りなさい!」

「ローマの神々に感謝を! 将軍をその御許よりお返し頂いた事に!」

「ローマ万歳! 連合ローマに、今度こそ鉄槌を! ダレイオス将軍!」

 

>一瞬、ネロが凱旋したのかと思う様な圧倒的な人気。幾度となく連合ローマを撃破し一度は瓦解寸前まで追い詰めた、その名声は尋常ではない、と思われていたが……

 

 ダレイオス殿スッゴイ人気で草も生えない。キャー、じゃなくてGYAAAAAAAAAAA!って感じなんですけど。もはや恐竜の咆哮か何かなんよ……

 

「す、凄いですね」

「なんでしょう、あまりにも凄まじすぎて、酷いだとかそういうのを通り越して呆然とするしかないですね……」

「キャットにこの音はタマネギレベルなのだな……御主人、慰めて欲しいゾ……」

 

>そう言うキャットの頭をそっと撫でながら、未だ戻らぬネロと藤丸達の事を思う。イスカンダルとの小競り合いを終えて、なんとかデオンと接触し、向こうの状況を確認できたとの事だったが……

 

『うーん、デオン君の方も結構込み入った状況の様だけど……まさか、此方から報告する前に接触しているとは』

「それで? あの言葉、信用できると思いますか?」

『分からない。とはいえ、これが本当だったら……デオン君は、城壁の弱点だとか、そんなのが生ぬるいレベルの大きな一手を用意してくれた、とは思う』

 

 まぁ自軍の知恵袋が裏切ってる訳ですから、そりゃあ連合ローマとしては洒落にもならない。しかしそれですら『面白い!』の一言で済ませそうな征服王。配下に裏切られてるんですがそれは。

 

「しかし、未だ連合ローマの追撃を受けていると、大丈夫でしょうか。藤丸様達は」

『敵は凄い勢いだよ、全軍を引き連れて。結局事ここに至るまで、敵将の呂布の姿が見られないのは少し不思議なんだけど……』

 

>立香達の方は、既にある程度の情報収集とデオンとの接触も終わり、撤退に舵を切ったのだが、それを見過ごしてくれるイスカンダルではなく、彼単騎で撤退する敵に強襲を仕掛けているようだ。

 

『撤退するっていう機を逃さず速攻で追撃し切り崩そうと動いた、と現地をモニタリングしていたレオナルドは言っていたけど。先ほどの稚拙な防衛とは全然動きが違う、まるで別人だと』

 

 ダ・ヴィンチちゃんが稚拙ってハッキリ言うレベルって……それはイスカンダルではない(怒りの腹パン) EXTELLAでも将としての才覚を存分に見せつけていった征服王がそんな。どーせレ/フが余計な命令したんでしょ(言い掛かり)

 

『とはいえ、レオニダスとマシュの連携で、一度勢いを殺してからは、なんとか距離を離す事が出来てる』

「あぁ、でしたら良かったです」

『この威力偵察が終わったら、いよいよ決戦だ。こんな所で手傷は負えないって、藤丸君も張り切ってたからね……うん、今、最後のゴーレムをオルタが砕いた。これで何れ逃げ切れると思うよ』

 

>そう、いよいよだ。今までは、その準備に過ぎなかった。嘗てネロが破れたという三重防壁を破り、いよいよこの特異点を解決する……その時が。そして、連合首都に居るという魔術師は、レフ・ライノールについて何か知っているのか。それとも、張本人か。

 

 三重防壁、それを味わう機会は結局ありませんでしたが、まぁその性能を味わう必要も無いので、このまま楽に突破させてくれるとありがたいです(フラグ)

 と言った所で、今回は此処まで。ご視聴、ありがとうございました。

 




いやぁー三重防壁君活かす機会無かったなー残念だなー(棒読み)

PS:所用により次回の投稿は明後日となります。楽しみにして頂いている方、本当に申し訳ありません、必ず明後日は投稿いたします。

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