FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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決戦へ向け その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(ロシア皇妃)です。いたずらっ子という設定が余りにも拡大解釈され過ぎている気がします。特にウ=ス異二次創作。

 前回は、ダレイオス殿復活! 復活! 復活! 砂糖水一杯を丸々……ダレイオス殿なら行ける気がする。寧ろそれが適量まである。そしてデオン君ちゃんとどうやら合流できたようですが……ダレイオス殿復活の儀に勤しんでいた此方は蚊帳の外。

 

>――王宮でもやはりというか、当然というか。騒ぎは全く収まらなかった。英雄の帰還というのは、いっそ寒気がする程の勢いだった。

 

『あのテンションに無理に混ざるのもねぇ……』

「我々はカルデアメンバーとして固まっている方が空気を読めているかと」

「……反省会でもしましょうか?」

「キャットという女は、ここからどうすればいいのか分からない……だが、それで良いのだナ」

 

 いや全く良くないと思うんですがそれは。逆転無頼かな?(あやふや) 耳切り落とさなきゃ……!(使命感) 別に耳切り落とす事が重要じゃなくて、自分の思考を悟られないようするブラフが重要だと思うんですけど(正論)

 

「まぁ反省会は冗談として。今回の任務が大成功だ。ネロ陛下が戻るまで部屋に戻って寝ていても問題無いよ。胸を張って休んでくれ寧ろ」

「まぁ、そろそろ夜ですからね……」

「ダレイオス様帰還のお祭り騒ぎで、王宮に全然入れませんでしたから……」

 

>――そうなのである。ダレイオス人気が余りにも凄まじすぎて、人が集い過ぎて大変な事になったのである。周りからぎゅうぎゅう詰めにされた挙句、ガッチリと固定されて暫く逃がして貰えなかったのである。

 

 どっかのお祭りか何か?(困惑) リオの祭りでも無ければそんな沢山の人一杯に滅茶苦茶にされないと思うんですけど……あっ、そもそも今のリオでは多分そうならない……うんやめよう、偉い人に怒られる気がする。

 

「……文句ではないんですけど、その、凄い、熱気と、汗と……」

「率直に言って男臭かったですね。酷かったです……」

 

>女性二人が完全にローマの兵士たちに囲まれてワッショイされていたせいでグロッキー状態である。因みに、キャットの方は貴方がずっと抱えていた所為か、殆ど疲れなどは見られない。

 

「ご主人に感謝である」

 

>>感謝されるようなことはしてないけど……

>>俺もモフモフで癒されたし、トントンだよ。

 

 キャットに依怙贔屓してんねぇ!? まぁモフモフには無限の魅力があるからねしょうがないね(妥協)

 

「はぁ……兎に角、今日は休みましょう……」

「明日、改めて……ネロ陛下を迎えましょう……」

 

>というより時間的にはそうするしかないのだが。もう真夜中を回る寸前だ。立香達を待って悠々と王宮で落ち着いて話をするつもりだったのが、二人程速攻でぐっすり寝たいほどに体をボロボロにさせられてしまった(サーヴァントでありながら!)

 

いやZPR君は問答無用に草が生えるからやめろ(建前) やめろ(本音) いいぞもっとやれ(真実の声) どうしてあの魔(神)柱君があんな扱いになったのか……いまでも分からないんですよねぇ……ソワカソワカ……

 

>――ネロに王宮で迷う事を相談した結果。入口から一番近い部屋を、自分の部屋として融通してもらえた。なら、わざわざ遠くの部屋に行くより、自分の部屋に連れて行った方が良いのではないだろうか。

 

>>……折角だしウチくる?

>>俺の部屋が近いから、そこで寝たらいいんじゃないかな?

 

 えっっっっっっっっっ?(困惑) ほ、ホモ君どうしたの? 正気? なんで急に恋愛マスターみたいな口説きテクニック発揮した? 熱いんじゃないこんなとこでぇー、にいちゃーん?(必死)

 

「え、えぇ……マスターが宜しければ……」

「ちょっと、歩く気力すらなくて……本当に……すみません……」

 

>大丈夫、大丈夫と気楽に受け答えをするが、ふと隣のキャットの顔が物凄い事になって居る。目の前に凶悪事件を起こした熊っぽい何かを見つけた時のような眼をしている。正直に言って怖い。ロマニは、何方にも驚いたような視線を向けていた。

 

「ご主人……その一言余りにもギルティギアである」

『……もしかして、本造院君って意外にもプレイボーイ?』

 

 そう言われても仕方ない様な一言だと思うんですが。完全に相手を部屋に誘う同人竿役おじさんのソレですよセリフが。はっ、ホモ君はハゲ、竿役おじさんも大抵ハゲ頭……つまりはそう言う事か!(悟り) その悟りは間違っている!

 

>そう言われ、一瞬自分の言った事を考えてみた結果……顔から血の気が引く。正直セクハラを指摘されても文句は言えないレベルだ。自分の部屋に連れ込んで何をする積りなのだろう自分。しかし……この場合、ここで引くと可笑しな誤解を生みかねない可能性も。

 

>>(いや冷静に考えて撤回しないと駄目だろ)

>>(ここで引いたら負ける……攻めろォっ!)

 

 ここで攻める!? ここで攻める!? 信じらんねぇ!(こんな選択肢) でも選んじゃうんだなぁ! おっ……すぅっげ……(自己への感心)

 

>そうだ。漢ならこの程度の誤解を恐れるなど論外も論外。攻めるのだ。真っ直ぐに。自分に疚しい部分は無い。気が付いたけど、逆に言えば言う迄は気が付かなかったのだから無かったのだ……一応貴方は保険代わりに、彼女たちの部屋は自分達が使う事を伝えた。

 

「わかりました……では……」

「……おやすみ、なさい……」

 

 保険張るとか笑っちゃうんですよね。漢っていうならそんな事もせず最後まで貫き通してこそだと思うんですけどそこのところどうですか? やっぱりハーフボイルドはダメだな、今回の事でそれが良く分かったよ。

 で、君自分のサーヴァントだけに集中してますよね?(不意打ち)

 

>――去っていく二人の背中を見つめ。勝った。と勝ち誇る様な表情を浮かべた貴方だったが、しかし。ポフポフと頬に走る柔らかな感触。何事かと考えて……サッと顔を青くした。そうだ。今、自分達と、発言してしまった。

 

「ご主人……」

『勢いで口走っちゃうって、怖いよね』

 

>隣のキャットがいよいよ歯茎を露出させ始めた。ロマニが最早生優しい表情にすらなって居る。分かってる。今の言動、完全に女を部屋に連れ込むときのソレだ。甘んじて、罰は受けよう。

 

「全く、コレは今夜は寝かせられぬナ? キャットの独断でオールナイトフィーバーでO☆HA☆NA☆SIである」

 

 はえ―ウカツ! これはテングに攫われて修行し直さないといけませんね……そして画面暗転。コレはピクミンの一日の終わりの如き燦々日光が炸裂してますね間違いない……()

 

>――その夜。キャットと二人で部屋で過ごした貴方と、ゆっくりと寝られた様子の香子、メドゥーサ達は、無事に帰還したネロ達を迎えた。王宮にて屹立する彼を見たネロの表情は……正に、万感、というべきだった。

 

 昨日は(ry 何を話したかは分かりませんが、きっとお説教でも受けて来たんでしょうね(適当) キャットにすらお説教受けるとか、お前主人公として恥ずかしくないのかよ……

 

「――お帰り、というべきか。ダレイオス殿」

 

>黒い巨人の前に立つのは紅い皇帝。自分達では知り得ない、沢山の事が、二人の間にはあるのだろう。その一言に、どれだけの思いが込められているのか……同じように、貴方達には理解しきれない。

 

「ご無事で、本当に何よりだ」

「――■■」

「今度は……貴方を失う様な無茶はしない。皇帝として、恥じぬ指揮と、戦いを以てリベンジを成し遂げよう。新たに得た、仲間もいる!」

 

>そう言ってカルデアの面々を見つめるネロ。その視線が視線が貴方のチームに向く……その直後、ネロは此方に向き直った。

 

「良くやってくれた! ダレイオス殿を今一度立ち上がらせてくれた事、本当に感謝の念しかない――フジマルが齎してくれた情報と合わせ……漸く、連合ローマ、そして僭称皇帝共へ、引導を渡す事が出来る!」

 

 いやぁ、ここまで長かったですねー。ブーディカさんの誘拐イベントだとか、もう一人のローマの将とか、出てきていない要素はありますが些事です(ゴリ押し)

 

「ブーディカ率いていたガリアの戦力、スパルタクスも此方に合流し、ローマのほぼ全軍が揃う。その時こそ、最終決戦の時だ。お主達も、その時に備えしっかりと準備を整えてくれ」

 

>了解、と全員の声が揃う。いよいよ、第二特異点を修正する。その時が間近に迫って来て……そして。貴方にも。一つのステップが、近づいて来ていた。

 

 ……ん?

 と、意味深なテロップが出てきた所で今回は此処までとなります。ご視聴、ありがとうございました。

 




どれくらい男臭いかというと、北斗の拳のモヒカンを素材に塊魂やった位です。

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