FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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連合ローマの崩壊 その二

 皆さんこんにちは、ノンケ(お気づきになりましたか)です。横山孔明ホント好き。十傑集孔明はもっと好き。グラサン所長はもっとすこ。

 前回は、いよいよ連合首都に本格的に攻め寄せる事に。そしてトンデモないプレイミスがここで発覚。もうちょっと頑張りましょうの評価から抜け出せぬ……ぐぬぬ。まぁピンチだったからこそホモ君も強化された、という事で。

 

「……ま、こんなもんかしらね。サーヴァント相手でもないし」

「いやこんなもんじゃないじゃん全力だったじゃんオルタ常に」

「殆どオルタ殿一人で焼き払って居ましたね……」

 

>ちら、と振り返ればこんがりと焼けた大地。若干溶けてる部分もある。何だったら紅い筈の炎が若干青い部分まであった。炎と言うのは赤より青。つまりはそう言う事なのではあるが……何時の間にそんな芸当が出来るようになったのか。

 

 お陰でホモ君の経験値の稼ぎ所さんが焼失しました(激憤) もう、何かしようとするたびにオルタちゃんがぼ^~、ホモ君が活躍しようと思うと、河の中に、意思が、あるッ!(業火のボーちゃん)ですよ。お陰でホモ君見てくださいよ、心なしかしゅんとしちゃってるじゃないですか!

 

『ま、まぁ活躍する分には良いと思うし』

「敵兵を容赦の欠片も無く焼き払っていくのは良い、と言えるのでしょうか」

 

>良くは無いと思う。というか、正直に言えばそれは活躍と言うには、余りにも勢いしか無さ過ぎた。容赦なく、躊躇なく、熱く、そしてあまりに出力を上げ過ぎた。それは正に侵攻だった

 

 ガッツかな? (色的に)グリフィスでしょ。ジャンヌから藤丸君を寝取る形になるんですかねそうなると……アレ? そんなウ=ス異本ありそうですね。と言うかその理屈だと勢いでカルデアが壊滅しそうなんですがそれは。

 

「えぇっと、オルタさんは本当にお見事、という事で……それで、ネロ陛下は……」

 

>オルタについては置いておくとして、貴方達は周辺を見回してみる。多くのローマ兵が戦っている最中、その先頭に立つ紅い影が視界に入って来た。明らさまに目立ちすぎているのである。

 

「――ん? おぉ、お主達! 待っておったぞ! ヤスも、呂布の迎撃、実に見事! この戦が終わった後の褒美は思うが儘である!」

 

 じゃあ出張料理人の中野君をですね。それは褒美じゃなくてワンチャン罰まであるんですけど。しかし、ご褒美か……君が欲しい! って言うのが一番なんですけど、なんとキャスターもセイバー枠も、綺麗にホモ君のサーヴァントにいらっしゃるっていう……悔しいです!(激震)

 

「それとお主達に客人が一人。そして……漸く、帰った来たものが一人だ」

 

>その傍らに立っている影が、二人。片方には見覚えは無いが……もう片方に、貴方は笑顔で手を振って、駆け寄った。

 

「――ただいま。マスター。デオン・ド・ボーモン。任を果たし、帰還したよ」

 

 デオン君ちゃんお帰りなさい! それと、あの壁の処理本当にお疲れ様ナス! それこそ、デオン君ちゃんにご褒美を上げたいくらいですけど、デオン君ちゃんへのご褒美ってマリー王妃呼ぶくらいしか思いつかない……仕方ない、へそくりを解き放つしかないかここまできたら。なおFGORPGには課金石は実装されていない模様。

 

>>ありがとう! お疲れ様、デオン!

>>本当にお疲れ様、俺のセイバー

 

 そして選択肢だけど残念ながら、片方の選択肢は見えていないも同然なんですよね。いやぁ非常に申し訳ないんですけれども。

パリジェンヌを落とすくらい情熱的なの一つ、頼みます! こんなんでパリジェンヌ落ちないと思うし、そもそもデオン君ちゃんはパリジェンヌではない、という反論はン拒否するゥ……

 

「……ふふっ、急に顔に似合わない事を言うのは止めた方が良いと思うよ」

 

>長らく離れていたのだ。久しぶりの再会祝いとばかり、小粋なジョークのつもりで一発かましたが、どうやら上手く行ったようで、笑いの一つも取れて、貴方としては万々歳と言った所である。

 

「とはいえ、元気そうなら何より」

「……君のマスターは、随分と迫力のある顔をしているな。それに……額のそれは、ふむ」

 

 おう、何人の顔をじっと見てるんでい(江戸っ子) まぁホモ君はこの人と初対面ですし、仕方ないと言えばそうだとは思うんですけど。

 

『――本造院君、ボーっとしてちゃいけない。目の前の彼、サーヴァントだよ。デオン君が連れて来たって事は、恐らくは』

 

>ロマニのその言葉に、チラリと視線を向け、その男は頷いた。

 

「お初にお目にかかる。諸葛孔明だ」

『やっぱりそうか……だけど、その体格。東洋人のそれじゃないんだけど?』

「事情があってね。厳密には、私自身は諸葛孔明ではなく、代理人の様なものなのだが。まぁそれはいいだろう。今は、我が主の命に従って、君達を支援するつもりだ」

 

 何度目かの解説になりますが、孔明先生は、疑似サーヴァントと呼ばれる存在です。分かりやすく言えば、憑依合体みたいなもんです。阿弥陀丸とかいう昔の日本人離れした体格を持つ鎧武者、極み吼えるレベルですこ。

 

「早速で悪いが、話は通っている物として判断し、始めたいのだが」

『えっ!? もう!? 話によると、相当の大規模術式だと思うんだけど!?』

「何、少しずつコツコツと準備を進めていたからな、動かすだけならいつでも可能だ」

 

>そう言って孔明が見つめた先には……第三の壁。しばし見つめ、振り返った孔明に対し、応えたのは、ネロだった。

 

「――うむ。ダレイオス殿にも待機頂いている。周辺は、ブーディカ、スパルタクスが固めておる。此方としても、直ぐに始めて貰いたい」

「承知した」

 

 ――さぁ、ここまでプレイヤーもサッパリの大規模作戦、見せて貰おうか、諸葛孔明の組み上げた、作戦とやらを。

 

「始めるとしよう。それと、注意点だ。この術式を展開している間、残念ながら私は何も出来ないので援護をお願いしたい」

「いや、そんな情けない事をしっかりと言わないで欲しいんだが……マスター」

 

>デオンの視線に貴方も頷いた。周りを見渡せば、第三の壁を死守しようと向かってくる連合ローマの兵。彼らに睨みを効かせ……ようとして既にキャットが敵の群れに突っ込んでいた。止める暇も無かった。

 

「――ねぇマスター。私が居ない間に随分な問題児が増えているけど」

 

>>彼女のお陰で色々と、分かった事もあったから……

>>アレでも頼りになるサーヴァントなんだよ。

 

 頭脳タイプキャットと言う稀有なタイプだから。その辺りは見逃したげて……まぁ一切の容赦も無く戦闘突入に入ったのは、ちょっと許せへんし(豹変)

 

「よし、ここまでスパイ任務だけだったからね。君のサーヴァントとして、ここは彼女にも負けない活躍をしようじゃないか!」

 

 という事で孔明護衛ミッション、開始です。何やらむにゃむにゃと唱えている孔明先生に敵を近づけぬように逐一仕事をして参りましょう。その分孔明先生にはド派手に仕事をして頂かないとオナシャス! センセンシャル!

 

~しかしながらカ……ットォ!~

 

 ま、カットなんですけどね(容赦ゼロ) だって、雑兵を処理するだけの簡単なお仕事で、完全に見所さん無かったんですもの……

 

「――まだ起動しないのか!」

「いや、良く守ってくれた。これで、敵将レフ・ライノールの敗北は確定したとも」

 

>その名前に、貴方達は孔明の方を振り向いた。いるのか、と言わんばかりの視線に孔明は、その手の羽扇を振る事で、応えた。

 

「君達の個人的な事情は知らないが……安心したまえ、私も軍師の端くれしっかりと仕事はさせてもらう。さぁ、今日は特別も特別の、大盤振る舞いだ……! 起動せよ、我が宝具、『石兵八陣』!」

 

>――瞬間、輝くのは第三の壁。巨大。残っていたこの壁は、防衛の為ではなく……この都市全体を、巨大な檻とする為の、いわばブースター! 八つの柱が赤く輝き、天より降る八卦の印が、連合首都に禍々しい輝きを満たす!

 

 工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工、えっ、何だあのデッカイモノ♂……あっ、待って八角形ってそう言う事!? う、うわぁ。という事は、内部に居る人は……

 

「――全ては、我が思うまま。という事だ」

 

>そう言って、孔明は不敵にほほ笑んだ。

 

 ――と言った所で、今回は此処まで。

 孔明先生、渾身の策が炸裂。発想のスケールがデカすぎる(誉め言葉) これは勝ちましたね間違いない……

 




いやぁ、普通に気付かれてて草も生えぬこの大仕掛け。読者の皆様がFate強者過ぎる。

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