FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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特異点F その四

 皆さんこんにちは。ノンケ(最弱サーヴァントの一角)です。

 前回はいざ鎌倉、しようとした所でホモ君がガッツリ猛ブレーキをかけるという最高に空気の読めないプレーをしたところからの続きです。ホモ君さぁ……

 それは兎も角、ちゃんと説明も終わり、いよいよ冬木の洞窟内に侵入です。とはいえここから先は大分原作寄りになるので見所さんはあまりないと思いますが、それでも実況者の責任として、しっかり実況していきたいと思います(黄金の意思)

 

「……ここだ。この寺の先の洞窟の中にセイバーは陣取ってやがる」

 

 そして、決戦の場。原作でもラストステージになる事が多かった柳洞寺にやってまいりました。寺だというのに禍々しさしか感じません。怖いねぇ……

 

「キャスター、勝算は?」

「俺抜きで……まぁいいとこ五分か」

「はぁ!? 貴方ここまで来てセイバーのサーヴァントと戦わないつもりなの! 相手はあの……!」

「いいや、戦いたいのは山々だが……熱烈な信奉者の相手をしなけりゃならいんでな」

 

 はい。ここでキャスニキ離脱イベです。当然、お相手はあの人。

 

『信奉しているつもりは無いがね。唯、彼女に降りかかる些事を払う、露払い程度の役割はしている積りではあるが』

「その割には四六時中彼奴の周りで睨み聞かせやがって、猟犬が」

「……それは君の事だと思うが、キャスター」

 

>キャスターが視線を向けた木の上。人影が急に現れる。その手に持っているのは、変わった形をしてはいるが、弓に間違いはない。

 

「アーチャーのサーヴァント……!」

「はっ、相変わらず辛気臭い顔してんな、アーチャー」

 

 木の上に降り立ちますはFate弓兵の代名詞、超英霊級のドンファン(風評被害)アーチャーさんです。余程の事が無い限り、この人とは戦う事はありません。キャスニキが引き受けてくれます。

 というかアーチャーさん、実はこの特異点じゃ一番厄介なプレイヤーキラーなんですよね。サーヴァントが居ても、まるで無関心でマスター狙撃狙いのアーチャーさんは初心者殺しの筆頭にして狙撃手の鏡。素直にキャスニキに任せましょう。

 

「キャスター!」

「行きな。此奴を倒したら後を追うからよ」

 

 ちなみにキャスニキは有言実行の人なので、大概アーチャーさんを下しちゃんと援軍に駆けつけてくれます。まるで大英雄見たいダァ……(事実)

 

>不敵な笑みが、まるで負けるつもりが彼に無い事を、貴方に如実に感じさせる。それを立香も感じ取ったのだろう。言葉を吐くこともなく、頷いただけでキャスターに背を向けた。

 

「坊主、盾の嬢ちゃん。お前らは良いコンビだ。やっこさんにも十分対抗できるだろうよ……勝ってこい!」

「っ、はい!」

「……ご武運を! キャスターさん!」

 

 粋スギィ! やっぱり型月で一番カッコいいのは殺人貴でもギリシャの大英雄でも英雄王でもなく光の御子だってハッキリ分かんだね(戦争開始) キャスニキが槍ニキだったらもうこの特異点は始まる前に終わってるってそれ一番言われてるから。

 

「……そうだ、おいハゲの坊主!」

 

 酷過ぎぃ!? また髪の話してる……

 

「その()、使う時は注意しな。呑まれんなよ」

 

 っと、ここで混血について初めて言及が入りました。特になんにも言ってないしそもそもホモ君は混血のこと知らないんですけど……光の御子には分かるんすねぇ(感動) アドバイスありがとナス!

 さて、いよいよ冬木の最終ボス、セイバー戦です。RTA奏者兄貴姉貴の最初の泣き所さん!? を、無事ホモ君は突破できるのでしょうか……それでは、ご覧ください。

 

~到着までカ……ットォ!(BRLY)~

 

 い つ も の は い け い。

 

 っていう位、FGOのラストバトルでは良く使われる背景ですね。多分玉座の間とトントン位良く使われてるんじゃないでしょうか。初代からの伝統の背景でもあります。

 

「これが大聖杯……超抜級の魔術炉心じゃない……なんで極東の島国に、こんな……」

『制作したのはアインツベルンという家だそうですが……相当の家だったんでしょうね』

「……私がキャスタークラスだから、でしょうか。分かります。あの凄まじい、力。マシュさん、マスター達も、どうかお気を付けて」

「紫式部さん、私の後ろに。万が一の時は、先輩達のフォローを」

 

>肌にビリビリと伝わってくる、この空気。否応なく理解させられる圧倒的な脅威。しかし、貴方が感じ取っているのは、聖杯のそれではない。

 

「康友……覚えてるか? 山籠もりの時さ、熊とかとやり合ったよな。あん時も、二人がかりで、そんなデカいサイズでも無かったけど、バカみたいに苦戦した」

 

 え、ホモ君そんな過去あったんすか……武闘派な生まれだとそういう感じの過去も追加されるのですかね。っていうかスケルトン(化け物)相手に普通に暴れられる二人相手とか、その熊が不憫……不憫じゃない? 成仏して?

 

「正直、あれでも割と死ぬんじゃねぇかと思ったけど……でも、コレ、その比じゃねぇぞ」

 

>立香の言う通りだった。洞窟の奥で、たった一人だけ立っていた黒い影……そこに居るだけだというのに、貴方も、立香も、完全に足が竦んでしまっていた。

 

 しかし聖杯の事はサッパリなのにラスボスの事は嗅ぎ付けるとは、武闘派系一般人っぽいムーブですねホモ君と藤丸君。

 

>通信先のロマニに、貴方は告げる。奥に何者かが居る。感じ取ったあの脅威は、すぐさま知らせねば危ない。アレ一人に全滅させられる未来が見える。

 

『えっ? ……あ、ホントだ! 聖杯の魔力にばっかり気が行ってて気が付かなったよ。っていうか、この反応も結構デカい!? 間違いない、そこに居るのが件の……!』

「……」

 

 さぁ来ました。本特異点ラスボスのセイバー(オルタ)さんです。クッソ強い正統派ボスで、ぶっちゃけチュートリアルも良い所の特異点Fに配備しちゃあ、駄目だろ! ってレベルの敵です。イベントで突破したり、そもそも相手する事をしなかったりと、多くのRTA奏者姉貴兄貴達がスルーした化け物ですが私は戦う事を諦めません(鉄の意思)

 

「っ!」

「ほう、面白いサーヴァントが居るな」

 

 ちなみにこの場面ですが、兄貴が一緒に居ると原作通りの面白い反応を見せてくれます。が、今は居ないです。キャスニキがんばえー(他人事)

 

「セイバー……アーサー王、アーサー・ペンドラゴン、ブリテンの騎士王!」

『明らかに普通の様子じゃない! 聖杯の魔力で、異常に変質しているのかもしれないですよ所長!』

「そんなん見れば分かるでしょう!」

 

 そうだよ(便乗)

 

「構えるがいい、名も知らぬ娘。その守りが真実かどうか、我が剣で確かめてやろう」

「来ます……マスターッ!」

「あぁ、一緒に戦おう!」

 

>立香とマシュが気勢をあげる。目の前の強敵に向けて、負けるものかと吠えたてる。貴方も、もう怯えに支配されてはいない。友の気勢に活が入った。心の奥から、力が湧いてくるのが分かった。

 

>>俺達が、決着をつける!

>>俺達で、終わらせよう!

 

 信仰の関係で上を選びます(TDN直感)

 

「……はい! マスター!」

 

 

 

 さて、いよいよセイバー(オルタ)戦です。多分これだけの人数を相手取ってなおランサーメドゥちゃんより強いです。チュートリアル章でしょwwwとか思ってるとやさしい暴力(大嘘)で処断されます。

 ここの攻略方法は、基本マシュ頼り。か弱い女の子に頼っちゃってさぁ、恥ずかしくないの? とか言ってると瞬殺も余裕なので全力で防御を任せましょう。

 

 ここの攻略はマシュの宝具で攻撃を凌ぎつつ、マシュ、および主人公君が召喚したサーヴァントで兎に角ボコるのが基本です。

 とはいえ相手は普通に地を這う衝撃波とか、マシュを軽々吹っ飛ばせる重たい斬撃とかをポンポコ放ってくるので、迂闊に削りに行くと普通に死にます。まるで某フロムゲーみたいダァ……

 慎重にヒット&ウェイ。立ち回りには常に注意しましょう。という事でさぁ行け式部姉貴、ワシ(53歳)のサーヴァントは最強や。

 

>マシュと紫式部の攻撃は続いたが、それでもセイバーの力は全く衰える様子が無い。圧倒的に、力をもって、二人の攻勢を凌いでいる。攻勢の鋭さは槍衾の如く、そして守勢に取って代われば砦のように、正に桁の違う怪物、という言葉がよく似合う。

 

 ……つっても真面にやると当然式部姉貴が負けるんですけどね。そりゃあ素のセイバーさんが強いうえに、聖杯からのバックアップを貰ってる。鬼に金棒です。改めて最初のボスの強さじゃないですよ(震え声)

 そして、メッセージが出たという事は……来ますね、マシュの花形イベントが。

 

>いや、それどころか……貴方はその事実に瞠目する。上がっているのだ。セイバーの出力は、確実に。戦っている間にも、僅かに。そして今、格段に体から放たれる圧力は膨れ上がっている!

 

「応えよう、その瞳に……主を守らんとする、その境界に!」

 

 こっからは藤丸君とマシュの独壇場なんで、ホモ君と式部姉貴は観戦モードです。いや観戦モードっていうか、いよいよやる事がなくなるだけなんですけど。

 さぁピッチャーオルタ、構えて……

 

「『約束された勝利の剣(エクスカリバー・モルガン)』!!」

 

 マシュちゃんの盾に向けてドバーっと出して来たっ! 太いぜ(絶望) 普通に食らったら消滅確定の一発です。そりゃあ聖杯のバックアップ受けてるセイバーさんなのでこの程度は楽勝ですが……今回ばかりは相手が悪かったですね。あの聖剣と盾の相性は最悪だ(理解者面)

 

「マシュ……せめて、支えさせてくれ」

「っ……はい」

 

>立香が、マシュの傍らに立ち、その手をマシュの手に添える。支えている。前に出ることが出来ないなら、せめてそれくらいは。彼なら、そう言いそうだ。

 

 や―マシュちゃん硬いですね。あんな化け物砲撃でも全く怯んでおりません。寧ろこっから押し返すんだから……あ、もうはじき返しましたね。いいダメージ(推測)ダァ……

 さて、こっからは後半戦です。果たして、ホモ君とカルデアの愉快な仲間たちは、セイバーオルタを攻略できるのでしょうか。

 

>翻って、自分は、どうだろうか。ただ、紫式部の後ろで立っているだけではないか。貴方は、情けなさに、手を握りしめた。

>ストレス値が上昇しました。

 

 ……えっ?

 えっと、今回はここまでです。ご視聴、ありがとうございました……なんでストレス値上がってるんですかね……?

 




キャスニキがランサーだったら、実際セイバーさんに勝ててる気がしないでもない気がします(ふいんき)

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