FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(踵殺し)です。あのクソッたれアポロン、ゴッホちゃんにやった事への責任を支払わせてやる……(殺意)
前回は、あの八角形第三の壁……成程、そう言う事だったんですね。連合首都全体が彼らの敵に回った、という事で。普通の魔術工房とはマジで規模の違う、都市そのものをソレに変えるって、もうチートとかその域超えてると思います。
『す、凄い。こんな大規模な宝具展開……! 都市そのものが巨大な宝具のブースト装置だった、なんて!』
「私自身……いや、こう言うのは些か不適格か。まぁ、兎も角。移動する魔術工房としての性質を持つ我が宝具は、しかし、余りにも大規模に展開するのには長けていない。そしてその弱点を補う為の第三の防壁だ」
>内部に居る、レフ・ライノール。そして、内部のサーヴァントに対し、致命的な一手だったろう。そして、今から突入する自分達に対して、この効果は働かない。
ホント、デオン君ちゃんを派遣しておいて良かったと思います。一歩間違えば、自分達がこの大規模結界に巻き込まれていたっていう話ですからね。そんなんほぼ負け確定ですよんなん(無駄ギレ)
「となれば、敵将たるイスカンダルも」
「この内部に居るのであれば、間違いなく我が術中だよ」
「――ダレイオス殿!」
>その声の直後、轟音が響く。いや、コレは叫び声だ。黒い巨人が、宿敵を見据え吠えたてているのだ。というか、ここに至るまで大分静かにしていて、バーサーカーとは思えぬ程に大人しかったのが、イスカンダルの事になれば大爆発である。
「良し、我々本隊はダレイオス殿を旗印として、正面から連合首都に乗り込み、敵首魁を討ち取る! ブーディカとスパルタクスが周辺を固め、仮に逃げ出しても決してここから逃がさぬ! 逃がしても、寧ろ追い立てる積りで戦え!」
追い立てるんだよ360度(ドーベルマン) ブーディカさん及びスパさんの包囲網を抜けないといけないのか連合ローマ兵君は。と言うか、そもそもローマ帝国最強クラスの客将を敵の包囲に使うっていうとんでもない贅沢。
「ISCANDARUUUUUUUUUUU!」
「うむ! 敵将イスカンダルに、引導を渡す時だ、ダレイオス殿……さぁ、もう抑える必要もない。全力を以て、進軍を!」
>――踏み出した黒い脚が、轟音を響き渡らせる。それに合わせ、ローマ帝国の兵隊たちが前進する。全てが一つの巨大な、巨大な流れとなって、連合ローマを瓦解させるという目的の為に。
さて、こっからはもう全軍で一緒に突っ込んでいけるようで、周りに任せていても全然突破できるとは思うんですけど……でもこんな良い感じのタイミング無いので……経験値稼ぎの時間だオラァ! という名目で、暴れるダレイオス殿の戦いぶりも実況していきたいと思います。
「■■■■■■!」
「うわぁぁぁああああああっ!?」
「ぎゃぁっ! べっ……!」
え―突っ込んで来る兵隊を、二本の戦斧で千切っては払い、踏み潰し、とかしてます。もう勢いがラオウ様なんよ……実際ラオウ様といい勝負しそう。えっ、黒王号とダレイオス殿の象が殴り合いを!?
っと、敵の弓がダレイオス殿を集中的に狙っております。やばいなーダレイオス殿蜂の巣にされちゃうなー(棒読み)
「うてぇっ! 射駆けろ! ハチの巣にしてやれ!」
「っどうだ――いや、ダメだ、止まってない!
「そもそも通じてないのか!? 一本も刺さって……」
「■■■■■■■■■■■■ァアアアアッ!」
「「「うぎゃあああああああっ!?」」」
はい既定路線。まぁ、人間風情の弓で止まる訳が無いっていう。どれだけ当たってもビクともしないどころか、寧ろダレイオス殿の戦意を煽っていくだけっていう。おぉっと きゅうへいくん ふっとばされた! というか はるかかなたに けしとばされた!
「……さっきまではお遊びだったのかな」
「凄い勢いですね、先輩。さっきのオルタさんの様に、お一人で全てを蹴散らしてしまっています。目がまん丸になりそうです」
そしてその横で、ホモ君が、敵をシバキながら、こうして、巨人の、戦闘を、実況しております。実は、討ち漏らして死にかけてるボロボロ連合ローマ兵を追い打ちで踏みつぶすだけで十分稼げるっていう。いやぁ、楽な仕事やで……
「――全く、流石にアイツの……っと、もう門が見えて来たか」
「ふふん、守る者も無い門など、ダレイオス殿の戻って来た我々の前には何の障害にもなりはしない! 全軍、一気に突き破るぞ! 松明と破城槌を準備せよ!」
尚ダレイオス殿に言及していても門の突破に関しては全く関係ないですね……でも燃やして脆くなったところをぶち壊すのが一番効率がいいねんな。っと、ダレイオス殿が皆を押しのけて前に?
「――ッ!」
えぇ!? ダレイオス殿が結局突き破っていくのか……というか、蹴り一発であのデカい門が結構な勢いで軋んだんですけど、マジで呂布将軍レベルの化け物が過ぎる。
「……どうやら必要なかったようだな、皇帝陛下」
「ダレイオス殿におんぶにだっこと言うのは避けたかったのだがなぁ……」
「あっ、今突破しましたね」
二、三回蹴り飛ばすだけで門が崩壊するとかヤクザキック強いですね。それ程でもないがお礼は九杯で良い。何を九杯驕れば良いんでしょう。あれ? ローマだから名産は葡萄酒、実質原作再現なのでは?(困惑)
ダレイオス殿が門をボロボロにして突破し、連合ローマ内に突入したのですが。あれっ? おかしいな、原作ではここに侵入した時点で連合ローマの市民がぶっこみかけて来てたんですけど。
「――誰も居ないな」
「この連合首都内は、我が魔術工房と同等。それに、石兵八陣としての本来の効果もある。市民を惑わせて、別の場所に避難させる程度は問題ない」
市民の避難誘導、ヨシ! 賢い。市民の抵抗も無く、スムーズにレフをぶっ潰せると考えると……なんていうか……その……下品なんですが…フフ……狂気……しちゃいましてね……(殺意の波動)
「――いよいよだな」
「報告した通り、あの中には彼が居る」
『レフ・ライノール……想像以上に、早い再会になるね』
>特異点F。思い返すは、あの人を嘲笑う顔と、オルガマリーの最期。手に握りしめたバットに、無意識に力を込めていた事に気が付いた。
「康友、調子はどうだ?」
>>――絶好調だよ。
>>最高だぜ、あのにやけ面を、粉々にできる位にはな。
その為の右手? 後その為の拳……? 暴力! 暴力! 暴力! 今は悪魔が微笑む時代って事で選択肢は当然下。何を迷う事がある暴力! そしてトドメの暴力! もう何が有っても暴力しか勝たん。
「そうか。奇遇だな。俺も、アイツをぶん殴るって決めてるから、足が軽いんだよ。所長にやった事の敵討ちなんて、綺麗事いう積りも無いけど……ムカつくからな」
>立香と視線を交わし……無言で拳を打ち鳴らす。コレに関しては、誰にも譲るつもりはない。自分達で、全力でぶん殴るのだ――そう考えている内に、既に、王宮の入り口が目の前に迫って来て……その時だった。
――ッガァアアアアアアアアアアッ!――
えっ!?
>響き渡る悲鳴。貴方達は、この声をよく覚えていた。思わず顔を見合わせ……走る速度を上げた。前を走っていたダレイオスすら抜かし、目の前に見えた、一際大きな扉を、警棒とバットを叩きつけ、打ち破る――その先。
『き……さまら……
>それは巨大な肉の柱……であった物だった。その側面は、地面から生えた巨大な大樹にて無残にも削られ、血液にも似た何かを撒き散らしている。側面で暴れる目玉は狂ったようにぎょろぎょろと動き回って、錯乱しているのが明らかだった。
「なんだ……アレ……」
『おのれ! おのれ! 悍ましかるや、人間が……こんな、こんなぁアアアアアアッ!』
あっ……れ、レフゥウウウウウウウウウ!?
>最後の絶叫を残し、肉の柱は大樹に更に取り巻かれ、そして、押し潰された。あの声で判断するのであれば、先ず間違いなくアレこそが……そこまで考えた時、聞こえてきたのは、二つの足音だった。
「――これにて、舞台は整った」
「……な」
>一つは、目の前に現れた、筋肉隆々の男の物。もう一つは……貴方達二人に遅れて入って来た、ネロの物だった。後者は、まるで困惑しているかのように、段々と弱々しく、そしてたたらを踏むかのように、不安定なリズムを刻んでいる。
「さぁ、当代のローマよ。
>まるで、傍らの大樹の様に、堂々と立つ、漢に……怯えているかのように。
――と言った所で、今回はここまで。
ご視聴、ありがとうございました。
真っ二つには出来ませんでした……(悔恨)