FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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特異点征服 その三

 皆さんこんにちは、ノンケ(無限餡子ウーマン)です。輝いてる! 輝いてるよ! 君の歌! きっとXに届いてるよ! 多分XXにも届いてるよ! XXさんは多分ボーロボロ泣きながら推してくれるよ! 多分!

 前回は、ダレイオス殿が見事パンチ一発でイスカンダル殿を伸して……ですが騙して悪いが、コレも仕事なんでな、とばかりに孔明さんが聖杯を使用。急いで止めなきゃ(使命感)って感じです。

 

『――聖杯を使っての、特異点への移動……不可能とは言い切れない! 止めてくれ!』

「くそっ、レオニダス……オルタ……いや、イスカンダルの呼び出した兵士は消えてない、こっちまで来るのには時間がかかる……今は何よりも速攻! マシュ! デオンと連携して突撃!」

 

>>デオン! マシュを援護してくれ!

>>デオンの援護を頼む!

 

 あー、これはデオン君ちゃんがどういう戦い方をするかが決まる選択肢か……やっぱりエンジョイするなら、常に前線を張るべきだよなぁ!? という事でマシュ、デオン君ちゃんのサポートオナシャス!

 

「了解しました!」

「――悪いのう、流石にコレは止められる訳にもいかん」

 

>そして、突っ込む二人の前に立ちはだかるのは、先程のダメージを引き摺ってなお堂々と剣を構えるイスカンダル。ダレイオスの怪力が効いてない、という事も無いだろう。それを考えれば――

 

「ライダー、少し魔力を回そう。耐え抜いてくれ」

「良いだろう! では始めるとするか!」

 

>――と思っていた矢先にこれである。流石に、聖杯を掌握したキャスターからの援護を受けているサーヴァントが、そう簡単に行くわけはない。

 

 ええい厄介な。聖杯バフとかもっと先の章で出てくるような仕様だろうに。どうして私をこんなに困らせるんだ。そんな悪い子はお仕置だど~? でもホモ君の適正装備は竹刀じゃなくてバットなんだよなぁ……

 で、ミッション内容ですが、時間制限内でイスカンダルさんを撃破、又は一定時間が経過するまで自軍サーヴァント全員が生存……なるほどですね(結末の即理解)

 

「行くぞっ!」

 

まぁそれは置いておいて、エンジン全開、先ずデオンくんちゃんが仕掛ける! イスカンダル、これをその手の剣で受けようと構えますが、デオン君ちゃん、切り裂くと見せかけてその構えた剣を掻い潜って肩口を貫いた! ワザマエ!

 

「ぬぅっ……!?」

「動きが鈍いね。如何に君とてあのダレイオスとの連戦から、僕と一騎打ちとは舐め過ぎなんじゃないかい」

「……将とてこうして泥臭く戦う事もある。寧ろ、こういう戦いを経験しない将は」

「っ!?」

 

 しかしながらイスカンダルもサルモノ、聖杯=ジツの援護でなんと貫かれたままの強制的な反撃に。これは孔明の罠ですね間違いない……

 

「どのみち、途中で潰れると言う話だ」

「成程。潰れていない君は、そう言った経験も良くあると」

「何事も経験……とか言っとったら、今度は盾か!」

「押し切りますっ……!」

 

 じゃあ避けられない面攻撃なら当たるでしょ(脳筋) その弱った足腰でシールダーの面攻撃を避けられるか! 皆さんね、マシュの攻撃面をそこまで……とか思ってる方もいらっしゃるでしょうけど。

考えてみてください。絶対に敗れない壁が、物凄い勢いで突進してくるんですよ。面の上に破壊力も中々、総合力に置いてシールドバッシュって全然侮れないんですよね。

 

「ぐ、ぐぐぐ。コレはいかん……流石に、コレは止めきれんか!」

「やあああああっ!」

 

 その結果? まぁこうしてゴリゴリ押し潰されるっていう話。で、シールドの壁に掛かりきりになってるとねぇ……背後が隙だらけになるんですよ(ニチャア)

 

「悪いね」

「――まぁ、そうなるだろうなぁ」

 

 そうなればね。此方もイスカンダルの背後からさらに攻撃する事も出来るんですわ。

 他のサーヴァントじゃこうはいかないんですよ。実際。マシュのシールドは防御と同時に攻撃も行えるくらいクソデカシールド(誉め言葉)だから、相手を釘付けにしてダメージを滅多に負わずしっかり引き寄せ役が出来ます。マシュ。カチカチ。

 

「はっ!」

「ええい盾に阻まれ剣に切り裂かれるなど、悪夢以外の何者でもないっ! ぐぅうっ!」

 

 これがっ! 美少女! 美少年! サンドだ! サンドされる気分はどうだ!? 原稿用紙三枚に纏めて投稿せよ! こんなに苦しんじゃって……大変そうだね♥ 確実に仕留めるから覚悟しろ。マケドニア。

 

「悪いが、僕たちは君を排除する手間を惜しむ程、アマチュアじゃない」

「はい。征服王、という偉大なる王だからこそ――」

「確実に仕留めさせてもらうから覚悟して欲しい!」

 

 ホラホラホラホラ、どんどん行くぜぇ~? もうお前は此処から逃げらんねぇんだよ! 徹底的にやるからなオイ!(過激派調教師) あっ、そうだ(唐突) 香子さんも混ざりませんか!? 混ざりましょうよ!

 

「――イスカンダル様……これまでです」

 

 さぁ、ここで空中に描かれる五芒星! 黒い弾丸がイスカンダルに……ってその前に謎の光線で阻まれたんですけど(半ギレ)

 

「万が一の誤射を考えると迂闊な射撃は出来んが、これくらいはな」

「おう軍師よ! あんまり此方に手を出すんじゃない、お前は聖杯の起動に全力を注がんかい!」

「その前に貴方が倒れては意味が無いだろう」

「……あー、全くその通りだな! ふはははは!」

 

>どうやら香子に関しては、孔明が睨みを利かせる模様だ。それは此方も同じ、孔明に対しては、香子が睨みを利かせる事が出来る。つまり……やはり、デオンとマシュの二人がイスカンダルを削り切れるかにこの勝負はかかっている。

 

 詰み……切れないっ……(後悔) 孔明Pと一緒のイスカンダル程にもなると、これだけ不利な状況でもここまで粘るんすねぇ?

 

「――それと、コレはもう一つ、贈り物だ」

「ん? ……おぉ!? これはこれは!」

 

 あのーすいません、今一気に三つくらい紅いエフェクトと、二つ緑のエフェクトが付いたんですけども。コレは殺意マシマシですよ……えっと?

 ついたエフェクト効果の一覧を確認すると? はい、攻撃力上昇、ダメージプラス、クリティカル威力上昇に、防御力上昇にダメージカットと、はいはい孔明の全バフ全開と。はえー、徹底的に援護してらっしゃる……一つどころじゃない(憤怒) どう落とし前つけるんだよコレよぉ!?

 

「やる気がモリモリ湧いて来るわ! 行くぞぉっ!」

「くぅっ!」

「こ、このパワーは、さっきとは桁が、違うっ!」

 

 ほらもー、シールドを片手で押し返し、剣の一閃でデオン君ちゃんを退かせて……イスカンダルが明らかにパワフルになっちゃってるじゃないか! 取り敢えず緊張すると力出ないそうなんで、ここはガッツリと緊張して貰って。ベストなんてもの出さなくていいから(邪心)

 

「だがっ、それでも動きに精彩が、戻った訳ではないっ!」

 

 しかしデオン君ちゃん、コレに一切怯まず。そうだ、当たらなければどうって事無いって仮面のマザコン少佐も言ってた! (渾名のセンスが)糞だぁ……

 

『二人共! 聖杯の反応が更に強くなっていってる! もう時間がない!』

「マスター! 援護を! ここで決めるっ!」

 

 っと、デオン君ちゃんから熱いコールが。ここで応えなきゃ細いしーちきんですよ。よーし瞬間強化も再装填されてるだろうし、マスター全力で使っちゃうぞーバリバリ。デオン君ちゃん、一発キツイの頼みます!

 

「ぜぇぇえあああっ!」

「君の今の動きなら、すり抜ける事は難しくない! ――貰ったっ!」

 

 さぁ、デオン君ちゃんが綺麗にイスカンダルの剣の横振りを突進しながら潜り抜け、肩口に再びザクリと反撃の刺突が突き刺さっていくぅ! やったっ! セプテム、完! 

 

「ぐぅっ……」

「殺ったっ! このまま、一気に霊核を砕かせてもらうっ!」

「……いいや、一歩遅かったな。麗しの竜騎士。余の勝ちだ」

 

>――どういう事だ、と反応するまでも無く、答えは目の前に現れた。聖杯が脈動し、更なる輝きを放ち始める。それに、デオンが一瞬気を取られた……そこを縫って、イスカンダルがマシュとデオンの包囲網から見事脱出する。

 

 あっ、制限時間(池沼)

 

『マズイ! 聖杯が……!』

「では諸君。我々は此処で失礼するとしよう。()()()()()()()()()

「待っておるぞ! 再び、しのぎを削り合う、その時をな」

 

>不敵な笑みを浮かべるイスカンダル達を、止める暇も無く。その姿は歪み、そして瞬く間に虚空へと消え去ってしまった。

 

 わーっ、何を! わぁ、待って! ここから逃げちゃ駄目ですよ! 待って! 止まれ! うわぁーっ!! ……今回は……ッスゥゥゥゥゥ……ここまでと……あ゛あ゛あ゛あ゛も゛う゛や゛だ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!




イスカンダル様、落ち着いてください(作者の懇願)

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