FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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拠点フェイズ
拠点フェイズ その一


 皆さんこんにちは、ノンケ(竜妻)です。多分、Fateヒロインの中でも結構な良妻だよねお竜さん。そうは見えないけども。

 前回は、ネロ陛下に別れを告げ、遂に第二特異点攻略……とはならず。勝負は次回特異点に持ち越しとなりました。まさか勝負が持ち越しになるなんて。次はオケアノス。イスカンダル。あっ。

 

「――皆、お帰り。本当に、お疲れ様。もうなんていうか、色々あり過ぎてて大変だったと思うけど、でも、一応特異点は修復出来た。レフ・ライノールの事は……もう、彼の真意を知る事は出来ないけど、彼が死んだことは確認できた……」

「それでも尚、他の特異点には何の変化も無い。だとすればレフ・ライノールは、特異点に関してそこまで特別な役割を負っていた訳でもないという可能性が高いね」

「うん……そして、孔明が言っていた。レフが、名乗っていた名前」

 

>そこまで言って、ロマニが額に手を当てる。貴方が思い出すのは、孔明が言っていた名前だ。あの時も思ったが、貴方には全く聞き覚えの無い単語だった。それについて、貴方が声を上げる前に、先ず真っ先に立香が声を上げた。

 

「フラウロス、とかいう奴だよね。ロマニは何か知ってるの?」

「――知っている、というか。魔術師なら知らない者の居ない超有名人に関わる名前なんだよ」

 

 因みに魔術師ばかりが知ってるばかりじゃないゾ。多分厨二病を発症したことある人間だったらバリバリみんな調べたと思う……思わない? 私? いやいや私はね、そんな病にかかっ(ry やりますねぇ!

 

「超有名人?」

「そう。最も偉大な魔術師……魔術王ソロモン」

「そろもん?」

 

>思わず吹き出しそうになったのを、ギリッギリになって耐えた。頭の上に七つ位ハテナマークが連なっている様に見える。そして口を半開きにして首を傾げているのが余りにも性質が悪い。破壊力が凄すぎる。

 

 形容がし難いんですけど、なんかマンボウみたいにボケーっとしながら、目の光ZEROで焦点が明後日に飛んでるんですよ。いやもう、酷い。主人公がする顔じゃない。

 

「うーん……コレは完全に脳みそが蕩けているお顔をしていらっしゃる。まぁ普通の人は別に知らなくても不思議じゃないかな……本造院君は?」

 

>>……代紋とかの親戚か何か?

>>自慢じゃねえが、ソロモンについて知らない王選手権やれば間違いなく一位だぜ。

 

 おぉっと待ってくれ、今回はどっちの選択肢もちょけている。選ぶことが難しいじゃないか。ちゃんと片方は真面目な選択肢を用意して欲しいんですけど……ママエアロ(ホモ・サピエンスは寛容)

 で、選択肢ですが。良し、ここはよりちょけた選択肢を用意してやるぜ!(発狂)

 

「うぅぅううううん本当に自慢にならないかなぁ……そっかぁ、二人共知らないかぁ……そっかぁ……」

「何をそんなに落ち込んでるんだい君。ソロモンって別に有名な王様じゃないだろ」

「うっ、それは、まぁそうなんだけれど……なんだろう、ちょっと、哀しいなというか」

 

 おっ、ロマニどうしたー?

 

「と、兎も角、そのソロモンっていう王様に関連しているのが、七十二柱の悪魔で、その一柱にフラウロスが含まれているんだけど」

「??????」

 

>立香と揃って首を傾げ、ロマニにハテナマークを乱舞させる貴方。それを見たロマニは苦笑を一つして、息を吐いた。

 

「うん。二人に七十二柱を説明するのは後日にしようか。多分、しっかりと説明するには結構時間がかかると思うし……今は、それよりも優先しなければならない事もある」

 

 無知ですまんチョヘペトナス! ホモ君がシュレピッピしてたら普通にご利益ありそうな気がしないでもない。良し、ホモ君を教祖にしよう(提案) こんな強面が教祖とかヘペトナス教が東城会の二次団体と化してそう。やっぱりエンコ詰めなきゃ……(使命感)

 

「というのも、彼らの向かった特異点が見つかった。というか、まぁ見つからないとおかしいレベルだけどね。彼ら二人の移動方法は大分乱暴だ。その痕跡を此方で辿るのは、難しくなかった」

 

>そう言って、ロマニがその手で示したのは、カルデアスに浮かぶ一つの点。三つ目の特異点。

 

「それで……この特異点なんだけど、今までの特異点とはちょっと事情が違ってね」

「事情が違う?」

「そう。今回の特異点は、何処か、という特定のできる場所じゃないんだ。特異点化の影響か、凄まじい勢いで地形変動を起こしちゃってる。で、その舞台だけど……何処までも広がる大海原だ!」

 

 いやぁ、遂に来ましたね、オケアノス。第三特異点。いやぁオケアノスって言えば征服王なんですよね。もしかしてイスカンダル君、オケアノス行きたいがために聖杯略奪したまである……?

 

「……海、ねぇ」

「おや、オルタ殿。何か思う所でもおありで?」

「無いわよ。無いけど……」

 

 おやおや? おやぁ? アレかな? オルタちゃん……海、見たくなっちゃいましたかまさかですけど!?(煽り) オルタちゃん、サーヴァントになってから、まぁオルレアンの時が嘘だと思う位にサーヴァント生活エンジョイしてるというか。ぶっちゃけホモ君よりもエンジョイして(ry それ以上はいけない。

 

「一応、確認しておくけど、船酔いとかは大丈夫だったよね」

「あぁ、はい。一応、ネロ陛下と海に出た時は全然、酔いとかもありませんし。康友も大丈夫だったよな」

 

>>大丈夫だ。

>>実はあの時今にも吐きそうになって、倒れそうだったんよね(大嘘)

 

 大嘘をそこまでしっかり言うのか……(困惑) えっ、寧ろそこで嘘吐いたら一体どうなるんだろう……うっ、エンジョイ勢の魂が(苦悩) ここでやらないのはエンジョイ勢として失格……?(汚染) 良し、ここは下の選択肢で行こう(発病)

 

「……えっ!? マジ!?」

「そうだったんだ。うーん、やっぱり用意しておいてよかったかな。この酔い止め」

 

>そう言ってドクターが懐から取り出したのは、カプセル状の何か。どうやら、今回の特異点が確認できたときに用意してくれていたらしい。必要ではあるから(大嘘)ここはしっかり受け取っておかないといけないだろう。

 

 大嘘って言っちゃってるんだよなぁ。でも誰も気づいてないからヨシッ!(邪悪) これは次のユガには必要ない存在ですねぇ……間違いなく邪悪の化身です。もうそれはカリだと思うんですけど。所で、クシェートラのカリに苦戦した兄貴姉貴居る? 俺はサポートに連れて行ったカエサルをぶち殺されまくりました(激怒) 彼奴らのパンチ雑魚敵とかウッソだろお前wwwってなる(真顔)

 

「じゃあコレ、ちゃんと渡しておくから落としちゃダメだよ」

 

 はい。ロマニ特製酔い止めを頂きました。ロマニありがとナス! アイテムってのはあるに越した事は無いのでちゃんと懐に仕舞っておこうねぇ。

 

「――それと、本造院君、君は後で僕の所に来るように。特異点で観測した異常に関してキチンと調べなきゃならないから」

 

>思わず、ハッとなった。やはりモニタリングしていたロマニには分かっていたのだろうか、アレが、ただの精神異常の類ではない事に。そうとなれば……誤魔化すのも無理だろうと、貴方は静かに頷いた。

 

「今回は、結構しっかりとチェックするから、その辺り覚悟しておいてね……良し。これで話はお仕舞いだ! 特異点攻略お疲れさま! 皆、其々自室に戻って休憩! 次の特異点攻略に備えて欲しい!」

 

 ――で、漸くマイルームです。ステータス振らなきゃ……(使命感) いやぁ、なんか謎能力も覚醒して、藤丸君とはちょっと、大きな差が着いちゃったかな! まぁ藤丸君の強みは圧倒的なコミュ力ってそれ一。素のステータスではこっちの方が…………?

 

 あれっ、可笑しいな、経験値がすっからかんだァ……でもって、なんか成長画面のスキルが増えてて、それが勝手に一個取られてますね。名前は? あぁ天神の呪、成程成程つまり俺の経験値はほぼこのスキルに持っていかれた、と。

 

 F〇ck You♂

 やってくれたねぇおじさんの経験値をねぇ!? おじさんの事本気で怒らせちゃったねぇ!? 誰が勝手に経験値使って良いっつったお前! オォン!?

 

 しかもこのスキル、まだ先があるっぽいんですけど……まさかこれから先も、取れる状況になったら勝手に経験値使われて取得される? 呪われた装備枠じゃねぇか! マジで外せない奴!

 

 あーダメですねクォレハ、完全に成長できるだけの経験値が残っておりません……チクショウレオニダス王との訓練で地道に鍛えるしかないじゃないか(憤怒) レオニダス王の逞しいトレーニング受けるのは一向に構いませんけど!(ホモの鑑)

 

 と言った所で、呪われた装備枠が見つかった所で今回は此処まで。折角の成長が……うごごご。まぁ、有能で無い訳ではないので、一応は良しとしておきましょう。

 ご視聴、ありがとうございました。

 




メリットばかりな訳ないよなぁ!?

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