FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(ガ ラ テ ア)です。彼女、この表記が恐ろしいほど似合う気がいたします。なんでしょうね。パワーがあるからでしょうかね。うん。王様に会うっていうパワーは本当に凄まじい。そして、完全にナイチンゲールタイプ。
前回は、香子さんと図書館見学、あんだけ広けりゃいっぱい本も入るって話をしてたらロマニの事をすっかりと忘れておりました。ロマニファンの皆さま、お許しください!
「じゃあ……始めるとしようか! 設定レベルは、取り敢えずこれくらいで」
>そう言って出現したのは……なんだか、ちょっと撓れた、というか、くすんだ色のワイバーンだった。見た目からして若干哀しいが、しかしボロボロになるまで一切の容赦はしないつもりである。
「マスター! くれぐれも無理はなさらぬように!」
「まずは、ちょっと出力を上げてみてくれるかな。細かい調整が出来なかったら、全力でも構わないけど」
>あの感覚を思い出せば、ある程度は出来る。貴方は、体の奥底から力を、開放するつもりで呼び起こす。そうすれば、バチバチと額に電流が走り……
はい、角付きホモ君の出来上がりっ! さぁ、矢でも鉄砲でも何でも持って来いってなもんですよ。因みにどっちも喰らったら普通にお亡くなりだと思いますけど。当たらなければどうという事はないから。
「本当にすごいバロメーターの上がり方だなぁ。良し、先ずは軽く流す積りで戦って見せて欲しいな。あ、そうだ。絶対に無理はしないように」
>了解した。といって目の前のワイバーンにバットを構える。べきべきと首を鳴らしてみれば、向こうも警戒するように唸りを上げている。まるで本物の様な迫力に、貴方は思わず一つ、舌なめずりをして見せた。
――と、言ったような感じでホモ君のバトルタイムと思ったでしょう? 残念、その辺りは全てカットだ(無慈悲)
だって、だって……やる事が全く変わらないんですもの……! 今までのエネミー戦と……! 全く、変わらない……絵面ッ……見所、搾りかすッ……! 意味なし……! 写す価値なしっ……
ということで、見所さんが出てくるまで全力で飛ばしました。ワイバーンだの、兵士の群れだの、海魔だのと、大した敵も出ず、それらを単調に只管にシバいて、これが恐らく六戦目近くですね。
「本当に普通の敵なら作業だね……良し、じゃあここらで少しギアを上げて行くよ。辛かったら、出力もちょっとずつ上げていって。最悪の場合、香子さんが抑え込んでくれるから、まぁ、安心して、というのもおかしいけども」
「マスター! そうなる前に中止を申し出てくださいね!」
>今は、丁度エンジンがかかって来たというのに、と若干不満になったがしかし、しょうがない。未だ自分に完全に制御できるものではないと貴方が一番良く分かっている。精々掴めたのは、その触りくらいで……
――ビーッ ビーッ ビーッ
>……とか思ってたら、なんか不穏な音がガンガン奏でられている。何事かと思ってロマニに向けて全力で振り向いた。そしてそれに応えるように一瞬で首を逸らして見せたその様子から、明らかにトラブルだと察した。
えー、当然のように機材トラブルでございます。まぁカルデアと機材トラブルは親友みたいなもんだから(暴論) 画面がね、ドンドン、真っ赤に染まって……あー、すげぇハリケーン(ピンチ)
「えぇっとねぇ……物凄い申し訳ない事を言うと、操作ミスを……あの、難易度がね、あの、すっごいレベルで跳ね上がってるんだよね。いやぁ、コレはやっちゃったかなぁ、しまったなぁ、シミュレーターの操作、慣れてなかったからなぁ……」
>そんな事言われても……と思っていれば、目の前に現れる一匹のエネミー。それはワイバーンの姿をしていたが、最初の一匹とは迫力の桁が違う。目は紅く爛々と光り、灰色の肌がシミュレートされた太陽の光を跳ね返し、鈍く光っている。
こ、これはっ! ワイバーンオリジナル!? 高レベルエネミーじゃないですか!(歓喜) こういう見所もっと頂戴……!(欲しがり投稿者)
「――マズイ、本当にコレは! 設定レベルがサーヴァント並みになってる! サーヴァントにとってはそこ迄でも無いかもしれないけど……ちょ、ちょっとだけ時間をくれないか! 直ぐに強制終了するから!」
うっそだろお前!(大草原) ここで戦闘続行しないとか笑っちゃうぜ(血に飢えた狼) 折角出て来て貰ったドラゴン君にはホモ君のおやつになって頂きましょう。おらっ経験値寄こせっ!
>>了解した。何とか逃げ回ってみる。
>>丁度いい機会だ。俺の全力全開を試してやるよ。
あ、当然ながら選択肢は下です。
「マスターッ!?」
>香子の声を背中に、貴方は答える。どうせシミュレーター、と高をくくっている訳ではない。寧ろ、この限界時にこそ、自分の全力を出して、検査のデータを集められるものだろうと。
「で、ですが……!」
>どうせ強制終了まで、と最後に締めくくり……貴方は、体の奥底にもう一度意識を集中させていく。そして、今度はキャットと一緒に感じ取った、何も気にせず逆に振り切る感じを思い出し……額が、ビリビリと痺れていく。
さぁここで角がしっかりと形を得ていくぅ! 後、第二段階に入ったホモ君の表情が普通より凶暴になってるのが特徴的ですね。もうここまで来るとマジでチンピラからただのヤクザにしか見えないっていうこの。
「――ちょっ、本造院君!? 何やる気だしてるのってああああああバロメータが凄い変動をををを、き、記録しないと、いやそれより先にまず強制終了をあぁちょっと待って終了まで五分くらいかかる」
「……(ぱたり)」
「あぁっ!? 式部さんが倒れた! い、医者! 誰か医療班! ああいや僕がトップだった! いやぁあああああ!?」
>大混乱。それを尻目に、頭の中のタイマーを五分に設定。それまで、全力でかつ香子との約束を守れるように、戦う為の動きを想定しながら前に出る。手元のバットは、最も重さの乗る先端部分を、遠心力で振り回すように意識。
見ろよ、このバットを……命を刈り取る動かし方をしているだろう? ぶち壊してやるよその青白い横っ面をよぉ! 五分とは言わねぇ、カルデアドラゴン三分クッキング! ハイクを詠め、カイシャクを仕る!
吠えるドラゴン、その横っ面に、先ず黄金の回転から繋ぐホームランスイング! こんな良い音させちゃってさぁ、誇らしく無いの!?
――きゃしゃー
そんな情けない鳴き方でこっちをぶち殺せると思う……いや痛っ!? 待ってダメージがシャレになってない上、今のダメージで怯んだ感じじゃなくて普通に鳴いただけ!? 馬鹿な、奴には此方の攻撃が通じていないのか……っ!?
――しゃぎょぅー
ダメだっ! こんなクッソ情けない鳴き声してるけど迂闊なダメージ貰ったら普通に死ねる! 死人がシミュレーターとは一体何なのか! それを考える前にぶち壊せってんだよ! 考える前に正拳突きから教えるんだよ! あ、でも死なないようにヒット&アウェイで出来れば事故らないようにやろうね(チキン)
――ぎゃおーん
げっ、なんかエフェクトが付いた! ワイバーンオリジナルが使うスキルは確か……無敵付与!? 糞みたいなスキル使いやがって……これは宇宙塩を味噌鰤だ! 許せる! いや、ちょっとこれは許せへんし……
とはいえ無敵エフェクトの付いている間は兎に角回避安定ですよ。ちょっと、(敵の射程内から)ズレてみるかな……
――ぎゃしゃあああ!
今更迫力を出したって遅いってんだよ! どうした、滑空からの突撃、全く当たってないぞ! 当ててみろ! 押し倒して俺をママにして見せろってんだ! ハゲとドラゴンのとか誰に対して需要があるんですかねぇ……
――しゃああああっ
あっ、羽ばたきからの愚風斬はやめて……クリティカル出ちゃうううううううっ! おらっ、トべホモッ!(緊急ダイブ) あっぶえっ!(回避成功) お前もう許さねぇからなぁ?(一転攻勢) 無敵切れてんだろう!? 無敵切れたお前なんてうんこ野郎だよ! ハハハッ(嘲笑)
ホラ頭に一発、更に一発! バットをヌンチャクの様に使うのよ! 只管ラッシュラッシュ! ほら、これ、バットね……?(確認) 咥えて……?(優し気) じゃあそれ噛んだまま頭蓋ごと踏み抜いてやるってんだよぉ!(豹変)
>――貴方と、ワイバーンの戦いは一進一退。決してどちらが圧倒した、という事は無かった。結局、渾身の一撃を叩き込もうと、バットを振りかぶった貴方の額が、嫌な唸りを上げた所で……
「――間に合った! 強制終了!」
>ロマニの一言で、目の前のワイバーンは消え失せたのだった。
……っはぁ~っ(半ギレ) 逃げるなァアアアア! 責任から(ry
と言った所で、今回は此処まで。結局奴の無敵時間稼ぎさえなければ倒せてたと思うんですけど(慢心) そんな事ばっかり言ってるから足を掬われるんだよなぁ……ご視聴、ありがとうございました。
この辺りでシミュレーターとダ・ヴィンチ工房出せたからもっと好き勝手出来るな、ヨシッ!