FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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大海賊のシマへ その二

 皆さんこんにちは、ノンケ(水着メアリー)です。水着姿はメアリーの方が好きなんですよね。でもロリコンっていう烙印は押さないで。違うんです。普通に水着のデザインが良い感じがするんです。

 前回は、船の野郎共をしばき回した挙句、情報寄こさないと鮫の餌……うーんコレは許されない悪役ムーブ。でも冷静に考えると、彼らも船に乗り込んで来た二人を大人数でぶっ殺そうとしたんですよね……あれ? 丁度いい措置では?

 

「……思えば不思議な話だよな。俺達の知ってるドレイクってのは、男性だった。歴史の授業でもそう教わったし。セイバーにしてもそうだ。アーサー王なんだろう? 男の筈なんだけどなぁ」

 

 Fateじゃそんなの日常茶飯事だからね。というか、元の性別の方、半分くらいしかいらっしゃらないと思います。もうちょっと偉人の性別にも敬意を払って、どうぞ(建前) そのアレンジ誉れ高い(本音)

 

>そう言って、立香が遠くの空を見つめている。その拳を、そっと下ろし。何をするでもない。彼が考えているのは、歴史の妙なのだろうか。それを考えるのは確かに浪漫ではあるのだが……

 

>>乱戦最中の今やる事じゃねぇなぁ! もうちょっと集中しろこの馬鹿!

 

 えぇ……(困惑) そんな最中にやる事じゃないっていうのが完全に正論で草も生えないんだ。そして、今戦ってるのは、海魔ですね。正に海のステージにピッタリなモンスターなんですけど、(9は)ちょっと多いねー。

 

「しょうがねぇだろこれで何日目だと思ってんるだ此奴らとシバキあうの!? ったく、ブヨブヨして、殴るのも気持ち悪いし……! おぉやだやだ」

「とかいって、(藤丸君)兄貴(ホモ君)が一番仕留めてるじゃないですか」

「それとやる気とは別の話だってんだよ」

 

>そう言って、立香は近場の海魔の足を掴んで振り回し、甲板に叩き付けてから、只管に踏みつけていく。何度か踏み潰し、ぐちゃぐちゃと音がした頃にその動きを止めた。貴方も、馬乗りにしながらミンチにする作業を漸く停止する。

 

 うっわ、ホモ君の顔がめちゃくちゃ真っ赤に染まってる……これが全部返り血ちゃんですか(恐怖) いやぁ、チンピラからヤクザに完全進化してますねクォレハ……

 

「しかし、本当に襲撃が多いですねぇ」

「アンタの言った通り、本当に魔の海って奴なんだなぁ」

「頭と兄貴が居なけりゃ、大分きつかったんですけどね、ここ通るのは。でもま、二人が居てくれるんで、最短距離を突っ切れたんで、もうすぐ着きますよ」

 

>なんだろう、貴方としては海産物をボコボコにする予定は無かった。なんだったら、雄大な海に抱かれてクルーズを楽しむ積りですらあった。しかし、結果はこれである。結局の所、自分たちの人生は血なまぐさいままなのだろうか。

 

「遠くを見ながら手に持った肉をグチャグチャするお前も中々だよ……」

 

 ホントにね。もう極道通り越して完全に快楽殺人貴のそれだったと思います、表情が。態とではないと思うんですけども、コレはまごう事無き変態カルデア屋。これで変態って言うとヒソカっぽい。

 

「――片付いたか!?」

「「ういっす!」」

「さーせん! ちょっと腕齧られました! 包帯とってきます!」

「馬鹿野郎! そんなん唾つけときゃ治るだろうが! 贅沢言ってんじゃねぇ! 使うんだったら最低限の長さで、重ねて、ひもで縛っとけよ!」

「流石頭! ツンデレ!」

「誰がツンデレだ! やるとしたら俺の愛する後輩のマシュだけだっての!」

 

>なんかなんも考えず勢いで言ってると思われるが、これは録音しておいた方が良いだろうか。主にこれからの主導権を握る為にも。そして先輩を慕っている後輩ちゃんに、先輩の現実を見せつける為にも。

 

 鬼みたいな事考えてて草も生えない。『先輩最低です』って本気で言わせようとしているのが怖い。しかもそれが親友相手っていうのが余計怖い。

 

「――おう康友、お前余計な事マシュに漏らしたら戦争だぞ。覚悟しろお前」

 

>>分かった分かった、やらんから安心しろ兄弟。

>>上等だこの野郎。禿げた頭のヘッドバッドの威力思い知らせてやるってんだ!

 

 ほらぁ、いきなり殺し合いになるじゃん。仲が良いからこそ軽々に殺し合いになって血反吐吐き散らすじゃん。いやー流石に主人公補正を持ってる藤丸君相手はちょっと……馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!(過激化)

 

「おーし、やるぞやるぞ。久々に白黒はっきりさせてやる。俺とお前のどっちが強いのかのよぉ! 覚悟しろてめぇ!」

「ちょ!? 頭!? 兄貴!? なにやってんすか、片付けしてくださいよ!」

 

 船員君の方がマトモで草も生えない。ちょっとあの二人矯正してくださいよ! 多分船員君がボロカスにやられる未来が見える見える……

 

「オラ行くぞ、血反吐撒き散らして砕け散れこのはげぇえええええ!」

 

>取り合えずいきなり殴り飛ばしてくる立香に、貴方もカウンターを叩き込んでみる。血反吐撒き散らせと言ったのだから、お前も吐き散らせと言わんばかりに拳を連続で叩き込んでいく。もう何だったら海魔のドロッとした血も纏めて叩き付けてやった。

 

「生ぐさっ!? このクソがッ! 海魔のなんか叩き付けたなお前!」

「たぶん肉だと思いますけど」

「てめぇええええええゆるさぁああああん!」

 

 お前初めてか海魔は? なあ。良く味わって食べるんだぞ? 口に押し込んでやるからな? 味わって食えよ? 温めもヨロシクゥ!(堂島の龍並感) 藤丸君の顔面が爆発しちゃう!

 

「このやろっ、この禿ぇっ! その角へし折ってやる!」

 

>>折れるならやってみろっ!

>>掴んでみなぁ! 痺れるぜぇ!

 

 角をスタンガン扱いは流石にNG。バラキーとかに怒られちゃうからね……というか角の生えた状態のヘッドバッドって雷属性乗るんですね。今更ステータス画面見て初めて知りました。まぁ使い所さんが無いので一生利用は出来ないと思いますけど。

 あ、因みに今操作は一切してません。完全にイベントって感じです。

 

 

「頭ー! やっちまえー! 今日も一発だ!」

「兄貴そこそこ! ストレート! アッパー! さっきのボディー効いてますよ!」

「どっちに賭ける!?」

「いやーやっぱ頭かなぁ……ステゴロだったらあっちの方がカッコいいし」

 

>不毛な殴り合いに、船上は盛り上がりをみせ、周りからは好き勝手にヤジやら応援やらが飛んで来る。貴方達のどちらが勝つかの賭け迄始まっている始末だ。見世物になって居る事に関しては物申したかったが、今は目の前の相手に集中するべきだろう。

 

「ちっ、相変わらず、ステゴロも十分強い……っ」

「二人共それが終わったら頼むから片付け手伝ってくださいね! はいはーい、掛け金はこっちだぞ! 10以下は受け付けねぇからな!」

 

 常識人船員君可哀そう。本当に可愛そう……いやお前胴元やってるやんけ! 良し、コレは粛清。

 

「さーて、集まった金は、ドレイク船長へのアガリとして渡すとして後は、あの人たちをどうやって止めるかだな。そろそろ到着する……ってだけじゃ止まらないよなぁ、もうあの勢いになっちまうと……?」

 

>――そんな、熱くなる船上で気づいたのは周りを俯瞰して見れる立場にあった、胴元の元船長だった。その耳に響く、大きな羽ばたきの音。陸地に近づいたからか、大型の鳥でも飛んでいるのか。しかし……そう思って覗き込んだ望遠鏡の先に、彼は見た。

 

 ん?(イベントの香りを察知)

 

「おーん……んんんっ!?」

「どうした?」

「……頭ぁっ!? アニキィ!? ちょっと、マジで、いったん喧嘩止めてください! お願いしやす! 頼みますから! ホント! こっち、こっち来てぇ!」

 

>素っ頓狂な声が上がった。思わず顔を見合わせ、拳を引いて元船長の所に駆けつける。立香に手渡される望遠鏡。それを立香が覗き込んだ瞬間……顔色が変わった。

 

「――なんだ、あのデカいのは。こっちに向かってくるぞ」

「と、鳥じゃないですよねアレ!? 絶対違いますよね!? なんか吼えてますし!?」

「あぁ、違う。そもそもシルエットが……ちょっと待て、早い、もう来るッ!?」

 

>――言うや否やの事だった。一陣の風が、船の上を駆ける。凄まじい風が甲板に押し寄せ、樽に腰かけていた船員達は転げ落ち、立っていた船員は皆等しく圧し倒されてしまった。無事だったのは、立香と貴方、そして元船長の三人だけだ。

 

 スーッ、えー、8割くらい(戦力の壊滅具合) 何か急に来たみたいです。うーん空を飛んでこれだけの風を巻き起こすとなると、マジでワイバーンオリジナルでも来ましたかね。だとしたらマズいですよ。普通に強敵なんですよねアイツ。クリティカル乱発とか、無敵連打とか、あんまりされると……

 

「くっ……な、んだ……!?」

 

>天を仰ぎ見る。その先に……見えたのは巨大な翼。人一人飲み込むのも余裕な程の顎、そして爛々と輝くその瞳。緑の鱗。そして……口から洩れる、火の粉。()()()()()()()()()()()。アレは間違いなく。

 

「……うそ、だろ?」

「どどどどどどっ、ドラゴンだぁああああああああ!?

 

 わっつはっぷん?(精神崩壊)

 ……えー、と言った所で、今回は此処までとなり、マス……はぁー……次回は、ドラゴン討伐戦……すぅぅぅぅぅううううううううう……ウァァ!!オレモイッチャウゥゥゥ!!!ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウ!イィィイィィィイイイィイイイイイイイイイイイイ!!




サーヴァントの皆が居れば大丈夫!(居ない)

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