FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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逃れし者たち その三

 

 皆さんこんにちは、ノンケ(乳白色の底から)です。でっかわいいとは正にこの事だと思いました。後、渇愛のエゴが凄い肥大化するの情緒がめっちゃくちゃに体の疲れに効きます。凄い好き。最高。文句なし。

 前回のうらすじ(横合強襲) ドレイク船長迫真のインターセプターと、ランサーの防衛崩壊……しかし、その先に待っていたのは時間を稼がせてもらって悪いな、援軍を呼んで来たぜ!! 尚横合いからの弓やら石やらで粉砕された模様。

 

>――自分達の船の前で、突如として味方の船がハチの巣にされたり、一隻など二つにへし折れて沈んでいったのだ。後ろの船が先に踏み込もうと思わず、寧ろ引き返そうと思うのは、当然と言えるだろう。

 

「――に、逃げ帰ってますぜ。姉御」

「あぁ。助かった、って所だね。でもって。一応確認するけど、本当にアンタ等じゃないんだね。アレをやったのは」

 

>>コレに関しては、マジで心当たりがないです。

>>ホント ホント オレ カルデア カルデア ウソツカナイ

 

 いや草。めっちゃ片言の選択肢があるんですけど。え、そんなん関係ないでしょ(猪突猛進) 面白い、と言う選択肢を選んでこそエンジョイプレイ。偶に無難な選択肢してるって? つべこべ言わずに選べホイ。

 

「……どうなんだい」

「あの、なんで俺に?」

「そっちのハゲは本気で答えてるのか分からん」

「本気だと思いますよ……ちょっと、冗談を絡ませてますけど」

「冗談を挟んで貰っちゃ困るんだけどね。アタシとしては」

 

>因みに、カタコトで話している途中には、既に貴方は香子に正座をさせられていた。別に何か無茶をしたわけでもないのになぜ……とは思わなかった。かなり深刻な状態だったところにめっちゃ茶化しに行ったのは大分罪だと自分でも分かっていた。

 

「マスター。そう言う事はしてはいけません。め、です」

「……悪いマスターじゃないし、サーヴァントとの信頼関係を築こうとしてくれるから、寧ろマスターとしては良いとは思うんだけど、突撃癖と突然の暴走さえ治ればなぁ」

「猫は気紛れ、ご主人も気紛れ……つまりご主人はキャットの眷属だった……?」

 

 ガバガバキャット理論は申し訳ないがNG。それは兎も角、ホモ君がちょける、又は特攻する→香子さんが正座させる→叱る、の流れがもう定着して来てんのホント草も生えない。そろそろホモ君も声かけられただけで正座するくらいには躾けられてそう。

 

『少なくとも、僕たちは何もしてないのは、本造院君の言う通りだよ』

「そうかい。となると……おいボンベ、さっきの援護攻撃が飛んで来たのは、一体どの辺りだい」

「えっと……向こうです姉御。しっかし、偉い数の矢でしたねぇ」

「矢もそうだけど、何だったんでしょう、あの流星みたいなの……コントロールはノーコンでしたけどね。というか、四回も外すって……」

 

 外したんやないで。態と当てなかったんやで……と言うか、マジで四発外すんだあの技って。演出だと思ってました。最初ボチャン、って音がしたとき一体何事かと思ったんですよ。

 で、多分あの馬鹿みたいな量の矢にも心当たりが、ありまぁす! 多分ですけど、凄い狩りの得意な猫ちゃんがね、めっちゃ火ぃ吹くぅぅ……

 

「もしかして、今のをやった方々と言うのは、船の紙片に描かれていた……?」

「反抗勢力の可能性はあるね。僕らが交戦してるのを見つけて力を貸してくれた。都合よく考えるならそんな感じ、かな」

 

>そう言うデオンに、では。と香子は少し……不安げな表情で尋ねる。

 

「都合よく考えないのであれば?」

「……その反抗勢力も、こっちに敵対してて、でもイスカンダルを潰す為に利用したいって所、かな」

 

 カルデアを利用するとか、なんだその偉そうな……すわわっ!(反抗的態度) まぁそんな偉そうに出来る立場ではないですけど。やってきた所業を考えたらこっちが従順になるまでやられても何の不思議もない気がします。

 

「……とはいえ、さっきの声みたいなのは、力を貸すって言ってたんだ。素直にこっちと協力するつもりがある、と考えようじゃないか」

 

>思い出す、テレパシーの様に脳内に直接語り掛けてきたあの声。力を貸す。というのは本当なのだろうか、と……少なくとも、あの破壊力は間違いなくサーヴァントであるのは間違いない、と思うが。

 

『アレだけの遠距離からの攻撃を行ってくるサーヴァントだ。アーチャー、かな』

『……』

『アレ? どうしたのロマニ。物凄いお顔してるけど大丈夫?』

『いや……いや……あの石、っていうか……アレ……見覚えが、ある、っていうか』

 

あっ……(察し) 賢い。ロマニはね、その片割れのサーヴァントとお知り合いですからね。しかも大分、大分に古い。凄い因縁もありますし。まぁ父親があんなうんこ野郎(正確な分析)だったらそれはそうなんですよ。

 

「そんな凄い顔してるの?」

『なんか昔に置き忘れて来たデカい犬のフンを今さら見つけてしまった、又は踏んでしまったみたいな。とんでもなく渋い顔してるよ』

 

>いやどんな面なんだろうかと思ってしまう。というか、一体何を見てそんな表情をしてしまったのか。取り敢えず、新しいサーヴァントと接触するまでには元気になってくれるだろうか。

 

『とはいえ、敵がこのまま合流を許すかどうかは分からない。向かうにしても、警戒は最大限していった方がいいだろうね』

「戦闘準備は何時でも整えるようには伝えるさ。よーしお前ら! 舵を切りな! さっき攻撃が飛んで来た方向を目指す! 見張り! いいかい、未だ敵がうろついてるかもしれないんだ、気ぃ抜くんじゃないよぉ!」

「「「ウッス!」」」

 

>――かくて、カルデア及びドレイク一行は、謎の援護射撃をして来たサーヴァントと思われる相手。それらが居ると思われる方向へと船を進め……恐らく、これではないかと言う島を、直ぐその視界に捉える事が出来た。

 

 下手な引き延ばしが無いスムーズな到着+1145141919点。途中のサーヴァントとの絡みを作って貰えない-1145141709点。総じて+810点。

 それは兎も角(話題転換) 結構スムーズに仲間を集められてるんですが実は……一人……足りない……?(困惑) あのこの先に居ると思われる二人の他に、ほんへではその前に出会うはずのサーヴァントが一人いる筈なんですけどあっれれー? おかしーぞー?(死神)

 

「――姉御! 島の岸! 誰かがこっちに手を振ってやす!」

「どんな奴だい!」

「……緑の髪で、杖をもってて……なんか、ナンパな奴です!」

ごばぁっ!? ぐ、げぇ……!』

「Dr,ロマン!?」

 

>流れるように吐血したロマニと、心配の声を上げるマシュを他所に、近づくにつれて貴方もその男を確認する事が出来た。軽装で、ナンパ……という表現が正しいかは分からないが、少なくとも超の付くイケメンである事は確かだ。

 

「……何なんだ一体。まぁいいや。どうやら歓迎してくれてるらしいからね。取り敢えず浜に寄せるよ! 上陸準備!」

「「「ウッス!」」」

 

 ロマニがこうなるのは予定調和だから……(震え声)

 

>その人物が、貴方達の前に姿を現したのは、ゴールデンハインド号が浜へと無事上陸に成功し、船員を下ろしている時であった。まるで此方を警戒する様子も見せず、無警戒に此方へと歩み寄って来た。

 

「――いや、良かったよ無事で。頑張って援護した甲斐があったってもの」

「と言っても、アンタ等の援護あってこそだけどね……何者だい?」

「んー、色々と通り名はあるけど今はどれを名乗ってもね。って事で、唯のダビデとだけ名乗っておこう。それと、僕の愉快な仲間たちが、後三人程」

 

>ダビデ、と名乗った男の視線の先、此方に歩み寄ってくる少女と、女性が一人ずつ。少女の方は、薄い蒼で、ダビデの物よりも豪奢な杖を一本その手に抱え。もう一人の方は……立香が速攻で反応した。

 

「オルレアンのバーサーク・アーチャー!?」

「……私を知っているのか。しかし、そんな不吉な名前で知られている時点で、ロクな出会い方では無かったと見えるな。アタランテだ」

 

 別名子供執着おばさん(宣戦布告) 実際そのレベルで凄い子供達を庇護しようとしてるからね、弁解出来るならしてみろやオラァン!? 子供好きだろうお前!? 子供と遊んでけお前ぇ!

 

「で、此方は」

「――えっと、仲間。と呼ばれるのもちょっと複雑なのですが」

 

 ――で、問題はこっちですよこっち。君、なーんでここに居るかなぁ……

 

「かのコルキスの王女、メディア。僕らの名誉参謀だよ」

「メディアです。よろしくお願いいたします。皆さま」

 

 イアソンくんが肉の柱(意味深)になってる今、そっちに居ると思ったんですが。まさかのイアソンくん単独で放置!?

 色々深まってきました今回の特異点。今回は此処までとなります。ご視聴、ありがとうございました。

 




因みに前回の題名と今回の題名は『嘗ての大戦から逃れし者たち』とか言う元案のクソ長タイトルを分割しただけのものでした。どうでもいいうらすじ。

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