FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちはノンケ(マーボー神父)です。FGOのアレも一応サーヴァントなので……実装するなら柴田殿をお先にオナシャス! センセンシャル! 何だったら六周年サーヴァントは柴田殿で決定! 以上解散! そんな事したら暴動起きるって? 貴様等ぁ! 大柄フルアーマー大剣武者に興奮しないと申すか! オイは恥ずかしか! お主ら纏めてチェストにごわす!(過激派)
前回のうらすじ(魔女援護) グンヒルド奥様は魔女。エイリーク氏が大好き♡ そんな大切な旦那様のエイリーク氏が大ピンチになっちゃったわ! いっけなーい、全力で援護援護♪ なおそれでこっちは大ピンチだよ! 香子さん、見解をお願いします!
「――出来得る限り、敵方を暴れさせつつ、此方に来ないように抑えてくださるとありがたいです! 支援呪術の動きが見たいので!」
「簡単に言ってくれる……とはいえ、熟すのが僕らの仕事か!」
「キャットのワイルドセンスが、今解き放たれる! すなわちスーパーキャット!」
>二人が一気呵成に剣と、爪を日に煌めかせ突っ込む。そして、それよりも早く飛ぶのはアタランテの矢。二人の突撃を援護するように向かう矢は、やはりエイリークによってアッサリと弾き散らされるが……
「甘い。その動きが隙だ」
「キャット!」
「ウム!」
>振り切ったその一瞬の隙……なんと、二人が選んだのは斬撃では無く、打撃。デオンの蹴りがエイリークの側頭を捕らえる。筋力Aのシャイニング・ウィザードである。たまらずぐらついた体にキャットのタックルが圧し込まれた。
オリオンの言葉を借りるのであれば、しっかりと膝小僧がテンプルを捕らえてる辺り容赦ゼロだなと思いました(まる)
と言うかデオン君ちゃんは何処でシャイニング・ウィザードを覚えたんでしょうか。それともスパイとしての精神が、冷徹に相手の側頭部を粉砕するやり方を自然と取らせたんでしょうか。戦闘民族じゃん……こわっ……だからと言ってキャットのタックルが地味って訳でも無いんですけど。元から素手での殴りあいを得意とするキャットのタックルとか黒塗りの高級車に追突する学生とか比べ物にならないってそれ一。
>体勢を崩し、地面を派手に転がるエイリークだが、直ぐに体勢を立て直し、力任せに、と言うのが分かりやすい程に地面をつま先で抉りながら、突撃して来る。
「アタランテ!」
「分かっている!」
さぁそんな攻撃を喰らっても全くダメージを喰らった様子も見せないエイリーク氏に対し、返礼はアタランテの無数の弓です。物凄い数をドバババババー!と、矢を壁にしたんだよ!(比喩) なおエイリーク氏、怯む様子も見せず突っ込んで来る模様。
で、ここでミッション。三人のサーヴァントと共に、香子の解析を援護せよ、と。よーし、ボクだってマスターらしい所見せてやるぞ!
「――行くぞっ!」
「■■■■■■!」
という事で私が出来る事と言えばデオンちゃん、キャットを前衛、後衛にアタランテを据えるクッソシンプルかつ無難な配置にする事くらいです……この無能かオメェはよぉ!? RTA兄貴姉貴ごめんなさい……僕を死刑にしてください……!
「しかしっ! この……斧を力づくで振り回しているだけの攻撃が、ここまで、脅威に感じるとは!」
「■■■■■■■■■■■■!!!」
「百合に見惚れるとはさては乙女か? 夢見るには些か場所がソーキャット!」
と、言っても一応二対一なんで、デオンが引き付け、キャットが殴り、キャットに意識が向かいそうになったらまたデオンが気を引く……という感じの、良いループが築けています。というか、そうでもしないとそのままちぎれてもおかしくない位斧をブンブン丸してるエイリーク氏に太刀打ちできそうにありません(恐怖)
このまま、安定して勝ちを拾いに行きたいので、確実に詰める為にもアタランテさんにも援護してもらって、エイリークの暴れっぷりをキャンセルだ。
「……援護、と言ってもな。アレだけの至近距離で戦っているのだ。狙いをつけて放ったとしても、誤射する可能性は捨てきれんぞ」
アーチャーはん!?(絶望) なにいってはるんですか!? まずうございませんのこれは!?
……よくよく考えてみればあんな英雄同士の乱戦に弓で援護をぶち込もうとした俺が可笑しかった(反省) ほうれんそうはしっかりしろって言うのは現代社会の常識なんだよなぁ(遠い目)
「私は一射に集中した方が良いだろう。其方が知らせて、私がそこで退いた一瞬で撃つ、と言うのが理想だが……一つ間違えれば、エイリークの猛攻に押し切られる可能性も十分ある。理想的な機会というものを、見極められるか?」
>>――断れる状況か、今が。オーライ、任せろ。
>>ちょっと厳しいかもしれない。
んー、香子さんはずーっとエイリーク氏にお熱(ある意味)なので、香子さんのサポートは受けられません。というか、そもそもこの状況で香子さんにサポートしてもらうこと自体がちょっと厳しいですけど……やるしかないんですよねぇ。
>>――断れる状況か、今が。オーライ、任せろ。
>>ちょっと厳しいかもしれない。
「良い返事だ。やって見せろよ、小僧」
まぁ適当な所でデオン君ちゃんとキャットに一旦下がるように指示をするだけなんですけどね。ただエイリーク氏のタゲを引いている状況で迂闊に隙を見せたらあっと言う間にこっち来て皆殺しって言う。わは(某クズパパ)
しかし、実際どうしたもんでしょうねえ。エイリーク氏の行動を拘束しつつ、こっちに来ないように……あっ(知将覚醒)そうだ。
デオン君ちゃん、ちょっとスキル、はい、よーいスタート(棒読み)
「――了解した! マスター、礼装での援護を頼む!」
あ、いっすよ。マスター全力で仕事しちゃうぞー……ゲームだから良いですけど、スキル発動した途端にエイリーク氏がデオン君ちゃんに磁石みたく引き寄せられていくのがコント見たくて笑うしかないというか。
「ず、随分としっかり引き寄せられたな……? アレはあ奴の……しかし、これなら背後に隙だらけ。狙いやすいというもの……!」
まぁ、その動きが致命的なんですけどね、初見さん。必殺必中のギリシャの狩人が居る時に背中晒しちゃうとか、笑っちゃうんですよね……(必殺確定)
「喰らえッ!」
背中の傷は戦士の恥だ……だから積極的に傷を付けに行くね♡ 人間の屑確定みたいな発言してますけど、戦場では躊躇った者から死んでいくってそれ一。すなわち一撃で背後から仕留めるのも決して間違ってない。
「――■■■ッ!?」
「悪いが、卑怯とは言うまいな」
「■■……■■■■■!! ■■■■ォォオオオ!!」
「っな、んだと!?」
おや、どうされましたか? アタランテさん……あれっ? ちょっと待って!? アタランテさんのヒットした矢が、勝手に……!?(驚愕) 抜けて……!?(恐怖) というか傷も塞がっているんですがそれは。
パワーアップに加えてリジェネ持ちはデーモン止めてぇ……(サブタイトル回収)ねーもうホンット辛い!
「くっ、この。ならば今の内に出来る限り矢を打ち込んでやる……!!」
「――いえ、恐らくそれは無駄かと」
>更に一撃を加えようと、矢を番えたアタランテを……後ろから此方へ向かってきた香子が制した。
香子さん!?
「……それは、私の矢では殺し切れないというのか」
「いいえ。そうではありません。そもそも、恐らくですが、多少の傷程度では全く怯まないでしょう」
「どういう事だ。もしや……奴の術の詳細が分かったのか?」
「メディアさんに協力していただいたおかげで、想定以上に早く。恐らく、彼にかけられた呪術は二つ。一つは今見せた、体を治癒する物。それは分かりやすいので良いのですが……もう一つ、剛力を付与するあの呪術。あれが、不可解だったんです」
>曰く、呪術は他者を呪い、破滅させる事に特化しているのだという。呪う、と言う字を使って言うのは伊達ではない。他者を治癒する程度であれば兎も角として、強化するのは、得手ではない筈なのだと。
「そこで、メディア様のお力を借りて、魔力の流れを調べました……すると、あの魔力の流れは、どうやら体に直接作用している、と言うよりは、彼の在り方に作用しているのではないか、と」
「あり方?」
「バーサーカー、という位は、己を狂気の縁に置く事でその力を増している、と聞きました。であれば……
>故に、暴走しているのと同然。多少の攻撃でも意に介さず、永遠に暴れ続けてしまうのである。自らの体が傷ついているのも構わずに。
はえースッゴイ強引な強化……奥様、わりかし旦那様の事派手に使い潰してて草も生えないんですけど。エイリーク氏を使役して良いのはグンヒルド奥様だけだって言う話ですね。エイリーク氏の体はエイリーク氏の物だと思うんですけど(名推理)
「そして……故にこそ、回復の術式を纏めてかけているのではないかとも思います」
「どういう事だ?」
「アレだけの呪術二つを同時に重ね掛けするのは正直、膨大なリソースを食います。頑強なサーヴァントにかけるには過剰なレベルの回復など、言わずもがな。しかし、必要なのです。どこまでも狂い、己の体の崩壊など気にしない程に暴れまわるエイリーク様には」
……なるほど?
と言った所で、今回はここまでとなります。ご視聴、ありがとうございました。
今日は遅れてんだよなぁ!? お前の小説ぃ!