FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
欠けた聖女 その一
皆さんこんにちは。ノンケ(月姫)です。
前回は、新しい仲間のレオニダス王やメドゥーサさんを迎え入れ、準備も満タン。いよいよオルレアンへのレイシフトを実行した所からの続きです。いやぁね、これだけお強い味方が居ればね、攻略も余裕でしょ(慢心) そんなんだから特異点Fでランメドゥさんに瞬殺されかけるんだよなぁ……引き締めてどうぞ。
背景はレイシフトのあの突っ込んでいく画面から、のどかなオルレアンの平原の背景に切り替わりました。おぉ~、緑が綺麗ねぇ~。
因みにちょっと前までこの辺りも地獄絵図でした。怖いねぇ……
「……っと、着いたか。おぉちゃんと康友も一緒だ。イエーイ」
>>イエーイ
>>ハゲ頭で受けるッ!
上だよね(ユウジョウ!) 下は遊戯王か何か? こんなんウケ狙ってるとかしか思えないんですけど。こんな選択肢まであるとかこのゲーム作った奴相当変態だぜぇ~?
「はい。今回はコフィンによる正常なレイシフトなので、皆さん一緒の場所に来ることが出来ました。体も正常、問題ありません」
「フォウ、フォーウ!」
「あ、フォウさん!? また付いて来てしまったのですか!?」
そしてフォウ君も当然のように同行。特異点Fではあんまり取り上げられなくて済まない……これからはちゃんとフォウ君のセリフも取り上げるからな……
さて、ここから行動開始ィーッ! 先ずは道なりに進んでいくのが定石ですが……ここでちょっと面白い要素をご紹介したいと思います。特定のサーヴァントを味方につけていると実行できるコマンドがあるのです。
>メドゥーサに偵察をお願いする。
これです。敏捷B以上の行動力のあるサーヴァント、又はアサシンのクラスのサーヴァントが居ると周辺の索敵をして貰えます。FGORPG、こういう要素、あるッ! アッ! このゲーム、「深い」ッ!!
「了解しました。少しお待ちください」
後は待機してるだけでメドゥーサさんの集めてきてくれた情報が手に入ります。うん、おいしい!(无二打) 因みにどんな情報であれ有益な物には変わりないので実質完全勝利です。うんうん、おいしい!!(二撃決殺)
「では、メドゥーサ殿が帰って来るまで! ここで待機及び、当面の行動の指針を決めると致しましょう!」
「うん……そういえば、さっきから気になってたんだけど」
>立香が空を指さす。つられて見てみれば、貴方の目にも入った。空に浮かぶ、不気味な光の円が。空のほとんどにかかる巨大なそれは、何処か、空に開いた穴のようにも見える。
「あれ、なにかな」
おぉ、ほんへでは一部しか見えない光の環君じゃないか! 全体が見えるようになると余計に不気味ですねぇ……あれはコレから追々明かされていく重要要素ですが、今はロマンやカルデアにも分からないナオキです。
と言った所でメドゥーサさんが戻ってくるまでカ……ットォ!(BRLY)です。
「只今戻りました」
>>ありがとう。何かわかった?
「はい。簡単に、ですが。まず、ここら近辺には町などは見えませんでしたが、砦を一つ発見することが出来ました。周辺に兵士の集団がうろついていましたので、その砦所属の兵士かと思われます」
大戦果です(歓喜)
『その兵士と情報交換することは出来ないかな。現地人の情報は何よりも貴重だ』
>>確かに。コンタクトを取ってみよう。
>>……こんな怪しい集団に声かけられて、ビックリしないだろうか。
やったぜ(バリトン) 下の選択肢が出た時点で我々の勝利です。
ほんへでは兵士たちと殴り愛地上をやらかしてしまいましたが私のようなクソ雑魚エンジョイプレイヤーには無駄な戦いをしている余裕はありません。出来得る限り体力を温存しつつ行きたいので、フランス軍との殴り愛はキャンセルだ。
その時必要なのが、先にフランス軍の事を把握しておくこと。出会い頭だとコンタクトを取る以外の選択肢が出ません。咄嗟の事だし、仕方ないね。
「……控えめに言っても、警戒される未来しか見えません」
「紫式部、それに藤丸は恐らく平気。マシュはギリギリ大丈夫でしょうが、私とレオニダスはアウトですね」
「本造院殿もダメでしょうな! 明らかに相手を威圧する顔をされておいでです!」
やめて! ホモ君のライフはもうゼロよ!
「……康友。泣いて良いんだぞ」
「フォーウ……」
>貴方は、歯を食いしばって、泣くもんかと空を見上げた。ここで泣いたら、色んなモノに負ける気がしたから。それはそれとして、立香の気遣いとフォウ君の肉球は優しくて、嬉しかった。
>称号「強面の宿命」を獲得しました。
これからホモ君ってこんなんばっかりなんですかね。まぁメドゥーサちゃんが付けてくれた頬の傷と相まって、ホモ君の形相がマジでヤクザ染みてきてますけど。TDNが鳴いて謝るレベルです。やべえよ……やべえよ……
「……とはいえ、式部さんと先輩だけで向かわせるのも」
『僕はお勧めできないなぁ。嫌な予感しかしないよ』
ウ=ス異本不可避ですねぇ。この時代の兵士なんて獣みたいなもんやし(風評被害) ジルがめっちゃまともな人だったという事実。
「……そういえば、ここら辺て」
「先輩? どうなされたんですか?」
「うん。思いついたかも。作戦」
ここで藤丸君の頭脳が冴え渡るかと思ったら普通に画面が暗転しました(半ギレ) 作戦内容を聞かせろっつってんだルルォ!?
でもってちょっとしたら画面が戻りました。藪の中から砦方向を見るメドゥーサさんとホモ君。視線の先に藤丸君と香子さん、二人を守る様にマシュちゃん。そしてその傍に見慣れないフランス兵が居ますね……
「オオォイ! 門を開けてくれ! 旅の者を保護しましたぞぉ!」
あっ(察し)
周りにはレオニダス王が居ない……つまりそういう事でしょう。つい最近は……(レオニダス王が)鎧に隠れとったんか?(疑問形) というか藤丸君、アレどっから調達したんでしょうか。
「分かった……ちょっと待ってくれ。今扉を開く」
一発ぅ! チョロ過ぎやしませんかねこの砦……
「上手くいきましたね」
>完璧、と言っていいだろう。後は内部に潜入した香子達が情報を集め、折を見て脱出し、レオニダスも周辺の警戒と称して退散する。立香の作戦。
「レオニダスは既に戻って来ている最中、あとはマシュと藤丸、そして式部の三人がどこまで情報を集めてきてくれるかによります」
はえ^~しっかり出来た作戦ですねぇ。シンプルで、非常に美味しい。
「ところで……なぜ煎餅をこんなに持ち歩いているのですか?」
>こういう時の為だ、と貴方はせんべいを齧りながら返した。
「そうですか。まぁ、折角なので頂いておきます」
藪の中、しゃがんで男女二人が煎餅パーティとか雰囲気の欠片もありませんね……っておや? レオニダス王の足が止まってますけど。あ、今見えましたよ。なんか遠くから来てますねぇ。
「レオニダスからの念話です。竜牙兵を発見。作戦の支障にならないよう、此方に引き寄せて殲滅するとの事」
>特異点での初戦闘、貴方は気を引き締める。決して英雄たちの背に隠れるだけではなくしっかりと、戦えるように。
「……全く、冬木の時もそうでしたが、無謀と言うべきなのか、それとも人任せにしないと言うべきなのか。無茶だけはしないように」
オッスオッス! あ、そう言えばホモ君の武装ですが、ちゃんと冬木で見つけたバットを携帯しております。よっしゃ、スケルトン狩りの始まりや! イクデッ! デッデッデデデデ!カーンデデデデ!
終わりっ! 閉廷っ! 以上! チェイテ解散!
流石に後方のレオニダス王、前方からメドゥーサさんとオマケのハゲで攻撃されたらあっと言う間でしたね。あ、メドゥーサさんとハゲのキル比率は8対2です。
「終わりましたね……存外、脆かったと言うべきか」
「ですが本来の歴史ではこの様な輩は居なかった! これは明らかな異常でしょう! この特異点に関わっていると考えて宜しいのですね! ドクター・ロマニ!」
『はい、レオニダス王。それは間違いなく、しかし……確かに特異点を揺るがすような要因としては弱すぎる、とも思います』
大人組が凄い大人な会話している……ホモ君は何もすることがありません。冬木とおんなじじゃねぇかお前よオォン!? でも実際こう、全員が知能派というか、賢いんですよねサーヴァントの皆さん。だからこういう考察ターンではお空キレイしてるしかないです。
……ホモ君と一緒に黄昏てくれる仲間が欲しいです。
『となれば他にもっと……っと!? 内部の藤丸君から連絡。有力な情報を聞き出せたと同時に、砦を襲撃する生物アリだって、しかも、これは……ワイバーン!?』
っと、そんな落ち込んでいる場合ではなさそうですね。急いで砦の方のワイバーンに対応しなければ。よーし、僕だってカッコいい所見せてやるぞ!
そんな決意をしたところで今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
オルレアンから独自展開多めだから見てろよ見てろよ~ (ここから先独自展開が少し増えます。苦手な方はご注意ください)
宜しければ2話目もご覧ください。