FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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特異点を行く その三

 皆さんこんにちは、ノンケ(ありす)です。救いが欲しいんだよなぁ……

 さて前回は思い切って此方も単独行動する事に致しました。藤丸君達の合流を待った方が良いんじゃないかって? ヘーキヘーキ、向こうも合流する余裕なんてないでしょうし(千里眼) 強く当たって後は流れでいいだろ上等だよ。なおデオン君ちゃんに強く当たったら首がポーンです。

 

 さて馬車での移動でどうにかデオン君ちゃんをぶっちぎりましたが、下手すると追いつかれそうなのでマリーさんには出来るだけ飛ばしてもらいましょう。

 

「ったく、コレだから真面目過ぎる奴は嫌なんだ! 悩んで苦悩して、結局最悪の手段選んでたら世話も無い! マリアを助けようとして殺そうとするとか、ヤバすぎるだろう!?」

「兎に角、デオンに出会わないように動かないといけないわね」

 

>貴方と香子も、マリーの言葉に首肯する。戦える戦力はほぼ向こうに回している。状況に即しての判断だったとはいえ、今の自分達は対抗する手立てを持っていないまま逃げ回っているのだ。

 

 デオン君ちゃんの扱いが、他からも黒塗りの高級車並で草。実際、バァン!(迫真) なんて追突でもしたら間違いなく示談の条件を突きつけられるまでもなく全員の末路は決まってしまうので、デオン君ちゃんは悔い改めて此方に寝返って(ささやかな願い)

 

「でもデオンは……私っていうより……」

「ん? どうしたんだいマリア」

「……いいえ、なんでもないわ。デオンに出会わないようにサーヴァントの情報を探す、だったわよね」

 

 そうですね。やっぱり、緊急性のある、殲滅型の敵(奇妙な供述)……なんで。味方は多いに越したことはありません。

 

『そうなると、最低限の行動でさっさと動き続けるのが良いかな。情報収集も手当たり次第に、というより、ある一点、情報を集めやすい場所を狙ってやった方がいい気がする』

「となりますと……人通りの多い、街道などが良いのでしょうか」

 

>街道沿いに移動し続ければ敵にも出くわし難いかもしれない。見つからないように情報収集を行うなら中々に適した場所ではないだろうか。

 

「いいんじゃないかい? 僕は異論ないよ。っていうか、それ以外に思いつかないし」

「道沿いに人を探すのね! 任せて!」

 

 お二人からも承認を得られたのでじゃけん向かいましょうね~。さて、到着するまではカ……ットォ!(BRLY)

 

「着いたわよ。後はここを道なりに行けばいいのかしら」

『お願いしますマリー王妃』

 

>荷台の上から、貴方達も四方を見回しつつ馬車は動き出す。セイバーへの警戒、旅人の捜索、それにもしワイバーンなどが居れば、それにも対処せねばならない。

 

 話の途中だがワイバーンだ! がまだ出てませんからねぇ。藤丸君には間違いなく襲い掛かっているであろうそれも、ホモ君に出てこないとは限りません。FGOを象徴するフレーズなんだから、早く出てどうぞ(欲しがり)

 

「いやーしかし、こうして見ていると、ここが滅びを迎えそうな国とは思えないくらい長閑(のどか)だ。退屈しのぎに一曲書き上げてしまう位には、なんも面白みも無い光景だ」

「平和なのが一番よ」

「まぁ僕らは平和なのが一番良いくらいには弱いけど……」

 

>だが、アマデウスの言う事にも一理ある。こうして周りを見回しているが、今は特に見つかるモノも無し。ここは戦乱の土地だというのに、あまりにも平和な景色だ。一瞬、自分はただフランス旅行しているものだと勘違いしてしまいそうになる。

 

 そりゃあ四方八方に幾らでもドバーッとワイバーン展開できるわけじゃないでしょうしねぇ。っていうかそんな事したら特異点こわれる(確信)

 

>>こうやって、落ち着いて景色を見るのは久しぶりな気がする。

>>退屈だ……俺の手は闘争を求めているというのに。

 

 もうお前は格闘家(グラップラー)にでもなればいいじゃないですかね……(選択肢下) 当然ながら上なんだよなぁ。

 

「そうですね。カルデアは、景色を眺めるというのには不向きでしたし。最初の特異点はそもそも燃えていましたから、景色も何もありませんし……」

「大変なのね、そちらも」

「大変っていうレベルはとっくに超えてると思うけどなぁ、僕は」

 

>カルデアの中で休んでいるのとは明確に違う。開放的な気分。貴方は周辺に目を向けるのも忘れ、完全にリラックスしてしまっていた。

 

 まぁホモ君も人間ですし、こういう景色見てリラックスするのもご褒美やろ。しかしこっから第一村人が見つかるまで全部カット……というのも味気ないですし、毎度毎度それでも芸がないので、折角ですし特異点Fで出来なかった、サーヴァントの皆さんとの交流でもイクヨォイク! 早速話しかけてみましょう。

 

>とはいえリラックスしてばかりでも、重要な物を見逃すかもしれない。適度に集中を保つために、貴方は、あえてアマデウスに話しかけた。

 

「ん? なんだい? まだ第一村人は見つかっちゃいないが」

 

>>アマデウスとマリーさんって、どういう関係なの?

>>一曲作って歌ってくれません?

 

 いやそんな無茶振りしなくていいから(良心) いくら話題に窮したとしてもその手の無茶振りはやめないか! 後、アマデウスの甘酸っぱい思い出が聞きたいっていうのもありますので上だよね。

 

「んー? まぁ隠す程のものでもない、親しい友人だよ」

「プロポーズもされたくらいの、ね」

「スゥ……マリア、君ね、そんな馬鹿正直に話さなくても……」

「ぷ、プロポーズ?!」

「そうよ?」

 

>マリーはなんて事のないように言ったが、貴方と香子にとっては結構衝撃の一言だ。振った相手というのは、普通はそんな朗らかに言えるような事じゃあないと思うのだが。

 

 マリーさんはそういう思い出はとっても大事にしてらっしゃいますから。

 

「とっても熱烈な言葉をくれたの、アマデウス。今でも大切な私の思い出なのよ!」

「――まぁ、マダム・式部が物語にして綴る程の大恋愛でも無いし。まぁ、ごく普通の、当たり前の振られ方をマリアにされたんだよ。僕は」

「された、って。ちょっと意地悪な言い方じゃない?」

「全力の告白で、結構ナイーブな部分だし、触れられたらちょっと意地悪にもなるよ

 

 とぼけちゃってぇ……そう見えて意外にもすっごい大事な思い出にしてそう(小並感) まぁマイナスには考えてないと思いますけど。この二人の関係って結構複雑だけど、それでもいい関係を保ってるの本当にエモいと思った(オタク並感)……まぁ、もっと複雑な相手が二人位いるんですけどね、初見さん。そして更に歪んだ関係を作りそうになってるセイバーも居るんだよなぁ……(悲哀)

 

>>それでも仲が良いんだね。

>>告白した時のセリフって?

 

 聞いてやるなよ……そんなセリフ一生心に秘めておきたいでしょうが……ほんへで確認できるから気になる人は確認してみてください。マジで熱烈なセリフなので(ド鬼畜外道野郎)

 

「えぇ。私は、アマデウスとこういう関係になれた事、本当に嬉しいのよ。告白されたのも、同じくらい本当に嬉しかったけど……私、婚約相手は自分で選べなかったから」

「そう言ってくれるのはありがたいけど、だからって喧伝するのはやめてくれ」

「? もう告白された時には、嬉しくて周りに教えて回ったけど?」

「君って奴は魔性の女だなホント!」

 

>その時の思い出は相当ナイーブな部分である、とアマデウスは自分で言っていた。けれど彼はそんな思い出があるにも関わらず、そんな素振りを見せず、マリーに協力している様に、貴方には見えた。

 

>>――成程、男だね! アマデウス!

>>お主の心意気、痛いほどわかるぞ……!

 

 男ってのは不器用ってそれ一番言われてるから(選択肢上) 下はちょっと和に傾倒しすぎじゃないですかね。ホモ君が言ったら似合いそうですが、キャラがぶれるのでNG。

 

「――そんな事ないさ。単に、忘れられないだけだ」

「?」

「マスター? ……あっ」

 

 一番理解して欲しい当人がハテナマーク浮かべてて涙ちょちょぎれそう(悲哀) やっぱり恋愛っていうのは一筋縄ではいかんもんなんやな……すれ違いなんやな……後、香子さんは黙っててあげてね(慈愛)

 

「なに? 何の話?」

「あ、マリーさん! 前、ちょっとデコボコしてますから、運転に集中を……!」

 

 Nice Assist(ネイティブ) 香子さんありがとナス!

 

>香子がマリーを引き付けている間に、貴方はアマデウスに向き直った。マリーとの思い出を、聞かせて欲しい。貴方の友達の事を。そう、貴方は言った。

 

「……聞く必要、あるかい?」

 

>>貴方とマリーの事が知りたい。ここで一緒に戦う仲間として。

>>男同士の俗な世間話さ。同情させてくれないか?

 ……下だよね(方針転換)

 

「は、同情なんて真正面からいう奴がいるかよ……ま、世間話って事なら、ちょっとは話しやすいし構わないさ」

 

 聞かせてくれよなぁ……アンタのホレた、女の話をよ。

 と言った所で、今回はここまでとなります。ご視聴、ありがとうございました。

 

「あ! 旅の人! みつけたわよ!」

「……ったく、マリア。君って奴は」

 

 ……じゃ、情報聞き出そうか。(悲哀)

 




偶にはのんびりとした内容でも。

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