FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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天空の激闘 その四

 皆さんこんにちは。ぴえん(韋駄天小僧)です。あっと、前回の影響が……

 前回? メドゥーサさんがカッコ良かった。それだけです。お色気担当とか何時までも言ってられないんだよなぁ。大体、ロングストレート長身モデル美人がカッコ良さじゃなくて色気だけでフィーチャーされ過ぎたってそれ一番言われてるから。もっとカッコいいメドゥーサさんを、書こう!

 

――ゴル、ルルルルルラアァァァァアアアアアアアア!!!

 

>天を衝く、咆哮。間違いなく怒っている。相当にコケにされた事を理解しているらしい。先ほどまで、メドゥーサを追っている様に見せかけて奇襲を仕掛けるほどに、冷静で知的な動きを見せていたファブニールが。そんな知性を捨てて、本能のままに感情を吐き出しているのだ。

 

 手玉に取られて相当怒ってますねファブニール君……ジークフリートさん相手した時でもここまでじゃなかったと思うんですけど。てめぇはメドゥーサさんのおもちゃでいいんだよ上等だろ(追撃)

 

「殺される心配のない相手に、ここまで自分の行動を阻まれて……苛立っていますね。その様な調子では、もしギリシャの怪物共の目の前に引きずり出されたら、憤死するのではないかと少しばかり心配になります。落ち着かれては?」

 

 駄目押しィッ!? メドゥーサさん、囮役とはいえここまでガチで煽りに行くとは。ファブニールになんか気に入らない部分でもあるんですかね。

 

>メドゥーサの言葉に、更にファブニールは激昂する。明らかに怒り狂っているファブニールを見て、メドゥーサは首を傾げた。

 

「……先ほどは言い過ぎた気がしたので、私なりに心配の言葉をかけてみたのですが」

 

 バッチリ天然で草生えますよ(苦笑い) メドゥーサさんの魅力ってこういう天然な所でもありますから。やっぱりヒロインじゃないか(確信)

 

「やはり、気遣い、というのは慣れていませんね……っと、来ますか」

 

>激昂したファブニールが突っ込んでくる。怒りのあまりなのか、一切火を吐く事すらせずにそのまま直接噛み付きに来た。

 

「そんな直線的な動きでは掠りもしませんよ」

 

 とはいえ怒りで我を忘れた獣は狩りやすい、チガ=ウか? チガワナイ・ダロ? 尚、倒すのはジークさんじゃないとキツイので、めっちゃ揶揄って翻弄するのに集中するのが一番だと思います(小並感)

 

「とはいえ、何時までも飛んでいられる訳もありません。マスターが近くに居て、効率的に魔力を回して貰っているとはいえ、雀の涙ですし……」

 

 ホモ君は魔力タンクとしてお世辞にも有能とは言えないからね。使い物にならないじゃないか(失礼) つまりホモ君の魔力でメドゥーサさんが飛んでいられる間が、地上の立香君達に与えられるチャンスタイムです。お前の勝利報告、突っ込んでくれよ!

 

「その分仕事はしないといけませんね。マスター、しっかり掴まっていてください」

 

>後ろにファブニールを引き付けつつ、再びペガサスが加速する。噛み付こうとする首を紙一重で躱し、無数の火炎の弾丸をすり抜け、時には反転しファブニールのギリギリの所をすれ違う。

 

 少なくともこちらはファブニール君に打ち落とされる心配はナイナイ!(未来の賢人) そんなガバガバ攻撃して、バカじゃねぇの(嘲笑)

 しかし、長髪の麗人が乗った天馬が、巨大な竜を翻弄する……神話に謡われそうな光景ですねぇ! やっぱり特異点は神話製造機、ハッキリ分かんだね(エンジョイ並感)

 

「さて、地上の方は……」

 

>地上では、ワイバーンを蹴散らしながら、二騎のサーヴァントと、合流したマシュ達が激しい攻防を繰り広げている。無数の矢を凌ぐ大盾、そこから飛び出した三人が、敵方のサーヴァントへと肉薄する。押しているのは――自分達だ。

 

「どうやら心配をする必要は無さそうですね。あのまま行けば先ず負ける事は無いでしょう」

 

 それにまーた同士討ちしてるんですがそれは。アタランテ姐さんがぶっ放してる範囲攻撃でガンガンワイバーン死んでるし、バーサーク・アサシンさんも被害受けてるし。最初の戦いからずっとあの人被害担当になってんねぇ、道理でねぇ!

 

「となれば、後は適当に時間稼ぎをするだけ、でしょうか」

 

>>上手くいって良かった。

>>正直適当申したのが上手くいってビックリしている。

 

 本心を語る必要は無いので上だよね(沈黙は金) というかそれが本心だとしたら考えないでの発言しスギィ!? このFGORPGは下手な選択肢が普通に炎上して終わりを告げたりするので、そういう考え無しは、止めようね!

 

「――っちぃ、ファブニール!」

 

>その時だった。地上で事の推移を見ていた黒いジャンヌが声を上げる。瞬間、此方に意識を向けていたファブニールが、視線を地上へと向けた。

 

「戻って先ず此方から始末なさい! それからその蛇女を!」

 

 あっ、おい待てぃ(江戸っ子) そんな事をしてはいけない(必死) というかファブニール君さっきまでブチ切れてこっち追っかけてたのに邪ンヌの強制力が強すぎる……強くない?(恐怖)

 

「っコレはマズいですね……」

 

>ファブニールをある程度引き付けていたとはいえ、戦場から遠く離れている、という訳でも無い。直ぐに地上の立香達を焼き尽くすのに、そう時間はかからない。

 

 時間かからないどころか秒で壊滅、ふざけんじゃねぇよお前(邪ンヌ)これどうしてくれんだよ!(憤怒) やはり(火力)ヤバい。

 

「救出は……間に合いませんか!」

 

>>メドゥーサ! どうにか追撃できない!?

>>こうとなれば総力戦よ! 俺らも加わるぞ!

 

 下とか(勝算が)壊れるなぁ……総力戦でもまず勝てないからって時間稼ぎ選んだんだから貫き通してどうぞ。

 

「全力を以って当たれば可能ではありますが……私の全力をぶつけても、アレを打ち倒せるわけではありません。後の保証は厳しいですよ」

 

>そう言われ、歯を食いしばる。確かに、ここでメドゥーサを使い捨てるような真似など出来る訳がない。しかし、だからといって立香達を見捨てるのも当然無しだ。貴方は思考する。どうすれば、出来る限り時間を稼げるのか。

 

 ホモ君を放り出すとか?(純粋) そんな事したらホモ君は死ぬねんな……囮としては優秀ではあるからといって、それなりに貴重なマスターを使い捨てる真似もしてはいけない(良心) でもエンジョイ勢としては出来得る限りの選択を取るのが正解なんでしょうか(狂気)

 

>ファブニールは飛んでいる。飛んでいるから素早く取って返して移動できるのだ。当たり前の事……では、その当たり前が無くなってしまえば? 頭に浮かんだその発想、実行可能か考える前に、貴方は即座に命を下す。

 

>>――令呪を持って命ずる! 我が騎兵、メドゥーサ! 宝具を以って邪竜の翼を食い破れ!

 

 おっ!? まさかの令呪で最高……出力を……キュイーン(迫真)

 

「……ふふ、成程。何も討ち果たす必要は無いと。であれば問題はありません。粉々には出来ませんが、翼を一時使用不能にする程度であれば!」

 

>メドゥーサが、もっていた手綱を確と握りなおす。貴方は、その手元に目線を向けた。彼女の宝具、話には聞いていた、その黄金の手綱こそが……!

 

「思い切り突っ込みます。先ほどの比ではない程のスピードになりますので、全力で掴まってください」

 

 ふぉおおおおおおおっ!? まさかの一緒に天馬に乗っての宝具発動を見れるなんてFGORPGって素晴らしいですねぇ(感嘆)

 

「参ります……騎英の手綱(ベルレフォーン)!」

 

>――一瞬の出来事だった。貴方とメドゥーサが一瞬、光に包まれたかと思った直後にはファブニールが悲鳴のような咆哮を上げ、その動きを止めていたのだ。

 

「羽のみを狙いました。流石に、暫くは動かせないでしょう」

 

>ファブニールが、体勢を崩している。羽が動いていない。飛翔出来ていない。空を飛ぶ翼をメドゥーサは、ファブニールから奪い取ったのだ。戦場に戻るどころではなく、彼の竜は宙で藻掻き鱗を落としながら、失墜していく。

 

 あ゛あ゛~~! たまらねぇぜ!!!(ちょび髭軍曹) 勝てはしませんでしたけどファブニール君を徹底的にお邪魔してやったったwww太いしーちきん(達成感)がウァァ!! オレモイッチャウゥゥゥ!!! ウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥウウウウウウウウ!イィィイィィィイイイィイイイイイイイイイイイイ!!!(エンジョイプレイの醍醐味)

 

「っ、ファブニール!?」

 

>黒いジャンヌが悲鳴を上げたその一瞬で、決着は付いた。ゲオルギウス、そして立香がバーサーク・アサシンを引き付けているその間、ジャンヌとマシュがバーサーク・アーチャーを釘付けにし、そして。

 

――そぉおくぉおおおおだぁあああああああ!!!

 

>咆哮と共に宙に放たれたレオニダスの槍がバーサーク・アーチャーを貫き、地面と繋ぎ止め……旗の切っ先と、大盾が、その身を切り裂き、砕いたのである。

 

 お~、地上も、いい仕事してんじゃん……(感激)

 これで後は、ジークフリートさんを助け出せれば、あとはファブニールを倒すだけですねぇ! ダイナモ感覚! ダイナモ感覚! YO! YO! YO! YO!(高揚するテンション)

 

 今回はここまでとなります。ご視聴、ありがとうございました。

 




マジでファブニールとメドゥーサさんの空中戦書くのは楽しかったです。

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