FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆様こんにちは、ノンケ(毒の女帝)です。バレイベの鳩ッターが好きでした。
さて、前回はマシュちゃんに看取られてホモ君永眠……ではなくて。まぁ体力が尽きて普通に眠っちゃったんですけどね。藤丸君にも『お前マジでネテロ』と言われる始末。同じ位ジャンヌサイドで活躍してる藤丸君はなんで普通に無事なんですかね……?
>……目を覚ます。朝、の様には見えない。日が上から燦々と降り注いでいる、ならばもう昼直前か、それを過ぎているか。昨日はマシュにガッチガチに見張られ、意気消沈しつつ眠りについた。貴方はそこまで思い出して。
「おや、お目覚めですかマスター」
>悲鳴を上げた。いきなり顔を覗き込まれた上に、マシュじゃなくてメドゥーサだった。挨拶よりも混乱が勝ち、思わず女児の様な悲鳴を上げてしまった。
ホモ君は女の子だった……?(新説) 大胆な悲鳴は女の子の特権だってそれ一番言われてるしその可能性も微粒子レベルで存在しているかもしれない。いやこんなむつけき女の子が居たら大きいお友達卒倒すると思うんですけど。
「……幾らなんでも失礼ではありませんか。私を何だと思っているのです」
>覗き込んだ瞳が、ジトっ……っと此方を睨みつける。貴方にも言い分はあったが、しかし悪いのは九割自分だ。貴方は素直に謝罪を口にした。
「はぁ、昨夜の見張り役のマシュ・キリエライトではなく私だったので驚いたのでしょうが。もう少し悲鳴を選んでください……あぁほら、貴方のサーヴァントを呼びつけてしまっていますよ」
「マスター!? ご無事ですか!?」
あ、式部さんGood Morning(ネイティブ) まぁあんな素っ頓狂な悲鳴上げたら誰だって何事かと思って飛んでくるでしょうなそりゃあ……
「大丈夫です。敵も何もいません。少々と混乱しただけです」
「そ、そうなのですか!? ですがそれにしてはトンデモない悲鳴……あ、本当なのですね」
>心を読まれたようだ。恥ずかしい。無言で顔を抑え、貴方は寝っ転がって香子に背を向ける。凄まじく下らない事でまた心配をかけてしまった挙句、である……本当に、泣きたいほどに恥ずかしい。穴があったら埋まりたい。
穴があったら(意味深) まぁ普通に恥って事でしょうけど、やったとして、出られ亡くなった挙句、埋まってんなぁオイって煽られて終わりだと思うんですよね……普通に入って、反省してから出てきてどうぞ。
「この通り、マスターも相当恥ずかしがっています」
「はぁ……とりあえず、大事でなくて良かったです。って、あぁ!? マスター! その、えっと!?」
>読心能力とはかくも恐ろしい物か。とりあえず、ひとしきり読まれて恥ずかしがって、読まれて恥ずかしがって、を繰り返して。若干煤けたようになってから、貴方は視線を香子の方に戻す。調子は大丈夫か、という問いに、香子は強く頷いた。
「お気遣い感謝します。マスター。香子はもう、大丈夫です」
笑顔になってくれてウレシィ……ウレシィ。やっぱり人間笑顔が一番って、当たり前だよなぁ。取り敢えず、これで後はホモ君の回復と、マリーさんの復調を待つだけですね。え? マリーさんが復調するのかって? まぁ心配こそしてましたけど、立ち直る事については心配してません。アマデウスが惚れた王女様がそんな軟な訳ないでしょ(王道踏破)
「――あぁ、康友。さっきの悲鳴と言い、やっぱり元気そうね!」
ほら、見ろよ見ろよ、ホラ(誇らしげ)
>続いて此方に来たのは、マリーだった。落ち込んでいたと聞いていたのだが。まるでそんな様子には見えない。出会ったばかりの時の、明るい笑顔のままだった。
「随分と元気になられたようで。なによりです」
「あらメドゥーサさん、此方にいらしたのね。ごきげんよう!」
「あ、マリー様……置いて行ってしまって、その」
「いいえ大丈夫! 仲間が心配なのは、当然の事だもの」
ああ゛あ゛あ゛あ゛あぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ~!(号泣) 復活ッ! マリー・アントワネット、復活ッ! マリー・アントワネット、復活ッ! あぁ^~センチメンタルぅ^~ぷももえんぐえげぎぎおんもえちょっちょちゃっさっ!(言葉にならない大歓喜)
心配こそしてなかったけど、嬉しい事には変わりないんやなって……!
>マリーは、香子の方からもう一度貴方に視線を向ける。その眼は、透き通って、真っすぐにこっちを見ていて。アマデウスが惚れこんだ、王女の目だと、貴方は思った。
「ね、康友。私貴方にお礼を言いたくて」
お礼? いや、お礼と言われてもホモ君なんもしてなくないですかね……? ホモ君が寝てる間に勝手に立ち直っちゃったんですがそれは……?
「ありがとう。私、アマデウスが、私を守った事を誇りに思うように、強く立つわ!」
>>何のことかさっぱり分からないけど……
>>良いって事よ、ってね。
何でお礼を言われたのかホモ君もプレイヤーもサッパリだけどももうどうでもいいや(思考放棄) マリーさんにお礼言ってもらえたからもうそんなん関係ないでしょ(丸投げ) うーん(心の中が)サイコガン(恍惚)
「そうしたら……私、何をしようかしら! 休んでた分、色々頑張らないと!」
「――随分とやる気に満ちていますが、残念ながら今は此方も休息、というより態勢を立て直している所です。マスターに関しては、医療班の見立てでは少なくとも今日一日は安静、作戦行動は明日からという事です」
「あっ、そうね……あのサーヴァントと戦った後だものね。休息も必要よね。ごめんなさい私ったら、また一人で先走っちゃって」
>正直、今でも立ち上がって走れるくらいには元気な感じがするのだが。流石にドクターストップをかけられてはどうしようもない。ここは大人しく療養するのが一番だろう。
あんまり無理しても実況終っちゃうヤバいヤバい……ということでプレイヤーとしてもこの休息期間はものすごいありがたいです。とはいえ見所さんは死ぬんですがね……見所さんこっち来てホラ。
>それに……貴方にはやる事がある。アマデウスの借りを、シュヴァリエ・デオンに返さねばならない。せめて一発、顔面でもぶん殴ってやらねば。その為には、休養は必須だ。
「……デオン」
元のオルレアンのカッコいいデオン君ちゃんはどっかへ消え、残ったのはバーサーク・デオン君ちゃんです。とはいえああいう執念丸出しっていう感じも似合うのはホント卑怯だと思います。そんなんやからホモに付け狙われるんやぞ(根拠のない言い掛かり)
「話には聞いていましたが、そこまで凄まじい相手なのですか?」
「あ、はい。ティーエルで遭遇した時も……清姫様が、残らねば」
>清姫も、未だ行方は知れない。探す暇も、敵からは与えては貰えなかったとはいえ、諦める事だけはしたくなかった。
「……マスター、先程ゲオルギウス様とエリザベート様の二人が、偵察と清姫様の捜索を兼ねて出発なされました。お二方の探索に、良き結果が出る事を祈りましょう」
マジで清姫ちゃんは生きているんでしょうか……絶望的、とまでは言いませんけどあのデオン君ちゃんを相手に殿を努めたのです。生きている確率は、良くて五分、とかかもしれません……すっげぇキツいゾ……(嘆きのMUR)
「――暗い話ばかりでも仕方ないわ。清姫さんはきっと戻るって信じて、先ずは朝食にしましょう! 向こうで準備が始まっているから、康友も食べないと! 体力が戻らないわよ」
>そんな暗い雰囲気を吹き飛ばすようにマリーが声を上げる。彼女も、清姫の事を心配していないという事は無いだろうが……それでも、落ち込むだけで終わる事はしないのだろう。
やっぱりマリーさんが復活したのデカいっすね。こういう時も明るく振舞って皆を元気づけてくれて、大分明るくしてくれんじゃんアゼルバイジャン。
「……そうですね。マスターには明日に備えて、しっかりと回復してもらわないと」
「では行きましょうか。立てますか?」
>流石に立つ事くらいは問題ない。多少は気だるさが残っているが、歩く事も出来る。貴方は転ばないようにゆっくりと茂みの向こうへと向かった。
「おっ、康友。おはよう。やっぱり何ともなかったか」
「おはようございます……凄い悲鳴でしたね」
「おはようございます! 本造院殿! 朝から元気そうで、なにより!」
「ルーラー、彼が昨日メドゥーサ殿と共にファブニールと戦った?」
「はい。名前は本造院康友。カルデアのもう一人のマスターです」
おー、壮観壮観。オルレアンで集まる戦力、それにカルデアからの戦力。一番最初の特異点とは思えない凄いメンバーですよ。はえ^~、すっごい心強い……(感嘆) けど悲鳴は聞こえてたみたいですね(赤っ恥)
>ベースキャンプのメンバー。その中から、一人男が進み出て来た。昨日、黒いジャンヌが恐れ、戦場から無理やりに追い出す選択肢を取った程の大剣士、ジークフリート。その背に背負う大剣が、彼のバルムンクか。
「――はじめまして、かな。ジークフリートだ。本造院」
>オルレアン攻略、最後のカギがそこに居た。
今回はここまで。次回はホモ君の休息の辺りをカ……ットォ!(BLRY)して、オルレアン攻略当日からとなります。ご視聴、ありがとうございました
戦闘中とかは流石に挟めないので、こういうパートに香子さんの泰山解説祭を挟んでいくスタイル。
オルレアンも佳境なので、亀の歩みでも書き続けていきたいと存じます(鋼の意思)
あ、因みに時系列は、前回康友へマリーさんがお礼を言いに行った直後に悲鳴が聞こえ、香子さんがマリーさんを追い越して康友の所へすっ飛んでった感じです。