FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは。ノンケ(聖女)です。ジーク君と幸せになるんやぞ。
前回、いよいよオルレアンへ進撃を開始する事となりました。ここからが、マグマなんです(見所さん的な意味で) 敵方のサーヴァントは結構生き残っていますが、此方のサーヴァントも粒ぞろい、あっさり競り負けるという事は無いと思います。
『作戦内容はシンプル、速攻でワイバーンを蹴散らしつつ、オルレアンへ進軍。疲弊する前に敵サーヴァントとの決着をつける』
「速度が命、一気に行くよ!」
>眼前の道には無数のワイバーン。前衛にはゲオルギウスとレオニダス。そしてその先頭には突撃力を重視し、メドゥーサが。勢いを殺さず、ワイバーンの群れの中を突き抜けていく。
三人に勝てる訳ないだろ!(古今無双) (勝機が)高まるゥ……溢れるゥ……! ワイバーン如きでは我々を止める事は出来ぬぅ!
「ふふん、トカゲ風情がどうしたっていうの? こっちは本物のドラゴンアイドルよ!」
「……ドラゴンアイドルとは? すまないが、俺は現代の知識には疎くてな」
「大丈夫ですジークフリートさん、私達も分かりません……」
「それは大丈夫だとは言えないと思います、マシュ」
ご存知、ないのですか!?(驚愕) 彼女こそ彼の哲学者、アルキメデスに『どこに出しても恥ずかしい最高最低の無能サーヴァントが―――ッ!』とまで言わしめたスーパーアイドル、エリザベート・バートリ―ですよ!? いや知る由もないでしょ(正論)
後方にはジークフリートさんを中心に残りの面々が控えています。ジークフリートさんはファブニール君をぶっ潰す為に体力を温存して貰っています。
「今の所、問題はありませんね。ワイバーンの数も多い事は間違いありませんが……」
「対処しきれるくらい、だと思うわ……立香と康友は大丈夫?」
>>問題ないです。
>>ナッシング。
変な回答をするのは、やめようね! そして良い子の皆は、ごく普通の選択肢を選んでプレイしようね! そんな当たり前の事を堂々と言うなんて(頭が)やば……やば……わかんないね……(自分自身への戦慄)
「俺もです。結構、特異点ついてからずっと暴れてたのに、全然疲れなくて」
「マスターその、ご無理などは」
「大丈夫だよマシュ。体は軽いくらいだし……それに、こんな所で倒れてられないし」
>目指すオルレアンはまだ先だ。それまでに倒れれば元も子もない。迫りくるワイバーンをバットで払い除け、貴方は進む。丁度いい、準備運動だと、笑みを浮かべながら。
さて、ここからオルレアンまでワイバーンの群れを只管突破するだけなので見所さんはありませんでした……(正直) という事で。
>ワイバーンの群れを抜け、抜け、抜け。漸くその眼前に見えて来たのは……瓦礫の山の様な有様となった、街。
『見えた、アレがオルレアンだ! そして……どうやら向こうもお待ちかねらしい。ファブニールの反応は当然として、サーヴァント反応が、一、二、三……』
>その街の目の前に、ワイバーンを引き連れ、居並ぶ四人のサーヴァント、そして巨大な邪竜。彼らの後方には、黒いジャンヌが。
おー、ええやん。(正面衝突の姿勢)気に入ったわ。興奮させてくれるねぇ! 本来のオルレアン決戦とは相手の戦力も何もかも違いますが、それでも今特異点での最終決戦には間違いありません。(気合入れて)行くぞォー! オェッ!
『――ん!? ちょっと待ってくれ、何だこの反応!?』
>その時だった。ロマニが悲鳴のような声を上げて――四つの影の内、一つが姿を消す。その直後、立香の視線が後ろのマリーへと向かった。それに反応するように、貴方は声を張り上げる。
>>香子さん! メドゥーサ!
ヌッ!(迎撃)
「――良く止めたね、カルデアのサーヴァント、そしてマスター」
>マリーとの直線状にすっ飛んできたそのサーヴァントを、香子の陰陽術が足止めし、メドゥーサと貴方が押し留める。その刃は、忘れもしない。アマデウスを貫いた、あの刃。
「デオン……」
「ごきげんよう、王妃。そのお命、頂きに参上いたしました……お覚悟を」
>シュヴァリエ、デオンがそこに立っていた。
出たわね(恐怖) このオルレアン最大の脅威にして絶対マリーぶっ殺すマン、デオン君ちゃんのエントリーです。やはり清姫ちゃんとの交戦も、響いていませんか……いや、清姫ちゃんの奮闘は無駄ではないって、大丈夫っスよ、バッチェ証明しますよ!(勝利宣言)
「マリーから、離れなさいっ!」
「――退きなさい子ダコ。とびっきりをお見舞いしてやるから」
>そのデオンに対し、続いて仕掛けたのはジャンヌ。振るわれた旗が、デオンを一歩下がらせた……そこに、エリザベートが向き直る。
「恥ずかしいとか、そう言うのは今は気にしないわ……無様に吹っ飛んて、地面でも舐めて命乞いをなさい!」
>振るわれたのは、エリザベートの尻尾。スカートを翻し、風を引き裂きながら振るわれたそれが、見事デオンを彼方へと押し返す。
エリちゃんのガチモードとか初めて見た(素) EXTRA時代の残虐性がちょっと顔出してますねクォレハ……怖い!
「一発だけ、あのカナヘビへの手向けって奴よ……一応、この特異点では一番付き合い長かった奴だしね」
>吹っ飛んだデオンは、しかし特にダメージなど無い様に見事着地し、立ち上がり……そしてその横に、奥から歩いて来た三騎のサーヴァントが並んだ。
「あら、私からあの王女を奪った割りには情けない事。今からでも変わろうかしら?」
「――手を出すな女吸血鬼。彼女を討ち取るのは、僕だ」
「……」
「■■■■■■■■■■■ーーー!!」
ヴラド公が居ない代わりにランスロットが居る最終決戦。これ、ヴラド公が居ると誰も仲間外れにならないんですけど、そこにランスロが居るせいで一人だけ吸血鬼でフランス関係ない、完全な仲間外れにされてしまった謎のアサシンさん(未だ真名分からず) すっげえ可哀そうになってる、はっきり分かんだね……
「……あの女、彼奴の相手は私が、一人でするわ」
「エリザベート殿? あの女性と因縁でもあるので?」
「えぇ、ちょっとした奴がね。彼奴が存在すること自体、私は気に入らない……あんな未来なんて、私は認めないわよ!」
>そう言って、先ずエリザベートがその足を踏み出した。そしてその直後に向こうの女性サーヴァントも、エリザベートに視線を向けて、歩みを進め始めた――その脇を、黒い影が駆け抜ける。
「■■■■■■■ーーー!」
「っ、敵サーヴァント突貫してきます!」
「問答無用ですか!」
>黒い騎士の攻撃をマシュが防ぎ……その後ろから、ファブニールが突撃して来るのが見える。飛ばずに、四肢を地面に叩き付け、凄まじい地鳴りを鳴らしながら。
えぇ……(困惑) 飛ばないとかファブニール先輩!? 何してんすか! 止めて下さいよホントに! そんなん重戦車と同義やん、こんなブツええん!?
「散開して!」
>藤丸の声で、貴方達は二つのチームに分かれ、ファブニールの突撃から逃れた……ファブニールは、一瞬此方、と言うより此方に居るメドゥーサを見つめ、しかし牙をギリリ、と鳴らした後、ジークフリートの方へ視線を向けた。
えー、此方のチームはホモ君のサーヴァントの皆さん、そしてマリーさんとゲオルさん。向こうは藤丸君チームWith聖女と竜殺し。戦力としてはドッコイでしょう。
>そして、ファブニールと共に、黒い騎士が立香達の方へ走り出し……そこまで見てから貴方は、その視線を後ろに向けた。まるで図ったかのようにそこに居た、二人に。
「漸く、マリー王女。貴方を、王家を……僕の手で……ふふ、ふふふふ!」
「……」
>――幽鬼の様に立つ、コートの男。そして、先程には感じられなかった、目に見える程のどす黒い魔力を巻き散らす、バーサーク・セイバーの姿。
スッゲェ巻き散らしてんぜ?(震え声) ここからがマグマって言っても見所さんにそこまでしなくていいから(良心)
>貴方は、そんなセイバーの前に一歩、足を踏み出した。彼には聞かねばならない事があった。
「おや、カルデアのマスター。ごきげんよう……何か、ご用かな?」
>>清姫を……彼女を、どうした。
当事者に聞かずして、本当の事は分からないってそれ一。お し え て わ た し に(課長)
「発動させた宝具で、私の意識を落とした所までは覚えている……その前に、大分斬り付けては居たから、宝具発動が負担になったとは思うよ? どうなったかは、分からないな」
>微笑むセイバーに、貴方はそうか、と一言頷いて……バットを構えた。
>>ぶっ飛ばしてやる。
>>覚悟決めとけや外道。
……男が覚悟決めたんだ。ここはカッチリとした選択肢が火ぃ吹ぅくぅ~!(選択肢下)
「勇ましいね……けど、それは勇猛ではない、無謀と言うものだ」
『こ、この反応……ちょっと待って本造院君!? そこに居るのって、シュヴァリエ・デオンだよね!?』
おやここで通信とは。ドクターどうした!? 確かに目の前に居るのは変態竜騎士屋ですが。
「ふふ、もう僕はただのセイバーであるシュヴァリエ・デオン、ではない」
『サーヴァントの反応に間違いはないけど……けどこれは……!』
「今の僕は、王家に使える真の竜騎兵……
『ファブニールに近い反応をしてるじゃないか!?』
………………ファッ!? ンンッ……!? マ゜ッ! ア゛ッ!↑(思考放棄)
なんか謎の単語が出てきた所で。今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
展開上、カーミラさんとエリちゃんのエリエリキャットファイトは書く事が出来ません。ラスベガスにも匹敵する自分殺しを期待されていた方々、申し訳ございません。