FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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祝 50話 なので初投稿です。


悪竜騎士 その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(宇治金時)です。

 前回はオルレアンに進撃……した所、なんか謎の覚醒をしてくださったデオン君ちゃんと遭遇いたしました。なんなんドラグーン・セイバーって? っていうか反応がファブニールってどういう事なんですかね……?

 

『と、兎に角そのサーヴァントには気を付けて……あぁ!? 藤丸君の方も結構ピンチじゃないか!? ちょ、忙しいなもう……! 取り敢えず今は、解析に集中するからちょっと待って!』

 

 あ、ドクターが離脱しました。今回もナビは期待できそうにありません。

 

「今の私に、君たち程度では障害にもならない……さ、無為な抵抗は止めて速やかに退きたまえ。私が果たすべき役割の邪魔を、しないでほしい」

「貴方の思う通りにさせると、思いますか!」

 

>速攻で仕掛けたのは香子。黒い光条が三本、セイバーへと向かう。しかしデオンはその攻撃を避けようともせず……なんと、武器も持たない片腕で、あっさりと跳ね除けてしまう。

 

「っ!?」

「ふふ、痛いね。けど……それだけだ」

 

 なん……だと……!?(OSR) そりゃあ香子さんの攻撃は火力ありませんけど、だからってそんな片腕で払えるほど弱くも無いですよね? もしかしてやせ我慢してるとか!? 痛いだけとか、とぼけちゃってぇ……(暗黒微笑)

 

>信じられない事に、払い除けた腕には……僅かな傷しか見られない。直撃、しかも、特に何かしたわけでもない。ただ適当に払ったようにしか見えなかったというのに。

 

「そんな……!?」

 

 全然効いてないじゃないか(半ギレ) いや可笑しいでしょうこれ、サーヴァントの攻撃ですよ!? 神秘の塊ですよ!? クソ雑魚パンチ止めてくださいwwwで済む代物じゃないんですよクォレハ!?

 

「王家の百合よ、永遠に在れ。我が剣がその輝きを永久の物へと繋ぎ止めよう」

「――繋ぎ止められるのは貴方でしょう」

 

>全く止まらず、マリーへと優雅に歩みを進めるデオン。その体に鎖が絡みつき、動きを止める。背後に回っていたメドゥーサの鎖だ。

 

「油断、慢心、隙だらけですね。多少強くなっても、実力を発揮しきれなければ意味はないでしょうに……シキブ、速攻で片を付けますよ」

「っ、はい!」

 

 慢心、敗北、強いサーヴァント……うっ、頭が。初代から続くどこぞの黄金の我様の慢心芸ですね分かりません。記録は座に持ち帰れると言うのに、なぜ慢心王は学習しようとしないのか。したら王様じゃなくなる? 慢心せずして何が王かだからね、しょうがないね。

 

「全く、どうやら君達はどうしても私の邪魔をしたいらしいね。仕方ない、アサシン」

「……あぁ」

「マリー王女を抑えてくれ。再び取り逃がすのも嫌だからね。僕が彼らを始末する間までで構わないから、それまでは霊基を持たせる様に。分かったね?」

 

>返事をする事なく、アサシンが地面を蹴ってマリーへと迫り……その動きが、ゲオルギウスによって阻まれた。

 

「ティーエルでの決着、未だつけてませんでしたね」

「……残念ながら、その決着をつけている余裕は、ありません。マリーを、この手で」

「いいえ、私は倒れる訳にはいかないの……私を守って、大切な友人が逝ったから。彼の鎮魂の為にも、最後まで、生き抜くって。決めたの」

「無理やりにでも付き合って頂きましょう、処刑人、シャルル=アンリ・サンソン!」

 

 ほんへではゲオルさん、マリー様大分不利の対面ですが、FGORPGでは別、寧ろサンソン君圧倒的不利かもしれませんね。こっちは任せて、ここは横向くんだよ90度(目標変更) デオン君ちゃん戦に集中しましょう。

 

「――二対一、か。ふふ、随分と侮られたものだね。僕を二人で御せると、本気で思っているとは……」

「何がおかしいのです? 隙を突かれ、動きを封じられているというのに」

「先ほどよりも、強力な一撃を……!」

 

>貴方は、デオンに向けてバットを構えてつつも、拭いきれない強い違和感を感じている。縛り付けられ、圧倒的不利だというのに、セイバーはまるで慌てる様子も見せない。状況を理解できていないのか、それとも……

 

「――そして残念ながら、コレは油断も慢心でもないんだ。ライダーのサーヴァント」

「っ!?」

 

>今の状況は、彼にとって、脅威にすらならないという事なのだろうか。その答えを示すかのように、鎖諸共メドゥーサの体を引き摺り、先程よりゆっくりとだが、デオンは貴方へと歩みを進め始めたのだ。

 

 ドファッ!? どんな怪力なんですかね……?(戦慄) 筋力Aとかじゃ説明付きませんよ! どうなってんすか!(悲鳴) ちょ、嫌な予感がします。逃げる準備しなきゃ(使命感)

 

「強いて言うのであれば……余裕、かな?」

「ぐぅっ!?」

 

>いや、引き摺るだけではない。巻き付いている鎖が、軋みを上げている。まさか引き千切れる筈がない、そんな風に思った直後に……貴方は耳に、金属の弾ける音を聞いた。

 

「――ヒュウ、良い勘してるね。流石、幾度も僕の邪魔をしてくれたマスターだ」

 

 ほ、ほーっ、ホアアーッ!ホアーッ!(緊急回避)

 生きてるぅ〜↑ 帰ってこれた〜! いや、マジで今ほど喧嘩師のスキルとかで回避に補正乗っけておいたのに感謝した事はない……してなかったらデオン君ちゃんの突きでホモ君の頭弾け飛んでたましたよ~(朗らか) ふざけんな!(声だけ迫真) こんな初見殺し仕込むなんて鬼すぎるだろいい加減にしろ!

 

「マスター!」

 

 あっ、香子さん援護ありがとナス! 二つの扇らしき物、ほんへでも投げてましたね。パパパっとデオンくんちゃんをぶっ飛ばして……あ、一閃で切り裂かれてる。駄目みたいですね(諦観)

 

「甘いよ。私を相手にそんな牽制じゃあ」

 

 けどこれで逃げる時間が出来ました。今の内に逃げなきゃ……!(使命感) ってもうすっ飛んで来ましたけどぉ!? あっぶぇ!

 

「良く避ける……マスターにしては、中々に良い動きだ。並のサーヴァント相手ならいい感じに逃げおおせるかもしれないね」

 

>切っ先が、此方を向く。腰だめに突きの構え。チャージ。一瞬後、貴方は貫かれているだろう。避けようのない未来が、見える。

 

「僕が、相手じゃなければの話だけど」

 

>――しかし。いつも、サーヴァントに翻弄されてばかりでは居られない。腹の底から雄叫びを上げる。ランサーとの戦いを思い出す。まだ、慣れてはいないが……引き出す感覚は覚えていた。あの時の感覚にはまるで足らないが、それでも、避ける位なら!

 

 覚醒です(威風堂々) それでも回避するのが精いっぱいなんだよなぁ、回避率はそこそこあるビルドなので、そう簡単に死にはしないでしょうがやっぱりこのままじゃナオキです(正直な感想)

 いや、このビルドも普通にクリアする分なら十分なんですけど、こんな太い!難易度になるなんて想像もしてなかったし……(言い訳) そもそもホモ君サーヴァントに狙われ過ぎじゃないですか? こんなんじゃ幾つ命があっても足りないよ~

 

「――本造院殿!」

 

>何とか回避に徹して逃げ惑っていた貴方と、セイバーの攻撃に割って入ったのは、ゲオルギウスだった。視線をマリーの方へと向ければ、サンソンの攻撃をガラスの馬でいなすマリーの姿が。

 

「嫌な予感がする、というマリー殿の言葉は本当でしたか……!」

「竜殺し、ゲオルギウス。そう、彼も入ってようやく対等になれるんじゃないか?」

 

 三対一で相手しないと抑えきれないとかヘラクレスか何か?(恐怖) とはいえ香子さんの攻撃をあっさりを弾き飛ばし、メドゥーサさんの鎖を引き千切った辺り、間違いなく実力がこわれる(形容詞)しているのは間違いないです。

 ファブニールと反応が酷似している、とロマニは言っていましたが、何か関係しているのは間違いないでしょう……ん?(気づき)

 

「……成程、剣を合わせるまでは分かりませんでしたが、この馬力」

「どうだい、竜殺し。感じるかい、この体から溢れ出す、底なしの力を」

「えぇ、覚えがありますよこの力は。嫌と言う程に、我が身に染み付いていますとも」

 

 ファブニールと反応が酷似、ドラグーン……なんでしょう。私、こういう事例を良く知っている気がするんですよね。血を浴びてめっちゃ固くなった大英雄、心臓を埋め込まれて巨大な竜になったホムンクルス。Fateってそういう事例に溢れてるじゃないですか。

 

「――如何なる手を使ったかは知りませんが、邪竜の力をその手中に収めるとは」

「正解だ、聖人ゲオルギウス! 僕の体は、竜の力によって、より強大に、より堅牢に、強化された! 僕は、真のになったんだよ!」

 

 また悪竜現象(ファブニール)だ! また悪竜現象(ファブニール)だ!(ホモガキ)

 正直ヤバいです。デオン君ちゃんは元々から普通にステも高いサーヴァントですが、そのサーヴァントが更に悪竜現象で強化を施されたとなると……何だこのチート!?(驚愕) マジで対円卓騎士戦くらいの覚悟しておいた方が良いのかもしれません。

 

>狂ったような笑顔……嫌な迫力がある。背筋がゾッとする。力を見せつけているのは、自慢したいから決してないだろう。何か、必ず目的があってやっていると、そう思わせるには十分な形相だ。

 

「手の内を明かして、構わないのですか?」

「君を相手に、隠しきれはしない……なら素直に明かした方が、威圧になる」

「――成程、バーサーク、とは呼べませんね。竜騎兵と名乗るに、相応しい判断力!」

 

>セイバーの剣の一撃が、ゲオルギウスを押し飛ばす。背に庇われていた貴方はゲオルギウスの体を受け止めて……そのまま、二人でセイバーへと向き直った。

 

「カルデアのマスター、君には幾度も悲願を妨げられた借りがある。その借りを、今返そうじゃないか……この戦いで!」

 

 悪竜化現象とかいうトンデモナイ切り札で凶ボス化したデオン君ちゃん。オルレアンってもう少し優しかったイメージがあるんですけど……(困惑)

 そんな感じで、今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




これでもヘラクレス、ギルガメッシュよりは弱いんだよなぁ……

追記:ノンケ自己紹介を金時君に差し替えました。一応アポの関係鯖なので、許し亭許して

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