FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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竜の魔女 その一

 皆さんこんにちは、ノンケ(湖の騎士)です。我が王に叱られて来い。

 前回はホモ君達がアッツィ! な自己紹介してください! と言って終わりました。なんかイベントの内容をちょっと先取りした気もしますが、それは置いておきましょう。名乗り上げをした後はいざ尋常に勝負! なおシャドウサーヴァントは盛り沢山で若干こっち不利は否めない模様。

 

「――アンタら二人は、私が念入りに焼き尽くしてやるって、最初に言ったわねぇ? シャドウサーヴァント達! 先ずはそいつらからサーヴァントを引き剥がしなさい!」

 

 あ、おい待てぃ(静止) そんな事されたらホモ君と藤丸君死ぬねん。幾らホモ君と藤丸君戦闘系って言ったって、二人がかりでもガチサーヴァントの邪ンヌに勝てる訳ないんだよなぁ……

 

>黒いサーヴァント達が、此方に迫る。その前に割り込んだのは、マシュと香子。盾に阻まれ一瞬揺らいだ黒い影は、五芒星の呪を刻まれて輪郭を崩しながらぐらりと倒れ伏す。

 

「そうはさせません……!」

「はぁっ!」

 

>倒れたシャドウサーヴァントの分、マシュが前に出る。文字通り、シャドウ達の懐に飛び込んだ形から振るわれた大盾の一撃は、容赦なく幾つかの影を吹き飛ばした。

 

 HomeRun!(ネイティブ) マシュの盾で二人位シャドウサーヴァントの皆さん吹っ飛んだんですけど。後輩パワフルっすね……?

 

「私も!」

「っし! 行くぞ康友! マシュが蹴散らした奴らはジャンヌさんと俺らで叩くんだ!」

 

 あ、いっすよ(快諾) 

 

>ジャンヌの旗が、交差したサーヴァントの胸を切り裂く。明らかに致命的ダメージだが、それでも何とか反撃しようとしたサーヴァントに対し、旗の持ち手が鈍器として叩き付けられ、シャドウサーヴァントは崩壊した。

 

 流石ですねぇ! 負けていられません、シャドウサーヴァントなら現状のホモ君達でもギリギリ限界バトルすれば勝てる程度の実力ではあるので、散って単独になったシャドウサーヴァントの皆さまは叩き潰して差し上げろ。

という事で先ずはランサータイプ。シャドウサーヴァント、それも質としては格落ちな相手に二対一で負ける訳ないだろ! バットのフルスイング直撃、いいゾ〜これ。

 

「しゃあっ!」

 

 そして畳みかけるような藤丸君の一撃が綺麗に入って、あっ。クリティカル。これは結構なダメージが入りましたね……って、そう言えばシャドウサーヴァントもサーヴァントには変わらないんでした(完全ノーダメージ) 流石にバットと唯の剣じゃダメージ通らないゾ……(神秘不足)

 

「……効いてないか!? ああダメだなコレ、ぜんっぜん意味ねぇや!」

「マスター、藤丸様! 流石に無謀ですのでせめて強化程度は!」

 

>構えていたバットと剣に札のようなものが張り付いた。冬木で使っていたのと同種の物だ。これでなら、全く通じないという事も無いだろう。

 

 あ、香子さんエンチャントありがとナス! お前いっつもサーヴァントに頼ってんな(呆れ) そうならないように色々と素材も集めてるから(次の特異点では)見たけりゃ見せてやるよ。

 

>>サンキュー! 香子さん!

>>キャー素敵! 抱いて!

 

 下ネタはNG(殺意) 普通に感謝の言葉は述べておきましょう。なんだかんだ言ってほんへでは分からなかったけど、自由度が広がった時のキャスタークラスの万能感といったら格別だと思います。

 

「っしゃあ今度こそ!」

 

 次は藤丸君が仕掛けての……続いてホモ君。お、結構ダメージ美味いじゃん。エンチャントが効いてますね間違いない。と言っても楽に片づけられるレベルではないです、ツーマンセルで確実に潰していきましょう。

 

~作業だったのでカ……ットォ!(BRLY)~

 

「これで……倒れてっ!」

「こうして、こうですね」

 

>マシュと香子が五人目のシャドウサーヴァントを打ち倒す。数こそ取り揃えてあった黒い影は、マシュと香子の前では苦戦する障害にはなり得なかった。

 

「これで、残るは二人、ですよ。竜の魔女!」

 

 デオン君ちゃんとの死闘と比べるとこのシャドウサーヴァント戦は……なんでテメェらはそう戦闘に対して根性がねぇんだ(侮蔑) もっと苦戦するかと思いきや、全然勝てましたね。

 藤丸君とホモ君の二人で、どっちかがタゲ取り、どっちかが攻撃、ってちゃんと役割分担してたらそうそう難しくありませんでした。やっぱりシャドウはシャドウですね。ガチのサーヴァントと比べたら大分戦いやすいです。

 

「……っち、マスター二人の動きが予想以上ね。けどまだまだ、こっちには兵隊がいるのよ」

 

>そう言って、彼女が手を上げた瞬間、玉座の天井が崩れた。そこから飛び込んでくるのはワイバーン……だが、オルレアンで見慣れたワイバーンと違い、明らかに角も大きく、肌も赤と黒の、大柄な種。

 

「こういう時の為に、特別に待機させておいたまぁ、上位種みたいなもんよ。言っておくけどシャドウサーヴァント共と、能力だけならそこまで変わらないと考えなさい?」

 

 ワイバーンテンペスト!? ハントクエのモンスターをここで投入して来るのか……(困惑) でも実際、ハントクエのラストモンスターだけ会ってそれなりのバフも持ってる強敵です。油断しないように行きましょう……って待って!? 十四匹!? そんなに居るとかうせやろ!? こんな最序盤で(最上位)十四匹とかぼったくりやろ!

 

「さて、コレだけいればいいでしょう……仕切り直しと行きましょうか?」

「……望むところです」

 

 仕切りなおすどころか状況が悪化してないか?

 とはいえここで逃げ出す事も出来ないので、落ち着いて戦う事にしましょう。幸いワイバーンテンペストはシャドウサーヴァント程の防御性能はありません。ホモ君と藤丸君で十分叩けます。ただし火力はシャドウサーヴァントと遜色ないのでガバでNiceBoatしないように気を付けましょう。

 

「マシュ! あとちょっと、頑張って!」

「はいマスター! マシュ・キリエライト、突貫します!」

 

>>香子さん! 援護宜しく!

>>香子さん! 説教は勘弁してね!

 

 説教される前提の無茶をするのは申し訳ないがNG……あ、選択肢間違えちゃった。ままええわ(寛容)

 

「そうならないように努力をお願いしますマスター!」

 

>努力はする、とだけ返して走り出す。狙いはワイバーン。技量に置いて大きな開きのあるシャドウサーヴァントの相手をするよりは、まだまだ与しやすい相手だ。

 

 プレイヤー的にも単純な行動しかしてこない相手なので、見所さんさえ除けば相手をするのには賛成な相手ですね。さぁ行こうぜ(開戦) あ、ちょっと待って開幕バフ付けはお兄さん許して!? この状態でクリティカルなんぞ貰ったらあっと言う間に死ねます。

 さて、こっからは第二ラウンド……とはいえ、結局の所デオン君ちゃん戦と比べれば単調作業なので。やはりカットします。

 

~カ……ットォ!(BRLY)~

 

 さて、ワイバーンの数は減って、シャドウサーヴァントは片方沈みましたし、そろそろ一区切りですかね。

 

「このワイバーン野郎、見た目もパワーも派手だな! ってうぉおお二匹目が!」

「やらせません! マスターは、私が守ります!」

 

 マシュちゃんと藤丸君の連携には特にいう事はないですね。マシュちゃんが盾で防いで殴ってタゲを集めている間に、藤丸君があぶれた敵を削る。役割分担もきっちり出来てますね。偶に藤丸君ピンチなってますけど、それもちゃんとマシュちゃんがカバー。

 一方の此方ですが……

 

「マスター、そちらのワイバーンは縛り上げました! 攻撃を!」

 

 OK牧場(死語) 此方も結構様にはなってますね。ワイバーンを香子さんがバフかけてデバフも蒔いて、で弱ったワイバーンをホモ君が刈り取る。シャドウサーヴァントは基本的に香子さんが担当。綺麗な連携ですね。

 え? ジャンヌがあぶれてる? いえ、寧ろ彼女は遊撃役として良い感じに立ち回ってくれてるのでめっちゃ必要ですよホント。

 

「そこですっ!」

「ちぃっ……! ワイバーン、その女を近づけさせるな!」

 

 あとジャンヌは邪ンヌに偶に攻撃仕掛けてるので、連携が取りにくいというのもあります。残念ながら今の所はジャンヌの周りに居るワイバーン君達に防がれてますけど。

 あ、香子さんの術でシャドウサーヴァントが……倒れましたね。こっち側に寄こしてあったワイバーン君も全滅しました。残るは邪ンヌの周りのワイバーン八匹……普通に数が居て草も生えない。

 

>シャドウサーヴァント、ワイバーン。嗾けられた手勢は打ち倒した。後は玉座から未だ動ない、ジャンヌ・ダルクとその配下だ。

 

「まだだ、我が手勢は居る……邪竜の群れ、竜の魔女の軍勢! 邪竜による終わりなき闘争、地獄の具現を成し遂げんとした我が恩讐、終わらせてなるものか!

 

>だがそれでも。決して黒いジャンヌは闘志を鈍らせない。寧ろ、その怒りをさらに燃え上がらせる。ワイバーンたちが、彼女の怒りに呼応するように吠えたてた。

 

 さぁ、いよいよ邪ンヌ戦、最終局面。締まっていきましょう。

 今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




本来のプロットではデオン君ちゃんの倍近い話数になる予定でした(振り返り)

追記:ミスしていた箇所をいくつか修正しました。

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