FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(卵おじさん)です。夏イベの扉の下り面白かったですね。
前回はダ・ヴィンチちゃんのあまりにも的確な解析に、バリッバリ当て嵌まった人が割とあっさり特定されて草生えました。もうちょっと隠す努力を、しよう!
「良く考えてみれば、そうだよね……真作へのこだわり、というより本物へのこだわりと考えると、凄いしっくり来る感じがする。そして」
「二人の証言を頼りに探ってみれば、ドンピシャ。オルレアンから特異点反応だ。まさか修復した筈の特異点と同じ場所に拠点を構えるとはね。灯台下暗しとはこの事か」
さて、画面はカルデア司令部。オルレアンの辺りにどうやら邪ンヌは拠点を構えている模様です。お前、そういう……隠れ方だったのか。
「良し、此方に忍び込んだ方法は分からないにしても。向こうの場所が特定できれば根元を断つことは出来るだろうねぇ」
「という事で、余り休息できていない状態で申し訳ないけれど、これから君達にはこの微小特異点の修復に向かってもらう。向こうが此方に侵入してきている以上は、この特異点を見過ごす事も出来ないし……特異点が成立しているという事は……」
>その特異点を成立させるだけの力……もしかすれば、オルレアンで回収した、聖杯と同質の物が存在するかもしれない、という事だろう。
最終的にすべて倒せばいいのだって、それどこぞのダークヒーローも言ってるから。さて今回の特異点ですが、ほんへ通りなら出てくるサーヴァントは分かっています。しかしながら導入からして大分変ってしまっている今回の特異点ではその通りに行くとは限らないかもしれません。警戒していきましょう。
それと、今回の特異点でセイバー、デオン君ちゃんの扱い方をキッチリ学んでいきたいと思います。ある意味デオン君ちゃんの試運転とも言えますね。
「向こうの思惑は分からないが、その辺りは特異点内で探るなりすればいいだろう。それと一切無抵抗で此方に降参する程、あの黒い聖女が聞き訳が良いとは思えない」
「抵抗がある、と思った方が良いだろうね。で、君達の役目はその抵抗を突破し、特異点を成立させている原因を回収してくる事! オッケーかな?」
寧ろ抵抗が無い方がおかしくないですか? 可笑しいですよねぇ?(邪ンヌ履修勢並感) ゴムマリ位ゴインゴイン反発してくるのが目に見えますしワンチャンサッカー部並みの邪ンヌの一転攻勢とか来るかもしれません。
「オルレアンの時とは明らかに特異点としての規模が違うけど、決して油断しないように」
「では諸君。私の工房とカルデアの為に、頑張ってくれたまえ!」
「優先順位が逆だよレオナルド!」
>大丈夫だろうか。そんな表情をしている傍らの新入りサーヴァントに、貴方は大丈夫だと思いたい、とどうにもしっかりとしない返事を返したのだった。
うーんデオン君ちゃんのチベスナ顔とか貴重ですけど、イベント特異点ならではという事で。イベント特異点で終始シリアスなんて寧ろ珍しいくらいなんだよなぁ……けどCCCはちゃんと終始シリアスやってた気がするので皆、やろう!(提案)
<アンサモンプログラムスタート 霊子変換を 開始します>
<レイシフトまで>
<3>
<2>
<1>
<全行程 クリア グランドオーダー 実証を 開始します>
という事で到着しましたが……眼の前の景色はまさに博物館そのものですね。沢山絵が並んでいます。そしてどの絵も当然のように何処かで見た事がある気がする名画ばかりでございます。
「――凄いです。沢山の絵が、壁にずらりと」
「フォウフォーゥ!」
「これが美術館、と言う奴ですか! サーヴァントとしての知識では知っていましたがここまで絵がずらりと並んでいると、正に壮観!」
>レオニダス王が少し珍しそうに周りを見回しているが、それは立香も貴方も同じ事だった。廊下に一定間隔で置かれている絵が、それだけでも見ている価値がありそうな整然とした美しさを生み出している。
『どうやら、美術館を模している場所のようだね。しかしそれにしても……そこにある絵って、僕の見間違えじゃなければ……』
『名画ばっかり。でもこんな特異点に本物の名画が集まっていると考える方が不自然だと思うから……恐らく全てカルデアにあるモナ・リザと同じ、
オルタの真作コンプレックスは筆舌にし難いから……とはいえ、プレイヤーとしてもほんへとそっくりなこの美術館に置かれてる全てが彼女の書いた贋作だと考えると……ひえっ(ホモは怖がり)
「……なんというか、凄まじいね。ここまで来ると」
「貴方が元仕えていた方では?」
「ノーコメントで頼むよ、メドゥーサさん」
オルレアンとカルデアのデオン君ちゃんは厳密には別人だからね。とはいえオルレアンの時の記録で見事オルタの事を突き止めたんですけど、その辺りどうなんですかデオン君ちゃん!(追撃)
「兎も角、ここは敵地です。先ずは周りの安全を確保する所からかと! 式部殿、陣地の設置は可能そうですかな!」
「……なんとか、ですね。簡単なものになってしまいますが、カルデアとの通信を安定させる程度のものであれば」
>という事で、先ずは香子の設置する陣地を完成させる。探索はそれから。そう思って周辺を見回した貴方の目に……人影が写った。それも、今の自分達が居る場所とは、離れた所に立つ、何者かの。
おっ、早速初遭遇ですね。さてさて、一体誰がお出迎えをしてくれるのか。確かほんへでは最初に現れたのは例の少年征服王でしたが……?
「――おやおや、予想より圧倒的に早い到着よなぁ……カルデアご一行殿?」
「誰だ!」
>反対側に警戒を向けていた立香が、振り向きつつ叫ぶ。そこには、涼やかな武人が立っていた。武人、そう判断したのはその身に纏う陣羽織でもなければ、当然後ろで括られた長髪でもない……その、手に構える長い得物、異様に長い刀だった。
「ふむ。ここに来たという事は、あの挑戦状には気付かれたようだ……そうとなれば、問われれば名乗るとも」
……マジでェ!?(戦慄) 彼が、ここで相手とかマズいですよクォレハ……(絶望) ほんへと初代履修済みマスターならば、もしかしたらこの時点であっ(察し)となって居るかもしれません。私はなってます。
「アサシン。そうとだけ呼んでもらおうか。生憎と、我が身は亡霊に近い存在。名乗る名前も存在しない」
「アサシンが態々姿を現して戦いに出向くとはね。僕らを馬鹿にしているのか、それとも」
「いいや? 小馬鹿にしているつもりもなければ、虚偽を話しているつもりも無い。ただ拙者は忍んでの殺しなどは得意では無くてなぁ……尋常の果し合いの方が、まだ使い物になるというもの」
さぁ仮称アサシン、構えも取らずその長い刀を担いでいます。舐めてる? 違います(断定) そもそも、隣のデオン君ちゃんの表情が早速ガチガチもガチなあたり、もう泣きたいですね。唯一の希望、『イベント特有のギャグ補正』とかもありません。どうやらガチモードらしいです。つらい。
「そうだろうね……僕が君に挑んでも、勝てる景色が明確に思い浮かばないよ」
「そう言うな。西洋の棒振りにとて、術理はあるのであろう? 同僚より学んだよ」
>デオンが、自分の前に出て露骨に警戒している。間違いない、目の前の和装の男は間違いなく、強敵だろう。
「――マスター、下がってくれ。最初の任務がこんな強敵相手とは、まったく私もツキが無い。メドゥーサさんは式部さんの護衛を」
「マシュは式部さんを。レオニダス、お願い!」
「分かりました!」
「承知!」
さて藤丸君のコールに応え、FGOの超強力タンクサーヴァントが揃いました。しかし目の前の男相手には、この二人でも若干の不安が残りますねぇ!(半ギレ)
「ふむ、相手は二人か。拙者が一人で抜けるには、些かと厳しいか」
『良し! 流石にあのシュヴァリエ・デオンとレオニダス王を相手じゃ此方を叩く事も出来ないだろう。取り敢えず今の内に紫式部さん! 陣地の構築を!』
「わ、分かりました!」
>そうして陣を構築し始める香子を、涼やかな男は見つめている。目の前の二人ではなく。それは、まるで目の前の二人を抜けた後の事を、考えているような。
「よそ見をしている余裕があるなら、向かってきたらどうだい」
「ですが、そう容易くは抜かせもしませんよ!」
「ふむ……そうだなぁ。目の前の相手から視線を逸らすのは、道理に合わぬ。それも、その相手が築く壁が、尋常を遥かに超えた固さであれば余計に。であればその守り――」
正直、トップクラスの強敵ですよ。ベスト出せるようにね、とか言われずともこの環境……平地で、ある程度狭い空間なら間違いなく彼はベストを見せてくると思います(天下無双)
「――力づくでこじ開けようか」
このアサシンなら、多分。
今回はここまで、ご視聴ありがとうございました。
Q、どうして彼?
A、閉所なら此奴相当強いと思うんですよ。