FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆様こんにちは。ノンケ(女吸血鬼)です。
前回は……邪ンヌがなぜかイベント特異点だというのに全力です。まさかのアサシン佐々木小次郎を投入して来ました。こういう狭くて平地で、剣の間合いが最大限生かせそうな場所に彼を投入しちゃ……ダメだろ!(必死) もう正直負ける光景が見え始めてるんだよね、そのガチ具合、私は理解に苦しむな。
「マシュ! 香子さんの警護を!」
>万が一、後ろから不意を打たれれば致命的だ。メドゥーサとマシュを香子と共に後ろに残し、貴方は目の前のアサシンに向き直った。
さて、此方セイバー、シュヴァリエ・デオン。ランサー、レオニダス一世。何方も人類史に燦々と輝くエースクラスのサーヴァント。そんな二人が迎え撃つはアサシン、佐々木小次郎。初代でもチートと名高いサーヴァントです。尚初代連中は皆チートです。
で、肝心のミッション内容は、『一定時間の耐久』。どうやら相手はこの戦闘では倒せない強敵の様ですね。
「間合いは向こうが上だね」
「元々から攻め込む積りも無し、とはいえ間合いの有利は攻防何方にも影響を与えます。油断は出来ません」
「それを言うのであれば、其方は二人で数の有利ではないか……もっとも、その程度で臆する程、青いつもりも無いが……では、参ろうか?」
>そう言って、一歩先に踏み出したのはアサシン。長い太刀一本をゆらりと揺らし、まるで散歩でもするかのような軽い足取りで、一歩、また一歩と、二人との距離を詰めていく。
この狭く、しかしながら刀を振るには問題は無い、しかも平地の一本道。全てが小次郎の為に誂えられたかのような場所ですね、改めて見ると。正直二対一でも何の問題も無いね(レ) ここは藤丸君との連携もキモになりそうです。
「――レオニダス! 式部さんが準備を整えるまで耐えて!」
>>デオン、レオニダスに合わせて行動してくれ!
>>デオン、レオニダスの後ろで機を伺ってくれ!
とか言ってたら連携の選択肢が超スピード!? 流石FGORPG、プレイヤーの思考を読み切ってますね……(なろう特有の勘違い) つまりこれはなろう実況という新しい実況の形だった可能性が……?
とりあえず、選択肢は一番下を選んでおきました。レオニダス王はガッツリ前衛タイプですし、盾を生かすにはやっぱり前の方が良いと思うので。
「……ちょっとマスターっぽいんじゃないか、俺ら!」
>パシッと乾いた音が立香と自分の掌から鳴る。流石にオルレアンを経て、何も学んでなかった訳ではない。マスターとしての指示の仕方も、多少は分かったのだ。
「「了解、マスター!」」
スイッチがしなやかで草生えますわ。恐らくはレオニダス王が盾で凌ぎ、デオン君ちゃんが後ろで一撃を狙う、と言った形ですね。理想的な連携が出来てうれしいダルルォ!? 嬉しいです……(素直)
「――成程、聞いていたほどにマスターが未熟では無いな。これは労しそうな事だ!」
>レオニダスが盾を構えたその瞬間には、その表面に剣閃と火花が走った。速い。全くもって知覚することは出来ない……しかしそれを見事防いだレオニダスの防御の巧みさも劣るものだとは言えないが、それでも。
「っ!」
「レオニダス!」
「問題はありません、っ! デオン殿はっ! 己の役割に集中を!」
>言葉を交わす間に、三度。火花が散る。アサシンの攻勢は苛烈だ。その見た目から想像も出来ない程に、連続、一切の隙無し、途切れる暇も無く!
音がジャンジャカ、凄い金属音が聞こえてるんですけど……アサシンの出していい音じゃないんだよなぁ。この音出していいのはジャックちゃんだけってゆったでしょ(ネットスラング) ちゃんと決まりを守って?
「その首、既に二度は落そうと仕掛けたが……しかしその盾の守りの硬さときたら、最早人のそれでは無い、まるで砦。一人で切り崩そうとなると……」
「集中していて良いのかい!」
>盾の守りに一瞬気を取られた、そこを見逃さずにレオニダスの脇をすり抜ける様に、デオンの鋭い突きがアサシンに向けて伸びるが……アサシンの一撃が即座に迎撃し、突きの軌道はあらぬ方向に。その直後の反撃は、デオンが一歩下がって回避する。
「っちぃ!」
「全く、一瞬の隙も許されぬ。いやはや、この守りを抜くのには相当に骨が折れるか」
「隙ありぃ!」
>裂帛の気合と共に払われた槍の穂先、それも既に間合いを取っていたアサシンには一歩届かず……アサシンは、やはり相当な使い手だ。二対一で以て当たっても、反撃は決まらなず攻め手には欠ける。
まぁタンク二人とバリバリのアタッカー一人ですからねぇ、そりゃあ反撃もそうそう当たらないとは思いますけど……しかし、明らかに有利だと思える点はありますねぇ!
「……此方は常に全力、されど其方は寧ろ余裕すら保って防衛している。流石にサーヴァントは人の枠に収まらぬ存在とはいえ、何時までも戦い続けられるものではない」
「消耗は、そちらの方が速いとは思いますが」
「このまま攻め続けるのであれば、そちらの方が僕らとしては都合がいい」
表面上互角でも、こっちには只管専守な上二人で手分け出来るというアドバンテージがあって、長期戦ともなれば絶大な余裕があります。アサシンは確かに強いですが……戦いは数だよ兄貴、だゾ。と言ってもその不利を覆す程のチート技がまだ出てないのが気がかりですが
>流れは此方にある。だがそれでも、アサシンに焦りも、必死さも見られない。
「であれば退かせてもらおうか……ここで何方かが潰えるまで戦うのも一興なれど、流石に主への義理立ても果たさぬままに、というのは雅ではない」
>そして……その飄々としたそのままに、アサシンは此方にゆっくりと背を向けたのだ。
……っと、その大技が出る前にどうやら引き返してくれるようですね。危ねぇ、本気出されたら間違いなく一人は捥ぎ取っていかれますからね。
「――あぁ、追ってきても構わんぞ。その代わり……続いては我が秘奥も全て惜しみなく投じる積りだ。覚悟を決めてくるのだな」
>しかし、追うことは出来なかった。あのアサシン相手に、迂闊な追撃は強烈な痛手になるだろうと。未だ素人マスターの自分でも理解するのは容易かった。
背中の傷は剣士の恥だ(傷を負わせないようにすれば問題無し) いやぁ大剣豪の迫力というモノをかみまみた気がします。失礼、かみまみたが出てしまいました。お詫びして訂正いたします。申し訳ございません。
「……日本のサーヴァント、だろうね。あの剣は」
「えぇ、しかし我々ではかのサーヴァントが何者かは……」
>>分かるよ。あの長い剣と、異常な強さ。漸く確信できた。
>>分かるよ。俺もサッパリわがんね!
下は完全に脳みそが溶けているのでNG。幾ら脳筋タイプとは言えだからって脳味噌関係完全に無能、とかなるのは流石に避けたいですので。
「分かるのかい、マスター」
「――あぁ、日本人なら一度は自分の国の最強の剣士、として挙げる人だよ」
「最強の剣士……ですと?」
「異様に長い剣、
>――佐々木小次郎。宮本武蔵と並び、天下に名高い剣豪と称される一人。あの剣術の冴えも頷けるというもの。クラスがアサシンなのは気になったが、そんなクラスなど関係ない程に強かった。
「――ササキ、成程。日本の伝説の剣豪、ですか」
「我が国においては、剣聖と呼ばれてもおかしくない程の剣客、でございますね」
「そんな方がアサシンというクラスになっているのは、どうしてなんでしょうか」
「フォウフォーウ!」
あ、お三方お疲れ様。フォウ君も。
「お疲れ様。そっちは大丈夫だった?」
「はい、先輩。こちらには、そもそも敵が出てこなかったので……」
「出てこなかった?」
「はい。フォウさんなど、暇そうにあくびなどしてらっしゃいました」
呑気ですねー(RMNKNTY)
こっちに集中してたからそっちはあまり見れなかったけど、敵が一人も出てこなかったとは、こっちとは大分空気が違います。雑魚エネミーでも出て来ない仕様なんでしょうか。
「とはいえ此方としてはありがたかったですが。無事に陣地の設営、完了しました」
「ダ・ヴィンチ。通信状況はどうですか?」
『実に良好だとも! ベースを起点に、少なくともその特異点じゃ絶対に通信は途切れないよ。安心してくれたまえ』
通信が途切れないのは(探索が快適で)気持ちよくなっちゃう……ヤバいヤバい……しかしコレでようやくこの特異点で活動する準備が整っただけ、とも言えます。油断せず、確実にクリアしていきたいと思います。
と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
バックアタック警戒はFF経験者なら基本
追記:一部表現を修正しました。