FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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贋作逆襲画廊 ルーブル その四

 皆さんこんにちは、ノンケ(マリーガチ強火勢~アサシン~)です。

 前回は、漸くこの特異点を探索する準備を整えて、いよいよ探索を開始です。でも絶対にTUBAME殺しの大剣豪には会いたくないので慎重に行きましょう(敗北主義者) だってあんな強い相手に態々ぶつかる意味、あるんですか……?(電話猫)

 

「――フォゥ、フォーウ」

 

>楽しそうに、フォウが美術館の廊下を進む。オルレアンの時も、こうして特異点を闊歩していたのだろうか。しかし、フォウ程に、今の状況は楽しむことは出来そうにない。

 

『……回廊のような形状、で、窓から中心に見えるアレは、多分』

『中央、ガラスのピラミッド。カルデアのデータベースを探るまでも無く、あんなものが置いてある場所は、一つしか知らないよ』

 

>ルーブル。フランスに存在する美術館。フランスに所縁のある竜の魔女が作り出した特異点として相応しい場所だろう。

 

『ここがかの美術館を模した特異点だとするなら、ここはシュリ―翼、そしてこの先はドゥノン翼、と呼ばれるエリアだね』

「ドクター、何か反応などは見られないんでしょうか」

『それがその辺りはキッチリ対策されてあるみたいで……僕たちのサーチでは、有効な反応を見つけることは出来ていない。君達の位置が確認できる位だ』

 

 カルデアに小次郎さん侵入させたり、こうしてカルデアからの観測を弾くような特異点を構築してみたりと……間違いなく邪ンヌには相当なキャスターが味方として付いていますね。乙女思考で召喚したほんへとは違って、大分バランスを考えている(+114514点)

 

「となれば妨害をしているのは恐らくは……私と同じキャスターだと思われます」

「アレだけの強さのアサシンに加え、カルデアの観測を妨害する腕を持つキャスター、ですか。二人だけでも、十分脅威ですね」

『……二人だけしかいない、とは思えないね』

 

>佐々木小次郎の言っていた事を思い出す。自分の役目ではない。撃滅は他に任せる。キャスターは何方かといえば直接戦うタイプではない、と香子を見て知っている。となれば他にも何かしら別クラスのサーヴァントが居るのは、容易に想像できる。

 

「少なくとも、向こうの数は三騎以上は居る、と考えた方が良いかと」

「アレだけのアサシンが哨戒……となるとやはりより戦闘に特化した敵がいる」

 

>>デオンと同じ最優のセイバー、とかかな。

>>メドゥーサみたいに、強いライダーかも!

 

 露骨にサーヴァントを褒めていく……いやらしい……(風評被害) とはいえ何方の好感度を上げていくのかで色々変わって来るでしょうし、ここは慎重にひゃあ我慢できねぇ新入りのデオン君ちゃんだぁー!

 

「ふふ、最優か。そう言って貰えるとうれしいよ」

「確かに、白兵戦においては相当に強いセイバーであれば殲滅を任せられても不思議ではなさそうですが……私は前衛としては少々実力不足になるかもしれません」

「メドゥーサ様も白兵戦は、相当の腕だと思いますが」

「私の知っているセイバーと比べれば、私の白兵戦能力など霞みますよ」

 

 そのセイバーは間違いなく白兵戦能力においてはトップクラスの怪物だから比べる必要ないから……(良心) 何であんなん強いんすかね~も~(経験済み) そもそもメドゥーサさんがタイマンで敵わない方がおかしいからあんまり気にしないで、どうぞ(やさしみ)

 

「メドゥーサ殿は、ライダーとしての機動力を生かした遊撃の方が似合っているかと!」

「この狭い館内では遊撃も何も無いとは思いますが?」

「そうでもないさ。キッチリ内部構造を把握してからであれば……っと」

 

>先頭を行っていたデオンの足が止まる。少し微笑んでいた表情を引き締め、睨みつける先には……スケルトンが居る。しかし、冬木で見たそれとは、些か趣が違う。盾や長槍、紫の衣装などを身に纏って……変に豪華。それらがゆらりゆらりと、少し先の廊下をうろついている。

 

『ふむ、シュリ―翼のエリアには居なかったけども……?』

「アレは警備員のつもりなのかな?」

「さぁ……しかし、普通のスケルトンと違う以上は警戒した方が良いかと」

 

 ハントクエストで出てくるスケルトンキングとも違いますね、あのスケルトン。見た事がある気はするんですけど……何処だったか。俺の記憶は何時もガバガバ(自虐)

 

「……通過するまではやり過ごした方が良いかな」

「確かに、余計なリスクは負わずに済むのであればそれが一番ですね」

「ですが今の内に相手の戦力を減らしておくのも、間違いとは言えないかと」

 

>目の前の敵に戦いを仕掛けるか、それともやり過ごして、安全に抜けるか……何方にせよ必ずある程度のリスクを負う事にはなるだろう。

 

「私はアレの実力の確認の為にも一度は当たっておくのも悪くは無いと思いますが!」

「確かに戦力の把握は重要だからね、レオニダス王の言にも一理ある」

「ですが、あまり悪戯に戦いを仕掛けるのも、如何なものなのしょう……」

 

 積極案三、安定案三、でここまでで出遅れたホモ君に視線が向く、と。なるほどなるほど多数決でどっちに入れるかで変わるってって所ですかね。はえ―責任重大……

 

『……まぁ、何方になっても君に責任は無い、と思うよ? 多分だけども』

 

 ダ・ヴィンチちゃん気休めありがとナス! さて、ここでどうするかによって、この先の難易度が変わると言った所でしょうか。責任重大を遥かに超えてもう狂いそうですが頑張ってエンジョイプレイしたいです(極限の意思)

 ……さて、何方にするかですが。うーん、最近はお上品な上ばかり選んでましたし、久しぶりに蛮族染みた行動がしたくなってきましたねぇ!(一時的狂気) 下で行きましょうか折角ですし!

 

>>ここは戦力を温存したいところだねぇ。

>>サーチ&デストロイ、これ一択だろ。

 

「了解しました、では先鋒は私が勤めましょうか。一気に殲滅します」

「分かった、戦うんなら全力だ! 行くよ、マシュ!」

「はい! マスター!」

 

 という事でこの美術館二度目の戦闘です。ここでの敵ではスケルトンも出てきましたが、そのままでは芸が無いと装いを新たにしたんでしょうか。客を飽きさせない姿勢+114514点。その熱意にこたえ、全力で殲滅して差し上げましょう(サイコパス)

 

>最初に突っ込んだのはメドゥーサ。そのまま鎖の先の剣で二匹を串刺しにし足を止め、蹴りで彼方へと蹴り飛ばし、その反動で戻って来る。お手本のようなヒット&アウェイ。

 

「エネミー、此方を察知! 向かってきます!」

「レオニダスとマシュは防衛線を!」

「承知!」

 

>その防衛線の後ろには、デオン、そしてその更に後ろには援護体勢を整えた香子が悠然と立つ。数は居るが、決して強いと言えるような相手ではないようだ。ならば、問題は無いだろう。

 

 早速、四体くらいスケルトンが向かってきましたが、まぁレオニダス王とマシュのガチ防御を抜ける訳も無くにんじんしりしりされてますね。おーいい格好だぜぇ?(挑発) そしてメドゥーサさんの鎖で更に二体くらい首がポーン、と。良い格好だぜぇ!?(挑発)

 

「……私の援護は、必要なさそうですね」

「一応私も加わって来ようかな。マスター、どうする?」

 

>>あぁ、頼む。

>>メドゥーサが居るから大丈夫だと思うよ。

 

 実際メドゥーサさんを加えた藤丸君チームがゴリゴリ削って、もうスケルトン君達の数が悲しい事になってますしねぇ。力の差の在り方が当然すぎて難易度がナオキです……

 

「分かったよ。それなら僕はマスターの守りに集中しておこうかな」

「えっと、私は一応援護をしておきますね……あ、でも、ちゃんとお味方に誤射しないように当てられるでしょうか、はわわわわ……!」

 

 うん、やめておこうか香子さん。誤射ったりしたら普通に気まずくなりそうだしね。コレからの関係を平和に保つ為にも、余計な事はしないに限る。これは賢いホモの選択。ホモは賢いからね、仕方ないね(強調)

 

「しかし、あのスケルトン達予想以上にあっけなかったというか……」

「皆様が強い、という事ですよ。デオン様」

「いや、格好も、普通とは違ってたし。それだけだった、と切り捨ててしまえば、それまでだけど」

 

>そういう間にも、既にスケルトン達はマシュの盾で二体殴殺されている。何体が応援に来ているようだがそれもあまり意味をなさず、増えたそばから削られていく。心配し過ぎではないのか? と貴方は答えた。

 

「そうだと良いんだけど……」

 

 まぁ特別な格好とはいえ、スケルトンはスケルトンだった、という事でそこまで気にせずとも。それに邪ンヌって脳筋な所あるし、戦いは数だよ兄貴的な思考で兵隊を出している可能性も。まるでバーサーカーみたいな手してんな(戦略)

 ……ん? バーサーカー……スケルトン……あっ(察し)

 

「――■■■■■■■■■■■■!」

 

>その時だった。貴方達のいる廊下の、反対側の奥から鼓膜を突き破るような凄まじい方向が轟いたのは。それは純粋な……激昂の咆哮だった。

 

 今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました……!

 




何時から、邪ンヌがほんへの様に乙女思考でサーヴァントを呼び出していると思っていた?

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