FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆様こんにちは、ノンケ(牛君)です。エウリュアレと組ませませたい……組ませたくない?
前回は、大失態を取り返すために結構奮戦してました。取り敢えず、マシュとレオニダス王が合流してくださったので、何とか目の前のバーサーカーは撃退できそうです。帰↑ってこれたぁ〜 はっはっはっはっ! 生きてるぅ〜↑ 帰ってこれた〜!
「さぁ、来なさいバーサーカー!」
「これ以上は、私達が通しません!」
>目の前に、頼もしい盾が二人、立ちふさがる。その後ろで、息を整えなおすデオンに、貴方は急いで駆け寄った。パッと見る限り、何処にもケガはないようだ。
「私は大丈夫だ。それよりも君だよ。お疲れ様、マスター……スケルトン相手の大立ち回り、凄かったよ」
あ^~、デオン君ちゃんに褒めて貰えたんじゃァ^~、誇らしいんじゃぁ! これからも積極的に前に出ねぇか! いや、そんな事したらまぁた香子さんに怒られちゃうから、多少の自重もね?
「兎に角、マスターはお下がりを。後は、我々が」
「――そうですね。マスター狙いなどと、アサシン染みた真似をしてくれた礼は、しないといけないでしょうね」
>デオンに代わって、マシュとレオニダスの後ろに付いたのは、香子。そして、メドゥーサだった。先ほどとは違って、此方のサーヴァントは四騎、相手は一騎だ。バーサーカーは確かに強敵だったが、こうなれば遅れなど取らないだろう。
「康友悪いな、待たせた」
「フォーウ!」
フォウ君もバーサーカーをけん制(?)してくれています。さて、バーサーカーの出方はどうでしょうか。ここで決戦になるのか、それとも……
「■■■■■■■■■■■■……■■■■■■■■■■■■!!」
まぁ止まらないでしょうね。バーサーカーですし、良いでしょう。ここでバーサーカーを打ち倒せば、後が楽になります。強敵ですが、流石に負けはしないでしょうし……やりましょうか! じゃあ(敗北の味を)ぶち込んでや……ん……? あれ、なんか、沢山足音が聞こえるんですが、気のせいですかね?
「……な、なんでしょう、この音」
「一つだけではありません、相当に……! デオン殿!」
「方向は……奥からか」
>デオンの声に視線を奥へと向ける。そこから現れたのは……通路を埋め尽くすように現れる、スケルトンの大群だった。先ほどの兵士と違う粗末な装備の者、更に豪華な者。その種類は千差万別だ。
わぁキッツ!(素) 鬼みたいな物量で攻めてくるとか恥ずかしくないんですか!?(言い掛かり) とか言ってるうちに物凄い勢いで雪崩れ込んで来そうで……カルデアには伝統的な戦い方が存在するんですが、皆様ご存知ですか? それは……
「「「……」」」
『た、た、た、た、た、た!』
>>退却―!
当たり前だよなぁ!? あんなバカみたいな数相手できる訳ないだろ! 全員回れ後ろで全力で後ろに突撃! 追いつかれたらロストですよ! 風よりも早く走るんだよあくするんだよ!
「シキブは私が抱えます! 全力で離脱を!」
「ご、ごめんなさいメドゥーサ様、ご迷惑をおかけいたします!」
「任せた! マスターは私が! 舌を噛まないように気を付けてくれ!」
「先輩掴まって! 全力で離脱します!」
「殿……も必要なさそうですな! ここは逃げるが勝ちでしょう!」
>一種、理不尽なほどの数の暴力が一気に溢れ出す。アレに掴まれば、速攻であの世で過ごしている祖父や祖母の元迄送り届けて貰えるだろう。
寧ろ閻魔様の元への超特急、それ一。しかし、ギャグ調な雰囲気とは裏腹に間違いなくガチもガチな死の軍勢です。寧ろあれに追われている事が生きてる証拠だよ(意☆味☆不☆明) でも来ないで♡(正論)
「くっ、兎に角設置してある陣の近くまで逃げ切って、そこから仕切り直そう!」
「賛成です! 流石に陣があるの無いとでは違うでしょうし!」
「しかしこの数相手では焼け石、に……?」
っちょ!? メドゥーサさんなんで動き留めてるんですか!? 香子さんも担いでる貴方が止まるのはちょっと、マズいですよ!?
「め、メドゥーサさん!? どうして止まって!?」
「……マシュ、どうやら、もう止まっても問題はないようですよ。一切を飲み込む無敵の軍勢という訳ではないようです」
「えっ……?」
>言われ、全員が後ろを振り向く。あのスケルトン達が、ドゥノン翼と呼ばれているエリアから溢れ出してきている……と思われて居たのだが。アレだけの数の敵が、まるで影も形も残さず、何処かへと消えていたのだ。
『……どうなってるんだ? アレだけの数が、唐突に……?』
「追いかけてくれば、此方に大打撃を叩き込めるのも難しくは無い筈。だというのに、アレだけの数を一斉に退かせるとは。道理に合いませんな」
実際、ここらで結構疲弊させられる覚悟までしていたんですけれど……結構あっさり逃げ切れちゃったと言うか。あっけないというか。いや、戦いたかったわけではないんですけれども。でも、本当に何処にも影も形もありません。バーサーカーも追って来てません。どうやら逃げ切ったようです。
「わ、私達がこの……えっと……」
『シュリ―翼、かい?』
「そ、そうですダ・ヴィンチ様。そこに入った時には、まるで霞の様に」
>消えた、と香子は言う。追撃する機会だったというのに。普通なら自分達を侮っている、と貴方でも考えるだろうが。問題は、相手が狂化され理性の薄れた狂戦士だ、という事だ。
「バーサーカーが、獲物を一旦諦める、という理性を持ち合わせている、という事でしょうか?」
「そうは思わないね……となれば、道理に合わない行動をするのは、外因によるものだろう」
といっても、戦力が擦り減る前に逃げ出せたので実質的なセーフです(ガバ判定) 暫くは絶対に近寄ったりしませんけど(硬い意志) 少なくとも、なにかしらの情報が出てからじゃないと戦いたくはないですねぇ!
『……出なかった、訳じゃなくて出られない、とか?』
「出られない?」
『あのバーサーカーはドゥノン翼のエリアからは出られない。だからあの敵もシュリ―翼には雪崩れ込んでこない。単純だけど、魔術にはそういうシンプルな縛り、というか制限が意外にも多いんだ。クー・フーリンの犬のゲッシュの逸話とかね』
『まぁ正確な理由は分からないけどね。一例だよ。あくまで』
槍兄貴のゲッシュは単純すぎるってそれ一番言われてるから……一つ目と二つ目を責めて組み合わせたゲッシュにして?
『まぁ要するにピンチになれば仕切り直して逃げちゃえばオーケー! ってことなんだけど……』
「だからと言って、あの魔窟に無策で突入しても、また無事に済むとは思えない」
>奥に視線を向けるデオン。一見すれば普通に綺麗な床といくつもの古びた絵が並んでいるだけのエリアだが、その実は死の軍勢の闊歩するバーサーカーの支配地であるのだ。
あの狭い廊下であの軍勢を相手にする、というのは=死。アレを相手せず、バーサーカーだけを打ち倒すようなウルトラCを準備してイきたいところです。幾らこのゲームが鬼畜難易度になる事があるとはいえ、攻略できないクソボスは存在しないので……はぁ~……(クソデカ溜息)、どうしてこんなに僕を困らせるんですか(憤怒)
『……とりあえず、一旦仕切り直そう』
そっすね……(疲労困憊)
>ロマニの提案で、設置した陣地まで貴方達は戻って来た。
『うーん……最初のアサシン、そしてどうしてか知らないけどドゥノン翼から出てこないバーサーカー。彼らは間違いなく強敵だ。彼らとはまだ当たりたくないし、気持ちを変える為にも、別の場所を探索したいところだね』
「だったら上じゃないかな。ここは三階建てだ、残り二階に何もない、っていうのはちょっと無いと思うんだよね」
それはあり得ますねぇ! というか、七人の贋作英霊って言ってるのに確実に遭遇したのはまだ二人です。残り五人の姿は見ていません。キャスターの存在は多分確実だとは思いますが、名前すらわかりません。なんも分かってねぇじゃねぇかお前よオォン!?
「それがサーヴァントであれ、突破口の様な何かであれ、探さないという選択肢はありませんか。であれば」
>>目的地は二階。行こうか香子さん。
>>やろう。俺のキャスター!
くっせぇ!(ド直球) 俺のキャスターとか口説いてるんですかねぇ? 自分のサーヴァントに色目使うとか獣ですよ獣! 喋る汚物に成りたくないので上だよね(久しぶり)
「はい。マスター」
「先頭は私が勤めましょう。レオニダス、殿を」
「承知!」
という事で並びが決まりました。先頭メドゥーサさん、そして殿はレオニダス王です。なんかレオニダス王が殿を努めるのがお決まりになってますね。殿適正めっちゃ高いからしょうがないね。
「大丈夫です、マスターとやっさんは、このマシュ・キリエライトが必ず守り抜きます!」
「フォーウ!」
>マシュの頼もしい一言、それに反応したフォウの鳴き声に頷き、貴方と藤丸が号令を取る。二階の探索に出発だ、と。皆がオー、と返事を返してくれたのか、嬉しかった。
と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
まぁバーサーカー君は真っ向勝負じゃ先ず負けませんよ