FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(鬼武蔵)です。
前回は、キャスター撃破! いよいよカルデアの解析能力が仕事し始めましたが……今回もほんへとは若干違う方向に向かっているようです。ドラグーン・セイバーは強敵でしたね……(白目)
>竜の魔女は、英霊の贋作を創り上げていた。それが、どうしてなのか、何の意味があるのか……それを問われたダ・ヴィンチは、眉間にしわを寄せていた。
『……悔しいけど、分からない。見当もつかない。絵の贋作だけじゃなくて、英霊の贋作まで作るっていうのは……特異点を維持するだけの力があるなら、普通に英霊の一体も呼んでも不思議じゃないのに』
『贋作の英霊だった。恐らくは、マルタも、ビリー・ザ・キッドも』
このイベント最大の要、贋作英霊。本来なら、邪ンヌが執念と真作への怨念と若干の乙女心を込めて作り上げた、英霊のまがい物……の筈なんですが。彼らが名乗る名前はどれも乙女心とは正反対、と申しますか……寧ろ若干此方の男子的な厨二心が擽られると申しますか。
「贋作の役割、というか、贋作の使い道と言えば、古今東西本物と偽って売りつける金策と相場が決まっていますが……」
「英霊は……売れないと、思います。レオニダス様」
「フォウ、フォウ」
香子さんの言う通りなんだよなぁ……ウス=異本とかでの不思議時空なら兎も角、型月時空で英霊で商売なんぞしようもんなら、良くて封印指定、悪くて商品に惨殺されてデッドエンドでしょう。一転攻勢すら許されないと思います。
「となると……一番あり得そうなのは生贄、などでしょうか」
「め、メドゥーサ。流石にそれは、ちょっと血生臭い発想だと思うんだけど」
「そもそも、ここまで回ってきて彼らを生贄に捧げている様子などはありませんでしたし」
>どうにも、様々な意見は出ているが、どれもイマイチ答えだとは思えない。貴方も少し考えてみたが、そもそも頭を使う事は得意ではない。速攻で貴方は思考する事を諦めた。
ホモ君アホすぎぃ! うーん今までの脳筋プレイが完全に悪影響を与えてて草。
「取り敢えず、今はそれは置いておこう。兎に角、あの竜の魔女が贋作の英霊を作り、特異点を作り、何かを為そうとしている、それだけ分かってるんだ。方針は変わらず、竜の魔女の元へたどり着いて、彼女を阻止する!」
話がゴチャゴチャしてきた所で、藤丸君がスパッと纏めてくれました。流石ほんへで人理を成し遂げたお人。サーヴァント達のもめ事の間に入り込むなんて余程のコミュ強者じゃないと出来ませんね……!
「ここで足踏みする前に、先ずは行動! とりあえずは、それでいいかな!」
>>いいね、実に分かりやすい。
>>いいね。馬鹿にも優しい方針だ!
ホモ君に合ってるのは下だと思うので下を選んでおきましょうか(無慈悲) 更にホモ君の脳筋化が加速していく……の、脳筋化すればその分筋力に補正かかるかもしれないし……(僅かな希望)
「そうそう! 俺達に考えるのは似合わないんだよ」
「ま、マスター! 流石に考えなしというのは良くありませんよ!」
香子さんに叱られました……ホンマ、こういう大人しい人に叱られるのが、一番心に響くねんな。だけども同時に興奮する……興奮しない?
「香子さんの言う通り、考えるのを放棄する、というのは余り宜しくないかと、マスター」
「う、そういう積りではないんだけど……」
「けど、確かに考えてばかりで何もしない、というのも宜しくありません。今は行動をすべきという方針も、間違ってないと思います」
>賛同した貴方、頷いたマシュに続き、他の三人も一様に首を縦に振った。
「そもそも、先ずはあの一階のバーサーカーをどうにかしない事には、全階の満足な探索も不可能でしょう!」
「考えるにしても、目の前の問題を何とかしてから、ですね」
「問題を解決している内に、何かしらヒントも出てくるかもしれないし」
やっぱり皆、行動派なんすねぇ~(親近感) さて、後は香子さんだけですが……?
「はぁ……別に、行動するのが宜しくない、とは申していません。寧ろ、まず行動に移そうとするのは、マスターらしくて、宜しいかと思いますよ」
>そう笑顔で肯定してくれた香子。方針は決まった。先ずはこの特異点を全て探索しつくしそこで得られた情報を元に、改めて竜の魔女の目的について、考えを巡らせるのだ。
良しっ! という事で、次の目標は一階。バーサーカーに追い出されてしまってからいよいよ再チャレンジです。問題は小次郎がまたぞろ喧嘩を売って来ないかですが、その場合は取り合えず逃げる事としましょう。
『――方針は決まったようだね。良し。ここからは僕らも全力でサポートさせてもらうよ』
『万能の天才が一切仕事をせずに終わる、っていうのも癪だからね。早速仕事をさせて貰ったよ。そこの壁を見てくれたまえ』
>そう言われ、貴方達は壁にかかった絵に視線を向けた。
壁の絵……あ、オケキャスさんが描いてありますね。オケキャスさんが凄いニコヤカに笑っている周りには、崩れ落ちている男が何人も。(恰好が)犬だよ。ヨツンヴァインになってるんだよ。
『そこに書かれた壁画から、先程迄可笑しな反応が出ていた。驚くなかれ、だよ?』
『――君達、マスターの様な反応だ』
ドゥファッ!?
『正直、どうしてそんな反応が出てきたのかは分からないけど。ビリー・ザ・キッドは補強、と言っていたが、それどころの話では無かった、という事は分かった。そこにある絵は……サーヴァントにとってのマスターだ、要はこの特異点にサーヴァントを留める為の楔だよ!』
オ゛ロ゛レ゛ロ゛ル゛ラ゛ァ゛(大困惑ホモ) 待たんかいオイ!!
>全員が目を見開く。この絵が、サーヴァントを現世に留める為の楔だと、ロマニは言うのだ。マスターというのは、基本的に人間でなければ出来ないのではないのか?
『信じられないのも分かるけど……事実だと言わざるを得ない』
『アーチャー、ライダー、キャスターは正確にはサーヴァント擬きだ。既存の、ルール通りのマスターでなくても問題はないのかもしれないね』
(独自の)贋作英霊の設定がガンガン出てきてブルっちまうよ……!(戦慄) 絵が楔、だから取り外されると消滅する、と。ビリー君が消滅したのはコレを示してたんすねぇ……(感心) 成程。補強してたのは存在そのものだったんすねぇ(感心) してる場合じゃないんだろオラァン!?
「……じゃあ、この絵を破壊、もしくは外すことが出来れば?」
『敵サーヴァントは間違いなく消滅する、と思われる。彼らがそれぞれの階の特定のエリアに配されていた理由はこれだろう。その絵があった所から動けなかった、という事だよ』
>>じゃあバーサーカーにも、こういう楔の絵があるのかな。
>>バーサーカーは、あの場所から出てこなかった……って事は!
気付いてしまわれましたか……少なくとも、バーサーカーの攻略手段は確定しましたね。アレをマトモに相手するのは流石にちょっと馬鹿すぎるので、楽な道があるならそちらから確実に崩しに行きましょう。あ、選択肢は上だよね(今更)
「バーサーカーの弱点、見つけたね」
「正式な英霊としての弱点が、あるかもしれませんが。それを探すよりは、此方の方が楽そうですな!」
>バーサーカーの攻略手段は早速見つかった。カルデアの全能力を生かせる、というのがここまで頼もしいとは。間違いなくこの特異点で、カルデアのバックアップの重要性が身に染みて理解できた。
あぁ……(感激)やられたなぁこりゃ……(骨抜き) もうロマニ兄貴とダ・ヴィンチちゃんが居ないと駄目な体になっちまったよ……これからもめっちゃ頼っていきたい(小並感)
「流石です、ドクター!」
>>ダ・ヴィンチちゃんは凄いね!
>>万能の天才に不可能は無いなぁ!
やっぱりコレからお世話になるダ・ヴィンチちゃんを出来るだけ褒めたいので下で。
『い、いやぁ。それ程でも』
『ふふーん! だろう? もっと褒めてくれてもいいのだよ? 本造院君』
>強力なサポートがある。如何に竜の魔女の目的が不明だろうと、なんとかなる、という安心感があった。貴方達はその足を階段へと向けた。向かうは、一階。リベンジへ。
今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
邪ンヌはお年頃。