FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(暴走キャット)です。ニンジンを頂こう。
前回は邪ンヌの元へ、いよいよ侵攻ですが……五人のサーヴァントを撃退し、残るサーヴァントは恐らく三人。そのサーヴァントは、多分全員地下に居ると思います。というかあの音声で居なかったら詐欺ですよ詐欺!
>――地下への階段を下りた先に、その空間はあった。本来のルーブル美術館地下とは間違いなく違うだろう……そこには、床に散らばった無数のキャンパス、壁に散った絵の具、机の上に散乱する絵筆。巨大な、アトリエがあった。
「――これは」
「まさか、これ全部……?」
「見た所、百は間違いなく超えているかと思われますが」
こ、これ……嘘だよな?(確認) キャンパス全部に何かしら絵が描かれてるんですけどまさかこれも全部彼女が書いた絵、とか言いませんよね? そうに決まってんじゃん(冷静) 邪ンヌの闇を垣間見た気がします。
>キャンパスに描かれた絵は、稚拙な物から、既にプロ級のタッチになって居るものまで。千差万別だ。その中には、あのモナ・リザと酷似したような絵もあった。
「明らかに上に置かれていたモノより、遥かに数がありますな。書いて書いて、書いて。正に水面を美しく走る白鳥の如く、凄まじい努力をしていた、と」
「……敵とはいえ、この熱意に関しては感嘆の念を禁じ得ないよ」
いや、デオン君ちゃん。これに関しては熱意とかそういう生ぬるい範囲を遥かに超えてると思うんですが。ほんへじゃ、邪ンヌもここまで振り切れてなかったです。何が彼女をここまでさせたのか、ンモノか!? 金か!?
「――そうでも無いわよ。私にとっては、必要だった。それだけよ? 私の工房へようこそ。人理保証機関、カルデアの皆様?」
>その時だった。アトリエの奥から聞こえて来た……聞き覚えのある声が一つ。貴方達が目を向けた先に……彼女は居た。銀の髪と黒い鎧の少女……が長髪の女性の上に腰掛けていたのだ。一瞬、完全に皆が停止し……最初に声を上げたのは、立香だった。
「……えっと?」
「下のはただの椅子よ、気にしないでちょうだい。というか気にするな」
いや気にするなっていうのは無理だゾ……
めっちゃ恍惚な表情してる人が『オネエサマ……ハァハァ……』とか蠢いているのを反応するなとか、いやそんなん、無理だし……怖すぎませんか?
「……マスター、流石にコレを気にするな、というのは無理があるのではないか?」
「うっさいわよアサシン……バーサーカーと同レベルで完璧に仕上げられたのに、どうして性格はこんな事になったのかしらね!」
「それは拙者にも分からんなぁ。雑念が混ざったのではないか?」
「そりゃあ一人くらい私に忠実なしもべが居ればいいかな、とかは思ったけどこういう事じゃないわ!」
やっぱりほんへ通りじゃないか(確信) えー、という事で小次郎さんと、あの、下敷きにされたランサーさんと、そして邪ンヌです。はい。
>>……仕切り直そうか?
>>えっと、そういうご趣味がおありか? 竜の魔女殿?
一応、ほんへでも気を遣っては置いたので、上にかけますね……(思いやり)
「やめなさい、変に気を遣うのは。そういうのは逆に惨めになるから、本当に」
「そ、そうか。じゃあ遠慮なく……いやゴメンやっぱ無理」
「なんでよ!」
>竜の魔女たる彼女、オルレアンでは凄まじい暴威を振るった、ジル・ド・レェが生み出した願望の形足る彼女が……どうしてあんな凄い状態になって居るのか。ツッコミ所塗れのあんな光景を見て、どうやって話を進めろというのか。これには貴方も思わず同意。
流石のコミュ力EXの藤丸君ですらこれをスルー出来ず。誰だって美女が美女を椅子にしてたらそう思うんやなって……今この状況で一番冷静でいるのは、多分小次郎さんだと思います。
「……ったく、アレだけの試行錯誤を得て、漸くこうやって……本当に」
「あー、なんだ。カルデアよ。我が主が、どうして今こうして、現界しているのかは気にならないのであろうか?」
>そこに助け舟を出したのは、まさかの敵方の佐々木小次郎だった。流石に彼もこの空気は宜しくないと思ったのだろうか……とはいえそれは何でもいい。渡りに船とばかり、先ずはロマニが口を開いた。
『そ、そうだ。竜の魔女。君はあの時、オルレアンにて確かに消滅した筈だ。それがどうやってか、君はもう一度しっかりとした体を経てている。何を企んでいるんだ?』
ロマニ兄貴ナイスでーす(レ) このまま微妙な雰囲気になっちゃったら、(空気感が)糞だぁ……!(ド直球)
「……どうやってか、ね。一応私も、聖杯によって形作られた存在、並の英霊よりは強い霊基だったわ。特異点が修正されようと……残留思念の様になって残っている位には」
>それに乗じ、空気を変える為に竜の魔女が口を開いた。
いや、この空気はもうどうにもならない、やっぱり壊れてるじゃないか……(シリアス) あのランサーちゃんが居なければもう少しましになってたと思うんですけど、そうはならなかったんだよ……
「当然サーヴァントなんかにはなれない、ゴースト以下の残りカスだった……それでも私は諦めなかった。不安定なオルレアンの中で、私は僅かな可能性にかけて、必死に探したのよ……コレを」
「そ、それは……!」
>その手には何かの欠片。黄金に輝くそれに、貴方達は見覚えがあった。
『聖杯!? 聖杯だ! その欠片は!』
「オルレアンの聖杯の、ひとかけら。でも、これ一つでも弱り切っていた私の霊基を補強してこんなチンケな特異点を作る位は、訳なかったわよ」
という事でまぁ当たり前の様に出てくるイベント特異点特有の追加聖杯です。今回はオルレアンの聖杯から零れ落ちた、まぁ食べ残しみたいな物みたいですね。
「でもこの聖杯の欠片を頼りに、もう一度アンタ達にリベンジする……それは無理だって分かってたわよ。流石にね。だから、この特異点を使って準備をする事にした」
「準備?」
『その欠片を使って……って事じゃなさそうだね』
>ダ・ヴィンチの言葉に、竜の魔女は歪んだ笑みを返した。それは……どこまでも、屈するという言葉からは遠い、反逆してやる、という意思に満ち溢れた笑顔。
「当然。私は、私の力でアンタ達を捻じ伏せる。その為に、私は始めたのよ。贋作、そして英霊を理解する為の、私なりの試行錯誤をね」
すくっと立ち上がる姿は結構凛々しいんですが、反動付けて立ったせいか『オオゥ……オネエサマノオモミガ、ヒビク』とか悶えてるランサーさんのせいで全部台無しになってます。多分変態だと思うんですけど(名推理)
「見たでしょう? 私の贋作英霊達を……絵っていう一番分かりやすい贋作を用いて、創り上げた。アレは、私にとっての試金石」
「試金石、ですか?」
「そうよ……私が思う、『最強の英傑』を贋作の英霊として、聖杯の力を借りて、創り上げたのよ。最初は全然上手くいかなかったけど……最終的には六騎、私の理想の英霊を描き上げた!」
最強の英傑、あっふ~ん……(察し) そういえば、邪ンヌってあの水着をデザインした子でしたっけ。そりゃあ、アレも発症してて不思議じゃないというか。
「『
『そして?』
「コレだけの理想の英傑が描けるようになったのなら……理想の私だって、作れるようになると思わない? ねぇ? 自らを理想の姿に作り替えた、ダ・ヴィンチ様? 挑戦状、受け取って頂けて?」
それは兎も角、あの六人を創り上げたのは、別にあの病を満足させる為では無かったと。そしてこの会話……成程、色々不明だった部分が見えてきました。
「『竜の魔女』。私を、理想の形に……描いた贋作も、贋作英霊も、全てはその為の布石。そして、私は自らを改造し、そして遂に作り上げたのよ! 竜の魔女に相応しい私へと、
>足元から、焔が立ち上がり、その身を纏う……そこに居たのは、オルレアンで見た彼女とは些かデザインの違う、彼女。
「どう? カルデアのマスター! 私は
やっべ、めっちゃオルレアンの事覚えてる……ど、どうすんだコレ……とか言ってる場合では、ありませんね?(切り替え) どうやらほんへとは些か異なったやり方にて、邪ンヌは己を確立して見せたようです。
ほんへではありえないジャンヌの可能性を、一度生み出された存在だから、という理由で一点突破して現界していました……あれ? ほんへの方がヤバいやり方してない?
「マスター」
「――マシュ、これ以上の問答は無粋だ。要するに、ベストの状態に仕上げてからリベンジに来た、って訳だろ? 今回の特異点は」
>立香が、その熱に応える様に前に出て……その目の前に、一本の剣が突き立つ。見れば彼女が腰の剣を投げて寄こしていた。
「貸してやるわ。全力をもって、私を潰しに来なさい」
「……じゃあ、遠慮なく!」
藤丸君の装備欄が更新されましたが……あのーすいません、ステータス見る限り自分のバットの性能と大分違うんですけどそれは。まぁ藤丸君主人公だし、多少は贔屓されるのもあるでしょうが、ちょっと差が露骨すぎるんだよね(指摘)
全てのステータスがホモ君のバットの倍以上とかお前おかしいだろ?!(抗議)
「アサシン! ランサー! やるわよ、準備を」
「――承知」
「わかりました……」
あの、椅子になってた人が速攻ですっくって起き上がるのが怖すぎる。コマ送りみたいになってる(畏怖)
>二騎のサーヴァントを付き従え、ジャンヌ・ダルク・オルタナティブが堂々と歩みを進める。貴方は、立香と目を合わせ、共に声を上げた。
「マシュ! 戦闘準備!」
「はいっ!」
>>香子さん! 援護頼みます!
「っ、はい! 一息にて……書き上げましょう!」
さて、激闘開始と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。
邪ンヌの性格とスキルと諸々を生かすためにこんな感じに仕上げました。