FGORPG ノンケがエンジョイプレイ   作:秋の自由研究

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贋作逆襲画廊 ルーブル その二十三

 皆様こんにちは、ノンケ(剣術指南役)です。ろこもこ。

 前回は邪ンヌ相手にマシュちゃん香子さんが大活躍、藤丸君がカッコいい所見せて、ホモ君が救出されついでに遥か彼方に吹っ飛ばされた挙句メドゥーサさん達にめっちゃ『えぇ……(困惑)』みたいな顔されました。ホモ君だけダサい……ダサくない?

 

「……マスター、なにやってるんですか?」

 

>>ちょっと……香子さんの思いやりが、強かったんだよ。

>>お、メドゥーサさん丁度いい所に。俺を鎖でブン投げてくれ。思いっきり。

 

 選択肢どうした!?(困惑) いきなり九回裏みたいな終了間近の選択肢が出ちゃったんですが……でも楽しそうだからやっちゃおうかなぁ!(選択肢下)

 

「……はぁ? いきなり何を……ああもう、分かりました。思いっきり行きますよ」

 

 ツーカーで了承してくれるメドゥーサさんしゅき(しゅき) あ、ホモ君が鎖でグルグルされている(事実確認) 一気に動けなくなって……そしてハンマー投げの如くグルングルンと振り回して……いいよ、来いよ! 投げ飛ばして邪ンヌに!(鉄砲玉)

 

「そぉ、れっ!」

 

 メドゥーサの宅急便じゃオラァン! あ、ちょっと待ってダメージ受けてる!? いやでもそりゃあメドゥーサさんが思いっきりやればそうもなるわな(納得) しかし、なんかヘンテコな連携を生み出してしまいましたね。マスターの投擲攻撃……ありだな!(外道)

 

「――なっ!?」

 

>弾丸の如く飛び、それなりの威力でぶつかった貴方は、なんとジャンヌ・オルタを巻き込んでゴロゴロと倒れ込む事に成功した。サーヴァントに直接攻撃しても意味は無くとも、サーヴァントにぶん投げて貰えばそれなりの妨害にはなるようだ。

 

 その代わりダメージは深刻なんですけどね、初見さん(中ダメージ) マスターの体力と引き換えに敵サーヴァントを一定確率で怯ませる劣化ガンドって感じですかね。まぁこれはガンドと違ってホモ君の体力が続く限り使えるという特徴がありますけど。ホモ君頼もしいね、特攻して? イヤです……(諸刃の剣)

 

「な、なんか……ハゲが……急に……」

 

 ハゲハゲうるせぇんだよガキ(サーヴァント歴な意味で)のくせによォオン!? 死ぬ寸前まで痛めつけてやるからなぁ!?(カラ元気) ダメージも負ってる状況なのでサーヴァントの攻撃なんて掠っても死にます(切実)

 

「……ってまたお前かあああああああ!? さっきから徹底的に邪魔してくれやがって本当に、生かして返すかぁ!」

 

>>香子さん援護お願いします!

 

 一も二も無く香子さんにヘルプを求めるんだよ九十度(最敬礼) そして助けを求めた直後に援護が飛んでくるサーヴァントの鏡。直撃した邪ンヌが物凄い顔してこっちを睨んでますけど。コワイ!

 

「ご、ごめんなさいマスター! 助かりました!」

 

 妨害してなかったら一気に焼き払う積りだったからね邪ンヌ。皆を助ける為ならマスターの一人や二人使い潰すのも多少はね?(切嗣並感)

 

「ですが、どうして遥か彼方からマスターが弾丸の様に飛んで……マスター、お顔の色が悪いですよ、大丈夫ですか?」

 

 何でもないよー(すっとぼけ) さぁ気を取り直して邪ンヌ戦に戻りましょう。包帯も無いので体力回復は香子さんの宝具頼りですが、流石にマスターの中ダメージに使うなんてもったいないんだよなぁ……(マスターXの献身)

 

「ま、マスター!」

「お二人さん話は後で! 来るよ!」

 

>香子の手を引いて駆け出すそのすぐ後ろに、次々と黒い剣が突き立つ。明らかに此方を狙っている。先ほどから妨害に終始しているのが余程気に入らないのだろう。であれば……貴方は立香に視線を向けた。目が合ったのを確認し、そのまま視線でジャンヌ・オルタを指し示した。

 

「――(コクリ)」

 

>意図に気が付いたのか、立香がマシュを促し、そっとジャンヌ・オルタの背後に回り始める。狙いは、ジャンヌ・オルタに致命の一撃を叩き込む為の奇襲だ。自分がどれだけ視線を引けるか。

 

 ここは藤丸君とホモ君のスタンドプレーが光りますね。一々声で連絡し合ってたら奇襲も何もないので、誰にも伝えず、逃げるフリをしつつケツ振って相手の眼を引くぅ^~(囮作戦)のが重要です。

 

>その為には香子の協力が不可欠だ。貴方は、手を引いて走る香子に、出来るだけ小声で此方の意図を説明すると……香子は、重苦しい表情で頷いた。

 

「分かりました……ですが、あまり必要以上の挑発等は、やめておいた方が」

 

>>となれば香子さんの援護が必要だな。

>>となれば必要な分の挑発なら良い訳だな!

 

 お前遠回しに『危ないことしちゃダメよ』って言われてんだから素直に頼ればいいんだよ上等だろ!?(罵倒) なーんで、そこで『トランザムは使うなよ!』『了解! トランザム!』みたいな選択肢を選ばないといけないんですか(呆れ)

 

「は、はい。頑張ります!」

 

 よぉしいっちょやってみっかぁ!(カカロット) しかし、香子さんに足止めて耐えて貰う訳にもいかないし…………んそうですねぇ、やっぱり僕は、王道を行く、視覚妨害系ですかね。という訳で香子さん、オナシャス!

 

「……成程、冬木のランサーにやったように、ですか。しかし移動しながら、アレほどの術をというのは、すみません。難しいと思います」

 

 せやろな(納得) 香子さんは動かないタイプのキャスターですし、そもそも文系に体育会系みたいな真似させるのが間違いってそれ一。となると、別の手段を取る事になりますか……ありゅ?(困惑)

 

「――では! 私がその時間を稼ぎましょう!」

 

>その時、貴方達の眼の前に立ったのは、先程迄ランサーと戦っていたレオニダスだった。その姿を認めたジャンヌ・オルタはその顔を歪め……何かに気が付いたのか、その場所から距離を取る。ズドンという音と共に、そこに蹴りが突き刺ささったのは、その直ぐ後の事だった。

 

「流石に少し疲労したので、休憩を入れさせていただきました。申し訳ありません」

「メドゥーサ様!」

「まさか、ランサーが……? っ、二対一じゃ分が悪かったっての!?」

 

 ヒャア! お味方じゃぁ! しかも心強い前衛じゃぁ! ありがたやありがたや……ここはひとつ、反撃でもしねぇか! すっぺすっぺ。まぁ根流しレベルの範囲攻撃が出来るの向こうですけど(暗雲) とはいえこっちの人数が圧倒的に増えたのはまちがいありません。

 

「……もう少しだけ……ええい邪魔よ! 纏めて焼き払ってやる!」

 

 お、炎来ますか。でもレオニダス王の守りを抜けると……フォッ!? ちょ、レオニダス王前じゃないっす、上です上! 焼き払うとか言って上空に剣展開するとか(賢しさが)太いぜ。褒めてる場合か! アーッ!

 

「貰った!」

「甘いっ!」

 

>不意打ち……だったのだろう上空からの剣。しかしレオニダスはそれを一瞥もする事なく、あっさりと盾で払い除けて見せた。目を見開くジャンヌ・オルタに、レオニダスは油断なく盾を構えなおす。

 

「言葉で印象付けての不意打ち……しかし! その程度、私は生前幾らでも受けてまいりました! 不意打ちの際、視線を向けてしまうようであれば、まだまだ未熟!」

「な、に!?」

 

 レオニダス王カッケェ……! 正に古強者感じるんでしたよね(ゆうさく) というか、さっきまであんなに苦戦してた相手がここまであっさりととか、アレ。もしかして今、カルデアの最大戦力ってレオニダス王では……?

 

「やっぱり……いや、まだやるわよ! 私はぁ!」

「いいえ、これで決めます!」

 

>レオニダスへの不意打ちが不発に終わったその直後。香子が腕を振るい……ジャンヌ・オルタを中心に竜巻が巻き起こる。香子の全力攻撃、その中心に包囲された今、ジャンヌ・オルタは完全にその視覚を封じられたのだ。

 

「――今ッ!」

「はい、マスター!」

 

>ジャンヌ・オルタの死角に隠れ、機を伺っていた立香とマシュが突貫する。それに応える様に、貴方は竜巻の中にも聞こえるような大声で叫んだ。

 

>>メドゥーサ! 香子さん! 全力攻撃!

 

 こっちこっちー(囮) レオニダス王にメドゥーサさん。香子さんも居るこっちに視線を向けるのは正しい事だとは思いますが……残念ながらそれも悪手だ。悪く思え(KLN) さぁ竜巻が晴れて……こっち向いてるな!

 

「は、竜巻で誤魔化せると思った!? 丸聞こえよ!」

 

 ところがぎっちょん! そりゃあこっちが本命じゃないからねぇ!(瞳孔ガン開き) アルケーしゅき(大胆な告白)

 

「ここで……っ!」

「……ッ!? しまった、シールダー!」

 

>背後を振り向いた時には、既に遅い。全力で盾を振りかぶって突っ込んでくるマシュが居る。しかし、それでも諦める訳にはいかない、と一歩でも下がろうとしたところに……

 

「逃がすかっ!」

 

>下がろうとした方向から、立香が、その手に構えた剣を振りかぶって体諸共叩き付ける。その剣は、ジャンヌ・オルタが自ら手渡した剣。その剣を持って、立香はジャンヌ・オルタの動きを阻んで見せた。

 

「こ、いつぅ!」

「マシュ、いけぇええ!」

――やぁああああっ!

 

 スマッシュヒット! そういえばオルレアンでもお前マシュちゃんの一撃受けて沈んでなかったか?

 

「……ま、十分……か」

 

>盾の一撃をモロに胴体に受けて吹っ飛び、地面を転がるジャンヌ・オルタ。胴の鎧は砕かれ……そのまま、大の字になって動きを止めた。オルレアンと同じように、今一度、ジャンヌ・オルタは盾の一撃で倒れ伏したのだった。

 

 と言った所で今回はここまで。ご視聴、ありがとうございました。

 




天丼は基本

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