FGORPG ノンケがエンジョイプレイ 作:秋の自由研究
皆さんこんにちは、ノンケ(ゲーマーオーガ)です。ろこもこ。
前回、遂にジャンヌ・オルタを撃破。メドゥーサさん、レオニダス王を見せ札にしてマシュちゃんと藤丸君が攻め入る、結構贅沢な勝ち方ですよねぇ?(恍惚) これぞエンジョイプレイの醍醐味だな!
>――床に大の字になって倒れたジャンヌ・オルタは、立ち上がる事をしなかった。しかし黄金の光を発して居る訳でも無く、未だ警戒は解けない……その時、彼女から深い深い溜息が聞こえた。
「……あーもう! やめよやめ! 私の負け! ったく、ランサーとアサシンが時間稼いでる間に倒せなきゃ負けなのは分かってたわよ!」
あれっ、予想以上に潔い……やめやめって、無理かどうか分かんねぇだろ(塩を送る) まぁそれは冗談にしても、死んでも徹底抗戦するくらいの気概でくるかとおもったんですけど、意外と言うか。堕ちたフリしてるだけじゃねぇのかぁ?(疑心暗鬼)
『……随分と諦めが早いね?』
「あんまりにも無様に足掻くのは嫌なだけ。引き際は弁えて置くのよ、あの女と違って。ほら、持って行きなさいよ」
>その手から放り投げられたものを、慌ててマシュがキャッチする。それは……間違いなくあの聖杯の欠片だった。アレだけ大暴れしていた彼女からは考えられないほどに、まるでどうでも良いかのように、それはあっさりと此方の手の中に入った。
「え、えっと……」
「なに? 良かったじゃない手に入って。喜びなさいよ」
「いや、アレだけ、その。凄い大暴れしてたっていうのに……随分、あっさり渡すな、って」
「だから言ってるじゃないの。立つ鳥跡を濁さずって奴。嫌に諦めの悪い、醜い女にはなりたくないってだけよ」
邪ンヌってこんなに諦め悪かったでしたっけ……?(更なる疑惑) あのサバフェスを無数にループしてなおへこたれなかったあの邪ンヌですよ? こんな諦めが早いとか、何というか信じられるかっていうと……ナオキです。
>全員が、『本当か?』という視線を邪ンヌに注いでいる。相手が自分から降参をしたというのに、余りにも信じられないのは彼女が諦めが良いタイプには見えないからだろうか。
ナレーターにまで言われてて草ァ!
「ええい! そんなに暴れて欲しいなら徹底抗戦してやるけど!? それが嫌ならさっさと降参を受け入れなさいよこのスットコドッコイ共!」
>ガーッ! と旗を振り回しながらまくし立てるジャンヌ・オルタに思わず立香と揃って頷いてしまう。断ることが出来ない位の剣幕だった。これを断ったら、一体どんな風に自暴自棄になって大暴れするか分からない。
誰がデカい態度とっていいっつったオルルァ!! 興奮さしてくれるねぇ、好きだよそういう態度!(豹変) やっぱ邪ンヌはこうじゃないと……プレイヤーはねぇ、君みたいなカワイイ、子の、そう言う感情直球な感じが、大好きなんだよ!(大胆な告白)
『す、すまない! あれ、なんで僕謝ってるんだろう……?』
「アンタ等にリベンジする為にこの特異点を作った。でも負けたんだから、もうどうしようもないでしょうが! 私だってね、そんな絶対無理って事に立ち向かう程、馬鹿じゃ……」
『リベンジ、か。本当にそれだけかい? ジャンヌ・オルタ』
>その中で、さらにジャンヌ・オルタに向けて踏み込んだのは、ダ・ヴィンチだった。
『態々
「……何が言いたいの? 万能の英霊サマ」
『引っかかる部分が多すぎるんだよ。目的と行動で、一致しない部分が、余りにも』
それはそう(冷静) とはいえイベントの都合と言ってしまえばそれまでですけど、ダ・ヴィンチちゃんが言及するって事は、何が目的だ! ンモノか!?金か!? そんなもの今なんの意味もないだろいい加減にしろ!
『何か別に、君には目的があったんじゃないかい?
「……もしそうだとして、教える義理ある?
うわぁ……最後までこういう嫌がらせして来る辺りは正に邪ンヌだなぁ……お前らカルデアなんかに負ける訳ねぇだろオラァ! 馬鹿野郎俺達は勝ったぞお前!
「……それでも納得できないっていうなら、私の秘密を探り出して辱めでもしたら?」
「そ、そんな事はしない! 分かった、俺たちの勝ち! それで終了!」
>揶揄うような言葉に真っ先に反応したのは立香だったが、他の面々も流石にそこまでやるつもりは毛頭無かった。解決はしたのだからそこまで追い込む必要は無いだろう。その言葉にジャンヌ・オルタはニヤリと笑った。
「お優しいわね、カルデアのマスターちゃん? ……ま、禿の方はちょっと人相悪いし、こっちにしておいたのは正解だったかしら……」
「ん? 何か言った?」
「何も言ってないわ」
怪しすぎる(疑念+114514点) 小声とはいえテキストに出ちゃってるんだよなぁ……(プレイヤー並感) とはいえここでその事を聞く事はシステムの壁に阻まれて、難しいねんな……(諦観)
「それより、急いだら? その聖杯の欠片を回収したんなら、この特異点だって崩壊するんじゃない?」
『……ってそうだそうだ! ヤバいよ! 特異点が崩壊する! 急いでレイシフトしないと危ない! 直ぐにでもレイシフトするから準備を!』
あっ……話してる余裕なんて無かったやんけ!? ちょ、急ぎましょう! 崩壊までもう少しだぜ?あと1ミリだぜ?(厳しい現実) 因みに特異点から脱出しそこねてRTA再走を余儀なくされた兄貴姉貴も居るから気を付けよう!
「え、ちょ!?」
『全員居るか確認を!』
>>で、デオンが居ない……倒れてるゥウウウウウ?!
>>デオンが倒れてる! お昼寝してるのかな!?
えっ、なにそれは……(戦慄) 召喚して早々デオン君ちゃん消滅の危機!? い、いやキラキラしてないし大丈夫だとは思いますけど……
『本造院君落ち着いて! 大丈夫だ! 疲労して倒れてるだけだと思う! とはいえ立てそうには無い』
「デオンは私が回収して来ます」
「み、皆さん一か所に固まって! 急いで!」
>慌ただしく全員が動き出す。もはやジャンヌ・オルタについて何か聞いている余裕も存在しなかった。そんな此方を見て、ジャンヌ・オルタがにやにやと笑っている。
「必死ねぇ! ハハッ、その無様な姿見れただけで、この特異点作った甲斐があったってもんよぉ! 人理を守る砦が随分と必死こいて! 良い見ものだわぁ!」
『君、良い趣味してるねぇ……ったく、聞く気も失せたよ』
邪ンヌ凄いい趣味してますねぇ!(憤怒) こっちが右往左往してんのは楽しいかぁ~邪ンヌゥ! この子は多分愉悦部入れますわぁ……あれ? ほんへのオルタちゃんより邪竜の魔女してませんかこの子。
「あーあ! 良い物見せてくれた礼に、その剣はくれてやるわよカルデアのマスターちゃん。まぁ私が消えると同時に消えるけどねぇ! アハハハッ!」
「楽しそうだなぁ竜の魔女さんよ! まったく、オルレアンの時より随分と人間らしいじゃないか!」
>――その時、丁度貴方はジャンヌ・オルタの方向に顔を向けていて……それを見た。いや見てしまった、というべきか。立香の言葉の後、一瞬、笑みを引っ込めて……ほんの僅かに、照れたような顔をした彼女と……目が合った。物凄い睨まれた。
「……」
>>……
おう、喋るんだよぉ! というか、気まずそうに視線を逸らしてるホモ君が面白すぎる。あの強面が逆に面白さをバインバイン(ドラえもん) 宇宙を埋め尽くしそう(NBT並感)
>見てはいけないモノを見た。と、思って目を逸らしたが……余りにも視線が痛すぎる。見えてないのに視線が突き刺さっているのが分かってしまう。そして、その圧に負けてもう一度視線を向けると、口パクで、此方に何かを伝えている様に見える。
「(も・し・ば・ら・し・た・ら・あ・と・で・ぜ・っ・た・い・に・や・く)」
>聞こえた。自分は読唇術など使えないのになぜ分かるのか、なぜジャンヌ・オルタがそう言っているのか。あらゆる思考を投げ捨てて、貴方はただゆっくり頷く事しかできなかった。
ひえっ……迫力がダンチです。ちょ、ほんへより大分ハイスペックじゃありゃしませんか邪ンヌ。愉悦をこの時点で理解してたりとか、情緒面で相当に成長してます。本当にサーヴァント歴赤ちゃんサーヴァントですか?(困惑)
「デオンを回収して来ました。もうレイシフトを開始しても大丈夫です」
「あ、分かりました……って、どうした康友。顔青くして」
>>いや、なんでもない。
>>いいや……なんでも、ないんだ……
どっちにしても闇しか感じない回答にホモ君の悲哀を感じます。というか、藤丸君にはなんか乙女っぽい反応していたというのに……鯖タラシか? 鯖タラシなのか!?
こちとらサーヴァントとは基本的に シュバルゴ! 3人に勝てるわけないだろ! 〆鯖ァ! フル焼きそば! 馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前! でスマブラだってのに!(特攻野郎ホモチーム)
「そうか? その割にはなんか……おばさんに怒られた時みたいな顔してるけど」
『それじゃあレイシフト開始するよ! 誰も逸れて無いね!?』
「あ、はい! えーっと……大丈夫です、皆居ます!」
「――カルデアの……髪がある方のマスター!」
>圧力に屈した貴方を気にすることなく、レイシフトが始まる……その時、ジャンヌ・オルタが声を上げる。さり気なく自分をディスられて更に落ち込む貴方。その背を香子がさする横で、立香が声に応えた。
「いや、言い方をだな……なんだよ!」
「――待ってなさいよ」
「はぁ? 何を待ってろって……!」
>その声を最後に……貴方達は、黄金の光に包まれたのだった。
ロードカ……ットォ! ……の辺りで、丁度いいお時間になりました。今回はここまでとしましょう。実は私、なんとなく嫌な予感がしているのですが……まぁそれは次回となります。ご視聴。ありがとうございました。
一応、話全体が伏線擬きだったり。