「はぁ・・・」
大学を卒業した当日。何でため息をついてるかって?それは・・・
「柊くんっ♪」
「帰ろ。今日はどの家いく」
「わっ、私の家でもいいのよ!」
「柊!僕の家じゃないのか!」
最後の奴だけ特徴的なのはおいといて、全員女子。正確には、俺の彼女、だ。
「別に誰の家だっていいだろ・・・」
俺の名前は月島柊。傍から見ればハーレム状態だが、俺からしたら悩み事だ。おっと、こいつらの紹介がまだだった。
最初に言ったのは西宮紗由理。
つぎに言ったのは姫宮結菜、
さらに言ったのは白水百合花、
最後に言ったのは西条咲希。
合計4人。それぞれ順番にデレデレ、おっとり、ツンデレ、僕っ子。実際西条に言うと「子供じゃない!」って言われるが。
呼び方は紗由理、結菜、百合花、西条。名前で呼んだり苗字で呼ぶ奴もいる。
さて、「誰の家にいく」のところだが、大学の時から4人の誰かの家に泊まっていた。週4で誰かの家に、週3で自分の家。自分の家の方が少なかったのはともかく、今日は土曜日。前までなら自分の家にいたが、今は1人で暮らしのため土曜日でも誰かの家に泊まることになっている。
「それで、誰の家にするの」
百合花だ。まずそこから始まる。百合花の家は結構マシだ。そんなに気まずくないし、1人暮らしだから。心配ってのもあるし。
「百合花のとこかな。明日は西条の家でも行くか」
「そっかー。じゃ、明日な」
西条はそんなにショックを受けない。以外と天然だし。
百合花の家に着いた俺はいつもの百合花の部屋へ案内される。
「ん?」
いつも棚です見ないのだが、見てみると百合花と誰かが写った写真が飾られていた。ちゃんとフレームに収めてある。
「これって・・・」
「っ!」
百合花が慌てて隠す。すると棚に百合花の足が当たってその写真が落ちてくる。
「百合花!危ない!」
俺が写真が落ちないように持つと、ちょうど表になって持っていた。
それは百合花と俺で行った遊園地の写真だった。俺たちが高校2年の時に行った遊園地だった。もう5年前なのにきれいに飾っていた。このときは、まだ・・・
【白水百合花視点】
私が写真を取り返そうとすると、柊くんが写真を見たまま目から水を流していた。それは目薬でもなく、涙だった。
「・・・柊くん?泣いてるの?」
「えっ、」
気付いてなかったのか柊くんは目に手を当てる。
「・・・本当だ・・・なんで、俺、泣いてんだ」
「・・・・・・」
私は何で泣いてるのか分かった。4年前、高校3年の時、私と柊くんはある人に引き剥がされた。高校も別にされ、全く縁がなくなってしまった。それのちょうど1年前・・・
「百合花・・・」
「柊くん!」
私は抱きしめた。
「大丈夫。今はちゃんといるから。安心して」
「百合花っ!」
こうしたのは8年ぶりだろうか。最後に抱き合ったのは。これも、全部あの女のせい・・・
新しく始めたシリーズです。完全オリジナルで、二次創作ではないです。
この小説2期やった方がいい?
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いや、やめといた方が・・・
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是非やって!