戦姫絶唱BLACK SHADOW   作:ロヒシ&かづ えい子しょうゆ味

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皆様のおかげで無事に戦姫絶唱BLACK SHADOW Gがスタートできました。
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さて第2話ですが、今回はあおいさん視点のお話になります。
そのせいか話が少し短くなってしまいました。
気分的には4000文字くらいのつもりだったんですけど…f^_^;

今回のタイトルはスカイライダーのタイトルを参考にさせていただきました。
原作には無い能力なので受け入れられない方がいるかもしれませんが、ご容赦ください。



第2話 新たな力、改造人間空を飛ぶ

3ヶ月前、先史文明期の巫女フィーネと彼女を操っていた謎の邪眼によるルナ・アタック事件により、人類は未曾有の危機に陥った。

その危機を救ったのは、歌を力と変えるシンフォギア装者の少女と、仮面ライダー達だ。

彼と彼女達の活躍によって事件は解決したけど、世界は未だにノイズの危機に晒されている。

 

ノイズーー先史文明期の人間達によって作られた人間が人間を殺すために作り出した自律兵器。

位相差障壁により、人はノイズに触れる事はできず、触れたとしても炭素変換能力によって炭へと変えられてしまう。

それに対抗できるのが、歌の力で位相を調律できる力を持ったシンフォギア装者と、キングストーンという神秘の石を体内に宿した仮面ライダーだけだった。

 

日本政府は、本格的なノイズへの対抗手段を講じる為に世界に向けて、フィーネであった櫻井 了子さんが残した理論データ、通称『櫻井理論』を世界に向けて公開した。

そして今、私達は世界災厄であるノイズの対抗手段の模索の為に、米国の聖遺物研究機関『F.I.S.』の研究者であるウェル博士と共に完全聖遺物『ソロモンの杖』を岩国にある米軍基地へと輸送している。

そんな中で、私達が乗る護送列車をノイズが襲撃してきた。

多数の飛行型ノイズが襲いかかってきた為、私はソロモンの杖を持ったウェル博士と、護衛任務についている響ちゃん、クリスちゃんを連れて先頭車両へと避難する。

 

「回収されたこのアークセプター『ソロモンの杖』を解析し、世界を脅かす認定特異災害ノイズに対抗しうる新たな可能性を模索できれば……」

 

と、避難の最中にウェル博士が響ちゃん達にそう話しかけていると、クリスちゃんが悔しそうに拳を握りしてめた。

 

「そいつは…ソロモンの杖は、簡単に扱って良いもんじゃねぇ!…まぁ、あたしが言えた義理じゃないけどな」

 

彼女ーー雪音 クリスちゃんは、かつてフィーネの元でソロモンの杖を起動させてしまった事を悔やんでいた。

フィーネに騙され、謎の邪眼に取り憑かれていたとはいえ、自分のしてしまった事が許せないでいるみたい。

でも、そんな彼女を響ちゃんが手を握って励ます。

誰かと手を繋ぐ事で誰かと繋がりあえる彼女にしかできない励まし方だ。

急に手を握られて顔を真っ赤にするクリスちゃん。

そしてノイズに対抗する為、2人は聖詠を唱えギアを纏う。

2人が外にいるノイズと戦っている間、私はウェル博士とソロモンの杖を連れて先頭車両へと向かう。

通信機から司令達の会話が流れてくる。

今車両を襲っている飛行型ノイズは、明らかに何者か(・・・)に操られている。

だけど、ノイズを使役する能力を持つソロモンの杖はこちらにある。だとすれば、別の何かの力…?

そんな事を考えていると、衝撃と共に車両が大きく揺れる。

 

『クソッ、空を飛べるエクスドライブがあれば…』

 

飛行型ノイズに2人は苦戦しているみたいだった。

司令からの話ではどうやら硬い外骨格に覆われた飛行型ノイズが現れたみたい。

すると、私の耳にもう1人の声が聴こえてきた。

 

『クリスちゃん、デカイのは俺がなんとかする。2人はあおいさんやウェル博士の護衛に回ってくれ!』

 

力強い声と共にバイクの音が聴こえてきた。

 

「この音はいったい何ですか?」

 

と、ウェル博士が尋ねる。

 

「彼は、私達のもう1人の仲間です」

 

先頭車両に到着し、外の様子をモニターで確認する。

護送列車と並走する黒い影がそこには映っていた。

 

「まさか、あの都市伝説は本当だったんですね。シンフォギアとは違うノイズと戦える力を持った謎の黒い戦士……仮面ライダー!」

 

 

仮面ライダー。キングストーンという神秘の石を体内に宿し、シンフォギアと同様ノイズと戦う力を持った戦士だ。

巷では都市伝説のような存在となっている彼の正体は南 光太郎という青年だ。

光太郎君はこの世界とは違う別の世界から来た人間で、19歳の誕生日に兄弟同然に育った親友と共に暗黒結社ゴルゴムの世紀王となるべく改造手術を施された。

けど彼は脳改造の寸前でゴルゴムを脱出し、正義の戦士仮面ライダーとしてゴルゴムに立ち向かった。

戦いの中で、友を失い、家族を失い、沢山傷ついた彼はこの世界に来て色んな人に出会い、徐々にその傷を癒していた。

けど、運命の輪は再び彼の身を戦いに引き摺り込む。

彼は仮面ライダーとしてノイズから多くの人を守り、私達と共に戦ってくれた。

ルナ・アタック事件の後、司令はノイズと戦える力を持った彼を兵器利用する事を良しとせず、政府の官僚と交渉を続け、彼を二課の臨時メンバーに加える事で彼の人権を守った。

そして今、彼は新しい力を持って、私達と共に戦ってくれている。

 

 

『飛ぶぞロードセクター!モードチェンジ!』

 

ロードセクターのアタックシールドが展開され、そこからロードセクターが小型ジェット機に変形する。

ルナ・アタックの際、響ちゃん達だけを行かせてしまった後悔から光太郎君は私達にロードセクターの改造を依頼してきた。

そして、ロードセクターはジェットモードという新たな能力(ちから)を得た。

 

『スパークリングアタックッ‼︎』

 

バイクの時と同じように高速で飛行し、更に赤い弾丸となって飛行型ノイズを蹴散らすロードセクター。

その姿を見てウェル博士が…

 

「素晴らしい!コレが英雄の力か!」

 

と、何やら興奮していたけど、私にはその姿がどこか危ういものに見えてならなかった。

だから、彼がボソリと呟いた声も聴こ逃してしまっていた。

 

「コレが、月と並ぶ太陽のキングストーン(・・・・・・・・・・・・・・)の力……」

 

 

 

無事にウェル博士とソロモンの杖を岩国基地まで護送した私達は、その足で東京に戻る事になった。

今日は翼さんが世界に向かって羽撃く記念すべき日だ。

だから、司令の計らいでヘリを飛ばせてもらい、ライブに間に合うと分かった響ちゃんは大興奮だった。

そんな中、岩国基地が突如として爆発をあげた。

ノイズの襲撃だった。

すぐさま響ちゃん達が対処に動いたけど、ウェル博士とソロモンの杖は行方不明となってしまった。

 




次回予告

世界に向けて宣戦布告したマリア。
翼はテレビカメラの中継のせいでギアを纏えずにいる。
夢を捨てるな翼、お前の歌は戦う為の歌などではない!顕現、天羽々斬!

そして遂に、新たな敵が翼達の前に姿を現した。

次回、戦姫絶唱BLACK SHADOW G
第3話 『迫り来る牙!もう1人の改造人間』お楽しみに!

現時点でのヒロインは?

  • そりゃあ、あおいさんでしょ!
  • 何を言う、クリスに決まってる!
  • だからふらわーのおばちゃんだって!
  • 他の人はヒロインに昇格しないの?
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