戦姫絶唱BLACK SHADOW   作:ロヒシ&かづ えい子しょうゆ味

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前回、投稿した後に気づいたのですが、光太郎が友里さんのことを『あおいさん』ではなく『友里さん』と呼んでいるというまさかのミスをしてしまいましたf^_^;
えい子氏、自分で書いた話なのに久しぶり過ぎてその部分忘れてたみたいです(笑)
さて、今回はライダーの特訓の成果が披露されますが、おそらくみなさんが考えている通りの展開になると思います。たぶん…
当然ですが、今回は戦闘シーンで『仮面ライダーBLACK』がBGMで流れています(笑)

コメントなどいただけたら嬉しいです!


第13話 炸裂、新必殺技!

カ・ディンギル跡地にて俺とゲドリアン、響ちゃん達とノイズの交戦が始まった。

響ちゃん達はノイズが相手だから大丈夫だろう。ウェル博士が何か罠を仕掛けていない限りは。

問題は俺の方だ。

 

「シャァァァァァッ‼︎」

 

ゲドリアンが爪で俺の身体を切り裂こうとするのを受け止める。奴の攻撃が重いため、衝撃で後ろに吹き飛ばされそうになるのをなんとか堪え、俺はゲドリアンのガラ空きの腹部に蹴りを放つが、それを察して後方に飛び跳ねて躱されてしまった。

 

「ほぅ〜オレ様の攻撃を受け止めるたぁなかなかやるじゃねぇか!だが、コレならどうだ!」

 

ゲドリアンが素早く飛び跳ね、その姿が見えなくなる。

俺はマルチアイを使って奴の姿を捉えようとした。その時、脳裏に風鳴さん達との特訓での事が蘇った。

 

シミュレーションで、俺は何度もゲドリアンの素早い猛攻を防ぐ事ができなかった。

姿が見えなくなった奴の動きをマルチアイで捉えようとすると、その前に攻撃を喰らってしまうんだ。

そんな俺に風鳴さんが言った。

 

ーーライダー、君は改造人間であるが故にその性能に頼ってしまっている傾向がある。良いか!ゲドリアンの素早い動きを目で追おうとするな!奴の気配を身体全体で感じ取るんだ!俺の大好きな映画でもこう言っている『考えるな、感じろ!』とな!

 

その言葉を思い出し、俺は目を閉じて意識を集中させる。

 

「ヒャヒャヒャッ、どうしたライダー?もう諦めちまったかぁ?なら、死ねぇぇぇぇ‼︎」

 

俺は向かってくるゲドリアンの殺気を感じ取った。

 

「そこだぁぁ‼︎」

 

「グハッ‼︎」

 

ゲドリアンの攻撃を躱し、奴の背中に蹴りを放った。

 

「ば、バカな⁉︎なんでオレ様の攻撃が……!」

 

攻撃を躱され、さらに俺の攻撃を喰らった事でゲドリアンは動揺していた。今がチャンスだ!

だがその瞬間、地面が大きく揺れた。

何が起きたのかと辺りを見ると、地面から巨大な怪物が姿を現し、響ちゃん達に襲い掛かろうとしていた。何なんだアレは?

 

「ネフィリム⁉︎ウェルの野郎何考えてやがんだ!」

 

謎の怪物を見てゲドリアンが混乱している。

俺はその隙を逃さなかった。

ベルトのキングストーンに意識を集中させ、光を発生させる。

 

「キングストーンフラッシュッ‼︎」

 

その光を手の平に集中させ、シャドームーンが作り出したと同じ光球を形成する。

 

「それは、まさか…!」

 

「トァッ!」

 

光球を空に向かって投げると同時にジャンプし、空中でボレーシュートを放った。

竜介さんの必殺シュートでもあり、かつてウルトラクォーツを使ってハサミムシ怪人の腕を吹き飛ばした『リュウシュート』だ。

 

「バカめ!シャドームーンの技がオレ様に通用すると思ってるのか!」

 

不敵な笑みを浮かべたゲドリアンが光球を最も(いとも)簡単に打ち返してきた。

 

「ヒャーッヒャヒャヒャッ!残念だったなぁ!」

 

「待て、油断するなゲドリアン!」

 

シャドームーンがそう言うと同時に俺は再び高く跳び上がり、空中で身体を捻る。 

そして、打ち返された光球向かってオーバーヘッドキックを放った。

コレが風鳴さん達との特訓で編み出した新たな技。その名も…

 

「ライダーシューッ‼︎」

 

「な、何だと⁉︎グァァァァァッ‼︎」

 

ライダーシュートをモロに喰らったゲドリアンが吹き飛ばされる。

そして俺は攻撃の手を緩めない。

バイタルチャージをして再び跳び上がる。

 

「ライダーキックッ‼︎」

 

刹那…

 

「シャドーキックッ‼︎」

 

シャドームーンの放ったキックが俺のキックを弾き返した。

そして、倒れたゲドリアンを守るようにして俺の前に立ち塞がる。

 

「シャドームーン、お前……」

 

「馬鹿者が。アレほどライダーの事を甘く見るなと言っただろう。後は俺がやる。お前は下がっていろ」

 

ゲドリアンの方は悔しそうに拳を握りしめているみたいだが、ダメージが大きいのか立ち上がる事ができないみたいだ。

 

「流石だなブラックサン。あの新しい必殺技…俺のシャドーシュートへの対抗として編み出したのだな」

 

嬉しそうにシャドームーンが言う。

そう。新必殺技を編み出す特訓をしていた際に風鳴さんに試したい技があると言ったのがリュウシュートだった。

ゲドリアンも脅威だけど、シャドムーンの新必殺技であるシャドーシュートも打ち破らなければならない。

だから俺は、シャドーシュートを打ち返す技を編み出した。

それがさっき放ったライダーシュートだ。

自分で光球を発生させ、それをリュウシュートで打ち込む。

万が一外れたり、防がれたとしても、さっきのようにオーバーヘッドキックで再び相手に打ち返す。

これによって、スピードと威力は倍になり、尚且つ相手の虚をつくこともできる。

コレでシャドムーンも迂闊にシャドーシュートを放てなくなるはずだ。

しかし、シャドムーンは嬉しそうに笑っている。

まるで、俺が対抗手段を編み出したのを喜んでいるようだ。

 

「フッフッフッ、それでこそお前は俺の永遠のライバル。越えなければならない壁だ!」

 

「信彦、俺はお前とはもう戦いたくない!ここはゴルゴムのいる世界じゃない。俺達が争う必要なんてどこにもないんだ!それどころか、月が地球と激突するかもしれないんだろ?俺達が今するべき事は戦う事なんかじゃなく……」

 

「待て、光太郎!」

 

シャドムーンが俺の言葉を遮り、俺の背後を指す。

そこに視線を向けると、身体がドス黒いオーラに包まれ、叫び声を上げている響ちゃんの姿があった。




次回予告

ウェルの凶行により暴走してしまう響。
それを見たマリア達の心に思うものは何か。
ネフィリムを蹂躙し、暴れる響を救うべく、あの男が立ち上がる。
その時、不思議な事が起こった。

次回、戦姫絶唱BLACK SHADOW G
第14話 『もう一つのキングストーン』お楽しみ!

現時点でのヒロインは?

  • そりゃあ、あおいさんでしょ!
  • 何を言う、クリスに決まってる!
  • だからふらわーのおばちゃんだって!
  • 他の人はヒロインに昇格しないの?
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